東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

だいぶ遅くなった硬質トウモロコシの種まき

2016年06月14日 | 野菜:果菜

 このところ何やかやで、トウモロコシの種まきがすっかり遅れてしまいました。去年は5月末に種まきしましたが、いくらなんでも6月中旬までには種まきをしなければなりません。種まきの基準の一つに夏至があります。夏至を過ぎると日中の時間が短くなり夜の時間が長くなります。植物はそれが分かるようで、7月を過ぎた頃に一斉に花を咲かせて種を付け始めます。例えば稲がそうです。

         草が生えた畑をトラクターで耕し、トウモロコシ畑に


 最初、低い雑草が生えた畑をトラクターで一気に耕してトウモロコシ畑にしました。耕耘機で丁寧に時間をかけて耕したいところですが時間がありません。効率良く耕せるトラクターを使いました。トウモロコシ畑が出来上がると、去年採種したトウモロコシの穂から種を取り出しました。手で強く握るようにして種をボロボロと外しました。
 次に、畝幅が1mになるように巻き尺を引きました。そして、30cm間隔で一つの穴に2,3個の種をまきました。背をかがめての種まきなので、そのうち腰が痛くなりました。1週間後頃には芽が出ると思います。

  種をボロボロと外す     かがんで丁寧に播種    一つの穴に2,3個の種
  

 私が毎年種をまくのは硬質トウモロコシです。いわゆる昔よく食べた硬いトウモロコシです。種がよく出回っているスイートコーンではありません。硬質トウモロコシは、あまり美味しいとは言えませんが、焼いて食べるか、粉にしてコーンスープにして食べると美味しいです。
 私は、トウモロコシに肥料は与えますが、農薬はいっさい使いません。そのため、毎年のようにトウモロコシの害虫であるアワノメイガに食害されます。それでも何とか一定量を収穫できています。去年は11月上旬に収穫しましたが、今年はちゃんと育って収穫できるでしょうか。

          種をまき終わった硬質トウモロコシ、腰が痛い!

コメント
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