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まさかの命名である。
「湘南電車」はなじみがあったが、「鉄道湘南スタイル」とは!
先頭がいわゆる2枚窓の車両。今では懐かしい顔も、初登場した昭和25年当時はかなり斬新だったらしい。 流線型のイメージからスピード感を受けたのだろうか。確かに湘南電車として定着した後は、国鉄・私鉄問わず全国的にスタンダードとなっていったのだ。
僕が大好きだった相鉄の5000系も、まさにこのタイプ。この他の車両は全部3枚窓だったので、子供心にも何か特別な存在に見えたに違いない。
2枚窓のデザインを「湘南スタイル」と名づけたのは、やっぱりエイ出版だった。
『鉄道湘南スタイル』(監修石塚純一 1200円+税)は、その発想も編集も目を見張る素晴らしい本。手に持っているだけで嬉しくなる(笑)。
昨年清水に行ったときに、途中の吉原駅で見かけた岳南鉄道の短いホームに停まっていた元・京王3000系。地方の私鉄も大好きなので、いつか出かけてみたいと思っている。