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修羅場シナリオだとさ~ byゴンタ

2007年07月11日 01時25分28秒 | TRPG関連
先週の土曜日にデモンパ小坂シリーズの第41話が行われました。
何やら修羅場なシナリオだったみたいですよ。

デモンパ小坂シリーズ第41話
『美女で野獣と、英雄(ヒーロー)と』

いつものように、いつもの如くイケメンフードファイター、叢雲宙が襲われた!!
…ところが、今回は五体満足で帰って来れたようで…。
まあ、とはいっても小坂支部のメンバーが襲われたのは事実。早速、横堀学園に通う日森、朱泉、次郎のもとに連絡がいく。詳しいことは事務所で話すと言うジョーさん。
電話を切って、ため息をつくジョー。次郎がちゃんと話を聞いていたかが心配だったが、それ以上の悩みが今の彼にはあったのだった。

日森篤(クレイモア/朱雀)
現人神な高校生。真面目に授業を聞いています。というか、代わりに教鞭を振るったり。
空気は読めたり読めなかったり。

朱泉牡丹(ブリガンダイン/GHETTA)
日森のクラスメイト。日森がおそらく唯一、呼び捨てで呼んでる人物。なぜかは誰も知らない。
空気は読むほう、読めるほう。

猿渡次郎(ヴォージェ/ミドリ)日森たちとは別クラス。旭と一緒に「ごーはーん、ごーはーん」
空気は読まない、てか、人の話を聞かない。

犬次郎(バルディッシュ/急須屋)
北斗神犬。ジョーさんに助言をしたりもするが、今回のような話に関してはまだまだ未熟のようで。
空気は読もうとするよ。


その他の人物



藤居元 旭(ショーテル)
修羅場大好き。ご飯大好き。次郎と一緒に「ごーはーん、ごーはーん」
てか、学校に普通に来てる。
空気は楽しい方向に転がすもの。

〆張八策(ブリガンダイン)
含蓄のある台詞が得意な白イタチ。悩み相談はお手の物。
空気は読むし、作りもする。

文楽座瑠璃(ウォーコイト)
先日、誕生日を迎えて機嫌良さ気な吸血鬼っぽい人形師。R.o.Pの怪しい人を引きずって来たり。ジョーさん、白石には、両親との死別後何かと世話になっていたので昔のことをいろいろ知っている。白石さんの変身形状は秘密らしい。
空気は読んだ上で、好きなように振舞う。

鈴木恵理(ブリガンダイン)
いつもニコニコ婦警さん。公園でのドンチャン騒ぎに出張ってきました。
空気は読んだ上で、スルー。


では、本編。
ジョーさんの悩みとは、世話好きで有名なK都支部長、梅さんからのお見合いの話であった。明日が当日なのだが、未だに決心が付かない様子。
日森たちを待つ間、犬次郎に相談するジョーさん。
犬次郎「俺は、そういうことはあまりわからないが、白石さんに相談してみたらどうだろう?彼女は頼りになる人だ。」
ジョーさん「確かに、彼女なら頼りになりそうだ。白石君は本当に頼りになるからなぁ。昔は少し危なっかしかったけれど。」
日森たちも到着し、注意を促すジョー。そして、最近、K都支部長から遊園地のチケットをもらったことを思い出し、日森と朱泉に、一緒に行けばいいと差し出す。
ジョーさん「誰かと一緒に行けばいいって言われたけど、白石君は遊園地とか興味ないよね?」
複雑な表情をする白石に、困惑する朱泉。
結局、チケットは日森が受け取り、帰ろうとする一同。そこに聞こえるジョーさんの声。
ジョー「ああ、白石君。相談があるんだが。…明日のお見合い、私はどうしたらいいかな?白石君ならわかるんじゃないかと思って。」

凍りつく空気。一瞬の静寂の後、小坂に轟音が鳴り響く!!

