昨晩は家族で横浜の実家に泊まり、今日は両親を伴って中華街で昼食。
「ゲロウマ」
「うわー、まいう~」
「しあわせー」
など箸を進めていたら、グラッと来た。
何かうねるような揺れが、だんだんだんだん大きくなっていくカンジ。
「ドア、ドア」
と、妻に促されて、店の入口の扉を開けにいく。
お店の人は立ち尽くすばかりだ。
ドアを開けた途端、外から女性の恐怖に満ちた声が聞こえてきて不安は倍増した。
通りに出ると、やはりみんな立ち尽くしている。
こういう時は、何もできないものだ。
いつもいろんな場面を想定して、行動を考えておかないと。ウチの子供たちは、ちゃんとテーブルの下に隠れていたけど。
ずいぶん長い揺れだったが、ようやくおさまり再びテーブルに。
幸せの絶頂から、一気に不安のどん底に突き落とされたと思ったら、また幸せに。でも、食べ過ぎて、やや苦しみも。
やがて調理人が出てきて
「ゴメンナサイネ」
と謝っていったけど、何がゴメンなのかよくわからなかった。
この地震と何か関係があるのか。
もしかしたら、とんでもなく大きなナマズでも料理していたのかもしれない。
関帝廟で竜が突っついたのか地球が揺れた! 初めて食べたツバメの巣包み
地震直後の市場通りの様子 すっかり賑わいを取り戻した市場通り