流石スタンダード、其処に痺れる憧れるぅ Byむっく（どりる）

　明日台風が来るそうですが、いろいろと大丈夫なんでしょうかねぇ。さて、本日の昼休みは赤ニムトをプレイしたり、ソードワールドやアルシャードガイアのキャラクター作成などなど。まぁ、平和ですね。


　そんな昼休みが過ぎて3,4限をも過ぎると、4人の学生が集まった。FEARの新しいゲームでスタンダードRPGシステムなる標準化したシステム環境を共同で使用するというサービスの企画ものを搭載した様々なゲームをごっちゃにして遊んで見ました。SRSのリンク。

　なんしか、アルシャードガイアに天羅やスティグマのキャラクター達が問答無用でやってくる。逆もまた然りと言う話ですな。実際、此度も天羅生まれ設定のキャラもいましたしね。

　レギュレーションはガイアのルールをベース（ブレイクと加護のみ）とし、キャラクターレベルは7、所期クラスはガイアクラスを取り、加護取得のこと。クラス制限は4つまで。常備化ポイントは97。


　以下、セッション概要。使用シナリオはゲーマーズ・フィールド掲載の「遊園地への招待」っす。PLはテーシオ氏、GHETTA氏、ミドリ氏の3名。GMはワタクシどりる。特別ゲストはえび氏、ゴンタ氏。計6名。


以下、遊園地への招待のシナリオのネタバレを含みます。読むのは身の回りのアルシャードガイアをなさるGMの許可を得てからの方がいいかもしれません。






　うっす、では早速紹介克プレイレポートを。シナリオは”駄目な父親によって、駄目な父親が、駄目な父親を…。”という感じのNPCを弄ってくれ感が漂ってます。更に、平成ライダー要素も織り交ぜてあり、面白いシナリオですよ。

■ストーリーは行方不明になった少女を探してスペクターの支配する深夜の遊園地に侵入する。そして、少女を助け出して家族の団欒を取り戻すお話。

■キャラクター紹介
PC1；金本　リョウスケ（御免、うちのパソコンでは漢字が出てこなかった。君の携帯はすごいよ。）
男・19歳・クラス；ファイター2・アルケミスト3・ノーブル・エングレイヴド
　かなりのお金持ち、お金をかけた強力なチャンバーブレイドで戦う。お金持ちなのを鼻にかけないところがかっこ良かったっす。因みに、ハンドアウトでは行方不明になった少女のご近所さんという設定。

PC2;十羅刹女　無厭足（十羅キャラの最新シリーズ？）
女・外見13歳・クラス；オーヴァーランダー2・ソードマスター2・イレギュラー・天羅ガンスリンガー2
　魔法を使うものとして作られたはずが、ぐれて銃使いになったらしい。占有に対するラリアットを得意としたキャラクター。最も汚い大人…だと思う。因みに、ハンドアウトでは少女の父親と戦友という設定。

PC3;野上　良太（良太郎でない所がポイント。）
男・23・クラス；ロケットレンジャー2・天羅ガンスリンガー2・ホムンクルス1・ファイター2
　天羅世界から飛ばされてきた戦士、その際記憶を失った。しかし、日曜日朝の番組仮面ライダー電○をみてそれが自分であると思い込んだ。憑依しているのはリュウタロス。因みに、ハンドアウトでは舞台となる遊園地でヒーローショーのきぐるみを着るアルバイトのお兄さんという設定。

■プレイリポート
　遊園地の入り口で…
スペクター「ここは永遠の楽園、エターナルだよ！ネバーエンディングだよ！あなた達は子供だよね？」
無厭「子供だよ。」
金本「かろうじて未成年だから子供。」
いやいや、そうじゃないだろ・・・。

頑張って電○の真似を頑張るGMと野上。
GM「オレ、参上！」「君たちボクに釣られてみない？」
野上「倒していい？…答えは聞いてないけど。」

　弄られまくる少女の父親
俊樹「実は最近ホワイトメイジのクラスを取ったんだ。」
一同「（恐ろしい形相で）ちょっと来て貰おうか。」

俊樹「頼む、娘の所まで連れて行ってくれ。足手まといにはならないから。」
無厭「じゃぁ、私達の前にたって進んで。」
そして、男探知を何度もさせられて何度も凹にされるのであった。

　少女の為にプレゼント
金本「これ、僕は行かないから家族でどうぞ。」
金持ちでも、成金ではないとこが仄々していていいなぁ。

　少女キャラを演じることに羞恥心を覚えるマスター
少女「おはよ～御兄ちゃん。」（ペットボトルを握りつぶしながら）
上記のプレゼントを貰って
少女「大好きだよ、おにいちゃ…」（机をたたく）

