湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

おとーさんって誰だ

2011-09-20 22:32:04 | あんな話こんな話


「おとーさん、おとーさん」
誰かが、どこかのお父さんを呼んでいる。
平塚競技場の入場待機列に並んでいた時のことだ。

「おとーさん、おとーさん」
いったい誰を呼んでるんだよと思って振り向くと、目の前にマイクが突き出され、テレビカメラがこっちを向いていた。
「おとーさん、ベルマーレマニアですが、ちょっといいですか?」
「えっ? オレのこと? オレじゃないでしょ」
インタビューの一言目に、こんな言葉を返してしまった(笑)。

だってアレですよ、小さな子供と一緒にいたとか、家族連れならば「おとーさん」と呼ばれても違和感はない。ところが、どこをどう見ても僕は“お一人様”だったのだから。
ん? 待てよ、子供がいようがいまいが、やっぱりインタビュアーには僕が「おとーさん」に見えたということなのか。
たしかに「おとーさん」には違いないけど、何の先入観も持たない見ず知らずの人にいきなり「おとーさん」と呼ばれたのは、なんだかよくわからないけどとてもショックだった。
じゃあ、なんと呼ばれたらショックじゃないのかと言われても、答えは見つからないんだけどね(笑)。

写真は、別のおとーさん。

ナンバーワン甘味飲料

2011-09-19 17:53:12 | B食の道


なんだろう、このちょっと懐かしい味わいは。本物っぽくない、作られたみかんのような風味が喉の奥にしみていく。
色も濃いようで実は薄くて、自然というより人工的にも見える。
子供の頃よく飲んだオレンジジュースの味、色そのものなのだ。
だから、大好き。100%果汁のオレンジジュースも好きだけど、僕にとっての甘い飲料ナンバー1は間違いなく『小岩井 純水みかん』(キリンビバレッジ)である。

実はこのところ店頭から消えていたのだが、パッケージも新たにスーパーの棚に復活していた。
500mlのペットボトルは平塚競技場の売店でも見かけるが、1.5Lサイズを常備しているスーパーはもともと多くない。だから、見つけるとついまとめ買い。買ってくると、ついまとめ飲み(笑)。ゴクゴクのどごしを楽しみながら、子供の頃にタイムスリップするのである。

大好きだからどうでもいいのだけれど、ブランドの「小岩井」といえばやはり乳製品をイメージする。まあ「りんご」だったら問題ないのだが、「みかん」(指定農園)とは地理的にも遠い気がするんだけど…。

赤星

2011-09-18 23:52:02 | 湘南ベルマーレ


連勝である。
しかも、連続で3得点2失点というスコア。考えてみれば、いずれも下位が相手。内容も手放しで喜べない。
でも、勝ち点3ずつを手にしたことだけは紛れもない事実。ん~、なかなか複雑だなぁ。
今日も最後のドタバタさえなければ、ひととき“手放し”で喜べたはず。だって、あれだけ楽しい展開は久しぶりだったからね。
いつもなら勝って終了のホイッスルを聞けば、ほとんどの人が立ち上がってガッツポーズ、そしてハイタッチだ。しかし、今日は半分以上の人が座ったままだったことが、この複雑な気分を物語っていた。

これからは上位クラブとの戦いも待っている。だからこそ今日は無失点でスッキリいってほしかったなぁとつくづく。

それにしてもよかった、今日は黒いクルマじゃなくて。けんけつちゃんつながりで真っ赤だったのかな。次回は、スッキリ白でお願いします、ネッツ湘南さん!


ほっとなアイス

2011-09-17 19:27:00 | あんな話こんな話


午前中買い物に出かけたスーパーのフードコートで、かなりお年を召したご夫婦が仲良くマクドナルドのハンバーガーを食べていた。
小さなテーブルをはさんで額を寄せ合いガブリとやっている姿が微笑ましい。なるほど老人のお昼にはちょうどいいボリュームなのかもしれないね。

僕たちもテイクアウトして、お昼にしようということなった。家にいる息子の分、そして娘がオススメだからと『マックフルーリー』というクッキー入りのアイスも頼んだ。

それらを待っていると、先ほどのご夫婦の席からおじいさんがゆっくり立ち上がってレジに向かう。そして、ニコニコしながらソフトクリームを両手に持って席に戻っていったのだ。
見ている僕たちもニコニコである。

