2023年3月22日から24日にかけて行われた神戸ボードゲームの会春合宿の報告です。
今回は三重県志摩市の「海辺のホテルはな」で2泊3日のボードゲーム合宿を行いました。わたかの島という離島にあるホテルで、海の景色を楽しみ、おいしい海産物を味わいながらボードゲームに興じました。以下は回ったボードゲームの一覧です。
1日目
〇 TAGIRON
〇 YOMEN
〇 凶星のデストラップ
宇宙探索に向かったプレイヤーたちがエイリアンのプレイヤーに襲われるのを回避しながら探索を進めていく非対称型の対戦系ボードゲームです。探索する場所によって変わる効果と個人で所有しているカードを合わせてうまく探索を進めていき、エイリアンは別のカードを使ってその探索を妨害しながら探索者がいそうな場所を襲撃する、という感じになっています。基本的には人数の多い探索プレイヤー陣が有利なのですが、あまり多いとエイリアンと鉢合わせる可能性が高くなるので注意が必要です。今回は探索者が多すぎてめちゃくちゃ襲われました。
〇 宿命の旅団
いわゆるバッティング型のボードゲームです。1ラウンドに1枚カードを出していくのですが、他の人と出すカードが被ると効果が無効化されてしまうので、周りの人がどのカードを残しているかを把握しながら勝利条件を満たせるようにうまく立ち回る必要があります。持っているカードは全員同じである点がバッティングの面白いところですね。
〇 カタン
〇 スルっとKANSAI NORINORI
スルっとKANSAIが出したボードゲーム第一弾です。ルールはほとんどUNOと同じなのですが、現実の関西の駅の接続と同じように乗り換えられる別の社局のカードを出していくという特別なルールになっています。乗り換えられる場所が多いカードは様々なカードに対して出せるので使いやすく、少ないカードは出せる場面は限られますが一度出せると他の人は次のカードが出せなくなるので強力です(その後自分が出せるとは限りません)。なぜか行きのバスで始めることになり、補助席を使ってプレイしました。なんで?
〇 キングドミノ
〇 ミントワークス
〇 algo
相手の手札にある白と黒の数字が書かれたタイルを当てあうボードゲームです。手札は数字順に並んでいるので、自分の手札やタイルの位置から推理できることが多く、かなり頭を使うゲームになっています。2対2のチーム戦やバトルロイヤルなど、様々なルールで遊べることも魅力ですね。
〇 ブラウニーズ
〇 街コロ通
ダイスを振ってその出目によって効果を発揮する物件を購入していく拡大再生産のボードゲームです。自分の振ったダイスによって効果を発動する物件、誰のダイスでも発動する物件、他人の振ったダイスによって発動する物件など様々な物件があるので、どんな出目でも効果があるようにする、一つの出目で爆発的に効果が発動するようにするなどプレイングにも幅が出るのが面白い点です。
〇 のびのびTRPG ザ・ホラー
のびのびTRPGというボードゲームシリーズの一つです。今回はホラーということで、いくつかのキャラクターカードから選んだ一枚を自分の分身としてTRPGの世界に登場させ、ホラーな世界をみんなと協力して抜け出す協力型のボードゲームとなっています。名前にTRPGと入っていますが基本的にはカードを用いたアドリブ力が大切なゲームなのでTRPGやったことないっていう方にもお勧めできるゲームです。
〇 宝石のきらめき
〇 コード破り
〇 Ito
お題カードに沿った言葉で自分の手札のカードに書かれた数字を表現し、みんなでそのカードを推理して正しい順番に並べ替えるパーティーゲームです。他の人と価値観がどれだけ共有できているかというのが攻略の鍵になるのですが、他の人とずれていてもそれはそれで面白いのでありです。
〇 人狼ジャッジメント
スマホアプリを用いた人狼ゲームです。ランダムに配られた役職の中に人狼と呼ばれる村人を襲う役職があり、村人側は人狼を見つけ出して追放する、人狼は追放されないように立ち回りながら夜に村人を襲って数を減らす、という目標でプレイするボードゲームです。特殊な役職が多く入ったルールでのプレイだったので、一夜にして複数人が姿を消すことが珍しくない、スピーディーなプレイになりました。
〇 旱天慈雨に祈れ
〇 SHAMANS
〇 CENTURY スパ
〇 ガイスター
〇 語彙の王様
〇 おばけキャッチ
〇 デュエマ
〇 ヴァイスシュヴァルツ
2日目
〇 もしも勇者がいるのなら