■感想
　長くなりましたが、今回の目的である”SRSの相互利用手法はサプリメントなどでまだアップされていなかったはずなので、好き勝手出来る今のうちにやっておこう”は結構楽しかったです。お金持ちという設定の金本、無厭は3回も復活してきますし、天羅キャラの攻撃力の高さを見せてくれた野上。

　しかしながら、現状ではバランスよく組み合わせるのは難しそうです。ガイアとスティグマは結構近いので、まだ何とかなると思いますが、天羅は気合とかありますし結構違うので。

　まぁ、あれですな今後のサプリメントに期待ということで。グレートディメンジョンとか天羅のサプリメントとか諸々出ますし、テストが終了したらかなり散財しそうです。


　再びシナリオについてですが、その中のボスの一人であるダイガイアーというヒーローが仮面ライダーク○ガや○ギトの雰囲気を感じた（フォームチェンジしたりする）ので、同じくフォームチェンジする上に最新のライダー、仮面ライダー○王にのせてやってみようと思ったのですが、実はNPCの父親キャラクターの台詞があまりにもダメ過ぎて、寧ろそっちがメインかもと思ってしまうくらい…。ちょっと合流シーンが薄いことをのぞけば楽しめるシナリオ、多分ね。


　皆さんお疲れ様でした～。

今日も元気に ｂｙＧＨＥＴＴＡ

デモンパで御座います。しかも本日は二本同時並行で。

急須屋氏が第四十二話、私ことＧＨＥＴＴＡが第四十三話を担当させて頂きました。

というわけで、私の方の報告に参ります。

デモンパラサイト小坂シリーズ第四十三話
『警報発令。青き空に映る蟲』

それは梅雨ももう明けようかという、ある晴れた日の事。
久し振りの晴天に思わず山登りをしたくなった青年が山道を歩いていると、ふと、空に陰りが見えた。
雲だろうか、雨になっては困ると其方の方を見た青年の目に映ったものは……

あまりに凄まじい数の所為で黒い塊のように見えるカナブンだった……


今回の参加者一覧。動物オンリーとなりました。

タマ（ショーテル・モリオン／Ｋ）
今回の進行役。彼の積極性は見習うものがありますね。
情報収集では美少女になりお母様方から効果的に話を聞き、動物からにも顔が広いという、実に優秀な方。さらに戦闘においても、妨害有り、支援有りの、矢張り便利な方。

横太郎（ドラグーン／00doll）
今回は蟲（カナブンの群れ）に襲われている叢雲宙を助け、彼と共にセラフィムに現れる。
餌であるカナブンからの攻撃は欠片も彼に傷を与えられない（攻撃を当てられない）ようである。ドラグーンなのに異様に回避が高いのが怖い。

刃字忌(バルディッシュ・バルディッシュ／ミドリ)
今回は久々に家から外に出たものの、街中に溢れているカナブンに襲われかけ、餌を求めてセラフィムに顔を出す事に。
敵から攻撃を受けているわけでもないのに、何時の間にかエナジーがかなり少なくなっているのは……ＧＭとしては既視感が……
蟲に苦労した人。


シナリオとしましては

街中にカナブンが大量に発生し、弱い悪魔憑きが悪魔化すると急に襲い掛かってきて、魔種吸引してゆくらしい。しかし、それ以外はあまり行動を起こさない上、ほとんどの被害者はＲ.Ｏ.Ｐの下っ端構成員である為、あまり大事にはなっていないようである。
しかし、このままでは大きな被害が出るかもしれない、そう考え、ＰＣ達は調査に乗り出す。
そして情報収集の結果、兜山の方から広がるようにカナブンの被害が起こっている事を知る。

さて、兜山に向かう途中、横太郎は山への道を行く単車や改造車を見つける。当然乗っているのはモヒカンの者達。
「あれは……やられるな」

そして一同は山の中へ。
いきなり山道から外れ、獣道を突き進もうとすると、木の一本に、人の顔ぐらいはあろうかという巨大なカナブンが留まっていた。不意打ちで一斉攻撃をかけるも、四方八方から大量のカナブンが襲い来る。

難無く退け、モヒカン達の車跡についてゆくように山道を進むと、何人かの坊主（嘗てのモヒカン。彼らは魔種吸引されるとその髪が抜ける）が倒れている。
応急処置で起こし、尋問。横太郎の達成値は９、しかし、坊主の精神抵抗は５だった……
今回の事件はＤｒ．某（それがし）の実験体が、廃棄場のＳＡＮフラワーを倒し、逃げ出したものである事、奥に彼等のリーダー『信号三兄弟』が向かった事、そして、実験体には発信機が付けられている事を知り、受信機を受け取って解放する。

奥へ進んでゆくと聞こえる悲鳴。
「この化物め！どうして銃が効かないん……うわー」
憐れ、モヒカンが赤、青、黄色の三色に塗り分けられ、且つ、そのモヒカンが左右に分かれるという不思議な特技をもつ『信号三兄弟』は、五メートルはあるだろうか、という超巨大カナブンの手によってあっさりと蹴散らされてしまいましたとさ。

