湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ミトチャなカレーなんです

2012-01-09 20:03:41 | B食の道


「ミトチャ」「ミトチャ」…
お店を出るまでにナン度つぶやくことになるか。
ミトチャとは、ネパール語で「おいしい」という意味だと店内に書いてあった。
相鉄線希望ヶ丘駅近くのインド・ネパール料理店『ミトチャ』である。昨年オープンしたそうで、初めて訪ねた。
ランチタイムは750円~850円で、カレー、サラダ、ドリンクが付き、ライスかナンはお変わり自由だ。
「最初にライスで、お代わりはナンもありですか?」
と尋ねると、
「ナンデモアリデス!」
それは素晴らしい!
というわけで、本場のカレーをライスとナンで堪能させてもらった。

僕が頼んだキーマカレーの辛さ×3もミトチャだったが、なんといっても衝撃的にミトチャだったのがナンである。
「オカワリダイジョーブ?」
と、実にいいタイミングでスタッフがやってくる。
お願いすると、ペッタンペッタン音がしだして、やがてアッツアツが運ばれてくる。これがまたデッカイ!


デッカくて厚みもシッカリあるのだが、手にすると軽めで驚く。カリッとフワッとネバッとしたそのナンをちぎって口に入れると、キッチリあの歯ごたえもある。
そして特筆すべきは、一瞬、甘さを感じるところ。これが、辛いカレーにナンともマッチして後を引く。大きいけれどナン枚でもイケる感じがしてくる。
カレー通ではないので本場のナンがどんナンだか知らないし、甘いのが本当のナンなんだかも分からないが、自分的にはこのナンがこれまで食べたナンの中でも間違いなくダントツのナンバーワンになった。

あんまり誉めちゃうとナンだか“やらせ”だと思われそうでナンなので一つだけ苦言を呈しておくと、ラッシーに氷はいらなかったな。ちょっとだけ残念。

ミトチャ、ミトチャと言いながらよこに並んでいる息子を見たら、顔中から汗が噴き出してテッカテカだった。経験的に知っているミトチャなカレー屋ならではの香辛料がしっかり効いていたのである。