湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

大船で本場のトルコライス

2015-07-28 22:37:16 | B食の道
「トルコライスが好きなら行かないと!」

おっさん二人飯のメンバーからの情報で、さっそく出かけたのは大船駅から閉鎖された資生堂の前の道の奥、この店とは背中合わせの『パタタ食堂』だ。

なんでも10年位前に長崎からやってきた母娘のお店らしい。実家が漁師なので海鮮ものもオススメだが、長崎といえば、ねぇ。

11時前だというのに先客が2組、さらに僕を含めてお一人様も3人になるという盛況ぶり。資生堂もなくなっちやったし、駅からもかなりあるのにね。

さて「トルコライス」(スープ付きで1080円)である。
日替わりが750円、唐揚げ定食が750円、焼きサバ定食が650円とか良心的な価格が並ぶメニューにあって、これだけが1000円オーバー。でも、調理過程や大きなお皿にこれでもかと盛られる様子を見ていれば、決して高くない、いやかなりお得だということがよくわかるのだ。




とんかつ、カレーピラフ、ナポリタンのそれぞれがまったく対等に出会い、そして見事に融合している。
これか、本場のトルコライスってのは!

夢中で食いました。
食ってるんだけど、なかなか減らない。どれもこれもすごいボリュームだ。



いやいやいや、嬉しい。ナポにはウインナーが入ってるし。こりゃわかっていらっしゃる。ちょっと愛想は良くないかんじのお母さんだけど(笑)。
いや、愛想が良くないんじゃなくて、実は恥ずかしがり屋さんなんだよね。日替わりのそうめんには生姜が合うんじゃないかみたいな話をしていたら「そうだ、朝、新生姜を買ったんだわ」といって冷蔵庫から取り出すとシャカシャカおろしたのである。

もちろん、ホール中心の娘さんの接客は気持ちが良い。
こんな場所(失礼)で人気の秘密は、料理はもちろん、母娘の「人柄」にもあるのではとつくづく。

目の前で完成された具だくさんの長崎チャンポン(おぉこれも本場!)も魅力的だったけど、まちがいなくまた「トルコライス」を頼むな。




現在の資生堂大船工場跡。スローガンはそのまま。


これまでのトルコライス的な記録。
バーク(鶴見)
さし田(本牧)
菊屋食堂(戸塚)
ほっともっと
ミツワグリル(日ノ出町)
稲村ケ崎食堂(稲村ケ崎)
リオ(横浜)
かどや(武蔵小杉)
トルコライスへの道