そして超巨大カナブンとの対決。
相手は特殊能力継承によって狂乱化を配下に伝え、一斉攻撃を仕掛けてくるという、劣化トリブルス・ハイプリーステスである。例え判定のダイス数が三個でも、これなら一人か二人は暴走させれるだろう……そう思っていた自分がいました。
そんな自分は、全員の回避がそこそこあり、且つ、ショーテルの最終能力の存在によって何処かへ消えてゆきました……

結果、ボスはまともに一回も攻撃を命中できず、雑魚もまともに攻撃を当てられず、散ってゆきましたとさ。
実はＰＣ達も結構ぎりぎりだったのは秘密です。

かくして、小坂の危機は免れた。空がカナブンによって曇る日は、恐らくないであろう。

といったものでした。
三人だと結構早く進みますね。びっくりです。

というわけで、ＧＨＥＴＴＡの方の報告を終えます。

キラリと輝くお星様 ｂｙ急須屋

今回は二卓が同時に立ち、一つはこちらがＧＭを担当しました。

デモンパラサイト小坂シリーズ第四十二話
『小坂市お掃除大作戦！！　それとついでに輝く死兆星』
ちょうど４２という不吉な数字だったのでこんなタイトルになりました。

今回の参加者です。

文楽座　瑠璃（ウォーコイト・ドラグーン／ゴンタ）
もはやおなじみ小坂市の闇。　今回はモスマン人形のために結構なやる気を出した模様。　そのため謎の植物の青汁をすすったり五大四天王に一撃を加えたりしていた。　あと釣二とは何かしら気が合うらしい。

佐藤　唯（アルバレスト／mono）
さすがの悪魔寄生体も極度のストレスはカバー仕切れない模様で今回も胃をいためていた探偵。　しかしその割には名も知れぬマイト（忠犬部隊の一人）相手に５００ｍ先からグングニルで狙撃を行ったりと何気にやらかしていた人。　やっぱり色々溜まっていたんだろうか。

東郷　征斗(ドラグーン／東 京)
日常茶飯事となったヒロシの犠牲の元に立ち上がる不良のボス。　今回の情報収集は彼の裏社会での知識が役に立っていました。

始めに起こるのは恒例のカルトロップ・モヒによるヒロシ（ほぼ）殺害シーンから。　そしてヒロシを探しに来た東郷とモヒが戦闘に入るもモヒはあっけなくやられてしまう。　どうやらその前に謎の生物と闘って傷を負っていたらしい。

そして次の日、セラフィムに集まる一同。（約一名除く）
どうやら最近埋田でモヒが暴れ始めているらしいので調査することに。
そして遅れてよぷやく到着した瑠璃もジョーさんがＫ都土産に買ってきたモスマン人形につられて本腰入れて調査することに。
日中一通りの調査を終えて、夜の街を探索するメンバーにかび臭い謎の生物が襲い掛かってくる。
謎の生物を倒すと、その生物は破裂して妙な煙を出し、気分が悪くなって衝動判定に入る一同。
その後の調べでどうやらその生物はカビとかの植物の悪魔憑きだったらしい。（生物相手に体液をすって気分が悪くなる瑠璃）

次の日、街中の調査を行う唯は、千呪印の部下の忠犬部隊の一人を見つける。　どうやらこの謎の生物に対しＲＯＰ側も処理しようと考えている様子。　もっと詳しい話を聞こうといつも通り不意打ちを行う（話し合い？　何ですかそれは？）も、奇跡の回避で取り逃がしてしまう。
とりあえず町をうろつくモヒ達なら逃げられずに叩きのめせて話を聞けるだろうと夜の埋田を捜索する三人。　そして一般人の目の前で悪魔化して暴れるモヒたちを発見し、彼らに「説得」を試みようとする前にどこからか怒りの電撃が落ちてモヒたちこんがり。　

どうやら電撃は五大四天王の釣二が放ったものらしく、川の中から現れる釣二（その前にモヒに投げ飛ばされてました）。　今回はセラフィムと戦うつもりはないようで三人とラーメンを食べることに。　そしてセラフィムも彼から放たれる何か苦労してそうなオーラを感じ取ってやけに同情的。
釣二から聞いた話によると誰とは言わないがＲＯＰの某ドクターが廃棄した実験生物（グリーンギガント改造種）が埋田の地下に住み着き、繁殖しているらしい。　そして処理に追われるもどこかの猪のせいでイーグル部隊はけが人が続出して人員不足なので千呪印のところから人を借りてがんばっている状態。　そして釣二からその生物が住み着いていると思われる位置を聞きだす。

