石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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「日本銀行」「裁判所」研修に行ってきました!~~~宇ノ気生活学校

2018-11-06 11:36:01 | 日記
平成30年11月5日(月)9:30~14:00
参加者 14名

○日本銀行金沢支店
 厳しいセキュリティチェックを済ませ、会議室へ。
 そので日本銀行の役割のDVDを視聴後、お札についての話があった



安心して使えるためには、偽札を防ぐこと
偽札予防のために、技術を自分のお札を使って確認した

1億円は10㎏・・・それを持ち上げてみる体験
お札の寿命は、1万円札は4,5年、5千円・千円札は1,2年

次に業務窓口で説明をしていただき解散

  汚れたお札の引換窓口7番  3分の2以上全額引換
                5分の2以上半額


○裁判所
 平成25年3月に建て替えられた裁判所。金沢市の建物の高さ制限や景観に配慮し
 3階建て、ガラス張りの建物

 3階会議室で説明をうける

   4つの裁判所が入っている 金沢簡易裁判所、金沢家庭裁判所、金沢地方裁判所
                名古屋高等裁判所金沢支部(北陸3県担当)

   県内では5か所に裁判所がある(金沢、小松、七尾、輪島、珠洲)

   裁判員制度


 その後2階一番大きい法定室を見学

   裁判官の席に座って景色を確かめる




○森本にある「ベジ・キッチン」でレンコン料理を食す



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日本銀行の役割、日本札の技術のすばらしさを感じた。
年金がいったん日本銀行に入り、そこから各銀行へ行くこともわかった。

入る時、荷物の金属チェックがあり緊張したが
営業課のお二人が記念写真を撮って頂いたり、笑顔で丁寧に説明してくださり落ち着いた。

なじみのない裁判所では、裁判員制度について学ぶことができた。
対応していただいた事務官の方がわかりやすく丁寧な説明だったので質問も多く出た。

頭を使った後は、地場産野菜「レンコン」をつかった料理。
お肉はなくても、揚げ物、蒸し物、焼き物、あえ物など様々な食感の料理でおなか一杯になった。

団体だからこそできる研修だった。
新しく入ったメンバーと一緒に楽しく過ごせた一日だった。

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女性に対する暴力をなくすためのシンポジウム開催される!

2018-11-06 10:39:27 | 日記
平成30年11月3日(土、祝)13:30~16:00
石川県女性センター 大会議室

 女性に対する暴力は、その背景に家庭や職場など社会における男女の固定的な役割分担意識や
 経済力の格差などによる女性差別意識があるといわれており、男女共同参画社会の実現に向けて
 解決すべき課題の一つとなっています。
 男女間の暴力については被害者の多くが女性であり、暴力とは犯罪となる行為をも含む人権侵害です。
 今回は、パープルサポートいしかわ(いしかわ性暴力被害者支援センター)の開設から1年を得たことをふまえ
 性暴力のない社会の実現に向けての理解を深めるための開催する



開会あいさつ 石川県県民スポーツ局男女共同参画課 青木課長


基調講演「子どもの性暴力被害~周囲のおとなが知っておきたいこと~」
  講師 武蔵野大学人間科学部 教授 臨床心理士 藤森和美氏


1.子どもへの性暴力とは 子どもの成長や発達を阻害しうる不適切な性的言動
             (性犯罪に限定しない)
            
             「いたずら」だからという言葉を使うことで軽んじる傾向がある

2.子どもの性暴力被害の実態 女子中高生の過半数が被害に遭っている。被害者は女子だけではない
                    高校生女子の20人の1人がレイプ被害(確認できているだけ)

3.子どもの性暴力被害の特長 親・親族からの性暴力、兄弟間、子ども間、教師・指導者から、交際相手
               ネットを仲介として、見知らぬ第三者から
      ※顔見知りの人からが多い。相手に嫌と言えない形にもっていく場合が多い
     
      ※いろいろな偏見があり 子どもが言い出しにくい(長期化・潜在化)
                  言っても信じてもらえない(被害者を孤立させる、ケアが遅れる)
                  言っても、大したことがない、あなたも悪いと言われる(二次被害を与える)

4.性暴力被害を受けた子どもの反応
      ※反応は発達段階によって異なることがあり、個人差が大きい、反応の影響は長期間に及ぶことがある

    身体症状   頭痛・腹痛・下痢、発熱、吐き気、性器の痛み・かゆみ、睡眠障害、過呼吸など
    行動面の反応 外出や登校をしぶる、不安がある、落ち着きがない、退行、問題行動、過剰で年齢不相応な性的言動など
    感情面の反応 不安、恐怖、無気力・無力感、悲しみ、抑うつ、孤立感・疎外感、罪悪感、感情のコントロールが悪くなるなど
    認知面の反応 世界観の変化、自己イメージの悪化、被害に関する混乱した理解、自分をせめるなど
    PTSD症状   侵入(フラッシュバック、悪夢)回避(外に出れなくなる)
           感情のまひ認知のゆがみ(楽しみ、喜びを感じない)、過覚醒(自己破壊的な行動) 

