新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

全てを無視して、権力争いに明け暮れる民主党

2010-08-24 01:11:04 | 民主党

昨日は暦の上では処暑だったそうですが、各地ともまだまだ暑いですねえ。

とは言え、一時期ほどの“蒸し暑さ”は影を潜めて、日中は耐えられないほどの暑さではなくなりましたし、夜は夜で、何となく風が秋っぽくなり、スズムシとかも鳴き始めました。

今年の夏も、そろそろ終わりに近づいたみたいですねえ。

 

さてそんな中、“一部”では熱く盛り上がっているのが民主党代表選。

とは言っても、国民の大半は思いっきり白けていて、民主党議員とそのシンパ連中だけが盛り上がっているワケですが。

┐(´ー`)┌ヤレヤレ

 

それにしても、この代表選に絡んだ発言聞いていると、小沢派も反小沢派も、殆どが“脅迫”に近いセリフばかり!

たとえば、本来“中立”であらねばならない立場のハズの、参院議長までこんなセリフを吐く始末。

首相に対抗、敗れたら離党も…代表選で異例発言

 西岡参院議長は23日、国会内で臨時の記者会見を開き、9月の民主党代表選に関し、「(首相に)対抗する候補者は相当の覚悟が必要だ。首相を蹴(け)落とそうとするのだから、敗れた場合、党を去ることも選択肢に入る」と述べた。

  また「敗者に党の要職や閣僚ポストが与えられる仕掛けは茶番劇だ。政権政党が、甘っちょろい党内の陳腐な就職運動劇をしている余裕は断じてない」と指摘した。政府・民主党役員人事での処遇を期待した候補擁立の動きをけん制したものと見られるが、政党会派を離脱中の議長が政党の党首選に言及するのは極めて異例だ。西岡氏は民主党所属国会議員として代表選の投票権は持っているが、自身は代表選で「投票する考えはない」とも述べた。

 

単なる脅しじゃねえか!

 

まあ、民主党議員の発言は、大なり小なり皆こんな感じで

「逆らったヤツには報復が待っているぞ!それがイヤならさっさと出て行け!」

と、代表選に絡んだ一連の発言で、“自分達の了見の狭さ”をモロに露呈させてしまっているのですけど、多分本人達は、そんな事にも全然気づいていないのでしょうね・・・。

逆に言えば、そこまで「醜い争い」を展開してでも、一度手にした権力の座は絶対に手放したくない、と言う事でしょう。

ところで、マスコミは民主党の場合は「○○グループ」とか言ってますけど、結局の所、自民党で言う“派閥”ですよねえ。

まさか英語で言えばgroupとfactionだから意味が違う、とか言わないでしょうね。

あ、でも民主党の場合はgroupやfactionよりも、sectというか、

sectionalism(セクト主義)

の方がお似合いか!

今の大臣連中の大半が、おそらく学生時代散々使っていた言葉なので、なじみもあるでしょうから。

( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

で、そんな小沢派と反小沢派(菅直人支持)が反目し合っている中、ルーピーは、と言うと・・・

「やさしい私が仲介に」鳩山氏、代表選で意欲

民主党の鳩山前首相は23日夜、BSフジの番組で、党代表選で菅首相と小沢氏の仲介役を果たすことに意欲を示した

  鳩山氏は「2人を会わせるために、それぞれ私が会わないといけないかなと思う。私の出番がないのが一番だが、そうでなければ、やってみたい。小沢、菅の両氏は2人とも(個性が)強すぎる。そこでやさしい私が仲介に入る(こともありうる)」と語った。鳩山氏の発言の背景には、菅、小沢両氏の陣営の対立が強まれば、党分裂の危機を招きかねないとの判断があると見られる。

 一方で、「『まあまあ』と言って、選挙をやらない方がいいのか、私も迷いがある。『まあまあ』で収めてしまって、党内はいいが、国民はどうか」とも語り、代表選が無投票に終わることへの疑問も示した。

 

・・・・・・・・・・( ゜Д゜) ハァ?

 

何、その他人事の様な言い方は?

このドアホウは、“自分も原因の一環だ”って事を完全に忘れてますな!

ちなみに、このルーピー鳩山の“厚かましさ”に対して、埼玉県知事はこの様に批判しています。

「物忘れの激しい人だ」埼玉知事が小沢&鳩山氏を批判

 

まあ、所詮「三歩歩けば全て忘れる鳥頭」ですからねえ。

それどころか、国会答弁やインタビュー中でさえ、数分も話していると最初と最後の結論が違ってくる位ですから、物忘れが激しいどころか、その場の勢いで喋っているだけで、頭の中では何も考えていない、ってのが正解でしょう。

 

そして菅直人も新人議員を味方に付けるため、“国会議員としての身元を3年間保証”する始末。

「3年後にダブル選挙」菅首相が新人議員前に 参加者「小沢さんは魅力」の声も…

 菅直人首相(民主党代表)は23日午前、衆院議員会館の自身の事務所で、党所属の衆参両院当選1回生議員18人と懇談会を開き、「日本は国政選挙が頻繁にあるが、3年間腰を据えて政権運営したい。安心してついてきてほしい」と9月の代表選での再選支持を訴えた。「3年間しっかりやって、3年後に衆参ダブル選挙をやればいい」とも述べた。

 

テメエが3年も“持つ”ハズがねえだろうが!

何というか、「あざとい」「狡賢い」としか言いようがありませんな!

ホント、正々堂々!正面から立ち向かう!って事が出来ん男ですなあ・・・知ってたけど。

 

大体、円高株安が今尚進行中の日本の状況で、そんな権力争いに終始している場合ではないハズなのですが。

昨日だって結局、日銀総裁と直接会うのではなく、電話会談だけで済まし、しかもその内容は今まで通りの「注意深く見守っていく事で一致した」ってだけ。

具体的な提案も対策も全く無し。

その結果・・・

東京市場、催促相場の様相 東京株最安値 電話会談に失望

 週明け23日の東京市場は、同日行われた菅直人首相と白川方明日銀総裁による電話会談で具体的な円高対策や景気対策が打ち出されなかったことを受け、株式の失望売りと円買いの動きが活発化した。日経平均株価は一時9100円を割り込み、終値で今年最安値を更新した。円相場も1ドル=85円台前半で推移。市場は政策支援を求める催促相場の様相を見せている。

 

ま、こうなりますわなあ。

民主党ってのは、本当に経済を理解出来ている人物が皆無なんでしょうねえ。

白川だって、民主党のゴリ押しで日銀総裁にしてもらっておきながら、民主党には非協力的だ、って話だし。

 

本気で日本を、日本人を守る気が・・・あるわけないか。

所詮、エセ日本人集団ですからねえ。

 

そんなのを、マスコミに乗せられてアッサリと政権与えてしまった今の日本人って、やっぱり“安全(平和ではない)ボケ”で“バカ”なんでしょうなあ。

やっぱ、もう一度“戦後の焼け野原直後”にまで生活レベルが落ちないと分からないんだろうか?