旧Twitterでは数日前からある投稿がきっかけとなって大論争が始まっていたりします。
そのキッカケってのが・・・
【映画】車椅子女性「今までは段差があっても女性スタッフが快く車椅子を持ち上げてくれたのに… 危ないからって急に入館拒否!何でダメなの?」→ 炎上…
久々に悔しい気持ちになった。
今日は映画「#52ヘルツのクジラたち」を見てきたんだけど、トランスジェンダーの人が生きづらさを抱え差別を受ける話で辛すぎて発作起きるくらい泣ける映画だったんだけど、その後更に泣ける事があった。
ちょうどいい時間の映画がイオンシネマのグランシアターっていうちょっとお値段張るけどリクライニングできて足があげられるプレミアムシートがある豪華な劇場で4段の段差がある席しかないところで見たんだけど、今まで何度もその劇場に一人で見に行って映画館の人が手伝ってくれてたのに、今日は見終わった後急に支配人みたいな人が来て急に「この劇場はご覧の通り段差があって危なくて、お手伝いできるスタッフもそこまで時間があるわけではないので、今後はこの劇場以外で見てもらえるとお互いいい気分でいられると思うのですがいいでしょうか。」って言われてすごい悲しかった。。
「え、でも今まで手伝って頂いて3回以上ここで見てるんですが?」って言ったら、他の係員に聞いたところそう言った経験はないとおっしゃっていまして、ごめんなさいって謝られて、なんかすごく悔しくて悲しくてトイレで泣いた。
「52ヘルツのクジラたち」のトランスジェンダーでやり場のない悲しさを抱える主人公と重ね合わせて余計泣いたw
なんでいきなりダメになるんだろう!
悲しさを通り越して今は行き場のない怒りに変わってきた。その時に言い返せなかった自分にも腹が立つ。
イオンシネマの社長と話し合いたい。
これだけだとよく判らない人も多いと思うのでちょっと経緯等を説明すると、車椅子ユーザーのこの女性が映画館に事前連絡も無く、ヘルパーも連れずに1人で映画館に来て、車椅子専用のコーナーではなく「プレミアムシートの所に座りたい」と言うので、その時居た映画館の職員(女性との事)2人が車椅子を抱えてプレミアムシートの所まで運び、更にはシートまで抱えて座らせて貰った。
・・・って事らしいんですよね。
ちなみに車椅子+女性の合計は50kgはあったそうな。
そして、その後支配人から
「こういう事はもう今回限りにして貰いたい」
と言われたのが腹が立ったので投稿した、って事らしいのですが・・・・・・個人的感想を言わせて貰えば
「他人の親切に甘え過ぎてないか?」
と。
しかもこの映画館・・・
自称“車椅子インフルエンサー”騒動、現場の映画館は11スクリーン中9スクリーンに車椅子席があると判明…
11スクリーン中9スクリーンに車椅子専用席があるのに、敢えてそれを利用せず、しかも全くの事前連絡も確認も無しでプレミアムシートを予約して、職員に車椅子を抱えさせていたとか。
・・・とまあ、経緯だけ聞いてると
「何を考えてんだ、この女?」
と思うでしょうし、私もそう思うのですが、この投稿が一部のサヨクにかなり「刺さった」らしく
「これは障碍者(車椅子)シャベチュニダ」
「今まではやってくれたのに、なぜ今回だけそんな事を言うのか。ヒドいニダ!許せないニダ!」
「映画館は反省シル」
「障碍者何とか法に違反しているニダ!」
と、擁護の声が飛び交いまくってて、逆にビックリしましたわ。
ただ、大半は私と同じ考えみたいで、同じ車椅子ユーザーからも苦言を呈されたりしているのですが、投稿した本人は謝ったフリをしながらしっかりと逆ギレしてましたなあ。
そしてこの投稿した人物が、実は以前から「車椅子インフルエンサー」と名乗っていたみたいですけど、どちらかと言えば「迷惑系」だったらしく、例えば新幹線の多目的トイレにずっと籠もって生中継をし続け、途中でドアがノックされたりしても「うるさい」と言って終点まで籠もっていた、みたいな事をしていたとか。
この事が拡散されだすと、さすがに擁護の声も小さくはなっていったのですけど、それに続いて・・・
「れいわ新選組」とも関わりがある事が判り、保守系発言をしている人達を中心に
「ああ、なる程。そういう事か」
と納得される始末。
と言うか。
この話が出た当初から、この事件の事を思い出した人も多いのでは無いでしょうか。
「わきまえる障害者になりたくない」JR東の対応に声上げた、車いすの伊是名夏子さん
ブログのタイトルは「JRで車いすは乗車拒否されました」。伊是名さんがJR東日本の無人駅で下車しようとしたところ、事実上の拒否にあった体験を明かした内容だ。
「わがままだ」「感謝の言葉がない」――。そんな批判のほか、いたずらメッセージや電話も相次いでいるという。
こうした反応を伊是名さんはどう受け止めたのか。改めて思いを聞いた。
これも手前の熱海駅で降りれば車椅子ユーザー用のエレベーターとかあったのに、何が何でも「来宮駅で降りる」と言って聞かず、仕方が無いので職員が4人掛かりで車椅子を降ろすハメに。
しかもその事に感謝するどころか
「全駅に車椅子専用のスロープを作らないJRが悪い!」
と大騒ぎし、それにサヨクが便乗してJR叩きをしてましたっけ。
ところが、実は手前の熱海駅で降りても目的地に行くのに何の問題も無かった事が発覚したら、今度は
「問題提起の為にやった」
とか何とか開き直ってましたが、今回もほぼ同じパターン。
他人の善意を善意と思わず「やってくれて当たり前」とか言ってて、非常に不愉快でしたわ。
けど、最近は
「他人は自分達の為に何かをしてくれるのが当たり前」
「何でもタダでしてくれるのは当たり前」
と思っている人が増えているのも事実。
いやもう、ホントに
「どこまで厚かましいんだ、お前は!」
と言いたくなるヤツが多い、多い。
一体、自分を何様だと思っているのでしょうかね?
と言うか、多分そうやって「上から目線」でモノを言うヤツらにとって私は
「格下で底辺の仕事をしているバカ」
に見えるのでしょうけど、そうやって他人を見下しているヤツらってどんだけ偉いのか、と。
私には連中の「偉さ」なんて全然判りませんがね。
そして、そういうヤツらに限って「反撃」されるとなぜか黙り込むか、逃げ出すのも共通してますが。
「相手も反撃が出来る」
と言う事すら理解出来ん様なヤツらが果たして「偉い」のかどうか。
私にはとても"そう”は思えませんなあ。
┐(゚~゚)┌ヤレヤレ
それでは、今回はこの辺にて。
健常者と障害者の分断が目的なのではと勘繰りたくもなりますな。