湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

花火大会の後の美しさ

2017-07-20 23:57:16 | あんな話こんな話


昨日の鎌倉花火大会の終了と同時に、カマゾウの仲間たちとゲリラ的にゴミ集めをした。ゴミ拾いではない。大きなビニール袋の口を広げて「ゴミがあったらどーぞ」と集めて砂浜を回っちゃったのだ。

すると想像もしていなかったことが起こったのである。

「ありがとうございます」
「お願いします」

ゴミを袋に入れながら、もれなくお礼の言葉を口にしてくれたのだ。

「ビンもいいですか?」
「プラごみなんですけど」

おいおい、分別まで意識してるじゃないか。

砂浜で観ていたのはほとんどが若者だった。その彼らは、ちゃんと捨てたい、できれば残しておきたくないと思っていることを肌で感じることができたのである。



ゴミを拾う人はポイ捨てしない人。
ビーチクリーンに参加する人はビーチでゴミを捨てない人。

僕はコトあるごとにこう言い続けてきた。

なんだ、みんなそんな人だったんじゃん。ほんとはみんなそうしたいんだ。

「ありがとう。また来年、きれいなビーチで会いましょう」

そう言葉にせずにはいられなかった。

海酔浴客

2017-07-18 00:04:29 | あんな話こんな話


いつも観光客でにぎわう鎌倉だが、夏になるとそれまでとはまた違う人種がやってくる。

若い海水浴客である。

駅からすでにテンションが高く、しかも半裸状態で浜に向かう。もちろん海岸は飲酒禁止なのだが、アルコールを手にして歩いていく。

夕方になるとテンションは最高潮。帰り道は声が5割増しで大きくなっている。すごい騒ぎなんだ。

休日の22時過ぎの鎌倉駅ホームはまだまだ人があふれ、もちろん声が大きい。叫ぶように話すグループも。
手に負えない酔っ払いもおり、つり革で懸垂を始める男も。仲間が注意しなければ、僕が一喝してしまうところだった(笑)。

自分の若いころはこんなだったのかと思うと、いやここまでではなかった気がするが、それでも恥ずかしくなる。大人たちは今の僕のような気分で眺めていたことだけは確かだから。

彼らがおっさんになったとき、今の僕らの気分になることを祈ろう(笑)。

乾かない距離

2017-06-27 23:40:58 | あんな話こんな話


妻と娘が名古屋旅。
飲み食い歩いたらしいが、お土産はいわゆるお土産お菓子ではなく、昼間に話題のカフェで買ったパンなど。

横浜まで行ったのでパン買ってきたよーというスタイルである。

ま、「ひかり」だったら2時間もかからないんだから、日持ちするお土産じゃなくてもいいわけだ。ちょっと驚いたけどナットクのお土産だったのだ。
ありがとう。深夜においしくいただきました。

パンダ乗った?

2017-06-19 23:47:13 | あんな話こんな話


虐待ではない。
店主が「乗ってけ」「乗ってけ」というので仕方なく(笑)。

なんと80KgまでOKとか。

いつもは自分の写真をアップすることがないフェイスブックだが、店主が「アップして」「アップして」というものだから。

すると、いつもの数倍の「いいね!」をいただいた(笑)。

ま、アラ還のおっさんがこんなことしてるんだから、ネタ的には面白いか。いわゆるSNS映えしてるとは言いがたいものの(笑)。

「大人みたいな小学生」とのコメントもあった。今日は半ズボンじゃなくてよかったよ。

思いがけぬ空旅

2017-06-13 22:43:56 | あんな話こんな話


「架線から火花が出て運転見合わせ。再開見込み時刻は11時30分」

大船〜北鎌倉間で横須賀線が止まった。
藤沢駅から江ノ電で鎌倉までという選択肢もあったが、ここは大船駅〜モノレール〜湘南江の島駅〜徒歩〜江ノ電江ノ島駅〜鎌倉駅というコースを。

僕のSuicaは「平塚〜鎌倉」や期限の文字がハゲてしまい全く見えない状態だ。しかし、湘南モノレールの駅員さんは「定期ですね」の一言とともに改札を通してくれたのだ。

曇天ではあったが、空中のショートトリップを存分に楽しんだのである。

デジタル修行僧

2017-06-05 23:08:45 | あんな話こんな話


駅構内のコンビニから出てきたのは、托鉢の途中のような僧侶だった。
そのまま改札に向かうと僕の前でSuicaを取り出しピッとやってすり抜けて行った。たぶんコンビニの会計時もピッとやったはず。

僧侶といえども人なんだから珍しくもないのだろうけれど、当たり前の行動や仕草に違和感を覚えたのだった。

コンビニなんか寄らずに、歩いて自坊に戻ってほしかったな。せめてSuicaじゃなくて切符で(笑)。

戦い前の静けさ

2017-05-27 23:36:20 | あんな話こんな話


午前7時。しかも裏門からの列がこの状態だ。先頭のお父さんは、いったい何時から並んでいたのだろうか。

近所の小学校の運動会の場所取りのためだ。
お母さんはお母さんで、いまごろお弁当作りに励んでいるのだろう。いつの時代もたいへんだ。

この後、7時半の開門と同時に走り出す。本当の闘いはこれからである。

いやいや、本当の闘いは子供たちがやる運動会だったよ(笑)。

サイン引きのさざ波

2017-05-22 22:57:46 | あんな話こんな話


ライン引きといえば、中腰、後ろ向きが思い浮かぶのは、ある一定の年齢以上のようだ。

いつからか、前向きに押す、を経て、前向きで引っ張るに変化してきたようだ。

運動会の練習用に、早朝からライン引きをしている先生二人。スーツケースをガラガラ引っ張ってチンタラ歩く若者のようにも見える(笑)。しかしよくよく見ると、視線ははるか前方の一点に注がれているようだ。そこを外さなければ一直線が引けるらしい。

いったん紐を引っ張って、それをなぞりなら引いていたのはなんでだったのだろう。それでもゆらゆら揺れる線だったような気がする(笑)
ただ、この二人はなかなかの達人なのかもしれないのだ。

仲良私道

2017-05-15 23:52:57 | あんな話こんな話


「私道」というペイント。
そうか、行政が書いてくれたわけではないんだ。
私道の持ち主がわざわざ書いたのだ。
そこを普通に歩いてしまって申し訳ありません。でも、スマホがそこを進めと言うので(笑)。

あとでご近所さんに聞いたら、あらそういうことだったのねという事実。長く住んでいる人にしかわからないこと、わからない理由があるものなのだ。

ニッコリする日

2017-05-11 22:59:52 | あんな話こんな話


鎌倉警察署にうかがい、ちょっといい話を拾って笑顔になった。
と、その帰り道に、こちらは落し物だろう、小さな靴下が。なんだか可愛くて笑顔になる。赤ちゃんは踵ができてないから、すぐに脱げちゃうんだよね。
今日はいろいろ拾う日だったな(いや、靴下は持ち帰らないけどね)。