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第1回『十二季節の魔法使い』日本選手権 報告 byオト

2013年06月24日 11時45分38秒 | その他の活動連絡・報告

※一部のカード名に関しては、当サークル特有の呼称を使用しています。あまり気にしないでください。
 あとでまともな名前に書き直したり番号を追記したりするかも。

こんばんは。東京の某ネットカフェに避難中のオトです。たぶん書き切れないので、投稿は帰宅してからになると思いますが。
今回は大会の報告をドヤ顔でしていきたいと思います。こんな感じのブログはいつぞやのカタン大会以来ですね。淡々と大会レポートだけ書いてもカード名とか多くてわかりにくいと思うので、暇に明かせて色々と書いていきたいと思います。

6月22/23日、東京・代々木で行われる《ホビージャパン・ゲームフェスティバル》。
その中で[第1回『十二季節の魔法使い』日本選手権] が行われるということで、単身乗り込んできました。

もともと個人的によくやっていたゲームで、それまでにオンラインのレート有だけで800戦、リアル対戦など色々あわせると1000回近い対戦経験があったこと、
BGAの中ではかなり上位(MAXで16位)だったことなどから、ある程度やれる自信はありました。
実際、BGA内の大会でも優勝経験がありましたし決勝くらいまではいけるのではないかと。
懸念はサークルの定例会と被ることと、3人戦の経験が少ないこと。あ、あと東京で行われること←

少し悩みましたが、自信はあるしせっかくだからと夜行バスを予約。日帰りで東京に向かうことになりました。
かかった交通費は約8000円。今思えば、これで予選落ちしたらどうするんだよ、という。


・大会について

詳しいルールはこちらをご覧いただければいいのですが、スイスドロー方式で予選を4ラウンド行い、上位3名で決勝戦を行う形式でした。
1位は順位点5、2位は順位点2、3位以下はなし。2勝+2位1回の12点がだいたいボーダーでしょうか。
卓は14人ということで3-3-4-4の4卓。4人卓とかふざけんな
ではレポート。ピックは細かい順番などが間違ってるかもしれません。ご容赦を。


・予選ラウンド1
一戦目。後述のピックを見てもらえればわかるかもしれませんが、ドラフトは正直うまくいったとウハウハでした。振り直し宝箱は好きなコンボですし、その上に靴バウンスの極悪セットまであるという。まぁ片方のバウンスは序盤に鎖本とコンボしてやろう…とのんきに思っていたのもつかの間、1ターン目こちらが動く前にSさん(仮名、決勝なども含めて5試合中4試合でぶつかることになります)が炎アミュを出してきて、バウンス予防線をはられてしまいます。
2年目のフクロウでもう1枚の振り直しダイスを手にいれたものの、時間の経過が早く思うように点数が稼げません。諦めて靴バウンスバウンスで9ヶ月進めてやろうと思ったのですが、Sさんが3年目の序盤にカードをすべて出し切り、さらに変転で大量得点を稼ぎだして追いつけない状態に。
結局、ここは時間を戻すよりも確実に2位確することにしました。