異世界に転生した勇者とその世界の人々によるバタバタコメディーゲームです【要出典】。いわゆるバッティング型のゲームになっており、他の人と同じカードを出すと効果が変わるので、うまく自分の欲しい効果が発揮されるようにカードを出しつつ、最後に残ったカードの勝利条件を満たせるように手札を管理する必要があります。また、王族と勇者という2枚のカードがあり、王族は勝利条件となるチップを他人から全部奪ったり、全部捨てさせる強力な効果があるのですが、勇者はそれを無効化できる効果を持っています。代わりに勇者は王族が出ていなければ効果が発揮されず、最後まで残すと勝利できないという特殊なカードなので、こういったカードの使いどころもこのゲームの面白い点です。
〇 スルっとKANSAI グルっとすごろく
スルっとKANSAIが出したボードゲーム第二弾です。関西全域の駅をすごろく形式で巡っていくものになっています。スルっとちゃんカードというお助けカードがあり、特別な効果を発揮してくれるのですが、ゴールの駅に行くというとんでもないカードがあったりするのでとにかくカードを集め続けるというムーブをする方もいらっしゃいますね。
〇 シャドウレイダーズ
シャドウ、レイダー、シチズンという3つの陣営に分かれて自陣営または自身の勝利条件を満たすために戦うボードゲームです。最初は自分以外の正体が分からないので推理カードというものを使って周りの人の陣営を推理していき、協力関係や敵対関係を築いていくところからゲームが始まっていきます。シチズンは独自で動くことが多いので、シャドウとレイダーはこのシチズンという陣営をうまく味方につけられるかどうかが勝敗に大きくかかわると思います。本来は最大10人でのプレイなのですがなんと今回12人でのプレイを敢行した結果わちゃわちゃしてたのしかったです(小並感)。
〇 フロンティア with ブラウニー
〇 百合紅
〇 ポンジスキーム
〇 プロジェクトL
〇 スカル
3枚の花が描かれたプレートと1枚のドクロが描かれたを裏向きに置き、場に何枚の花が置かれているかを推理して宣言するブラフ型のボードゲームになります。自分はドクロを置いていても他人のミスを誘って宣言したり、花を置いていてもドクロを置いているように振舞ったりと嘘とはったりが楽しいゲームです。ルールがシンプルでだれでも楽しめるのでボードゲームが初めての方にもお勧めできるものですね。
〇 犯人は踊る
手札のカードを用いながら犯人カードを持っている人を推理するゲームです。他の人のカードを見れるカードがあり、すぐに特定できそうに思えるのですが隣の人にカードを渡すというカードが多く入っており、犯人カードがすぐに移動してしまうのが面白い点です。また、第一発見者というカードがあり、このカードを持っている人が事件の概要を考えて犯人カードを持っている人がなぜ犯行に及んだかを考えるという時間があってこちらもパーティーゲームとして面白いと思います。
〇 赤い扉と殺人鬼の鍵
裏向きになっているカードを表にしていき、鍵のカードを3枚集めて脱出口というカードから脱出するのを目指すゲームです。4つの鍵の中に殺人鬼の鍵というカードがあり、これを引いた人は殺人鬼陣営に変わり、目標が脱出から他の生存者を全員脱落させることに変わってしまいます。鍵を引いた人はその鍵を他の人に見せることはないので誰が殺人鬼の鍵を引いたのかはわかりません。誰が殺人鬼陣営なのかを推測しながら、引くと脱落してしまう殺人鬼の罠というカードに警戒しながら脱出口を探していく必要があります。また、大量の追加カードがあり、どのカードを追加するかによって大きくゲーム性が変わっていくので何度でも楽しめます。こう聞くと頭を使いそうなゲームですが、基本的には短時間で終わるのでサクッと楽しめるパーティーゲームとしての側面が強めです。
〇 ぼくから〇〇へ、さよならを。
〇 ロイヤルターフ
〇 マーダーミステリー
〇 テラフォーミングマーズ
〇 たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ
〇 まじかる☆キングダム
〇 斜釘
〇 coup
〇 ゴキブリポーカー
〇 エレジア
〇 ロストレガシー
〇 エスぺライゼーション
〇 テストプレイなんてしてないよ 黒
〇 クトゥルフ神話TRPG
以上になります。各ボードゲームの解説は時間があるときに追加していきます。
それではまたどこかで~
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