ついでに分かった事で釣二の正体はすごく貧弱な生き物らしく（変身前エナジーが１）、さらに人間の食べ物もかなり体に負担がかかるので（猛毒ダメージ入りまーす）、正直ヴィシャスでないと体が持たないんだそうな。

まあそんなこんなで下水道に生物駆除に向かうセラフィムたち。　ちなみに瑠璃はかなり憂鬱。　がんばれ瑠璃。　これもモスマン人形のためだ。

ちっこいカビの塊を蹴散らしながらすすみ、ついに実験生物の本体と対峙することになる。　そして戦闘。
敵は無差別に相手に衝動判定を起こさせる煙を撒き散らし、東郷変身が解けかけて危うく死に掛けたり、瑠璃が攻撃をできなくなって最終能力が使えなくなって無理やり衝動を引き上げたりと色々なハプニングが続出。　しかしそんな惨状を範囲外から我関せず見守る唯。　一人離れるのは反則だよ。
なんだかんだで退治に成功するセラフィム。　その後、空気が悪い中をかなりがんばって釣二が来るも、今度は神童の部下が何かやらかしたらしくまたすぐに舞い戻ることに。　がんばれ釣二。

とりあえずセラフィムの仕事は終わったので潔く帰ることに。　謎の植物の体液を吸いまくった瑠璃は人間ドックに行きたいらしい。　でもジョーさんからモスマン人形もらってご満悦。

そして釣二の方も神童の部下を何とか抑えて帰ってくるも、
千呪印「屠山に仕事を頼みたいが見つからない。」
Ｄｒ.某「また廃棄した実験生物が繁殖していたので処理してくれ。」
イーグル１３号「リオウの部下のせいでアジトの一つの場所がばれて壊滅しました。」
釣二「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
釣二
共生生物名：カラドボルグ
やけ酒を飲んで倒れる。
再起微妙
To Be Continued→

今回は二つともＤｒ.某が原因のようで。

修羅場シナリオだとさ～ byゴンタ

先週の土曜日にデモンパ小坂シリーズの第41話が行われました。
何やら修羅場なシナリオだったみたいですよ。

デモンパ小坂シリーズ第41話
『美女で野獣と、英雄(ヒーロー)と』

いつものように、いつもの如くイケメンフードファイター、叢雲宙が襲われた！！
…ところが、今回は五体満足で帰って来れたようで…。
まあ、とはいっても小坂支部のメンバーが襲われたのは事実。早速、横堀学園に通う日森、朱泉、次郎のもとに連絡がいく。詳しいことは事務所で話すと言うジョーさん。
電話を切って、ため息をつくジョー。次郎がちゃんと話を聞いていたかが心配だったが、それ以上の悩みが今の彼にはあったのだった。

日森篤(クレイモア／朱雀)
現人神な高校生。真面目に授業を聞いています。というか、代わりに教鞭を振るったり。
空気は読めたり読めなかったり。

朱泉牡丹(ブリガンダイン／GHETTA)
日森のクラスメイト。日森がおそらく唯一、呼び捨てで呼んでる人物。なぜかは誰も知らない。
空気は読むほう、読めるほう。

猿渡次郎(ヴォージェ／ミドリ)日森たちとは別クラス。旭と一緒に「ごーはーん、ごーはーん」
空気は読まない、てか、人の話を聞かない。

犬次郎(バルディッシュ／急須屋)
北斗神犬。ジョーさんに助言をしたりもするが、今回のような話に関してはまだまだ未熟のようで。
空気は読もうとするよ。


その他の人物



藤居元　旭(ショーテル)
修羅場大好き。ご飯大好き。次郎と一緒に「ごーはーん、ごーはーん」
てか、学校に普通に来てる。
空気は楽しい方向に転がすもの。

〆張八策(ブリガンダイン)
含蓄のある台詞が得意な白イタチ。悩み相談はお手の物。
空気は読むし、作りもする。

文楽座瑠璃(ウォーコイト)
先日、誕生日を迎えて機嫌良さ気な吸血鬼っぽい人形師。R.o.Pの怪しい人を引きずって来たり。ジョーさん、白石には、両親との死別後何かと世話になっていたので昔のことをいろいろ知っている。白石さんの変身形状は秘密らしい。
空気は読んだ上で、好きなように振舞う。

