湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

歯がゆい帰り道

2005-08-20 23:53:18 | 湘南ベルマーレ


改正されたオフサイドが適用される場面をこれまで何度か目にしているが、今日のシーンはスゴかった。
センターラインを少し超えたところで、水戸の選手が飛び出してオフサイドに見えた。
しかし、「当該選手がボールに触れる」まで線審のフラッグが上がらないわけだから、攻める方も守る方も必死で追いかける追いかける…。
そりゃそうだ。もしも最終的にフラッグが上がらなかったら守る方は失点もの。攻める方だってフラッグが上がらなかったらモウケモノだからね。
果たして、エンドラインの近くまでやって来て水戸の選手がボールに触れた途端、フラッグが上がりホイッスルが鳴った。
そして、ボールはセンターライン近くまで戻されて、選手たちもエッサホイサと戻ってきてベルマーレボールでリスタート。
フ~。
選手はたいへんだ。結果的には60~70m走り損(往復にしたら…)ですから。
でも、とにかく笛が鳴るまではどうなるのかわからないから、プレーをやめるわけにはいかないところが何とも歯がゆい。
「スリリングなシーンの増加」を狙ったという割には、かねてからのコンセプトである「スピードアップ」に相反することはもちろん、何よりも選手は疲弊するばかりで、おかしなルール改正ではありませぬかFIFA殿。
今晩の湘南ベルマーレvs水戸ホーリーホックは、1-1のドロー。
今日も決め手を欠いてロスタイムになんとか追いつくという、こちらも歯がゆい展開。目を覆いたくなるシーンが多くて、でも実際にそうしてしまうと観る時間がほとんどなくなってしまうので、顔に当てた指の間から観てたけど。
あきらめそうになるけど、いやまだまだわからないから僕たちも追いかける追いかける。
そう、ホイッスルが鳴るまではね。


一応、カツサンドを食べておいたのだけれど…  異種競技キャラの珍しいツーショット


妙に赤い満月が平塚球場上空に      オレンジ色になり、やがて白になった


時間は前後しますが、6時半ごろスタンドから見えた富士山と空の様子