顔を覆って飛び出す白石。生修羅場に大興奮の旭。天井にめり込んだコーヒーカップ。皆に怒られるジョーさん。責任を感じる犬次郎。
ジョーさんにとって、白石さんはなんなのかと聞かれて、昔は危なっかしい子だったけど、今では長年共に戦ってきた戦友だと言うジョーさんに、
日森「白石さんが20年以上ずっと、あなたのそばにいることに何も感じないんですか?」

解散する一同。朱泉は白石さんが心配になって一人探しに出る。事務所からの八つ当たりによる破壊痕を辿って行くと、とある公園に…。
怪しい奴を探していた犬次郎と共に公園に入ると、そこにはいつもの様子からは考えられないほど悪酔いしている白石が…。
時間が経つごとに、日森、〆張、次郎、恵理と、ギャラリーが増えるなか、昔話、ジョーさんの格好いいところ、ダメなところ、などなどをビール片手に語り続ける白石。
曰く…
「悪魔憑きに取って魔女狩り時代だったころ、自分を救ってくれたのはジョーさんだったの。」
「しかも、そのとき、私のことを守るって言ってくれて…」
「はいっ、朱泉ちゃん。ジョーさんの格好いいところを五つ言ってみなさい!!」…この後、白石さんによるジョーさん自慢が。
「…お見合いをするのは別にかまわないし、それで幸せになってくれればいいんだけれど、私に相談してくるのだけは許せない!!」

日森「で、白石さんはジョーさんのことをどう思っているんですか?」
白石「…好きよ。こういうのって直感でしょ。」
日森「それをしっかりと伝えてきましたか?」
白石「………。」

ドンチャン騒ぎは終りまして、帰っていく一同。白石はもう少し飲んでから帰ると言う。そして、眠りこける白石を狙う影。

翌日、白石が昼になっても事務所に来ないという。皆、宙をさらえないような奴が白石をさらえるわけがないと言うが、ともかく探してみようということに。
朱泉はジョーさんに電話を。ジョーさんは「わかった」と言い残し電話を切り、その後電話はつながらない。探せば探すほど濃厚になる誘拐されたという事実。朱泉が見かけたR.o.Pの影。捜索が滞ったところで、一同のもとに現れる文楽座瑠璃。
…手には先ほど朱泉が目撃した男が。瑠璃曰く「ん~、R.o.Pっぽいのがいて怪しかったから、電話を盗聴したら案の定で。で、ちょうどお腹も空いていたし…」
よく見ると、瑠璃はやたらとツヤツヤしており、男の血色は悪い。
白石が誘拐されたと聞いて、それはないと否定する瑠璃。それに、たとえ捕らえても彼女を束縛するのは至難の技であるという。
何故ですかと問う日森に、彼女の20年前の通り名をこっそり教える。かつての通り名は「アンチェイン・ガール」 今、白石さんにこの名前を言ったらひどい目にあわされるらしい。“ガール”のあたりがまずいのだろう。
ノリノリの瑠璃は一度だけ見たことのある白石の変身形状まで言おうとするが、かつて、それを茶化して死ぬよりつらい目にあったことを思い出して沈黙する。

瑠璃と別れて、キリキリ吐けとばかりに尋問タイム!!…と、その矢先に男は自爆。ブラックギアスはずしーの、回復しーので尋問。男は喜んで話すと言う。
その男の所属は千呪印十二神将が一人、招杜羅大将(しょうとらたいしょう)の小柴の部隊、忠犬部隊である。小柴は千呪印一の部下で、その忠誠心は高いという。
話を聞くと、十二神将が相次いで撃破され、千呪印の部下の中には他の幹部に鞍替えしようとするものがいるらしい。そして、今回実際に他の幹部への鞍替えを考えているものが発見されたので、その粛清のために小柴は動いているのだと言う。そいつらがセラフィムメンバーを襲っていたのは、それを手土産とするためだろう。また、彼らは千呪印に、無差別で扱いが難しいため廃棄が決定した実験体の処理を任されており、おそらくそれを持ち出しているのではないかと思われている。