鈴木恵理(ブリガンダイン)
いつもニコニコ婦警さん。公園でのドンチャン騒ぎに出張ってきました。
空気は読んだ上で、スルー。


では、本編。
ジョーさんの悩みとは、世話好きで有名なK都支部長、梅さんからのお見合いの話であった。明日が当日なのだが、未だに決心が付かない様子。
日森たちを待つ間、犬次郎に相談するジョーさん。
犬次郎「俺は、そういうことはあまりわからないが、白石さんに相談してみたらどうだろう？彼女は頼りになる人だ。」
ジョーさん「確かに、彼女なら頼りになりそうだ。白石君は本当に頼りになるからなぁ。昔は少し危なっかしかったけれど。」
日森たちも到着し、注意を促すジョー。そして、最近、K都支部長から遊園地のチケットをもらったことを思い出し、日森と朱泉に、一緒に行けばいいと差し出す。
ジョーさん「誰かと一緒に行けばいいって言われたけど、白石君は遊園地とか興味ないよね？」
複雑な表情をする白石に、困惑する朱泉。
結局、チケットは日森が受け取り、帰ろうとする一同。そこに聞こえるジョーさんの声。
ジョー「ああ、白石君。相談があるんだが。…明日のお見合い、私はどうしたらいいかな？白石君ならわかるんじゃないかと思って。」

凍りつく空気。一瞬の静寂の後、小坂に轟音が鳴り響く！！

顔を覆って飛び出す白石。生修羅場に大興奮の旭。天井にめり込んだコーヒーカップ。皆に怒られるジョーさん。責任を感じる犬次郎。
ジョーさんにとって、白石さんはなんなのかと聞かれて、昔は危なっかしい子だったけど、今では長年共に戦ってきた戦友だと言うジョーさんに、
日森「白石さんが20年以上ずっと、あなたのそばにいることに何も感じないんですか？」

解散する一同。朱泉は白石さんが心配になって一人探しに出る。事務所からの八つ当たりによる破壊痕を辿って行くと、とある公園に…。
怪しい奴を探していた犬次郎と共に公園に入ると、そこにはいつもの様子からは考えられないほど悪酔いしている白石が…。
時間が経つごとに、日森、〆張、次郎、恵理と、ギャラリーが増えるなか、昔話、ジョーさんの格好いいところ、ダメなところ、などなどをビール片手に語り続ける白石。
曰く…
「悪魔憑きに取って魔女狩り時代だったころ、自分を救ってくれたのはジョーさんだったの。」
「しかも、そのとき、私のことを守るって言ってくれて…」
「はいっ、朱泉ちゃん。ジョーさんの格好いいところを五つ言ってみなさい！！」…この後、白石さんによるジョーさん自慢が。
「…お見合いをするのは別にかまわないし、それで幸せになってくれればいいんだけれど、私に相談してくるのだけは許せない！！」

日森「で、白石さんはジョーさんのことをどう思っているんですか？」
白石「…好きよ。こういうのって直感でしょ。」
日森「それをしっかりと伝えてきましたか？」
白石「………。」

ドンチャン騒ぎは終りまして、帰っていく一同。白石はもう少し飲んでから帰ると言う。そして、眠りこける白石を狙う影。

翌日、白石が昼になっても事務所に来ないという。皆、宙をさらえないような奴が白石をさらえるわけがないと言うが、ともかく探してみようということに。
朱泉はジョーさんに電話を。ジョーさんは「わかった」と言い残し電話を切り、その後電話はつながらない。探せば探すほど濃厚になる誘拐されたという事実。朱泉が見かけたR.o.Pの影。捜索が滞ったところで、一同のもとに現れる文楽座瑠璃。
…手には先ほど朱泉が目撃した男が。瑠璃曰く「ん～、R.o.Pっぽいのがいて怪しかったから、電話を盗聴したら案の定で。で、ちょうどお腹も空いていたし…」
よく見ると、瑠璃はやたらとツヤツヤしており、男の血色は悪い。
白石が誘拐されたと聞いて、それはないと否定する瑠璃。それに、たとえ捕らえても彼女を束縛するのは至難の技であるという。
何故ですかと問う日森に、彼女の20年前の通り名をこっそり教える。かつての通り名は「アンチェイン・ガール」　今、白石さんにこの名前を言ったらひどい目にあわされるらしい。“ガール”のあたりがまずいのだろう。
ノリノリの瑠璃は一度だけ見たことのある白石の変身形状まで言おうとするが、かつて、それを茶化して死ぬよりつらい目にあったことを思い出して沈黙する。

瑠璃と別れて、キリキリ吐けとばかりに尋問タイム！！…と、その矢先に男は自爆。ブラックギアスはずしーの、回復しーので尋問。男は喜んで話すと言う。
その男の所属は千呪印十二神将が一人、招杜羅大将（しょうとらたいしょう）の小柴の部隊、忠犬部隊である。小柴は千呪印一の部下で、その忠誠心は高いという。
話を聞くと、十二神将が相次いで撃破され、千呪印の部下の中には他の幹部に鞍替えしようとするものがいるらしい。そして、今回実際に他の幹部への鞍替えを考えているものが発見されたので、その粛清のために小柴は動いているのだと言う。そいつらがセラフィムメンバーを襲っていたのは、それを手土産とするためだろう。また、彼らは千呪印に、無差別で扱いが難しいため廃棄が決定した実験体の処理を任されており、おそらくそれを持ち出しているのではないかと思われている。

