大義
(1)重要な意義。大切な意味。
(2)人のふみ行うべき重大な道義。特に、主君や国に対してなすべき道。「―にもとる」
さてさて、ルーピー鳩山は意味が分かった上で使ったのか、非常に疑問ですなあ。
つーか、普通あの場面で大義は使わんだろうに。
どうせ、事前に読んだ本か何かの影響受けて使いたかっただけなんだろうなあ・・・。
と言うワケで、世間は
「小沢一郎、代表選に出馬」
で、それこそ蜂の巣をつついたがごとく大騒ぎになっております。
かくいう私も
「コイツが出て、万が一にでも総理になったりしたら、外国人参政権などの売国法案が通りまくって日本はおしまいだ!」
と、思いっきり労働意欲を失っていたのですが、そういう時に限ってなぜか、そりゃあもうシャレにならない位忙しくて、ほぼ限界まで動き回っていたおかげで、鬱々とした気分が吹っ飛んでしまいました。
ただし現在、体のアチコチが“ギシギシ”いってますが(^^;)
そんな忙しい中、移動中にラジオ聞いたり、休憩中とかにTVを見ていると、一部のコメンテーターや政治評論家は
「小沢さんこそ総理に相応しい人物だ!」
と、諸手を挙げて喜んでいましたが、大半の連中はかなり複雑な顔をして、小沢出馬に関する説明の時も、言葉を選んで慎重に喋っているか、逆に
「小沢さんが勝っても負けても、お互いにしこりが残るのは確実だし、下手すれば民主党分裂の危機にもなる!小沢さんは、本当にそれが分かっていて出馬したのか!」
と、珍しく怒りを露わにしていたヤツもいました。
TBSの解説員でしたけどね。
民主党が分裂して“野に下る”のが、よっぽどお気に召さなかったらしいですな。
でも、もし小沢が勝って“総理大臣”となった場合、そりゃあもう国会はバラエティショー並の面白さになる事は確実でしょう。
何せ、小沢が「晒し者」になるのは必至ですから!
大体、幹事長を辞めるきっかけとなった「政治と金問題」は何一つ解決していないどころか、小沢本人が説明責任すら果たしていませんから、その点を野党に追及されるのは必至!
民主党議員をバッサバッサと斬り捨てていく「西田無双」が見られるのを期待して、今からワクワクしているのは決して私だけではないでしょう。
そういえば、先のTBS解説員も
「もし小沢さんが総理になったら、今度の国会は『政治と金』一色になってしまい、経済対策なんか吹っ飛んでしまう。その点も分かっているんでしょうか」
って指摘してましたっけ。
例え“本心”はどうであろうとも、よもやTBSで“まとも”な意見を聞けるとは・・・驚き桃の木山椒の木ですな!(古!)
逆に菅直人が勝った場合はどうなるか?
そうすると、まず菅がやるべき事は、親小沢派を数人でも大臣にする事でしょう。
でないと、それこそ分裂の危機となるでしょうから。
今でも親小沢派(と言うか、小沢の犬)の原口とかはいますが、それなりの地位、例えば“幹事長”辺りに組み込まないと、小沢派の不満は解消されないでしょうから。
そうすると、仙谷はまず切られる、と。
ただし、菅が「そこまで空気を読めるか」と言う疑問はありますが。
なにせ、「エアヘッド」ですからなあ。
それに仙谷も、せっかく掴んだ“地位”なので、本人は絶対に辞める気はないでしょうけど、菅に言わせた「謝罪談話」を初めとして、あまりにも“独断専行”が多すぎて、ほぼ全員が「引きずり下ろす」事には異議を唱えないだろう、とも言われていますから、まあ、あのまま幹事長のポストに居座るのは無理でしょう。
で、親小沢派で、大臣、もしくは幹事長のポストを狙っていると言うと・・・・・・金賢次じゃなかった、山岡賢次か?
なにせ、小沢出馬が発表されて以来、とにかくTVに出まくって、気持ちが悪いほどニヤニヤニヤニヤしまくってますからねえ。
コイツの笑顔って、ホント「気持ち悪い(もしくは気色悪い)」という言葉しか出てこないんだよなあ・・・。
あの“異常なまでのハイテンションな浮かれっぷり”を見る限り、小沢が勝った場合は“それなりのポスト”が用意されていると見るべきでしょうし、負けた場合でも、やっぱり“それなりのポスト”がもらえる事が約束されているのかもしれません。
でも、コイツも色々と「スネに傷持つ身」ですから、“それなりの地位”をもらった後の国会で、果たしてあの“ニヤニヤ顔”でずっといられる事やら・・・。
そして私らが一番望んでいるのは、小沢が負けて、民主党から出て行く、ってパターン!
もし小沢が辞める場合、数十人は付いていく、って話なので、そうなったらそれこそ国会は大混乱となるでしょう。
ま、ここまで来たら、モメにモメまくった挙げ句、双方“討ち死に”でもしてもらいたいもんですけどね!
エセ左翼勢力が衰退するのは、こちらとしては願ったり叶ったりですから。
それにしても、日本のエセ左翼ってのは60年代、70年代から全然基本的な部分では変わっていないんですねえ。
権力を欲して団結するも、その権力が目の前にぶら下がった途端、内ゲバですから。
しかも連中の場合、ただ理想実現の為に権力を欲するだけで、実現した後をどうするか、とか言う未来志向は全く無し!
エセ左翼の場合、殆どの奴らが
「自分の思想こそが至高にして唯一なり」
と思っているから、そもそも団結する事自体が無理あるんですけどね。
しかし、どうせ内ゲバ始めるのならば、もう少し早くやってもらいたかったですなあ。
おかげでコッチは、民主党の動向に一喜一憂させられる始末!
国民にそれだけの気苦労を与える政党なんて、もうそろそろ、“終わり”にしてもらいたいものですな!