新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

イタコと言えば・・・

2010-08-22 01:49:29 | 雑記

 

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う~ん、やっぱり橋幸夫は・・・って、そりゃ「イタコ」違いじゃ!

以上、一人ボケツッコミでした(^^;)

 

いえ、昨日イタコ絡みの記事見て、思い出した事がありまして。

 

それは、オカルトブームに沸いた1970年代の話!

ベベンベン!(ハリセンで机を叩く音)

当時小学生だったオイラは、夏休みに、何気なくお昼の情報番組を見ていた所、始まりましたよ、オカルト特集!

ベベンベン!

すると、その番組内で、“特別企画”として「イタコによる『口寄せ』」が始まったと思いねえ!

ベベンベン!

「自殺した有名俳優の霊を呼び、イタコに乗り移らせて喋らせる」、なんて事を真剣にやり始めたと思いねえ!

ベベンベン!

笑っちゃいけねえ、そこのダンナ方!

当時は“こういう企画”が、真っ昼間っから、本気で真面目に行われていたんだからぁ~しょうがねえ!

ベベンベン!

すると、そのうち、なにやら怪しげな呪文を唱え続けていたイタコの体が震えだし、それと同時に、それまでとは声のトーンと口調が変わった、と思いねえ!

ベベンベン!

そして、その時、そのイタコはこう喋った、と思いねえ!

「あの世は苦しみも何もなくて本当に素晴らしい所だ。」と!

ベベンベンベン!

当時の小学生のご多分に漏れず、オカルトマニアの端くれだったオイラは、この番組見て「へえ、イタコってスゴイんだ」と本気で信じていた、と思いねえ!

ベベンベン!

その特集が終わった後、何気なく別のチャンネルに変えた所、なんと!そちらでも“オカルト特集”をやっていて、やっぱり「イタコの口寄せ」をやっていた、と思いねえ!

ベベンベン!

しかも、そのイタコが呼び出そうとしているのが、最初に見た番組のイタコが呼んだのと「同一人物」だったと思いねえ!

ベベンベン!

素直な(?)子供だったオイラは「さっき見たから別にいいや」と思いつつも、やっぱり気になったので、その番組を見続けたと思いねえ!

ベベンベン!

そのうち、“こちら”のイタコもやはりなにやら数珠持って呪文を唱えだし、そしてやはり、しばらくしたら声のトーンと口調が変わった、と思いねえ!

ベベンベン!

そして、そのイタコがこう言った、と思いねえ!

ベベンベン!

「あの世は苦しくてつらくてたまらない!誰か助けてくれ」と

ベベンベンベンベンベン!

さすがのオイラも、これにはビックリたまげて、思いっきりひっくり返ったと思いねえ!

ベベンベンベンベンベンベン!

以上、講談「小学生が大人の階段上った日」、コレにてひとまず終了とさせていただきます。

ベベンベンベンベンベンベンベン!

 

 

・・・・・・・う~む、やっぱり文字で講談やるのは無理あるなあ(^^;)

ま、概ねはそんな感じでして、70年代ってのはオカルトブーム真っ盛りで、TVでも「ノストラダムス大特集」とかをゴールデンに堂々とやっていた時代だったんです。

何せ「ノストラダムスの大予言」ってのが、映画にすらなった位ですから。

丹波哲郎主演で、黒沢年男、由美かおるとかも出演していたのですけど、“諸事情”により現在「発禁状態」なんだとか・・・まあ、何となく理由は分かりますけどね(^^;)

 

更には、ゴールデンタイムの特集だけでなく、昼間の2~3時に放送されている情報番組内でも「○○の幽霊が・・・」とか「○○でUFOが・・・」ってのも、ごく当たり前に取り上げていたんです。

今じゃ“ネタ”にしかなりませんが、当時は結構真剣に分析したりしていて、少なくとも現在の、全く芸の無い、しょーもない番組作りよりは真面目に取り組んでいた分、よっぽど面白かったですな。

そして、今でこそ「恐山のイタコ」と言えば有名ですが、これもオカルトブームの時に知れ渡ったウチの一つでした。

で、なぜかイタコを呼んで口寄せさせる、ってのが一時期ちょっと流行りまして、その放送をたまたま私が見た、と。

そして、上記の様に「同一人物の霊」を呼び出したにも関わらず、全く正反対の“答え”を聞いて

「ああ、やっぱりああいうのってインチキなんだな」

と考え、以降、オカルト熱は急速に冷めていった、と。

ただ、上記番組を見た時って多分、全国的にオカルトブームが沈静化しつつある時だったので、それとの相乗効果だったのかもしれませんが。

 

ちなみに私、霊感とか言うモノはさっぱり無いみたいで、幽霊ってまともに見た事が殆どありません。

「殆ど」と言うのは、実は一度だけ夢幻とも付かないモノを見たことがあったりします。

それは、昔勤めていた会社の慰安旅行で、長崎の雲仙に行った時のホテルでの出来事。

ホテルの部屋で会社の先輩達数人と相部屋だったのですが、夜中、なぜかフと“目が覚めた”んです。

とは言っても、目は全然開けていないのに、なぜか回りの風景がよく見える、と言う不思議な状態に。

「あれ?夢でも見ているのかな?」

と考えながら、何となく“気配”を感じて、“目を閉じたまま”意識だけで部屋の入り口の方を見ると、なんと!

大量の“ぼんやりとした人影”が入ってくるじゃありませんか!

目も鼻も口も全然分からないのに、人としての“輪郭”だけハッキリしている“影”が、そりゃあもう、いくつもいくつも!

それだけでもおっかなかったのに、今度はなんと!

その人影がこちらに寄ってきて、“私の中”に入ろうとするじゃありませんか!

いや、もうこの時ほど「身の毛がよだつ」と言うのを経験した事はありませんでしたね!

それだけ恐怖を覚えているのに、私自身は、目を覚まそうとしても、起き上がろうとしても、声を出そうとしても、体が全く動きません!

そのうち、その“影達”がドンドン私の方に近づいてきて、私の中に完全に“入り込もう”とした時、ようやく「うわぁ!」と叫び声が出て、その瞬間、ハッと目が開いて思いっきり飛び起きましたとさ!

その時は、脂汗で全身びっしょりでした。

さすがに一端飛び起きた後は、怖くて目をつむる事も出来ず、かといって暗いまま目を開けている根性も無く、どうしようかかなり悩んでいましたが、ようやく光が差し込み始めた頃にウトウトとして眠ることが出来ました。

けれど、それでも何回か飛び起きたりしてましたね。

おかげで、次の日の眠い事、眠い事。

本格的に霊が見えた体験は、あれが初めてでした。

一体、アレはなんだったんでしょうねえ・・・。

 

その他の霊体験と言えば、私ではないのですけど、10年ほど前の5月の連休中、バイクで友人と東北ツーリングをした時、寝る場所探してたらダムに行き着き、仕方無いのでそこでテント貼って寝ていたら、夜中、友人のテントのチャックが突然開き、その後数分して閉じた時くらいかな?

ちなみに、私は開けていません・・・・・・(((((((( ;゜Д゜)))))))ガクガクブルブル

 

以上、夏にふさわしい怪談ネタでした。

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