「先週号までは来てたんですけどねー。今週になってその出版社との取引が切れちゃったようなんですよー」
ベルマーレの記事が載っているという『月刊GOAL 11月号』が置いてあるはずの文教堂で、土曜日に調べてもらっての答え。
だいたい月刊なのに、「先週号」というのもおかしな話なんですけどねー。
再度ネットで調べてみると三省堂本店で取り扱っているということだったので、昼休みに一駅先の神保町まで行ってみた。
おぉ、あったあった。棚に10冊ぐらいあるじゃないか。来た甲斐があった。
一冊手にとってレジに向かいながらパラパラ。
えっ、もう一度パラパラ。あれれ、記事が見つからないぞ。
表紙を見直すと、「10月号」だった。おいおい。
最後のページには「11月号は10月26日発売」とある。
『本のコンシェルジュ』という洒落た肩書きの年配の店員さんに聞いてみた。
ところが「調べてみます」と言ったきり姿が見えなくなる。時間がないのに。
やっと戻ってくると「ちょっとよくわからないので、版元に直接電話してみます」という。
遅かったけど、さすがコンシェルジュと名乗るだけのことはある。最後まで全うする気だ。いいぞ。
「ん～、出ませんね。いないのかな。というわけで、現在当店にはございません」
というわけって…どういうワケ？
終わりですか？あっさりと。
おっと、呆れている場合ではない。現代は時間との戦いです。昼メシも食わなければならないのだ。急ぎ戻る。
後で出版社に自分で電話してみると、女性の声で
「先週の26日水曜日に出ているはずなんですけどねぇ。おかしいですねぇ。あっ！」
えっ、何か？
「もしかしたら、まだ配送の途中なのかもしれません！」
なるほど！出版社は清水（静岡市）だからね、遠いですもんね。
って、いつの時代の話ですか。
どうにも思うようにパスがつながらない。課題はやっぱり得点力不足？
さて、ゴールネットを揺らすことはできるのか！
（ちなみに静岡県内のコンビニやキオスクでは常備しているらしい）
※写真は「古本まつり」で賑わう神保町の一角