ピック:鎖本→宝箱→バウンス→靴→バウンス→振り直しダイス→(水護符/フクロウ/光の木)
順位:2位/113点 (1位/130点、3位/109点)
順位点:2


・予選ラウンド2
1ラウンド目の2位4人のうち、3人卓に残ることができるのは2人だけ。
どこぞの魔法学校のクラス分けのように(4人卓はいやだ・・・4人卓はいやだ・・・)と念じていたのですが、あえなく4人卓に放り込まれました。 そしてここが地獄でした…
1年目から私以外の3人がそれぞれ『ヒル、猫』『ヒル、フェアリー』『フェアリー』の組み合わせを展開。オニィスも回りはじめ、私の場には水晶玉と大鍋と呪われ本の3枚だけ。手札はなし。4人卓の典型的な【一人沈みモード】に陥ります。
もうなんか(サークル2回生の某腐国さんなら投げ出してるやろなあ…)と現実逃避をすることしかできませんでした。というかゲーム中に声に出して「きつすぎ」って連呼してました。同卓の人ごめんなさい。
はっきり言って諦めモードだったのですが、ここで順位点0なら決勝に進むのが厳しくなるのも事実。せっかく東京に来たんだと奮起し、なんとか2位に滑り込もうと動き出します。希望の種は幸運にも4手目という遅い順目でピックすることができた短剣でした。4手目でこんなの回ってくんのかよ!!!とか思ったのですが、今考えるとヒルとかフェアリーで世界があふれてたのですね・・・
まず、オニィスを自分のところでせき止めて点数を0にしながら猫の防御。さらに2年目にやってくる短剣に備えて、0点のまま大鍋の上に魔力を乗せて準備します。
2年目に大鍋を爆発させ短剣でオニィス削除。ここでタイタスを召喚して点数を取り戻しつつ、ヒルに点数を渡すよりはと手札の中から使い魔を切りながら変転で細かく点数を稼ぎます。頃合を見てシド召喚。20点のアドバンテージをゲットして暫定1位にたちます。
フェアリー2枚の前では水晶玉のアドバンテージもギリギリなのですが、余裕がある時に2度ほど起動。1度目は天秤という大ハズレでしたが、2度目でトップからシドを呼び出すことができ再度の20点アド。

さらに幸運なことに、4人卓ということでかなりスローペースな試合運びとなったため60分という時間制限に引っかかります。なんと途中でゲームが終了することになり、2人ほど手札を残したままでゲームセット。ルールにも救われ結果的には2位に30点以上の差をつけた大勝でした。
このラウンドは自分がどうこうよりも、周りの点数が思ったより伸びなかったことが勝因ですね。

ピック:タイタス→呪われ本→水晶玉→短剣→(シド/バウンス/吸血鬼/大鍋/風の精霊)
順位:1位/179点 (2位/?、3位/?、4位/?、合計点は531点でした)
順位点:7


・予選ラウンド3
順位点7の私はここで2連勝中2人(順位点10)との卓に放り込まれます。結果的には決勝ラウンドの前哨戦でもありましたね。
先のラウンドでタイタスの魅力に取りつかれた私はタイタス2枚を連続ピック。宝箱や春の杖、オラフ、大地の護符などのゲーム中に点数を稼ぎ出すカードが多く見えていたのもあります。そういったカードを流しながら、夢薬と30点ダイスのコンボもピック。そこそこ上手くいったドラフトでした。
が、Aさん(仮名、最近は遊ばれていないせいかランキングに反映されていませんがBGAのレートなら私より上です)がなんと宝箱2枚、財布2枚を召喚してきます。相性の良くない組み合わせではあるものの、さすがに爆発力が高く苦戦します。
勝因はダイスのドローから聖杯を引いてこれたこと。そこから頭蓋骨を召喚して、鎖本とオニィスを切って魔力が0になったタイミングで夢薬30点ダイスのコンボを発動。
この引きが功を奏し、全員の点差が1ずつとなる大接戦を制すことができました。順位点10の2人を破ったことを含めて予選突破に向け大きな1勝となりました。

ピック:鎖本→タイタス→タイタス→夢の薬→(砂時計とオニィスだったような)→30点ダイス→(天秤、あとなにか忘れた)
順位:1位/165点 (2位/164点、3位/163点)
順位点:12


・予選ラウンド4
2位以上で決勝への進出確定となるこのラウンド。初手でフェアリーをピックできたことから、オニィスを動かしまくって周りの点数を下げるプレイングに向かいます。特に財布は『他人に大量得点をとられたくない』という理由だけのカット。結果的には短剣とうまく噛み合いました。
猫×2とアイドル持ちの方を唆し、フェアリーの私とwin-win関係を築くことで1位での予選突破をはかります。もう一人のSさんはオニィスのマイナス点もあり得点が0のままゲームが進行。これで最下位は逃れたと思いきや、Sさんが聖杯→30点ダイスのコンボを2回きめて大逆転!ここからあわてて2位狙いへ変更。吸血鬼で命の薬をドローしたときはどうしようかと思いましたが、最後は財布とのコンボとなり、僅差ですが2位で決勝進出となりました。ちなみに予選自体は3位通過でした。

