石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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生きやすい高齢社会づくり~~~羽咋生活学校

2018-03-09 16:04:09 | 日記
平成30年2月27日(火) 
羽咋公民館 会議室
参加者 10名

講演「東日本大震災の体験談」
講師 晴山 達氏(防災士)



もし災害が起きたら、まず「自分の命を守れ」
三日間生きのびることを考えて備えをしよう!

忘れかけていた災害への備えについて気持ちを改にした

津波の怖さについて、体験した一部始終を話していただき
ただ、ただ、被災者の悲しみには計り知れないものを感じた。

被災したも者には、何より「現金」が必要だということも分かった。


講演「特殊詐欺を防ぐ」
講師 羽咋市消費生活センター職員


最近の特殊詐欺について具体例を取り上げた説明があった


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講演を終え、メンバーで話し合い次年度に向け協力して進めていくことを確認したそうです。

メンバーが自身が高齢化し、生きやすい高齢社会はどうあったらよいのかと
「防災」と「消費者被害」について学んだようです。

一人で情報を集めるのはおっくうでも、みんなで一緒に聞き話し合うことで「気づき」があり
「備え」ができる。
生活学校運動の一つです!

東日本大震災から7年がたち、あの時の記憶も薄れてきています。
忘れないためにも、よい講演だったようです。

リーダーにとって企画を考え準備するのも大変ですが、よろこんでもらえたのが一番のごほうびです。
生活学校らしく話し合いながら、協力して進めて行ってください。

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「新たなJAS制度」北陸ブロック説明会開催される!

2018-03-09 09:31:46 | 日記
平成30年3月8日(木)14:00~15:30
北陸農政局1階共用大会議室(金沢合同庁舎)

昨年6月の「農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)」の改正により
農林水産品・食品の生産・製造を行う方だけでなく
保管、輸送、販売などに携わる幅広い方にも
商品、技術、取り組みをアピールするツールとして活用できるものとなりました。

4月1日の施行を前に、戦略的にJAS制度を活用していただくための説明会


開会 北陸農政局 経営・事業支援部食品企画課

説明  「新たなJASの活用方法について」
説明者 食料産業局食品製造課 食品規格室 橋本係長



JASの機能と展開方向
 JASとは、食品・農林水産分野において農林水産大臣が定める国家規格
   今までは、国内市場に出回る食品・農林水産品の品質や仕様を一定の範囲・水準にそろえるための基準→粗悪品を排除する
   屋内における影響力と信頼性は高く、社会経済システムにも浸透

   ビジネスにおいても、産品の品質を「見える化」し、商談の手段として活用されたり、海外取引ではJASブランド力を活用
 
 新たなJASの展開方向
   食品・農林水産分野の競争力の強化に向け、
   事業者や地域の創意工夫を活かして多様な価値・特色を戦略的に「見える化」し
  「差別化」にも活用しやすい枠組みに。これを足掛かりとする国際化も推進

   新たなJAS制度は赤字
    ・品質の平準化+事業者や地域の差別化・ブランド化
    ・国内市場を想定+海外市場も視野・国際化も指向
    ・BtoC +BtoB
    ・食品・農林水産品の品質+生産・流通プロセス、事業者の取組み、性能評価、こだわり、ものがたり・・・
    ・役所主導の規格化→事業者・地域からの提案を規格化

 活用イメージ アイデア
   ①強みのアピール(品質) 欧米ではグルテンフリー食品が人気の中、グルテンフリーをJAS規格化し、認証取得。海外に提供
   ②強みのアピール(プロセス) 抹茶人気が高まる中、伝統的な製法をJAS規格化し、「本物」として類似品と差別化
   ③強みのアピール(取扱方法) 和食人気の中、「和食」の特徴を規格化し、認証取得。食材、調理、もてなしなど
                    「和食」の魅力を体験できることをアピール
   ④強みのアピール(取扱方法) 鮮度の高さをアピールするため、低温保管・輸送方式を規格化し、能力を有する者として認証取得。
                  扱う産品について鮮度が維持されていることをアピール可能に。
   ⑤強みのアピール(経営管理) 環境に配慮した企業活動をアピールするため、環境に配慮した経営管理基準を規格化し、実践している
                  企業として認証を取得。企業イメージ・ブランド価値が向上
   ⑥強みのアピール(要員能力) 日本地の知識や技術を普及したい場合、日本茶の専門家に必要な知識や技術を規格化し、
                  国内外の能力を有する者が認証を取得。正しい日本茶の普及による海外市場における販売拡大に寄与
   ⑥強みのアピール(試験方法) 養殖魚の魚臭さを抑える独自の養殖方法を開発・工夫し、魚臭さ成分の統一的な測定・分析方法の確立
                  規格化し、客観的に証明し養殖技術の高さをアピール
   ⑦強みのアピール(試験方法) 熟度の指標となるショ糖量や硬度などの測定方法を規格化し、エチレン吸着素材の性能を間接的に証明
                  鮮度の指標となるK値の測定方法を規格化し、魚の輸送・保管能力を間接的に証明

 JASマーク表示
   標準化目的のマークはそのまま
   新マークの創設(差別化目的)
   各企画事に、認証内容を端的に示す標語を設定し、マークに付与


 事業者・産地発のJAS規格の制定・活用について
   事前相談窓口をもうけ、官民連携の体制で対応し規格化へ
   予算の確保  JAS規格化等のテーマ、認証制度取得の支援
 
 新たなJAS制度 規格第1号
  ・日持ち生産管理切り花
  ・機能性成分の「メチル化カテキン」「βークリプトキサンチン」の定量試験方法


質疑応答
  すでに進んでいるのはアイデア④と⑥ あとはイメージと出したもの
  しっかりとしたコンセプト(何をどうしたいのか)が共有されていると早く規格化されやすい
  

閉会


広坂合同庁舎の1階には「消費者の部屋」があります。
現在の展示は「植物検疫・動物検疫」についてでした。





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韓国のイチゴが海外でも人気だそうだが、実は日本から苗が流失し、
それを掛け合わせた品種だったというニュースを見て思う。

安全や美味しいものは差別化でき、販売市場拡大には役に立つ。
そのための新たなJAS制度が強みとなるものであるなら
消費者にとってもよいことだと思う。

新たなマークを覚えたり、ちゃんとチェックできているのかどうかを
しっかり勉強しなければならない

JAS法は昭和25年にできたそうだ。粗悪品を排除するためには必要なものだったと思う。
JASマークは商品を選ぶときの基準にもなり、生活に根づいている。
新たなJAS制度による、さらに安心で品質の良い商品やサービスが確保されることを望む。
生産者をはじめ、消費者に届くまでに係る全ての方にとっても良い規格になることを願う。

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