この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

2023年秋アニメ第一話感想。

2023-10-11 21:51:38 | 漫画・アニメ
 2023年10月に始まった秋アニメもほとんどの作品で第一話が放送されたのではないでしょうか。
 皆さんは何かご覧になっていますか?
 自分はよーやく『ブレンパワード』の呪いから解放されたので(『ブレンパワード』の呪い:『ブレンパワード』のあまりの〇〇〇〇さにすべての気力を奪われて、他に何もする気が無くなること)、10月に始まる新アニメは出来るだけ見ようと思って、新作チェックもしました(こちら)。

 さて、10月の新アニメの中で鳴り物入りで始まったのは何と言っても『葬送のフリーレン』ではないでしょうか。
 第一話が金曜ロードショーで放送されるというのも前代未聞だし、放送枠自体も新たに設けられたものですしね。
 世間的な評判もかなりいいみたいです。
 が、個人的にはそんなに良いとは思わなかったです。
 実は、ってほどのことでもないのですが、『葬送のフリーレン』、原作は8巻まで集めていました。
 絵が綺麗で好きだったのです。
 でもお話がつまらないので途中で飽きちゃいました。
 戦いに駆け引きがほとんどないんですよね。
 なのでアニメの方も絵が綺麗ならいっかと思って見始めましたのですが、綺麗か綺麗じゃないかで言えば綺麗なんですけど、金曜ロードショーの枠で放送されたものだから、劇場アニメ並みのクォリティを期待していたんですよ。
 そこまでのクォリティではなかったかな。
 続きを見るかどうかはわかりません。

 『ブルバスター』の第一話も見ましたが、正直ピンと来なかったかな。
 オリジナルアニメであることは評価してもいいのですが(オリジナルですよね?)、突然変異で生まれた怪獣を駆逐するのであれば、重機を改造したものでなく、戦闘車両をそのまま使えばいいんじゃないの?と思ってしまいました。
 そこら辺の説明、何かありましたっけ?

 『鴨乃橋ロンの禁断推理』もピンと来なかったかな。
 っていうか、超絶的な推理をするが性格に難がある名探偵と常識的な性格の助手のバディものってだけでもういいや、って気になります。

 うわっ、酷評ばかりだ!
 あくまで個人的な感想です。笑。

 あれ、何か忘れているような、、、そうだそうだ、新作チェックでこれが一番面白そうだと思った『カミエラビ』が録画されてなかったんですよ。
 録画されてなかったって、お前が予約録画してなかっただけだろうと思われるかもしれませんが、そうではないんですよ。
 うちのBlu-rayレコーダーは全録機能がついているので特に予約録画はしてないのです。
 公式サイトを見るとテレビ西日本で10月4日放送開始と書いてあるのですが…。
 まぁ縁がなかったと諦めるか…。
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ぐしゃぐしゃ。

2023-10-10 21:10:04 | 折り紙・ペーパークラフト
 三連休、あっという間に終わっちゃいましたね。
 皆さんはどのように過ごされましたか?
 自分は初日の7日に映画を観に行きました。
 映画を観終わった後、本当は天神のバーで一杯飲もうかと思ってたんですよ(ジュースを)。
 でも気分がすぐれず断念、そのまま家に帰りました。
 
 何で気分がすぐれなかったかというと、因果関係は定かではないのですが、前日の慰労会で食べ過ぎたからかなぁと思っています。
 酒を飲む人ってほとんど料理に手を付けないじゃないですか。
 手を付けられていない料理を勧められるがまま平らげていたらさすがに食べ過ぎました。
 自分でも気分が悪くなるまで食べなくても、とは思います。

 翌8日は親戚が送ってきたダンボール3箱分のかぼすをひたすら絞りました。
 ダンボール3箱分のかぼす、具体的にいくつぐらいだったんだろう?
 本当に絞っても絞っても減らなくて気が狂いそうになりました(←少し大げさ)。
 頑張った甲斐があって、うちで一年間で使うかぼす汁、約4Lが搾り取れました。

 というようなことはどうでもいいのですが、今述べたことの合間に連鶴を折りました。

   

 なぜ今さら連鶴を折る気になったかというと8月に歯医者に行ったんですよ。
 そしたら受付けに折り紙作品が展示してありました。
 患者さんが折ったんですか?と訊ねると、スタッフの方がそうですと答え、そういえば〇〇さんも以前折ってくれてましたよね?と言いました。
 そうなんですよ。
 その歯医者さんに以前は折り紙作品を寄贈していました。
 ただ、そんなに頻繁にもらっても迷惑だろうと思ってある時期を境に控えるようになったのです。
 帰り際、次に来るとき何か持ってきますとスタッフの方に約束しました。
 約束したのはいいけど、手元にプレゼントするような作品はなかったので新たに作ることにしたのです。
 それが上の写真の連鶴ですね。
 お袋に出来具合を確認したらお袋も気に入ってくれたみたいでお袋にもプレゼントすることになりました。
 さらにかぼすを送ってくれた親戚にも…。
 というわけで三連休は延々と連鶴を折ってました。
 でも見てもらったらわかると思いますが、この連鶴、簡単には出来ないんですよ。
 切り込みを入れるだけでも超面倒!
 しかも一回失敗してしまって、、、失敗というか、切り込みのパターンを試しに変えたら最終的に上手く組み合わなくて、結局9割方工程を終えたものをぐしゃぐしゃにしました。

