東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

2回目藍の植え付け、オートミールの刈り取り

2016年06月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先月植え付けた藍の苗が順調に育っています。とは言え、苗の半分ほどは虫に食べられて枯れてしまいました。そして、こうなることを予想して再度種をまいて苗を育て、その苗を今回畑に植え付けました。

           先日植え付けた藍の苗、だいぶ大きく成長


 私はあまり農薬を使わないので、野菜にしろ花にしろ虫によく食べられます。虫に食べられるとがっかりすると同時に、怒りの気持ちが沸き上がってきます。しかし、私は農家ではありません。3割程度は虫や小鳥に食べさせてあげるという優しい気持ちになると、あまり怒りもおきません。それが農薬を使わない精神的なこつだと思います。

  再度育てた藍の苗       苗を数束引き抜く      苗1本ずつを移植
  

 さて、前回と同じように、藍の苗を1本ずつ畑に移植しました。巻き尺を利用して、30cm等間隔で植え付けました。このうち、数本は虫に食べられて枯れてしまうでしょうが、残りは元気に育ってくれると思います。7月から10月にかけての、4ヶ月で葉がだいぶ茂ると思います。その葉を収穫して生藍染めにしようと考えています。そして、冬の間に来年用の種を取っておこうと思います。

   30cm等間隔で植え付けた藍の苗      植え付け後、ジョロで水やり
 

 ところで、小麦や大麦は刈り取り済みですが、オートミール(裸性燕麦)はまだ刈り取りしていませんでした。麦の中で熟すのが一番遅いため、毎年この時期に刈り取りをしています。雨が降りそうな天気になったため、今回は稲刈機を使って手早く刈り取りをしました。刈り取った穂は、農作業小屋に干しました。

    雨が降りそうな天候のため、稲刈機で手早く刈り取りしたオートミール

コメント
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