ところが、事件はその直後に起こった。
突然、ソフトクリームマシンに不具合が発生!カウンターの向こうで大変なことになっている。
しばらくすると女性スタッフが僕たちの所へやってきて「マックフルーリー」はできないという。彼女の手にはすでにコインが握られており、返金前提でのアプローチであった。
つまり、さっきのご夫婦のソフトクリームを最後に打ち切りになったということ。
「マックフルーリー」がどれだけおいしいかを娘が語っていて楽しみだったただけにちょっとだけ残念。でも、ギリギリお年寄りご夫婦が幸せを壊さなかったことがせめてもである。
僕たちもその姿を見ることができたので、それほどショックではなかったのだ。

写真は、帰り道で。リアウインドウに夏の空。この後すぐモノスゴイ雨が降り出した。


明るい地下

2011-09-16 22:40:27 | あんな話こんな話


久しぶりに横浜駅の地下コンコースに出ると、明るくてびっくり。
そうか、節電期間が終わっていたんだ。まだ真夏みたいに暑いから気づかなかった。
たぶん今日だって真夏の消費電力料と変わらないはず。でも当初決めた期間だから守っているのか。
なんだか不思議な話だなあ。
ただ、薄暗かった地下通路がパーッと明るくなっただけで、元気なニッポンに見えてくることも確かではある。落としたコインも、この明るさならすぐに見つかるのだ。

みんなのぶらかま

2011-09-15 21:30:00 | ぶらかま


みなさんのファースト鎌倉は、たぶん遠足か修学旅行。
きっと大仏や八幡様、小町あたりを周って鳩サブレー買って帰ったパターンでしょ。
その後、何度か鎌倉を訪れても、やっぱり有名なスポットめぐりで終わってるんじゃありませんか?よほどの鎌倉好きの人以外はね。

そこで『みんなの鎌倉遠足』。
もう一度、遠足気分であなたの知らない鎌倉を体験しに出かけませんか?

というわけで、これまでとはちょっと違った日帰りのツアーです。
価格はちょっと高い印象かもしれませんが、今回はモニターツアー(アンケートに回答していただくことが条件)なので、実はほぼ原価!ということは、けっこう内容が濃いってことですね。
ご興味のある方は、ぜひ。どれも募集人員は少なめですのでお早めに!
「湘南ライナー日記を見た!」といっても特典はありません(笑)。なにしろ原価なので。
こんなご時世なので泊りがけの旅行は…という方も、鎌倉あたりならちょっと旅気分も味わえますよ。

猛残暑

2011-09-13 22:13:36 | 自分四季報


少し涼しさに慣れていたせいか、昨日今日の暑さは激しく感じる。
実際、鎌倉の街でも、観光客は日影を選んで歩いているようだった。
僕も駅→市役所→消防署→駅を歩いただけなのに、真夏よりよほど疲れてしまったのだ。

煮たもの同士

2011-09-12 23:13:37 | あんな物こんな物


妻にこれを見せられたとき、同じメーカーの同じシリーズの商品だと信じて疑わなかった。
でもよく見たら、異なるメーカーの商品だ。しかも「ハウス」と「S&B」といういずれも有名メーカーだというところが驚き。
具がゴロゴロしているカレーの写真はもちろん、似たようなひらがな四文字、しかも青の文字に白背景の金ブチまで一緒。「カレー」の文字も揃って赤。場所と色は違うが、両方ともリボンがふわりと横切っている。
どっちが先なのか、どっちが真似したのかは知らないけれど、スーパーの棚に並んでいたらほぼ同じにしか見えない。
実際、妻はいつものを買ってきたつもりだった。ただ、戸棚にしまおうとして違和感を覚え、比べてみて初めて気づいたという。“いつもの”を買ったつもりで、実は違うものを買ってきたのだ。
じゃあ “いつもの”はどっちなのかと問えば、「さっぱりわからない」と答えた。
ということは、さほど味も変わらないということか(笑)。
たしかに食べている僕たち家族も、味の違いにまったく気づかなかった。


重そうなお月様が浮いていて明るいですね。熱帯夜の「中秋の名月」は8年ぶりらしい。右下のでっかいクレーター、いつ見てもスイカの尻のあたりのよう。