湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

奇跡の初体験

2011-09-11 21:39:45 | あんな話こんな話


「ハイ、それでは問題用紙を表にしてください」
大学の教室でテストを受けた。
生まれて初めての資格取得試験だ。
お察しのいい方は想像がついたかもしれないが(笑)、『国内旅行業務取扱管理者』に挑戦したのである。

実は、今からちょうど2ヶ月前に奇跡が起きていた。
急に思い立って『ユーキャン』のCMのように毎朝30分勉強を始めて数日後のこと。ふと購入した問題集のはじめのページを開くと、今年の試験の概要が目に入った。
よく見てみたら、なんとその日が年に1度の試験のエントリー締め切り日だったのだ!
さっそくネットから申請書やら振込用紙やらをプリントアウトし出勤前に記入。昼休みには振り込みから書留で郵送までをやってのけた。怒涛の一日(笑)。

こんな奇跡のようなことがあったから、もう一丁、奇跡のように受からないかなぁというのが今の心境(笑)。なかなかCMみたいに簡単にはいかないもんだね。
2ヶ月しかない場合は「1日30分」じゃあまったく足りないことだけは身を持って証明できたと思う。
証明してどうする(笑)。

写真は、今日の会場だった写真は神奈川工科大の近くで。だいたい資格試験に半パンはいて自転車で行くってどーよ(笑)。
神奈川工科大学はあの時以来。

路地の向こうへ

2011-09-10 18:53:36 | あんな話こんな話


暑さがぶり返して真夏みたいな一日。
でも、ストンと夕暮れに落ちるところが秋だ。
明日はあまり暑くないといいなぁ。
実は、生まれて初めての体験が待っているのだ。ある意味“冒険”、無謀な挑戦(笑)。ダメモトで奇跡にかける?
乞うご期待!
って、それほど大変なコトじゃないんだけど。こうでも言わないと、奮い立てないので(笑)。

写真は、住み慣れた町から自転車で初めて飛び出していく子供の頃の気分てことで。

うれしい誤算

2011-09-09 21:34:36 | あんな話こんな話


「9:30~」
と書かれていたら、9:00ごろ行けばスムーズに回れる。
コレ、健康診断の鉄則(笑)。
もちろん、大正解だった。

ただ誤算は、下剤だ。
胃のレントゲンでバリウムを飲むことなんて何てことないのだが、いやむしろ「飲むヨーグルト」と変わらないから1リットルだってイケるくらいなんだけど、今日は2年ぶりで、しかも今までと環境が違っていたことで少し調子が狂っていた。
前の会社での健康診断ではクリニックの女性スタッフが「すぐに1錠お飲みください。なかなか出ない場合には、もう1錠を」とやさしく教えてくれた。僕の場合その1錠で充分で、もう1錠は「出ない」同僚にあげたりしていたのだ。
ところが、今日は男性の検査技師が「さあすぐに下剤を飲んで、水分もどんどんとってくださいね。でないと、指でかきだすことになりますよ」なんて面白いことを言う。毎年1錠だったことなどまったく頭に浮かばず、思わずその場で勢いよく2錠飲んでしまったのだ(笑)。

一気に2錠も飲んだことに気づいたのは、お昼前。突然ギュルギュルとお腹が鳴ったときだ。トイレへ急行(笑)。
そういえば錠剤に小さな紙片が付いていたなぁ、そこに何か注意書きがあったような…と思い出した時には遅かった。時間的に早かったのはもちろん、猛烈さも倍(前回比)。たびたびトイレへ駆け込む。
ついでに、全部放出し終わるのも2倍速かった(前回比)。粒は小さかったが、効き目は抜群である。
終わってみると、早くきて速く終わるものあんがい悪くないなぁと思いなおす(笑)。結果的にはいい意味での誤算だったということか。

写真は、白つながりで(笑)。自分で握った塩むすびを東海道線の車中で食す。「うれしいご飯」である。

マダムと和尚さん

2011-09-07 21:52:29 | ぶらかま


「今日はどんな顔して入ってくるか、みんなで楽しみにしてたのよ」
坂の上に建つ洋館の扉を押すと、そういってマダムが笑いながら迎えてくれた。

何度も何度もこの坂を上ってきたが、平常心だったのは最初だけで、あとはいつも重い問題を抱えて息も絶え絶えだからである(笑)。もちろん、今日も重く苦しかった。
でも、その度にご協力いただき、今日も最後には励まされて、ほっとした重い…いや思いで坂を下るのだ。

「私たちも、いい勉強をさせてもらっているのよ」
そんな言葉が心苦しかったり、ありがたかったり。

坂を下った先、お寺ではお坊さんが作務衣の背中を汗で濡らし庭を掃いている。もしやと思い声をかけると、やはりマダムの旦那さまだった。
もちろん、これまでのいきさつはご存知のようである。

