湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

恋焦げた餃子

2007-09-26 01:45:53 | B食の道


思いがけず食べることができた『スヰーートポーヅ』の餃子は、思いがけず普通の味だった。

一度は行ってみたかった神保町の餃子専門店。過去には、見つからなかったり、見つかったと思ったら定休日だったりという不運もあった。
がしかし、出先でランチを食べ損ねたこともあり、帰りの乗り換え駅の神保町で下車、遂に入店に成功した。
時間はすでに5時ちょっと前。狭い店内には先客がちらほら。全員のテーブルの上には、もれなくビール瓶が置かれている。
僕は、「餃子定食」をオーダー。奥の厨房では、時折ジューーワッという音と共に、勢いよく蒸気が立ち上るのが見える。と同時に、僕の口の中でも、ジューールッとよだれが勢いよく製造され始めた。
ちょっぴり待ちくたびれたころ、ようやく「餃子定食」が到着。
形状は、鉄板餃子というんでしたっけ?あの棒状のやつに似ています。
具を包んだ皮を幾重にも折り重ねず、単純に裏側で合わせただけの独特なスタイル。これが『包子餃子(スイートポーヅ)』の所以かもしれない。
ただし、これだけ恋い焦がれていたにもかかわらず、お味のほうは至って普通の餃子のように感じた(あくまでも自分比)。
ただ、後から後から「持ち帰り」を頼む人がやって来るところをみると、その普通がいいのかもしれない(個人的には、落第横丁のあのお店の餃子のパリパリ感が好み)。

「中皿定食ね」
入ってきた常連らしいおっさんが、こう言ったのを聞き逃さない。
中皿?
僕の「餃子定食」の餃子は8個。改めてメニューを見ると「中皿」12個、「大皿」は16個とある。
なーるほど!そういう頼み方もアリなのか。
クッソー、だったら僕も「大皿」にすればよかったよ。
って、やっぱりうまかったんじゃないか!


ちなみに定食ですが、スープ系のものは付いていません。

9/25(火)の湘南ライナー

2007-09-25 23:35:09 | 今晩の湘南ライナー車内
今晩もまた11時半。
乗車率は25%位。
車内の表示温度は24.3℃でした。

10時半の連続記録が途切れたと思ったら、今度は11時半の連続が樹立されそうです。
この年(どんな年?)になって、まさかこんな記録が達成できるとは思いませんでした。
そうですね、今はただゆっくり眠りたいだけです。
以上、ヒーローインタビューでした(笑)。

湘南スタイル

2007-09-24 18:16:47 | 湘南ベルマーレ


「僕たちの湘南スタイルで」
試合後のインタビューでの豊島選手がこんなことを言った。
昨日から始まった『Fリーグ』。Jからは唯一参戦している、そしてサッカーだけでなく様々なスポーツを推進しているクラブならではの一言。
もちろん、本人はプレースタイルのことを言ったのだろうけど、僕には “他にはない”湘南ならではのスタイルだと聞こえた。
(ロンドリーナ時代からのサポーターには申し訳ないが)応援もサッカーで鍛えたスタイルで、他のチームとは違うはず。いろんな意味で、湘南らしさをアピールしていけたらいいと思う(個人的には、体育館なので声と手拍子、足拍子で盛り上げられたらキレイだと思うけど)。

5479人を集めて行なわれた2日目。湘南ベルマーレVSステラミーゴいわて花巻の一戦は4-2で勝利。
最初は、見るからにガチガチに緊張してどうなることかと思ったが、やがて美しいテクニカルなプレーが戻ってきた。
外へ出たら、雨で降っていてビックリ。たくさんの人たちが小走りで駅へ急いだ。2試合共通のチケットだったが、僕のように1試合目で帰った観客があんがい多くて、ちょっと嬉しかった。