5.性暴力被害の発見と予防
    ※子どもの性被害は子どもからは訴えにくい犯罪・・・ちゃんと聴く姿勢
    ※子どものサインを見逃さない・・・いつもと違う
    ※周りの大人が連携する(学校、地域、家庭)

    ふだんから怒っているといえない。「よく言えたね」とほめ、親の弱音を子どもにみせておくことも大切

    ※予防のためにできること  防犯教育、支援体制、性・人権教育  ただし、予防の取り組みでは被害をなくすことは不可能

6.性暴力被害を受けた子どもへの支援
   1)被害を受けた子どもに周囲の大人ができること 子どもの様子をよく観察し、様々な反応に対応する
                            養護の先生に同席してもらう(2人で聞く)
   2)危険を経験した子どもに周囲の大人ができること 様々な反応は自然のことで、それが普通だと説明する、叱らない、責めない

   3)医療・心理専門家にに助けを求める
 
   4)学校現場でできること  学校だけで対応しようとはしない(緊急支援チームの要請、児童相談所・警察との連携、医療機関との連携)
                 被害者や保護者への心理教育
 
               ※子どもに何度でも聴くことはNG,聞いたら児童相談所に報告
   5)支援者として心がけること  話して良かったと思える対応を
                    
 

対談  「被害を受けた若年女性たちの心と身体を守るために」

  対談者 藤森和美氏

      福村 一氏(石川県女性相談支援センター所長)


  石川県でもワンストップで相談できるようにパープルサポートいしかわを開設した
   276件相談があり、その内6割が20代・未成年だった。面識がある人からの暴力が9割りだった。

  秘密厳守!
   相談専用ダイヤル 076-223-8955(はやくここへ)

            月曜日から金曜日8:30~17:15 祝・年末年始を除く

    ただし、緊急医療などの緊急を要する相談は24時間365日対応!

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祝日にもかかわらず多くの人が参加されていた。

同日、児童虐待防止キャンペーンが開催され、そちらにも生活学校メンバーを派遣した。

男女共同参画や子どものへの性暴力、DVの問題も人権問題としてとらえ
早めの教育が必要だそうだ!

性教育というと「寝た子を起こすな」と反対されがちだが
「大事な部分は、人に触らせたり、触ったりしてはダメだよ」から始めたらよいと藤森氏は言う。

また、自分自身が持つ偏見についても確認しておくことが大切だという。
そうしないと、子どもたちからの訴えに対して間違った対応をしかねないとのこと。
誰にでも偏見はある。偏見をわかった上で、学ぶことが大切だと。
そうしないと、いつまでも自分の偏見はなくならないから。と。

あなたもこのような偏見はありませんか?
 性暴力被害は若い女性があるもの
 時がたてば忘れる
 子どもが被害者なんて信じられない、信じたくない
 被害者にもスキがあった
 そんなこと大したことない、ただのいたずら・・・

DVの現実から目をそらさず、自分ができることを考えてみる良い機会となった。

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標準営業約款に係る「消費者懇談会」「消費者相談対応連絡会」開催される!

2018-11-06 10:11:21 | 日記
平成30年10月29日(月)13:00~16:00
石川中央保健福祉センター会議室
参加者 消費者団体(石川県婦人団体協議会、石川県生活学校連絡会、野々市市女性協議会)
    行政(石川県健康福祉部薬事衛生課、石川中央保健福祉センター、白山市消費生活センター)
    関係業界(飲食業生活衛生同業組合、理容生活衛生同業組合、
         美容業生活衛生同業組合、クリーニング生活衛生同業組合)
    事務局  石川県生活衛生営業指導センター
   
    17名

議題
 1)消費者相談について
    サービスの質を高めるため、利用者や消費者からの相談に適切に対応でき
    その後営業へ反映させて室の行動を図ります。
    
    ※生活衛生営業  鮨店、麺類店、社交業、料理店、一般飲食店、喫茶店、氷雪販売業
             理容店、美容店、興行場(映画館等)、旅館・ホテル、公衆浴場(銭湯)
             クリーニング店、中華料理店、食鳥肉販売店、食肉販売店

    平成29年 苦情相談件数 340件

 2)標準営業約款(Sマーク)制度について
    制度の説明と石川県内登録状況の説明  登録数の減少
    
 3)意見交換
 

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「Sマーク」を知っている人は少ない。登録数が少ないのだから仕方がないのだが
昭和32年より開始された制度であるのにあまりにも知られていない現状。

石川県生活学校連絡会が参加するようになったのは、4,5年前から。
ブログで紹介したり、広報紙「暮らしの輪」に記事を掲載したりしているのだが・・・
新しい役員に参加してもらい、少しでも知ってもらいたいと思う。

消費者が安心・安全なお店を選ぶためのめやすに、「Sマーク登録店」はあるのだが
登録数が少なく、更に知られていないのでは選ぶ目安にはなっていないのが現状。

ただし、登録業者が安心・安全基準を満たしている点はすばらしい。
サービスの質をあげ、安心して利用してもらえるよう努力はしている様子がうかがえる

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