2016年11月16日水曜日放課後
この日は六甲の山奥に存在するサークルで年に数度の、ボードゲームのシマでカードゲームをやることが許される日である。
そんな日にボードゲームをやりに来た4人の男たちがいるという噂を聞きつけ、我々取材班はD棟の奥地へと向かった。
上宮と名乗る若者と共に活動が行われる教室へと入りしばらくすると、“決闘者”と呼ばれるカードゲームの民達が集まってきた。
“決闘者”達は互いに模擬戦をしたり、一旦プレインズウォーカーの灯を覚醒させ再び決闘者に戻ったりと大会前の最終調整を行っているようだ。
そうしているうちにボードゲームをやるものが集まり、その内の一人が声を上げた。
のぐ「コラしかなかったけど、いいかな？」
これは、このサークル内で広く使われる「語録」と呼ばれる言語体系である。
少数の発言の型のみを用いることによって少ない語彙で、より簡便かつ円滑な意志疎通を図る事ができるのだそうだ。こわ。
そして、儀式めいたセットアップが終わりボードゲームが行われる時が来た。
今回行われるのはアグリコラというこのサークルにおいて最もポピュラーなゲームの一つだ。
このゲームでは強さに応じて羊クラス、猪クラス、牛クラス等の“農夫”と呼ばれる階級制度が割り当てられ、上位になるとアグリコラを立てる強い主張をする権利などが与えられる。
なお、今回はこの上宮というサークル員以外は所謂“プロ農夫”というヒエラルキー上位の者たちであった。
無論、上宮は負けた。
次に彼らが回したのはウィザード・エクストリームというゲームである。
どうやら、お邪魔者になり他者の妨害をするか、チップを取りトリックで勝利しチップ返却することでマイナス点を減らすというシステムのようだ。
3ラウンド目、ここで上宮はチップを3種類手元に入れ、唐突にシェイクし始めた。
これは「何を取ったらいいか分からないから天に全てを委ねる」という行動である。
シェイクをした後、一枚だけ飛び出したチップを手元に残し2枚は返すことにしたようだ。
無論、上宮は負けた。
今回はここで時間切れとなり、4人で2ゲームの各下位2人にダイスを振らせることとなり3d20を上宮が2回、他2人が1回ずつ振った。
無論、上宮は負けた。
以上が今回の調査報告である。
今回の調査では謎に満ちたこのサークルの一端を解き明かすことができた。
今後も気が向けば調査結果をお送りしよう。
ではお題消化
「ビンゴ大会の景品レビュー」
6ビンゴしたので景品6つです。
1.mtgのデッキケース、デュエルデッキ、スピンダイスカウンター等詰め合わせ
スピンダウンカウンターは実は結構欲しかったので中々いい景品。デュエルデッキも何回か回せているので普通に当たり。
2.蒼樹うめ先生展のクリアファイル
某父先輩にお譲りしました。
かわいい。
3.バンブーブレード1～13巻（7.5巻含）
ちょっと読みたかった。まだ未読。
かわいい。
4.クリアファイル
某輩先輩出品らしき、つり乙とクロノクロックと罪ノ光ランデヴーと東方のクリアファイル。
かわいい。
ちょっと普段使いできないものが2つある以外はいい景品ですね。
5.ペルソナタロットwithトランプ
ペルソナやってないし普通のウェイトタロット持ってるからあんまり使いそうにない。
かさばらなくていい景品ですね。
6.変愛サイケデリック（ラノベ）
なんとなくなんですがイラストが白味噌さんなのがミソなんじゃないかなと思ったり。
まだ読んでない。
次回のお題は「ぼくのかんがえたさいきょうのくそデッキ（ゲームの種類は不問）」か「女の子がかわいいゲーム紹介（アナログ、デジタル不問）」または「作業用BGMにオススメの曲紹介」もしくは「簡単な語句暗記方法」で。
ところで隙ラジ復活放送って私はリスナー側ですよね…？