誘拐犯の居場所の目星もついたため、臨海地域の倉庫外に向かう一同。立ち並ぶ倉庫の一つに入ると、そこにはドラム缶に入れられ、コンクリ詰めにされた白石の姿が。その顔は少し残念そうである。犯人たちは動けないはずの白石の出すオーラだけでグダグダ、PCたちが来てテンパり、実験体の封印を解く！！
「大丈夫なのかフランク(めっちゃ日本人)、奴は視るだけで人を殺すんだぜ！！」
「はっ、おいおいモーガン(めっちゃ日本人)この世で一番怖い動物をしってるか？答えは最高のライフルをもった、最高のスナイパーだぜ。」
さすがに危なそうなので、普通に怪力を発揮しコンクリから抜け出す白石。封印を解かれた、魔眼を持つ梟、ミネルバは無差別攻撃を開始する。
持ち前の危険察知能力で攻撃を回避するミネルバ、洒落にならない事体に白石は渋りに渋っていた変身を開始する。

逞しく黒い両腕、大地を踏みしめる強靭な足腰、全てを受け流す優美なフォルム、白き顔面に悪魔のごとき黒の隈取、その姿はまさにパンダであった。

PCたちは、白石のビーストバスターから、最終能力の連激を用いて何とか撃破に成功する。変身を解き、魔種吸引しようと、近づく白石に対し、まだ息のあったミネルバの魔眼が迫る。そのとき、倉庫の扉を破り飛び込む黒い影。
いるはずのない男の、しかし、待っていた男の登場に驚く白石。そこにいるのは小坂支部長ジョーさんであった。どうして来たのか、お見合いはどうしたのかと聞く白石に彼は答える
「君の事は守る、って昔約束しただろ？」 白石さんオーバーヒ－ト。
このままの勢いで、ジョーさんに自分の思いを告白する白石。それに対し驚きながらも「大丈夫、お見合いの件は断ってきたよ」と答えるジョーさん。「どうして！？」と聞く白石に、彼はこう告げる。
「こういうのは直感だろ？」
そして、すまなかったと謝りながら明日いっしょに行かないかと差し出される遊園地のチケット。

そんな空気をぶち壊す男が一人。
「お取り込み中すいません。R.o.Pの小柴というものです。少し片付けないとならない仕事がありますので、よろしいですか？いやいや、皆さまには危害はくわえませんので。」
小柴が粛清に来たのだと気づいた日森、ジョーは止めに入るが、彼はその歩みを止めない。攻撃を加えても止まる相手ではないと判断したジョーさんは彼を掴み飛行、場所を移す。そこでの話し合いの結果小柴が譲歩。二人組みの腕を二度と銃を握れないようにすることで決着とした。
去り際に小柴は日森に対し「君とは一度ゆっくり話してみたいと千呪印様が仰っていましたよ。」と言い残していく。

翌日の夕刻、精神的にも物理的(顔とか)にもへこんだジョーさんが帰ってくる。どうしたのか聞く一同に彼は答える。
「最後に観覧車に乗ったんだが、白石君がトロンとした顔をしていたんで眠いのかな、と思ったんだ。そしたら、こっちも少し眠くなってきてね…。そのあとは…」
一同ため息…

長くなりましたが、そんな感じの修羅場シナリオ。けっこう修羅場分は少なかったりします。
NPCが中心の話ではあるんですが、NPCが活躍しすぎないようにするさじ加減が難しかったです。
ジョーさん、白石は片方をPLの方に投げることも多く、担当してくれた朱雀くん、GHETTAくんお疲れ様です。
ジョーさん、白石の仲がGMの予想以上に進んだりで楽しかったです。ボスのバランスが馬鹿回避型だったのと、ダイス目が走りすぎていたため怖かったです。自分のクリティカル怖い。
ところで、某氏に白石さんはけっこうあざといキャラだなと言われました。
うん、確かに副作用とかで両腕だけ悪魔化とかしたら、どんな萌えキャラだって話ですね。
ああ、話がずれました。このたびは私のシナリオに参加していただきありがとうございました。
次回は刃字忌家出シナリオか、日森・千呪印のメルアド交換シナリオができたらいいですねぇ。

このカードはカメムシですよ。 Ｂｙどりる

　雨が続く今日この頃ですが、昼休みにはゴキブリポーカーがＰｌａｙされておりました。私自身も参加し、これは初めてのゲームだったのですが対人の騙し合いというのりは昼休みにぱっとすると楽しいですな。長時間やると色々と戦術を駆使したりしそうです、開始早々「嘘だ！」といってプレッシャーを掛けたり…あまりに見事で感動しましたよ。

