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湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

母は速し

2017-05-08 23:08:35 | あんな話こんな話


行かなきゃダメよ、
何で行かないの?

か細い体から精一杯の声を張る。そして、走って追いかける。追いつかれた息子は、つかまれた腕を動かして振りほどこうともがく。ただ息子のその行為は明らかに手加減している。

それもそのはず。
母親は70代後半ではないか。白髪で杖を手にしている。推定40代の息子はさすがに小さな子どもみたいに暴れることはないのだ。

周囲の人たちが振り返るほどの光景だったが、お互いが相手を思いやっていることが見て取れる、妙に優しさを感じる親子ゲンカだったのである。

ひとつびっくりしたのは、杖をつくことなく走って追いかけ、エスカレーターを駆け上がったこと。経緯は知る由もないが、息子を思う気持ちが動かない体を動かしていたのだろうか。


写真は母さんが追っかけて来るのを覗いている息子。のわきゃない(笑)。

スーパープレミアムフライデー

2017-04-28 23:59:41 | あんな話こんな話


今日はソフトバンクのスーパーフライデーの最終日。今月は31アイスクリームがいただける。
先週、先々週とお店の前を通りかかったら列がゼロだったので、すんなりゲットできていた。ところが、今日は午前中に出かけていて覗くことすらできなかったのだ。

21時過ぎにカマゾウを閉めて駅へ向かう途中にふと気づき、小町通りに向かった。
店に灯りはともっていたものの、店員さんはいかにも閉店後の作業中。一応「もうおしまいですか?」と声をかけると「すみませーん」と。

仕方がないよなと駅へ向かって歩き出すと、後ろから店員さんがやってきて「スーパーフライデーのお客様ですか?」と聞かれる。
うなずくと「こちらをどうぞ」とクーポンを手渡された(もちろんスマホで手続きも)。

いい人だ、いい店だ!
スーパーフライデーがスーパープレミアムフライデーに格上げになったぞ。
考えてみれば、今日は最終金曜日だったよ。

マナーの置き忘れ

2017-03-28 23:42:00 | あんな話こんな話


仕事帰りの鎌倉駅前でときどき見かける光景。

一見カート置き場のようだが、ここはタクシー乗り場だ。ロータリーに面してはいるものの、少しだけ右手にある東急ストアで買い物を済ませた客が置き去りにしたのだろう。

自転車やバスではなく、タクシーを利用するクラスの人。
どういう事情なのだかは知らないが、少なくともその中の4人だけはマナーをここに置き忘れて行ったことは確かである。

新しくて懐かしい景色

2017-03-21 00:43:14 | あんな話こんな話


もう半世紀近く前の話だけど、そのころでも横浜で私立の中学校へいくといえば「栄光」か「聖光」だった。
その一つ、栄光学園に僕は遂に足を踏み入れたのである(笑)。といっても取材でなんだけどね。

70周年記念事業で校舎を建て替えたのだ。しかも3階建てをぶっ壊して、わざわざ総2階建てにしちゃったという(このあたりの経緯は今週末公開の湘南経済新聞参照)。

今日は卒業生やそのご家族向けの内覧会におじゃました。

木をふんだんに取り入れた校舎もステキだったが、内覧会に訪れた人たちが同窓会のように交流している姿がとても良かった。

車椅子の老人に「○○先生ですね、△△期の○○です」と握手を求めていたり、「おぉ○○〜、元気そうで」なんていうやりとりが、校舎や校庭のあちこちで繰り広げられていたのである。山の中にある学校たからか、なんだかとてもほのぼのと見えた。

僕は同窓会のようなものに出たことがなく(あったのかどうかも知らないけど)、旧交をあたためるシーンがちょっと羨ましかったのだ。

彼らにとっては思い出の校舎がなくなったのだから寂しいだろうが、それをきっかけに思い出の人々と再会できるのだから悪くはないはず。真新しい校舎で見た風景は、おかしなことに懐かしい香りに満ちていたのである。


「一点だけお願いです。写真撮影は自由ですが、インターネットなどでの発信は行わないでください」と校内放送(なつかしー)で繰り返していたので、校舎の写真はナシです。校庭の木陰だけ(笑)。

