湘南がよくなかったのか、甲府がよかったのか、そのあたりはよくわからない。
この対戦は、いつもそんな感じだから。
どちらに転んでもおかしくないゲームで、いつもワンチャンスをものにしていたのが湘南だった。
今日は、その裏返し。
たしかに縦のラインを消されていたのだろうけれど、それでもこんなに後ろで回しているゲームは珍しい。微塵も前へ進めず。従ってわくわくできず。ストレスフルな展開。しかも、時間がなくなってきても相変わらずで、手拍子がむなしく響くばかりだった。
さて、終了を告げるホイッスルと同時に尻餅をついて夜空を仰いだ18番が印象的だった。
下田北斗選手(右端の白ユニ)。
自称「ほぼベルサポ」(平塚市立崇善小~江陽中)が、リーグ戦では平塚初出場で初勝利だった。ひときわ感慨深いものがあっただろう。
それにしても、スタンドで手拍子をしているだけでも汗がとめどなく流れ続ける蒸し暑さだから、ピッチの選手たちの厳しさはものすごいだろうなぁとつくづく。ようやく1週間インターバルがあるので、ゆっくり休んでまた次へ。おっとまた次から連戦かぁ。