　ゲーム展開は中盤まで皆が3,4枚ずつ取っていましたが、どなたかが「カメムシとは渋いものを」といった発言が聞こえたあたりからＧＨＥＴＴＡの”カメムシパレード”因みに被害者は００君。彼はカメムシを1枚も持っていなかったのに、気が付けば2枚、3枚。そして…。ナムサン。


　いやはや、別に負けたわけではないですが今日の気分はＴＯＴでした。顔文字ではないのであしからず。

人喰う邪神も好き好き by東京＜アズマ キョウ＞

今日の昼休み。
いつものようにGHETTA氏がカードゲームを持ってきたので有志六人と共にプレイしました。その名も「トゥクルフ」・・・だったっけ？

まぁここにブログを書いている辺りもうお気づきでしょうが、負けました。
最初は00doll氏が担当になるような勢いだったのですが。
何せマイナス100単位で計算するこのゲームにおいていきなりマイナス500取るとは
早々ありません。尤も氏が－500取ったとき私は－300でしたが。
そして三本勝負で構成されるこのゲーム、二回目の私の手札にはものの見事に高マイナスカードが3枚もありました。
「うほっ、イイ邪神」
そんな邪神たちは私のことをとても好んでくれたようです。手札を切ったその場からどんどん戻ってきます。
結果00doll氏よりも遥かにマイナスとなって負けました。
皆さんも邪神召還の際は計画的にお願いします。

7月8日(日) 定例会報告 by 00doll

この日は告知にあったように、トーマス先輩が「ヒストリー・オブ・サムライ 源平藤橘盛衰絵巻」を持ってきてくださいました。
ＯＢの方やその知り合いの方に混ざって自分もプレイさせていただきました。
長きに渡る武士の時代を、様々な武将となって日本を席巻していくゲームです。

京を支配すると高得点になるこのゲーム。攻められては奪われそしてまたすぐに滅ぼされ。一揆がおこり内応によりまた滅びと酷い有様でした。
そして南蛮貿易により堺と博多が発生…した先は阿波国と讃岐国。あ、あれー。
それでも歴史に疎い…というか苦手な自分ですら知っているような武将も登場し、時間はかかりましたがとても楽しかったです。

その後ろではマジック・ザ・ギャザリングの対戦や、ごきぶりポーカー、ヘックメック、コロレットやゴールドディガーなどが遊ばれていました。

ではでは皆さん、お疲れ様でした。来て頂いた方々はありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いいたします。

７月定例会を以下の日程で開催いたします

７月定例会を以下の日程で開催いたします。
日時：7/8（日）　9:00～17:00
場所：神戸市青少年会館　

http://www.kobe-youthnet.jp/youthhal/

部員はもとより、新入生の参加を心よりお待ちしています。

(神戸ボードゲームの会で登録しています）

場所がわからない方は10:00にJR三ノ宮駅の東口に集合してください。

部員が迎えに行きます。

当日、とーます先輩が”ヒストリーオブサムライ”という時間が掛かりますが面白いゲームを持ってこられるそうなので、それを遊んでみたい方は朝10時には来ておくと良いと思います。
ヒストリーオブサムライについて（参照リンク）

日程変更

はしかによる補講の影響で定例会の日程が変わりました。
6/23→中止
7/7→7/8

いつの間にやら第４クール突入 Ｂｙ朱雀

いつのまにか小坂を舞台にしたこのシリーズも第４クールに突入。
そろそろR.o.Pとの対立も本格的に激化しそうな予感。
そんな小坂シリーズ怒涛の第４０話はこれだ！


デモンパラサイト小坂シリーズ　第４０弾
「蝕む黒」


R.o.P五大四天王が１人・神童は頭を抱えていた。
部下の失策の末に積もりに積もった借金の額は実に５２億。
その返済の期日が迫っていたのだ。
セラフィムに介入されることなく、ほんの数日でこれほどの高額を用意するにはどうすればよいか？
神童はそのたった１つの解決策を胸に、部下の制止を振り切って勝負に打って出る。

ところ変わってセラフィム小坂支部。
例によって召集された悪魔憑きの面々は、ジョーさんからある邸宅の調査を依頼される。
件の邸宅とは、戦前から存在する小坂を代表するような豪邸で、葛木 永俊という、業界では有名な研究者が住んでいた。
これに歴史的文化的価値を認めた小坂市はこの建物を買い取り、記念館として保存しようとしたらしいのだが、買い取った後に屋敷に巧妙に隠された地下施設が存在することが判明したため、表向きには何でも屋として通っているセラフィムにその調査を依頼したのだという。

現地に赴いての調査の結果、その地下施設がおよそ６０年前の代物であること、そこで兵器利用を見据えた共生武装「ブラックギアス」の改造種の研究がされていたことなどが判明。
さらに、時を同じくして地下最下層にてこの施設を葬り去ろうとしている悪魔憑きの存在も感知する。