行きづらい世の中

2017-03-18 22:20:17 | あんな話こんな話


なりゆきで午前中に、津波からの避難場所に指定されている妙本寺まで歩いた。車椅子2人とアイマスク着用者1人とともに。

写真は前方から来る車を想定して左に寄って信号待ちをする車の列。
歩きなら狭いけれど左側を進めるが、車椅子だとそうはいかない。ここでも現実が突きつけられた。

こうやって実際に歩いてみると、普通でも障がい者にとって障害となるものが多いことに気づき、しかもこれが災害時だったら・・・と想像するといっそう恐ろしくなるばかりである。

耳をふさいでも聞こえてくる

2017-03-02 23:28:20 | あんな話こんな話


このあいだ呼んでいただいたコミュニティーエフエムの番組を録音したCDをいただいた。

内容はともかく自分の声を聴きたくないので、プレーヤーで再生しようという気になれない。

僕が聞いている僕の声は顎の骨からも伝わっている声で、ふだん周りの人が聞いているのが本当の声ということになるだろう。

その声が好きではないのだ。半世紀以上も生きてきて尚、好きになれない。諦めもつかない。というか、動画などから聴き漏れてくる声を聞いただけでイヤになる。

といいながら、間違いなくこの先も死ぬまで付き合っていくのだけれど。
周りの人が聞いている自分の声が好きな人はいるのかな。


写真は今朝のホテルニューカマクラ。本文とは全く関係なしです(笑)

遅延メール

2017-02-20 23:56:59 | あんな話こんな話


たしかにものすごい風だった。
それにしてもJRさん、いつもの及び腰か、東海道線はいつものようにかなりの時間にわたって止まっていた模様。

ケータイには遅延や運休を知らせるメールがひっきりなし。

ほぼ風が止んだこんな時間になっても遅れの上に本数が少なく、大船駅の下りホームに人があふれている。こんなの見たことないな。
一本前は短い10両編成だったので乗り切れない人も出るくらい大混雑だったようで、なかなか出発できなかった。

で、遅れてきた次の電車に乗れたのはいいけれど「この先、各駅に電車が停車しているため運転を見合わせる」とのこと。

万一のことがあったらという安全策をとるJRさんなので諦めるしかないのかな。

横須賀線の朝の下りなんて、月の半分は定刻に来ない。大船駅構内アナウンスは遅延に触れないくらい当たり前になっている(これホント)。安全策が行き過ぎているとしか思えないね(笑)。


それにしても、上り電車はどんどんやってきては出て行くのが不思議でならない(笑)。

おぉ、下りの次の電車が隣ホームに到着。なんと、またまた10両編成。曇ったガラス窓に満員の人がへばりついている。グリーン車も立っている人が多い。こんな時間までご苦労さまです。

人生後半の忘れ物

2017-02-13 23:16:05 | あんな話こんな話


人生も後半だというのに、いや後半だからこそというべきか、思いもかけないコトが起こるものである。

21時を過ぎて来室者もないようなので一通りの閉店作業を終えて戸締りをし駅に向かって歩き出した。

仕事中は掛けていないメガネだが、通勤時には必要。いつものようにリュックの脇に付いているポケットから取り出そうと右手を後方に回したのだ。

すると、ない。
ない、ない、ないよーーー!

メガネが。
いや、メガネどころか、ポケットがないじゃん。
いやいや、ポケットが付いているはずのリュックがないよ!

パソコンが入ったトートバッグは手にしているものの、背中にリュックがないのだ。どーした?





あっ、背負うの、忘れてた。

なにか特別なことに気を取られていたわけではない。いつものルーティンをこなして、いつものように出てきたつもりだったのに。誰もいないけど、恥ずかしそうな笑いを浮かべ、一人職場に引き返したのである。

カウンターの足下に、まだフタが開いた状態で置かれていた(笑)。
荷物の準備の一部がスコーンと抜けていたようだ。

そろそろヤバイ。
途中で思い出しただけよかったか(笑)。