湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

マッチがいなくレアもの

2013-06-10 18:15:10 | あんな物こんな物


昨日の『ブックカーニバル in カマクラ』のトークイベント「本談会」、沼田元気さんと難波里奈さんの回に参加。
僕の愛読書でもある、難波さんが書いた「純喫茶コレクション」(パルコ出版 1,600円+税)という本の装丁を沼田さんにお願いしたという縁での楽しいお話があった。想像通りの素敵なお二人、とても楽しい時間をいただいた。

しかも、お土産までいただく。写真のマッチは、かつて喫茶店につきものだったということで、沼田さんが以前連載していた「東京人」という本の販促用にわざわざつくってもらったというもので、参加者全員にプレゼントされた。手にするだけで懐かしい。
純喫茶にひかれるのは「消え行くものへの郷愁」だけど、「自分自身も消え行く者だからこそ、その思いが強いんです」と沼田さん。
マッチも役割を終え消え行くものではあるが、1本するごとにポッと出る炎はひときわ郷愁を誘うのである。


「裏はつげ義春さんと水木しげるさんにお願いした。レアものだからってネットオークションに出さないでね」と笑っておられた。


さっき本棚を見たら、沼田さんの本『ぼくの伯父さんの東京案内』(2000年 求龍堂 1,800円+税)、『横浜おでかけガイドブック』(2002年 青山出版社 1,980円+税)、『鎌倉スーベニイル手帖』(2007年 白夜書房 2,500円+税)も出てきた!どれも驚くほどスゴイ本です。

天書

2013-06-09 18:19:18 | あんな話こんな話


もうかなり前にネットで探したのになくて、そのうちすっかり忘れてしまっていた本に、バッタリ出会える幸せ。
しかも、激安(笑)、そしてかなり良品。
古本市はよかったけれど危険だ。あれもこれも欲しくなってしまうぞ。

今日の由比ヶ浜通りは、『ブックカーニバル in カマクラ』のチラシを手に歩く人、多数。由比ケ浜と長谷の公会堂もレトロな建物も素敵だった。ここに大手を振って入れるだけでも嬉しい。


エイっと行ってみよう!

2013-06-08 17:55:07 | B食の道


一度は行ってみたいお店。
いや、一度行ったんだけどまだ開いてなかったお店(笑)。
ここですね。

以前は何のお店だったかな。いつのまにかこんなお店になっていた。
メニューの片っ端から食べてみたい!と思える魅力的なお店だ。
といいつつなかなかタイミングやら何やらで。
幸せはあんがい近くにあるようだ。

箱から飛び出した押し寿司

2013-06-07 20:31:19 | B食の道


よく前を通るのだが、初めて入店した。駅弁や駅そばの『大船軒』が直営する『茶のみ処』だ。
昭和6年築というレトロな造りの本社1階にある。もともとは取引先と商談する部屋だったそうで、2011年に開店している。
『茶のみ処』というだけあってドリンクメニューが中心のようだが、名物の駅弁「鯵の押し寿司」をお皿に盛ったスタイルでいただけるうれしいお店だ。



僕が頼んだのは「鯵と小鯛の押し寿司五貫」(650円)。この方は「伝承 鯵の押し寿司」(800円)を。
箱の中にギュッと詰まっていないので、見た目は「押し寿司」ではなく、ふつうのお寿司というイメージ。でも、味はいつもの駅弁と一緒でおいしい。小鯛は初めてだけど、こちらも歯ごたえがあってうまい。途中、伝承と小鯛をトレードして食べてみたが、魚自体もグレードも異なるはずだがよくわからない。
ま、酢がよけいに効いている押し寿司は大好きだからいいか(笑)。

いずれも「工場の出来立て」だそうで確かに新鮮だけど、押し寿司って少し時間を置いた方がウマイという話を聞いたこともある。どうなんだろう?
ま、たいした問題じゃないか(笑)。

おばちゃんたちのグループが出て行った後は他にお客もなく、レトロな店内をじっくり楽しむことができたしね。

「鎌倉モダンカレー」(900円)もおいしそう。それに「仙台黒毛和牛ハンバーグ膳」(1,000円)なんていうメニューもあるぞ。おっと、こちらは「料理長お奨め」と書いてある。工場長ではなく、料理長もいるのかな。
でも、鯵の押し寿司は間違いなくおいしいので、ま、いいか(笑)。








かまくらエピソード

2013-06-06 22:47:06 | ぶらかま


「関東大震災の時、この社はあの先の道路の所まで滑っていったのよ」
社の前で参道の方を見ていたら、突然知らないおばあさんに話しかけられた。
「それをみんなでここまで戻したのよ」
すごい話だなぁ。確かに、神社やお寺の社って土の上にのっかっているだけだからズレるって話は聞いたことがあるけど、数十メートルとは。
こういうエピソードは地元の人に聞かないと出てこないのだ。
といっても、こっちから聞き出したわけじゃないけど(笑)。

それにしても、今日はなぜか知らないおばあさんに声をかけられたり、訪問先でワンちゃんにメチャメチャ親睦を深められたりだったなぁ。

扇風機旋風を

2013-06-05 20:29:42 | あんな物こんな物


今の電車はもれなく冷房がついているし、一部はご丁寧に「弱冷房車」になっていたりする。
でも、昔はエアコンなんてなくて扇風機しか付いていなかったんだよね。いま思えば、よく我慢していたなぁ(笑)。
少しずつ冷房車が導入され始めたのは高校生のころで、夏の暑い日には「冷房車来い、冷房車来い」とひたすら祈ったものだ。

いまでもときどき扇風機付きの電車に乗り合わせることがある。この江ノ電の車輛もそうだ。もちろん、この車輛にも後から冷房装置を搭載したんだろうけど、その名残なのでしょうね。でも、冷風を扇風機がかき回すのは、なかなか効果的ではないだろうか。
というより、やっぱり目で見えるとよりいっそう涼しそうに感じるんだよね。

電車の天井や壁面にも扇風機復活を!


