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ダブルクロス3rd、オンラインセッション『何処にもいない君のために』 報告記事by我輩

2014年03月24日 07時01分44秒 | 14年TRPG報告

トレーラー        

昨日会った友達が、明日会う約束をした友達が、いつの間にか消えていく。

万色学園で起こる異変の数々。学生が消え、教師が消え、教室が消える。誰も不思議に思わない。

まるで始めからいなかったかのように、大きな口に呑み込まれて消えてゆく。

 日常の間で垣間見る夢。皆が消え果てた教室で、たったひとりの少女が笑う。

 「 貴方が目覚めなければ、クラスメイトでいられたのに。 」

 その言葉に秘められたのは、憎悪か、哀惜か。それとも……………。

 ダブルクロス The3rdEdition 『 何処にもいない君のために 』

 ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉――

 

2,3週間前に行いましたTRPGの報告を遅ればせながら…

PLは麻木、ヒミコ、リンセイの3人。GMは我輩が務めさせていただきました。

今回遊んだシステムはダブルクロス3rd、シナリオはアルシャードセイヴァーのサンプルシナリオをダブルクロスにコンバートした形に。 今回は珍しくオンラインでのセッションになりました。

 

トレーラーが貼られ、キャラ作成を始める3人。 

「どのシンドロームにするー?」「エンジェルハイロウで射撃キャラやりたい」「キュマイラやろうかな」

など、相談しながらキャラ作成。自分の好きなキャラを作るのもTRPGの醍醐味です

我輩「PC番号の希望とかある?」

ヒミコ「PC3がいいですね、自由に動けますし。それでレネゲイドビーイング(要するに生まれが人外系)でキュマイラの白兵キャラにするつもりです」

リンセイ「それならPC1やらせてもらえますか? 百合は私がやろう

麻木「じゃあ僕はPC2にしますね、我輩先輩、ハンドアウトに出てくる同級生の体操服を持ってることにしてもいいですか?

 

…そうこうするうちにPCが完成、セッション当日へ。 あの、すみません、この段階で既に事故る気配が尋常じゃないんですが

 

PL1リンセイ→如月 鈴音(きさらぎすずね)

リンセイ「PC名は如月鈴音と言います。 古くから知られている如月家の一人娘であり、大人しいが社交的な人物です。中学の時に弓の全国大会で優勝したこともある弓の名手で、弓を常に持ち歩いています。ストーリーの都合上、まだオーヴァードに目覚めてはいませんが、戦闘技術は桜 命(さくら みこと 前回のリンセイ君のPC)に教わりました。 シンドロームはブラックドッグ、愛用の弓で敵を打ち抜くのが得意です」

 

GM(おぉ…前回に比べ、普通だ…!) 

前回、トリガーハッピーのマフィア女子高生を演じ、NPCに銃を突き付けたりする百合PCだったリンセイさん。今回はまともなキャラのようで、私は胸を撫で下ろしました。 まぁフラグだったんですが

PL2アサギ→砂川 夜風(すながわよかぜ)

夜風「砂川夜風よ。夜風と呼んでちょうだい。新聞部所属の高校2年生。まぁ、私には逆らわないことね。煽り記事を広めたくなければね。相手を放心状態にする攻撃を得意にするわ。ねえ知ってる?戦闘で一番ダメージが大きいのは、物理攻撃じゃなくて、精神攻撃なのよ?パワフルな煽りなら無敵ね。」

ヒミコ「しょっちゅう煽られてるからよくお分かりで」
GM「たまにはアサギ君も煽りたくなったんだよ」(適当)

PL3ヒミコ→一宮 つづら

つづら「一宮つづらです。コードネームは「クイーン・オブ・スペード」どこかで信仰されていた狼がレネゲイドビーイングになり、近くの女子高生を乗っ取り今の姿に。UGNと共にする形で人間と接触することを選びましたが、人間社会のことは詳しくありません。あと人間のことが分からないので奇行が多いです」

GM「近づいて殴るだけの簡単なお仕事」夜風「名も無き女子高生ェ…」

PC紹介も終わり、セッションに。つづらさんが全身タイツ&マスクを被った変態を追いつめたり、街の異変を調べに行った夜風さんの友人が周囲の記憶ごと消えたり、鈴音さんが友人と学校の異変に気が付き、友人の所から命からがら逃げだしたりとOP終了。なお何故かOPにオトさんが登場し、夜風さんのワーディングで気絶させられた模様