参加者

紅 麗美（ファランクス／ゴンタ）
R.o.Pにお屋敷を奪われたかわいそうな少女当主。
衝動表で変なものを振り続けて最終能力を使用できなかったりと、前回に引き続き何やら不幸な役回り。
ラストで敗北してもなお神童のそばにいようとする参謀・豊田に救いの手を差し伸べたあたりはさすが。

〆張 八策（モリオン・ブリガンダイン／GHETTA）
小坂名物のしゃべる白イタチ（若本ボイス）。
今回しぶしぶながらも初めて＜光線＞を撃ちました。
葛木邸に正面から堂々と進入しようとして全員から止められるシーンも。
今回の動物その１。

フランシス＝ウェスト（ヴォージェ／東京）
アメリカから帰ってきたフリージャーナリスト。
今回も報道材料を求めて嬉々として任務に参加するも、悪魔憑きがらみの事件のため報道できなさそうとわかり落胆。
というか、セッションとして成立している時点で報道できない事件であることは目に見えているわけで……
ある意味かわいそうなＰＣではある。

鈴木 恵理（ブリガンダイン／mono）
小坂警察九課所属の婦警さん。
いつもにこにこしているが、実は自分から動くことはほとんどしない人。
自立走行するブラックギアスに噛まれて一瞬ピンチに。

犬次郎（バルディッシュ／急須屋）
胸に７つの傷を持つご存知北斗神犬。
葛木邸には警察犬と偽って進入。
麗美お嬢様を背中に乗せたりブラックギアスの被害者その２になったりと、結構受難な１日を味わっていた。
今回の動物その２。

横太郎（ドラグーン／00doll）
スズメなのにやたらと体が丈夫な今回の動物その３。
彼に対する攻撃は毎度毎度なぜか達成値が低かった。
ま、所詮地を這うネズミの攻撃じゃスズメには届かんのですよ。ええ。

八咫（モリオン／ミドリ）
どことなく刃字忌に似ている気がしないでもない今回の動物その４。
追加衝動が全然無くて心配しているのはＧＭだけというオチ。
横太郎とともに屋敷の周りを飛び回り情報収集をして回る。
まずはよく屋敷に忍び込めましたと褒めておこう。

そんな今回のシナリオダイジェスト

動物チームと人間チームに分かれて調査を開始する一同。
人間チームが情報収集していう間に動物チームが一足先に葛木邸潜入。

全員揃って地下室に突入。
麗美は犬次郎の背中にまたがってルンルン気分。
でも探索能力は低いので基本的に懐中電灯で床を照らす役。

地下３階にて黒いネズミに突如襲われる犬次郎と恵理。
その正体がブラックギアスと判って一同驚愕。
本来の効果に加えて強制的に第５段階衝動表を振らされて一同さらに驚愕。

戮快喰軍参謀の豊田を地下４階で発見。
床一面にガソリンを撒いており、何やら不穏な空気。
麗美「マッチの１本でも投げ込んでやればいいんじゃない？」

炎に包まれた地下空間で最終戦闘開始。
敵は豊田＆自立走行するネズミ型ブラックギアス×４

麗美、衝動表で「保身」「限界」「拒絶」を立て続けに振りセルフ戦力外通告。
お陰でカリスマ性がダダ下がり。
最終的に傍らで燃えている木箱を豊田に投げつけて見事にとどめを刺す。

戦闘後、豊田の証言により葛木邸が実は神童の自宅であること、件の研究者・葛木 永俊が神童本人であることを知り、一同本日最大の驚愕。
実際には借金返済のために自宅をより高値で売却するべく、釣二の協力で屋敷の歴史的価値などを偽造して小坂市に売り払った模様。
最終戦闘の結果屋敷は全壊したため、小坂市は完全に大損で終わることに。

後日、千呪印に小切手で耳をそろえて５２億返済する神童に千呪印驚愕。
千呪印「……一体、どうやってこれだけの額を用意したんですか？」
神童「いや、満期になった定期預金を解約したんだ。あと足りなかった分は屋敷を売った」
千呪印「…………」

そして黙って小切手の金額を半額の２６億に書き換えて神童に差し戻す千呪印。
千呪印「半分は免除してあげますから、この残ったお金でまた別の作戦に当たってください」
なお千呪印のセリフはゴンタ氏のアドリブ。
神童よかったなぁ。


……えー、まあ、ざっとこんな感じでした。
最終戦闘はボスはぶっちゃけ飾りです。
ブラックギアスに引っかかったＰＣとの同士討ちが本命だったんですが……全攻撃回避されてそれも叶わず。ちぇー。
ま、恐怖心だけは存分に与えられたのでよしとしますか。
そもそも今回のシナリオの本題は神童の借金完済ですし。


さて、次回はゴンタ氏ＧＭの修羅場シナリオ予定。
果たしてジョーさんは生きて帰ってこれるのでしょうか（笑）