東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

子供工作用の小型ICラジオの試作(3/x)

2016年06月27日 | 古ラジオ修理工房

 その後、ICラジオの部品や配置を変えながら、一番良い構成を検討し続けています。まず、選択性の改善として、バーアンテナのコイルから中間タップを取り、ICの入力側に接続するのです。すると、だいぶ放送局が分離して聞こえるようになりました。受信範囲をSGで測定してみました。すると、低い方は510kHzで問題ありません。ところが、高い方は2MHzでした。

   中間タップをICに    低い方、510kHz       高い方、2MHz
  

 さらに、出力側のコンデンサ0.1μFは0.15~0.2μFにした方が発信が少なく安定することが分かりました。なお、音質は良好ですが、音声出力が小さいためセラミックイヤホンでは、小さな音でしか聞こえません。1石追加して増幅した方が良さそうです。このICラジオ、ストレートのため電波の強弱がそのままです。まだまだ改善点があります。

        選択性が改善されたICラジオ、まだまだ改善要

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