昨夜、日本のW杯出場決定にわいたけど、韓国vsレバノンのゲームにハン・グギョン選手いきなりのスタメンだったそうな!

勝ち取ったドロー

2013-06-04 23:00:44 | 湘南ベルマーレ


攻めながらクロスが吸い込まれてしまうアンラッキーは82分。
こういうゲームって、ほとんどそのまま決まってしまうものなんだけどね。
攻め続けたからこそ呼び込めたラッキー。この間までのようにバックパスばかりしていたら訪れることはなかったはず。前へ前へ向かった末に勝ち取ったドローである。

出場が目標だったわけじゃないと選手たちの顔には書いてあったけど、とりあえず祝・ブラジルW杯出場!

写真はサムライブルーの海、そしてブラジルへ続いているということで。

昇龍門

2013-06-03 19:53:22 | B食の道


妻がママさんバレー仲間と一緒に、半期に一度のアメ横詣でだというので、一度は食べてみたいのにいつも混んでいて叶わなかった餃子を持ち帰りで頼んだ。
ただし、並んでまで買わなくていいよと条件付きで。
ガード下にある『昇龍』というお店の通称ジャンボ餃子(4個450円)である。

相変わらず店内は混んでいたようだが、持ち帰りのコーナーの待ち人はゼロだったそうだ。
そこで2皿お願いすると、おばちゃんはその時点から包む作業をスタートさせたという。売れるのわかっているのに、作り置きはしないんですね。
その手際を眺めつつ待っていると、ふと背後に人の気配を感じた。振り返ると、なんと自分の後ろにいつのまにか7~8人の列ができていたそうだ。会計を済ませ帰り際に数えたら10人に増えていたらしい。すごい!

これ、作り置きしないところがポイントですね。
作るパフォーマンスを見せながら人を呼ぶ(列ができる)・・・どこかで見たなぁ・・・あっ、あの『銀ダコ』スタイルじゃん。やるね!

さて、お味の方だが、わりとさっぱりしている印象。あれほど長くはないものの、これくらいの迫力なので、さっぱり系のほうが飽きずに楽しめていいのかもしれないな。ただ、白いご飯をおいしく食べるために餃子をいただく派(笑)としては、やや物足りない感は否めない。
いや、持ち帰って焼いたのと、店内でいただくのでは、また差があるはず。やはり、その店で雰囲気まで味わいながら食べなくてはホントのところはわからないのだ。
いつかは門を叩いて食わねばなるまい。

フジサワ迷店ビル

2013-06-02 18:31:58 | あんな話こんな話


藤沢駅で乗り換える際に東海道線のホームから見える『フジサワ名店ビル』である。
ロータリーに面した側がすべて垂れ幕で埋め尽くされている。
その垂れ幕って、ふつうは「ただいまクリアランスセール開催中」とかイベントの案内とか期間限定もののお知らせに使われているような気がするが、改めてここのを読んでみたらどれもウチこのビルで営業してますよというメッセージばかりだった。
どういうことなんだろ?

ただ、この『フシサワ名店ビル』は、実際に入ってみるとなかなかステキだ。築42年だけあってレトロで、後から建てた隣のビルとドッキングさせたので床には段差があったり、あちこちに階段があったり、迷路みたいになってたり。地下にはスゴイ煙草屋さんがあったり。しかも、こんなお店があったり、かつてはこんなもあったり。有隣堂がどんどん増殖してたり(笑)。
とにかくテナントのみなさん頑張ってほしいと願わずにはいられない昭和な建物なのだ。

そうか、みんな頑張ろうと垂れ幕を出していたんだね。

魚肉ソーセージライス

2013-06-01 18:08:01 | 湘南夕日食堂


回転寿しにいっても、誰よりも安上がりである。
ゴージャスよりチープなグルメについ目がいく。
肉よりもハム、ハムよりもソーセージ、ソーセージよりも魚肉ソーセージが大好き。

もともと舌がそうなっているのだから仕方ない(笑)。

今日は珍しく家で一人の昼飯になったので冷蔵庫をのぞくと、賞味期限が2ヶ月近く過ぎているマルハの魚肉ソーセージを発見。まぁ、火を通せば大丈夫だろうと、フライパンで焼く。しかも、輪切りは料理ハサミを使用(笑)。包丁とマナ板を洗わなくて済む。
焦げ目がつけば安心というわけのわからない独自の安全基準でジュージューやりながら、ふと思いついてフライパンの空きスペースに卵を割って目玉焼きも同時進行。
超短時間で効率的な、そして大好物3品(白いご飯もで含めて)そろい踏みのランチプレートとなった。ちなみに味付けは、最後にふった塩こしょうのみである。
フライパンから移す時に、またしても目玉が崩れたところが反省点だな。いつも詰めが甘い。