湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

さっぱりすぎる駅そば

2015-07-30 23:02:13 | B食の道
『大船軒』鎌倉駅構内店の前を通りかかると・・・
なになに?
「おろしポン酢冷やし肉そば」?
でも500円かぁ。駅そばにワンコインは高いなぁ。
なになに?
「500円がSuicaで買うと480円」?
あれ?だったら試してもいいかな。暑い中、汗だくで食うより、たまにはさっぱり冷やしでいくか。
で、頼んだら




あれあれ?
ちょっと寂しいビジュアル。これで480円は、間違いなく高く見えるなぁ。
おろしポン酢も、これ、少なくない?
肉そばと名のっているのに、肉も少なくない?

すすってみると、さわやかでおいしい。
バラ肉もあっさりさっぱりいただける(いや、個人的にはギトギトでもいいんだけど)。
でも、量的にもあっさりさっぱりなので、1分ほどで完食(笑)。
サビシー!

で、このくだりをフェイスブックの「駅そば研究会」というページに投稿すると、他の方から「あんまりですね。立川店でも倍は欲しいと思いましたが…」とのコメントが。そして、上の写真の倍はあろうかというポン酢のかかった大根おろしが写っていたのだ。それでも「倍は欲しい」というのだから、大船軒のそれがいかに少ないかがわかる。

えっ? 立川駅ですよね。当然「大船軒」ではなく「奥多摩そば」だ。ただ、同じメニューがある。そう、最近はJRの駅構内のお店はJRE(日本レストランエンタープライズ)の息がかかって、全店で同一の季節限定メニューなどを打ち出しているのだ。北陸新幹線が延びたときには、富山のイメージで何品か出たりね。
ただ、同一なはずなのに、それぞれのお店で“盛り”具合が異なっているようだ。
同一メニューなんぞを出すのもどうかと思うが、出すなら出したできっちりしてほしいものである。

それとも「ウチは伝統ある大船軒なんだぜ、湘南に根付いていて通ってくれるお客さんばかりだってのに、ケッ、そんなのに従ってられっかよ!」という反骨精神で、“盛り”をケチっているんだったら、それはそれでいいけどね。