湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ほっ時計ない話

2013-06-21 20:20:53 | 思い出日和


「時計塔」解体へ

今朝の神奈川新聞に、こんな見出しを見つけた。
武蔵小杉といえば今やムサコマンハッタンと呼ばれるほど駅チカの高層マンション群が有名だが、かつてのランドマークといえば法政二高の時計塔だったのだ(ほんとか?)。あのあたりはアップダウンがなく、そのうえ以前は高い建物もなかったので、かなり遠くからでも見えたものだ。
そこへ3年間(プラス大学の体育の授業で1年間)通った身としては「解体」はショックである。思い出とともに、いつまでもそこにあり続けるものだとばかり思っていたから。

「10年20年と考えた時に安全に対する不安が大きい。皆さんに親しまれていきただけに、苦渋の決断だった」という副校長の話が載っている。16年度からの男女共学化に合わせ校舎を全面改装するとのことだが、こういう古いものを大切に使っていく姿勢、そこで学生生活を送らせることだって立派な教育の一貫だと思うんだけどね。

実は僕は法政工業生だったので時々しか使うことはなかったのだが、この校舎に入ると独特の匂いと薄暗さが歴史と何か格式高さを彷彿とさせて大好きだったのだ。もう一度、見ておきたいなぁ。
僕が通っていた頃は、主に「法政大学短期学部」が使用していたと記憶している。夜間で「法政短大」というのがあったのだ。あの江川卓さんは慶応の受験に失敗し、その法政短大に入学。2年間を終えて4年制の「法政大学」3年生に編入している。当時の野球部員はけっこうこのコースが多かったらしい。