「まあ小さな店だけどよろしくお願いします」
人の良さそうな笑みを浮かべて、僕を門前に送り出してくれた。
胸に染みる鎌倉の夕暮れである。

雨の朝の水遣り

2011-09-06 21:50:44 | あんな人こんな人


暑い夜は網戸にしておくとよく寝ることができる。
ところが、毎朝5時になると目が覚めてしまう。ザーザーザーと勢いよく水を撒く音のせいだ。

あまりに激しい音なので、ある朝そっと覗いてみたことがある。
近所のおばあさんがホースで、はじめは草木の鉢に水を遣っていた。
そのうち調子が出てきたのか、ホースの先が自分の家の壁に向けられる。その勢いのまま、今度は庭に置かれたクルマにも強く当てるのだ。もちろんこの時、すでにホースの先は指でつぶされ水の勢いは増している。

そりゃウルサイはず。
でも、よくみんな苦情を言わないもんだと思っていたが、よく考えたら普通の家はエアコンをかけているから窓を閉めているのだ。網戸にしているウチぐらいか、直接音が飛び込んできて毎朝起こされちゃうのは(笑)。

さてそのおばあさん、すごいのは雨が続いた最近も、水撒きを欠かさないところである。
ただ、さすがに明け方まで雨が降っていてまだ地面が濡れている、空を見上げれば雲が低い、そんな朝はホースは用いない。
ホースの代わりに手にしているのは、お風呂のお湯を汲むプラスチック製の桶。それで溝に溜まっている雨水を汲み上げては、草木の鉢に撒くのだ。その時に桶が溝にこすれるガガガガがァ~という音が、早朝の静けさを切り削くように町内中に響きわたる。

やっぱり撒くんだ(笑)。
撒かずにはいられなくなっている、このおばあさん。ランニングハイみたいなもんか。
そうなったら文句言ったって仕方ない(笑)。今は早く涼しくなって窓を閉めて寝られる日が来ることを願うばかりである。


写真は、今朝の東の空。

蛇腹列島を旅する

2011-09-05 22:36:00 | 湘南ライナーで読む


今日の本は『全国鉄道旅行』(昭文社 800円+税)。最近、鉄分多め(笑)。
本とは書いたが実は地図で、32枚にわたる蛇腹を伸ばしていくと日本列島がどんどん伸びて、僕の背丈よりもずっと高く(長く)なる。とにかくやたらタテに長~い日本列島なのだ。
そして、そこには日本中の鉄道路線が網羅されていて、もちろん伸ばさずとも本のページをめくるようにして線路を北海道から九州までたどることもできる。
これが、なかなか楽しい。飽きることがない。発見がある。「南阿蘇水の生まれる里白水高原」なんて、びっくりするほど長い名前の駅も見つけた。
ホントはこの本、読みたくて買ったわけではなかったが(というか、ある必要に迫られて買ったのだが)、すっかりハマッてしまい、毎日持ち歩いては経典のように開いて見ている(笑)。

100円の価値

2011-09-04 20:13:19 | あんな話こんな話


暮しの手帖社から『徒歩旅行』(若菜晃子編・著 762円+税)という素敵な本が出ていた。
12の地方都市を旅した記録だが、最後に鎌倉も登場。中でも、小町通りにある『木犀堂』という古本屋の店主の話がいい。

「中学生が表の100円の文庫を選んで、これ下さいといって入ってくることがある。そんなときは『君、しっかり読め』と言ってその子にあげてしまう。若い人は本を読んでほしい。僕も本を読んで自分のためになったから」

こういう行為を当たり前のようにする人になりたいと思うのだ。
ちなみにこの店、僕からはいつでもちゃんと100円を受け取る(笑)。

写真は古本じゃなく古道具。

湘南電車スタイル

2011-09-03 21:03:53 | 湘南ライナーで読む


まさかの命名である。
「湘南電車」はなじみがあったが、「鉄道湘南スタイル」とは!
先頭がいわゆる2枚窓の車両。今では懐かしい顔も、初登場した昭和25年当時はかなり斬新だったらしい。 流線型のイメージからスピード感を受けたのだろうか。確かに湘南電車として定着した後は、国鉄・私鉄問わず全国的にスタンダードとなっていったのだ。
僕が大好きだった相鉄の5000系も、まさにこのタイプ。この他の車両は全部3枚窓だったので、子供心にも何か特別な存在に見えたに違いない。

2枚窓のデザインを「湘南スタイル」と名づけたのは、やっぱりエイ出版だった。
『鉄道湘南スタイル』(監修石塚純一 1200円+税)は、その発想も編集も目を見張る素晴らしい本。手に持っているだけで嬉しくなる(笑)。

昨年清水に行ったときに、途中の吉原駅で見かけた岳南鉄道の短いホームに停まっていた元・京王3000系。地方の私鉄も大好きなので、いつか出かけてみたいと思っている。

天気誤報

2011-09-02 22:17:19 | 自分四季報


ケータイの1時間単位の天気予報を見るとずっと雨なのに、まあ降らなかったですね。
降らないどころか晴れ上がっている。
それでも、ケータイの天気予報はずっーと雨のままなのはどういうことだ。
いま見ても、日曜の9時まで全部雨。でも、雨なんて降っていないぞ。


それにしてもなんでしょう、代表のドラマ。いったい誰がシナリオを書いているんだろ。
写真は北鎌倉の浄智寺あたり。