もちろん、この方も参戦


相手のパワープレイ時の得点シーン。つまり、めちゃめちゃ“当たっていた”内山選手不在時。



実りは冬

2007-09-23 23:39:52 | 自分四季報


やがて、この緑の葉が伸び、その間に真っ赤でツヤツヤの苺が顔を出す。
年末から年始のピークに向けての収穫に合わせ、いま苗を植えていく作業が行なわれている。
海老名にある妻の実家が苺農家のため、今日はその手伝い(母の実家がやはり農家で、子供の頃は田植えと稲刈りの時には必ず親戚中が手伝いにやってきたものだ)。お彼岸なのに…と思うかもしれないが、僕のスケジュールに合わせてもらったので。
それにしても、今年から農業高校に通っている跡取り息子である甥が、すっかり大人と同じ作業をするようになり、とても頼もしい。孝行息子、いや孝行孫か。おかげで、こちらの負担も軽くなった感じで、楽しく作業ができた。ウチの息子より、よっぽど話をしてくれるし。
さて、昼は揚げ物、休憩(「おこじゅう」という)にカップラーメン、そして夜は恒例のBBQ。せっかく消費したカロリー以上を摂取。一足先に、僕の体は実りの秋だ。

すっかり涼しい湘南

2007-09-22 23:31:25 | ぶらぶらミュージアム散歩


昼間はあんなに暑くて熱かったのに、スルスルッと陽が落ちると急に涼しい風が吹い抜けた。
平塚市美術館の中庭に人が集まり始め、灯りのともったテーブル席や芝生に腰をおろしたり。
そして、白い壁をスクリーンに映画が始まった。その大きさは400インチという。
映し出されるのは、“立体アニメーションの第一人者”といわれる村田朋泰氏の作品。あのミスチルのプロモーションビデオでおなじみといえばわかりやすいか。
僕はただ、「美術館の中庭」「野外上映」という宣伝文句につられて、やってきたのだけれど。
これが、なかなかよかった。
ノスタルジックだったり、シュールだったり、集まった子供たちのウケはどうだったかわからないが、大人は充分楽しめたはず。村田朋泰氏の作品には「言葉がいらない」というのも、うなずける。
虫の声、救急車のサイレン、バイクの音、赤ちゃんの声。夜空をゆっくり動いていく機影。壁にうっすらと映る木の影が風に揺れている。あらゆるものが、言葉のない作品に溶け合っている。
そして、振り向けば、南の空にぼんやりと月が浮かんでいた。

まだまだ熱い湘南主義

2007-09-22 17:19:54 | 湘南ベルマーレ


「いいもの見せてもらった」
帰り道に、そんな声が聞こえてきた。
首位札幌、ベストメンバーが揃わない、その上この暑さ…。
厳しい戦いになると誰もが思ったはず。
ところが、その予想はいい意味で裏切られたのだ。
守備の安定。すべては、そこから始まっていた印象。ことごとく跳ね返す。危なげがない。
足がよく出る。セカンドボール、ルーズボールが取れる。そのボールがつながる。パスが後ろや横でなく、前へ前へと向かう。あとは、決めるだけでよかった。
3得点も気持ちいいが、なにより無失点が素晴らしい。
選手たちも、観客席も大汗だったが、実にいい汗だった。ありがとう。
「あさっては頑張って!」
帰りがけに、フットサルの阿久津選手にも声をかけたら、力強く僕の手を握り返してきた。
こんどは代々木で感動を!
どこまでも僕たちは湘南主義。


斉藤選手の2点目。手前でコーナーを蹴った永里選手がガッツポーズ。




美しい軌跡を描いた鈴木選手の3点目も見事! そして…






急階段に本郷台地を見た

2007-09-22 02:07:41 | 本郷後楽園昼休み散歩


会社を出て壱岐坂を上がり本郷通りを横切れば、湯島あたりから今度は下り坂になる。
これを降りると、正面には山手線が見えてくる。山手線は東京の台地を囲むように走る。その台地の一つが本郷台地というわけだ。

まだまだ気温が高いからよせばいいのに、昼休みはママチャリでぶらり。
ラブホテル、民家、マンションが混在する一帯に、ちょっと迷い込んだから大変。とんでもな急階段に、行く手を阻まれた。
自転車は論外。見ていると、人だって苦労している。
みんな汗をかきかき上る。汗をかきかき下る。いや、下りは冷や汗をかきかきなのかもしれない。
自転車の僕は、グルッと遠回りをするしかない。で、やっぱり汗をかきかき、本郷台地を体感しながら、ひたすら坂を上るのだった。