湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

リオのシシカバブ

2009-07-08 23:59:03 | B食の道


大学生のころ、学校やバイトの行き帰りに、毎日横浜駅で乗り換えていた。
一人でご飯を食べる時などによく入ったのが、相鉄ジョイナス地下の『カレーハウス リオ』だ。やっぱりカレーは待ち時間が短いから、一人でも手持ち豚さんにならずに済むからね(笑)。
先日、三ツ沢に出掛ける時にその地下を通ったら、懐かしい看板が見えたので、帰りに寄ることにしたのだ。
もちろん、店内はずいぶんと様変わりしていたし、何だか倍位の大きさになっているような気もした。店員さんのオペレーションも洗練されていて、どこぞのチェーンのようでもある。
あの頃いつも頼んでいたのは「ナスフライカレー」。ナスに縦に切れ目を入れて、裾を広げてフライにしたものがカレーに載っていた。
ナスのフライ自体も珍しいのだが、そいつが載っかったカレーはもっと珍しくて大好きだったのだ。
ただしこの日、食券の自販機の端から端まで追ったが見つからなかった。
そのかわりに、ボタンの表示を一生懸命見たおかげで、聞いたことのないメニューを発見した。
「シシカバライス」(800円)である。
いつもなら得体の知れないものを頼むのは躊躇するところだが、あの時は気分も高揚していて迷わず押しちゃったんだよな。何が出てきたって恐くないって感じだった。だいたいユニフォーム姿だったし(笑)。
目の前に現れたのは、白飯の替わりにケチャップご飯がもられているカツカレーだった。
どのあたりが「シシカバ」なのかは不明。第一「シシカバライス」の「シシカバ」は、「シシカバブ」の「シシカバ」であるのか。もっともその「シシカバブ」すら食べた経験はないので、そうであったとしても解決にはならなかったはずだけど(笑)。
しかしとにかく、「ちょっと怖い」から、「めちゃめちゃ魅力的」な食べ物になっちゃったことだけは確か。特に、ケチャップご飯がうまかったな。
カレーも相変わらずおいしかったが、このケチャップライスだけを口いっぱいに頬張っていても幸せな感じ。それくらい強烈な存在感を放っていた(あくまで個人の感想です)。
カツの表面が白っぽいところは、まさしくあの日のナスフライの色である。懐かしい。量もけっこうあって嬉しいぞ。
それにしても、この組み合わせ、「シシカバライス」というより、「トルコライス」のよう…。
えっ?いま、なんと?
そういえば「シシカバブ」って、トルコの料理じゃなかったかな?
そういうことだったのか!
もう4日も過ぎた今、気づきました(笑)。
それを、カレーの専門店リオで食ったのか~。

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