平成30年2月3日(土)13:00~16:30
石川県女性センター 2階大会議室
対象者 県内の地域防災に関わっている方(防災士等)及び、地域防災に関心のある方
あいさつ 石川県女性センター館長 吉田朗子
公益財団法人いしかわ女性基金が開催している。
石川県では女性防災士を5年間で2000人(現在1000人)に増やす計画を立てている。
2000名になると、単純に計算すると1か所2名の女性防災士がいることになる。
基調講演「もしも」に備える”男女共同参画”による地域づくり
~いのちを守る、暮らしを守る、大切な人を守る!~
講師 高橋聖子氏(国際防災コンサルタント)
災害は平等に起きるが、人の特徴によって被害の現れ方が違う!
みんなが生きる残るために、配慮が必要
東日本大震災、熊本地震など大きな災害時の調査より
「特別扱いはできない」「みんな平等に扱われなければならない」「仕方がない。我慢しないと」
という言葉を聞いた。
相談関連死の原因のトップが避難所における心身のストレス
配布方法は平等に×→配布結果は平等に!〇 特別扱いが必要 女性や障がい者、高齢者など
支援する人と支援される人が一緒に判断し、決断する運営に! 女性や障がい者など多様な人が役員になる
〇石川県地域防災計画でも
地域の防災力向上を図るために、女性や高齢者、障碍者などの参画を拡大し・・・と書かれている
普段から男女共同参画の地域づくりが必要!
避難所の生活の問題点
・床の上に直接雑魚寝・・ベッドで症状が軽くなる人もいる
・プライバシーの無さ、性暴力のリスク・・・別の部屋の用意や相談できる場所の設定
・トイレ(排泄の制約、感染症)・・・女性:男性 3:1の割合でトイレの設置 国際基準では50人に1基(最大20人に1基)
快適で安全なトイレの設置
など
リーダーの考え方が「支援結果の平等」や「要望は言った方がよい」であればよい避難所になる
日頃からの訓練が大切で、みんなが参加するような工夫が必要
男は運営、女は食事などという分け方ではなく、得意・不得意で分けるようにする
多様な参加と地域の「受援力」が問われている!
「目指せ、今日を愛し、明日に備える防災」
お互い顔の見える関係ができているのか、平時の時から創り上げる。
熊本でよい避難所があったが、まちづくりをしていたリーダーがいて、普段から話し合える関係ができていた。
資料
『こんな支援が欲しかった!
〜現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』無料でダウンロードできます!
ワークショップ シミレーションワークショップ~実勢に避難所運営をしてみましょう~
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地震、津波だけでなく、台風、洪水、大雪、火山の噴火など災害はいつ起こるかわからない。
大きな災害を幾度も乗り越え、いのちを守るため何をしたらよいのかがわかってきた。
「いざまさか」の時に、普段からできていないものはできないという事実。
考え方も同じ、男女共同参画の視点にたった運営を地域が共有していないと上手くいかない。
「困ったことがあったら言っていいよ!」と言え、相談事に耳を傾け支援するしくみをもった地域では
助け合う力も大きい!!
能登沖地震後、生活学校では防災について取り組んできた。
「家具の固定」の呼びかけ
「非常時の持ち出し袋」「防災ずきん」などの制作・販売
「震災時の食事づくり」を学ぶ料理教室など
なによりも、人と人が対話し解決していくという考え方が大切だとの話を聞き
生活学校運動が防災にも役立つことを再認識した講座だった。
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石川県女性センター 2階大会議室
対象者 県内の地域防災に関わっている方(防災士等)及び、地域防災に関心のある方
あいさつ 石川県女性センター館長 吉田朗子
公益財団法人いしかわ女性基金が開催している。
石川県では女性防災士を5年間で2000人(現在1000人)に増やす計画を立てている。
2000名になると、単純に計算すると1か所2名の女性防災士がいることになる。
基調講演「もしも」に備える”男女共同参画”による地域づくり
~いのちを守る、暮らしを守る、大切な人を守る!~
講師 高橋聖子氏(国際防災コンサルタント)
災害は平等に起きるが、人の特徴によって被害の現れ方が違う!
みんなが生きる残るために、配慮が必要
東日本大震災、熊本地震など大きな災害時の調査より
「特別扱いはできない」「みんな平等に扱われなければならない」「仕方がない。我慢しないと」
という言葉を聞いた。
相談関連死の原因のトップが避難所における心身のストレス
配布方法は平等に×→配布結果は平等に!〇 特別扱いが必要 女性や障がい者、高齢者など
支援する人と支援される人が一緒に判断し、決断する運営に! 女性や障がい者など多様な人が役員になる
〇石川県地域防災計画でも
地域の防災力向上を図るために、女性や高齢者、障碍者などの参画を拡大し・・・と書かれている
普段から男女共同参画の地域づくりが必要!
避難所の生活の問題点
・床の上に直接雑魚寝・・ベッドで症状が軽くなる人もいる
・プライバシーの無さ、性暴力のリスク・・・別の部屋の用意や相談できる場所の設定
・トイレ(排泄の制約、感染症)・・・女性:男性 3:1の割合でトイレの設置 国際基準では50人に1基(最大20人に1基)
快適で安全なトイレの設置
など
リーダーの考え方が「支援結果の平等」や「要望は言った方がよい」であればよい避難所になる
日頃からの訓練が大切で、みんなが参加するような工夫が必要
男は運営、女は食事などという分け方ではなく、得意・不得意で分けるようにする
多様な参加と地域の「受援力」が問われている!
「目指せ、今日を愛し、明日に備える防災」
お互い顔の見える関係ができているのか、平時の時から創り上げる。
熊本でよい避難所があったが、まちづくりをしていたリーダーがいて、普段から話し合える関係ができていた。
資料
『こんな支援が欲しかった!
〜現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』無料でダウンロードできます!
ワークショップ シミレーションワークショップ~実勢に避難所運営をしてみましょう~
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地震、津波だけでなく、台風、洪水、大雪、火山の噴火など災害はいつ起こるかわからない。
大きな災害を幾度も乗り越え、いのちを守るため何をしたらよいのかがわかってきた。
「いざまさか」の時に、普段からできていないものはできないという事実。
考え方も同じ、男女共同参画の視点にたった運営を地域が共有していないと上手くいかない。
「困ったことがあったら言っていいよ!」と言え、相談事に耳を傾け支援するしくみをもった地域では
助け合う力も大きい!!
能登沖地震後、生活学校では防災について取り組んできた。
「家具の固定」の呼びかけ
「非常時の持ち出し袋」「防災ずきん」などの制作・販売
「震災時の食事づくり」を学ぶ料理教室など
なによりも、人と人が対話し解決していくという考え方が大切だとの話を聞き
生活学校運動が防災にも役立つことを再認識した講座だった。
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