クラウンブラッド(前述の変態)の痕跡を追ったつづらさんと友人である美優を探して、鈴音さんの学校に到着する二人。


夜風:「ん?誰かいる?」
一宮つづら:「む!お主…オーヴァードじゃな?」
夜風:「えっ、えっ、ええええええ!!!!」茫然としてます
夜風:「勝負、勝負なの!?」
一宮つづら:「ふふふふふ」近づきます。頬を舌でなめます。ベロンて。犬みたいに。
夜風:「い、いやっ、やめて」顔を赤らめながら、非難の目で見つめます
夜風:パニックでワーディングうちます
一宮つづら:「?…まずかったかの?人間は親愛の情を示すときはこうするときいたんだがの」首をかしげます
夜風:「にいい、に、人間?」心臓興奮でバクバクさせながら「人間じゃないの?」
一宮つづら:「(にやあ)」立派な犬歯を見せつける
夜風:「お、おおかみ?????い、いや、食べないでぇぇ!!!!」

そんな邂逅も終わり二人で学校を探索。 すると美優から受け取った宝石が輝きだし、今まで見えなかった空間が現れます。

夜風「ここに…何かあるわ?みゆー、そこにいるの?みゆー」
夜風:「早く行かなくちゃ、この先で、みゆーが呼んでるの。私を待ってるの。」
つづら「(キセルを取り出して一服)友人のため、か。しかたあるまいのお」
つづら「(煙草盆に灰を落としてキセルをしまう)さて、何が待ち受けておるやら、―楽しみじゃのお」 とシーン終了。

一方その頃の鈴音さん 「大丈夫、私達は友達でしょう?待ちなさい、鈴音」と声をかける由香里(NPC)から逃げ続けていました。しかし進めど進めど廊下は終わらず、まるで夢でも見ているかのよう。その時、誰もいなかったはずの学校に人影が。

鈴音「気を付けながらその人影がある教室に近づきます」GM「じゃあ知覚判定を。 目標値は10です」
7つダイスを振りますが、残念ながら失敗。近づいた先には人の形をした化け物がいて、鈴音さんは攻撃されダメージを受けてしまいました。
と、その時夜風さんとつづらさんの二人が登場。3人で化け物を倒します。

一段落した後情報交換、相変わらずつづらさんが親愛の情を示すために鈴音さんを舐めたり、鈴音さんが自分も舐めたほうがいいのかな…?と逡巡したりしていましたが、その時画面に現れるクラウンブラッド。配下のカリュディプスの力を使って、3人をその体内に飲み込んでしまい――というところでシーン終了、休憩に。(現時点で約4時間経過)

3時間ほどの休憩をはさんだ後セッション再開。カリュディプスの体内に飲み込まれた3人は、ジュウジュウと体が溶ける気配を感じる薄暗い空間の中、人影を発見します。なんとそれは他に飲み込まれていた人々を守っていた美優でした

夜風「みゆー!!!!!!」(美優の姿を発見するなり)
美優「はは、私ももう終わりかしら…幻聴が聞こえるなんて」(ぼろぼろ)
夜風:「もう大丈夫、私は夜風よ。本物の!ほら、ここに、あなたのジャージも。」
一宮つづら(なんでこの娘はジャージに執着するのかの) 
感動(?)の再開も終わり、体内からの脱出判定。3人でエフェクトを組み合わせ攻撃し、難なく脱出に成功

脱出に成功したPC達は由香里やクラウンブラッド達のことを調査、その結果、鈴音の友人だった由香里はFHエージェントであり、鈴音の記憶を奪っていたことが判明。そしてそのことを知り、鈴音さんは記憶を取り戻します

思い出すのは二人が出会ったときのこと。鈴音さんが弓道場で弓を射る姿を由香里がじぃっと見つめていたのが始まりでした。
そしてそれとは別に浮かぶ光景。それは由香里がクラスメイトをカリュディプスに食べさせ、鈴音の腹部を腕で貫いた日のこと。

