東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

子供工作用の小型ICラジオの試作(2/x)

2016年06月15日 | 古ラジオ修理工房

 この秋に子供達に作ってもらおうと思っているICラジオの試作をしています。ラジオの一番重要な回路が同調回路です。同調回路は同調コイルとバリコンから構成されます。まずは基板は高価なため使いません。板に打った銅釘に電子部品を取り付けました。次々に電子部品を取り付け、同調コイルとして安価な200μHのコイルを取り付けました。しかし、これは失敗でした。

   銅釘に半田メッキ      バリコンなどを取り付け     各電子部品を取り付け
  

 同調コイルはバーアンテナではないため、電磁波を拾いません。そのため、アンテナ線を取り付けてみました。すると、Signal Generatorからの1MHzの電波をかすかに拾いました。しかし、選択度がさっぱりです。今後は、小型バーアンテナで試作しようと思います。
 今回のことで、安価にラジオを作ることはなかなか大変なことだと分かりました。今回のラジオは、電池BOX 30円,IC 25円,0.1μF 10円,0.01μF 10円,220μH 10円,1kΩ 1円,100kΩ 1円,セラミックイヤホン 180円,バリコン 240円,ダイヤル 60円です。セラミックイヤホンとバリコン関連だけで460円もかかります。同調回路をμ同調にすればバリコンは不要になりますが、難しいところです。 

             今回試作してみた安価なICラジオ

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