昨日の鎌倉花火大会の終了と同時に、カマゾウの仲間たちとゲリラ的にゴミ集めをした。ゴミ拾いではない。大きなビニール袋の口を広げて「ゴミがあったらどーぞ」と集めて砂浜を回っちゃったのだ。
すると想像もしていなかったことが起こったのである。
「ありがとうございます」
「お願いします」
ゴミを袋に入れながら、もれなくお礼の言葉を口にしてくれたのだ。
「ビンもいいですか?」
「プラごみなんですけど」
おいおい、分別まで意識してるじゃないか。
砂浜で観ていたのはほとんどが若者だった。その彼らは、ちゃんと捨てたい、できれば残しておきたくないと思っていることを肌で感じることができたのである。
ゴミを拾う人はポイ捨てしない人。
ビーチクリーンに参加する人はビーチでゴミを捨てない人。
僕はコトあるごとにこう言い続けてきた。
なんだ、みんなそんな人だったんじゃん。ほんとはみんなそうしたいんだ。
「ありがとう。また来年、きれいなビーチで会いましょう」
そう言葉にせずにはいられなかった。