ピック:フェアリー→財布→短剣→バウンス→オニィス→(吸血鬼/光の木/知識の薬/力の薬)
順位:2位/156点 (1位/170点、3位/150点)
順位点:14→予選3位、決勝進出


・決勝ラウンド
予選ラウンド3と全く同じ組み合わせになりました。
初手は聖杯とヒルで迷ったのですが、3人戦ならばヒルの方が稼げると思いそちらをピック。すると2手目にもヒルがあったため、2ヒル体制で動くことに。
問題はヒル以外にたいした点数を稼ぐ手段がなかったこと。手が確保できていたので、そこはドローにかけるつもりでした。頭蓋骨のおかげで召喚権の心配が要らなかったのも大きかったです。

そして試合開始。
Sさんはフェアリーと振りなおしダイス、さらには宝箱で点数を稼ぐ構造でした。さらに中盤で30点ダイスとランタンを召喚。最後は本杖で稼いでおられました。
Aさんの方は水晶玉と短剣、さらには2枚の聖杯でゴリゴリパワーカードを出していく動きでした。乞食のサポートもあってどんどん水晶玉が起動し、最終的な場にはアイテムだけで14枚も並ぶことに。場にはラグフィールドもあり、ノーコストでランタンと本杖(そのタイミングで30点分)を召喚してくるなど、かなり強力な動きでした。

私はヒルのおかげで見かけの点数ではリードしていましたが、素点で劣っていたためにもう一手が必要な状態に。
勝負をかけた吸血鬼ドローは前ラウンドと同じく0名声点(ラグノールのペンダント)。終わりかと思いましたが、これが反撃の狼煙でした。
その後のドローでまたペンダントを引いてきたため、変転ゲーに走ります。じっと魔力をためつつ3年目の夏に一気に勝負をかけ、変転で大量得点を稼ぎ出し逃げ切りに成功しました。

全員200点を越えるハイスコア名勝負(はいすこあなしょうぶ の誤変換ですがこのままにしときます)となりましたが、きっちりと制することができました。

ピック:ヒル→ヒル→オラフ→4色護符→手→(頭蓋骨/オニィス)→ケルン→風の精霊
順位:1位/242点 (2位/211点、3位/205点)


というわけで、何とか優勝することができました。
これで神戸ボードゲームの会が、『十二季節の魔法使い』最強集団だと証明できたのではないでしょうか。

ちなみに優勝の副賞は季節の贈り物ということで【高級ハム・ベーコン詰め合わせ】

・・・ですが、大会終了から約12時間かけて帰宅する身に持ち帰れるわけもなく
結局、クール便で発送いただく形になりました。
お手数おかけしました・・・ってこれ、届いたらその旨をどこに報告したらいいのでしょう?

ちなみにこちらの『十二季節の魔法使い』、先に述べたようにオンラインで無料で遊ぶことができます。
私は“Soundfield”ってアカウントでやってます。プロフィールにドヤ顔で第1回『十二季節の魔法使い』日本選手権 優勝 ってのっけてるので間違えることはないと思います。夜によく出現するので、よければお相手下さい。
面白さは保証しますので、やったことないけど興味あるってサークルの方はぜひぜひコメント欄にでもご連絡ください。
もちろんサークルでリアル対戦も大歓迎です。日本語版も出るし、これを機会に部費でもう一つ買おう!!


私は常々 『十二季節の魔法使い』は2人用ゲームだ! と叫んできましたが、大会が進むうちに(あれ?3人戦も悪くないな?)と思うようになりました。
特に決勝戦なんかは本当に本当に楽しかったです(ヒルロックした人間の言うことじゃないか)
この大会で『十二季節の魔法使い』の新たな魅力を発見することができたのが最大の収穫だったかもしれません。

最後に、3人戦の練習に付き合ってくれたサークルのお二人、ありがとうね!!


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-06-24 19:09:32
全一さすがです
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Unknown (Unknown)
2013-06-24 22:26:50
全一おっすおっす
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Unknown (Unknown)
2013-06-24 23:30:31
くぅ~疲れましたwこれにて全一です!
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