君の腹部を貫いたその手を由香里はチロリ、と舐め――
由香里「貴方が目覚めなければクラスメイトでいられたのに――」と、無表情で貴方に言います
由香里「貴方は、オーヴァードに目覚めてしまった。 あぁ、もしかしたらあなたはこのことを知らないかもしれないけれど」
鈴音「オー・・ヴァード・・?」
由香里「えぇ、そう。 人でない能力を持ったバケモノ。 そして私は裏切り者」
「私はラピュセル。 世界に敵対する、FHのエージェント。 …クラスメイトを食べさせたのも私。 どうしても、私にはかなえたい願いがあるから――」
鈴音「そんな・・友達でいられると・・思っておりましたのに・・」
由香里「…貴方とはずっと友達でいたかったけど、知ってしまえば貴方はきっと私を止めるでしょう? 鈴音は優しいもの、出会ったときから、ね」 悲しげな瞳で、そう呟いたその時、鈴音さんにオーヴァードに目覚めたその異能の力が湧きあがります、貫かれた腹部もみるみる再生を始めます

鈴音(これは、いったい? まさか、これがオーヴァードの力?)
そして弓で由香里を狙い撃ち、傷を負う由香里
鈴音「あの時は、ずっと一緒にいれると思っておりました。信じておりましたのに。この裏切り者。」
由香里「…おやすみなさい、鈴音。きっといい夢が見れるはずよ」 と回想シーン終了、鈴音さんがすべてを思い出した時、由香里がカリュディプスとクラウンブラッドを従え登場。 決着を付けましょう、と言って去っていきます

鈴音「…望むところです。必ず、あなたの頭を撃ち抜きますわ」 

そしてクライマックスに
夜風「アクセルを使って行動値を上昇、雨粒の矢と幻惑の光、リフレクトレーザーで攻撃です。命中すると放心のバステを受けます!」しかしダイス目が振るわずクラウンブラッドこれを回避、由香里は回避失敗もカリュディプスがカバーリング
クラウンブラッド「その程度の攻撃、止まって見えますねェ」 夜風「く、悔しい…」
鈴音「ではコンセントレイト、雷光撃、アームズリンク、MAXボルテージ、カスタマイズをつかって由香里に攻撃します。」

如月 鈴音:「死になさい!死になさい!死ね!死ね!死ね!!」 …PC1の発言とは思えない(滝汗)

GM「これもカリュディプスがカバー。まだ立ってますね」
鈴音:「邪魔しないで!あの女を殺したいのに!」     …怖すぎぃ
そして由香里とクラウンブラッドの攻撃。 共に3人をリザレクトに追い込みます
つづら「マイナーでハンティングスタイル、破壊の爪、完全獣化、剛身獣化、オリジンアニマル。メジャー神獣撃+コンセントレイトで。 ダメージロールが…91点!」

カリュディプス「ガルォォォ…!?」 
つづら:「six hundred pounds of sin!」

先に二人の攻撃を受けていたこともあり、その一撃でカリュディプスが沈む。…一度も攻撃できてないのに(泣)
そして第2ラウンド、敵の攻撃を受け、タイタスを使うことになるも、クラウンブラッドを撃破。由香里一人に追いつめます。
そして最後の鈴音さんの攻撃

鈴音「ねえ、あなた。初めてであったとき、弓を射る姿が綺麗っていってくれたよね?」
由香里「…えぇ、そんなこともあったわね」
鈴音「じっくり見せてあげるわ。地獄への手土産にしなさい!あははははははは!!」
ダメージロールは42点、残りHP3点なので由香里も倒れ
鈴音「あははははははは!!死ね!死ね!死ねえええええ!!!」
由香里貴方の本性、見誤ったかしら…?」
鈴音「見誤ったのは私の方よ。あなたの正体、本性を見間違えてたわ。」
鈴音「けじめはつけさせてもらったわ。さよなら、裏切り者。」

戦闘が終わり、気絶していた夜風さん。
つづら「お姫様抱っこで運びますね」ダイスころころ  ファンブル
落下する夜風さん「いったーーーい!!」
再び気を失った夜風さんを白雪姫よろしくキスで目覚めさせようとしたり、美優がやってきたりとわいわいしつつクライマックス終了―― EDに

バックトラックでジャーム化する方もいらっしゃらず、平和にセッション終了(除くED)

報告がものすごく遅くなりましたが、PL3人ともお付き合いいただきありがとうございました_(_^_)_

 追記 最後に使用した立ち絵も貼っておきますね

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2014-03-24 08:42:44
執筆お疲れ様です。 
途中せかして申し訳ありませんでした
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Unknown (Unknown)
2014-03-24 08:51:48
こんな、わけの分からないセッションまとめさせて、申し訳ないです。
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Unknown (Unknown)
2014-03-24 08:56:45
この記事を見てTRPG民が増え…増え…?
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Unknown (しゅー)
2014-03-24 11:04:30
身近で楽しめるならどこでも登場するオトさん…
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