誘拐犯の居場所の目星もついたため、臨海地域の倉庫外に向かう一同。立ち並ぶ倉庫の一つに入ると、そこにはドラム缶に入れられ、コンクリ詰めにされた白石の姿が。その顔は少し残念そうである。犯人たちは動けないはずの白石の出すオーラだけでグダグダ、PCたちが来てテンパり、実験体の封印を解く!!
「大丈夫なのかフランク(めっちゃ日本人)、奴は視るだけで人を殺すんだぜ!!」
「はっ、おいおいモーガン(めっちゃ日本人)この世で一番怖い動物をしってるか?答えは最高のライフルをもった、最高のスナイパーだぜ。」
さすがに危なそうなので、普通に怪力を発揮しコンクリから抜け出す白石。封印を解かれた、魔眼を持つ梟、ミネルバは無差別攻撃を開始する。
持ち前の危険察知能力で攻撃を回避するミネルバ、洒落にならない事体に白石は渋りに渋っていた変身を開始する。

逞しく黒い両腕、大地を踏みしめる強靭な足腰、全てを受け流す優美なフォルム、白き顔面に悪魔のごとき黒の隈取、その姿はまさにパンダであった。

PCたちは、白石のビーストバスターから、最終能力の連激を用いて何とか撃破に成功する。変身を解き、魔種吸引しようと、近づく白石に対し、まだ息のあったミネルバの魔眼が迫る。そのとき、倉庫の扉を破り飛び込む黒い影。
いるはずのない男の、しかし、待っていた男の登場に驚く白石。そこにいるのは小坂支部長ジョーさんであった。どうして来たのか、お見合いはどうしたのかと聞く白石に彼は答える
君の事は守る、って昔約束しただろ?」 白石さんオーバーヒ-ト。
このままの勢いで、ジョーさんに自分の思いを告白する白石。それに対し驚きながらも「大丈夫、お見合いの件は断ってきたよ」と答えるジョーさん。「どうして!?」と聞く白石に、彼はこう告げる。
「こういうのは直感だろ?」
そして、すまなかったと謝りながら明日いっしょに行かないかと差し出される遊園地のチケット。

そんな空気をぶち壊す男が一人。
「お取り込み中すいません。R.o.Pの小柴というものです。少し片付けないとならない仕事がありますので、よろしいですか?いやいや、皆さまには危害はくわえませんので。」
小柴が粛清に来たのだと気づいた日森、ジョーは止めに入るが、彼はその歩みを止めない。攻撃を加えても止まる相手ではないと判断したジョーさんは彼を掴み飛行、場所を移す。そこでの話し合いの結果小柴が譲歩。二人組みの腕を二度と銃を握れないようにすることで決着とした。
去り際に小柴は日森に対し「君とは一度ゆっくり話してみたいと千呪印様が仰っていましたよ。」と言い残していく。

翌日の夕刻、精神的にも物理的(顔とか)にもへこんだジョーさんが帰ってくる。どうしたのか聞く一同に彼は答える。
「最後に観覧車に乗ったんだが、白石君がトロンとした顔をしていたんで眠いのかな、と思ったんだ。そしたら、こっちも少し眠くなってきてね…。そのあとは…」
一同ため息…

長くなりましたが、そんな感じの修羅場シナリオ。けっこう修羅場分は少なかったりします。
NPCが中心の話ではあるんですが、NPCが活躍しすぎないようにするさじ加減が難しかったです。
ジョーさん、白石は片方をPLの方に投げることも多く、担当してくれた朱雀くん、GHETTAくんお疲れ様です。
ジョーさん、白石の仲がGMの予想以上に進んだりで楽しかったです。ボスのバランスが馬鹿回避型だったのと、ダイス目が走りすぎていたため怖かったです。自分のクリティカル怖い。
ところで、某氏に白石さんはけっこうあざといキャラだなと言われました。
うん、確かに副作用とかで両腕だけ悪魔化とかしたら、どんな萌えキャラだって話ですね。
ああ、話がずれました。このたびは私のシナリオに参加していただきありがとうございました。
次回は刃字忌家出シナリオか、日森・千呪印のメルアド交換シナリオができたらいいですねぇ。

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