   

 そういうこともあるってことです。
 連鶴、きついです。。。
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熟女好きではありません。

2023-10-09 21:24:10 | 音楽
 11月19日に佐賀市文化会館で行われる今井美樹のコンサートに行き、11月25日に福岡サンパレスで行われる薬師丸ひろ子のコンサートに行きます。
 コンサートなんて半年に一回行けばいい方なので二週続けてのコンサートなんて人生初です。
 なぜこんなことになったのかというと一応理由があって、以前から今井美樹の彼女の生の歌声を一度聞いてみたかったのです。
 彼女のコンサートが佐賀であることを知り、自分の意志で予約しました。
 薬師丸ひろ子の方はそこまで興味がなかったのですが、お袋が紅白歌合戦で彼女の歌を聞いて以来コンサートに行きたいと言っていて、福岡で彼女のコンサートがあることを伝えると、行きたいけど一人では無理というので、自分も一緒に行くことにしました。
 それぐらいの親孝行は何てことないのですが、請け負った後に薬師丸ひろ子のコンサートが今井美樹のコンサートの次の週だったことに気づきました。
 これがもし同日であれば、ゴメン、その日は今井美樹のコンサートだった、とお袋に謝るところですが、翌週ですからねぇ、、、体力的にちょっときついかなとは思いますが、行けないことはなく、二週続けてのコンサートになった次第です。

 それにしても今井美樹は60歳で、薬師丸ひろ子は59歳ですよ。
 この二人に限らず、車の中で聴いている女性アーティストは渡辺美里(57歳)、飯島真理(60歳)、BONNIE PINK(50歳)など錚々たるメンバーばかりです。
 我ながらどんだけ熟女好きやねん、と言いたくなります。
 一応言い訳しておくと、渡辺美里を聴いているといっても今の楽曲ではなく、彼女が20代のころにレコーディングした曲を聴いているので、熟女好きというより、昭和ポップ好きなんだと思います。

 他に車の中で聴いているのは男性アーティストだとスガシカオ(57歳)、女性アーティストだとPerfume(平均34歳)、手嶌葵(36歳)など、見事なばかり若いアーティストがいません。
 たまにはAdoやYOASOBIを聴いてみようかと思うこともあるのですが、もう一つ食指が動かない…。
 まぁそれで誰かに迷惑をかけているわけではないので、今のままでいいとは思っているのですが。

 よし、来年はBONNIE PINKのコンサートに行くぞ!(今年行き損ねました)
 BONNIE PINKの『A Perfect Sky』は何度聴いても名曲だと思う…。
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忘年会のご予定は?

2023-10-08 20:26:35 | 日常
 皆さんは忘年会の予定はありますか?
 幹事をやるとしたら計画はいつたてますか?
 参加者への声掛けはいつしますか?

 自分は個人的な忘年会を12月16日にやりたいと思っています。
 計画はおおよそ次のような感じ。

 9:00 西鉄小郡駅集合
 11:00 大分の羅漢寺見学後、古羅漢探勝
 14:00 玖珠町に移動し、パラグライダー体験
 19:00 天神の海鮮居酒屋にて食事会

 う~む、我ながら完璧な計画だ!
 っていうか、もうほとんど忘年会の計画とは言えないですけどね。笑。
 でも12月にパラグライダーで大空を滑空するのって絶対気持ちいいはずなんですよ。

 さて、いくら計画が完璧でも参加する人がいなかったら意味がありません。
 声をかけようと思っているのが次の四人です。
 まず、大学の先輩のまささん。
 まささんとはお盆休みに青春18きっぷを使って四国に行ったり、株主優待券を利用して鹿児島に行ったりする仲です。
 あとは以前会社の同僚だったMさんと、以前うちの担当だったH産業の営業のYくん。
 MさんとYさんとは去年6月に一緒にシーカヤックをして、10月にフォレストアドベンチャーに行きました。
 この四人で去年忘年会をして、今年の2月には北九州に遠征しました。
 なので、自分的にこの四人でまた忘年会をしたいなと思うのはごく自然なことなのですが、いくつか問題があって。

 まずまささんは土曜日が仕事なので参加するとしたら天神での忘年会からです。
 それはまぁ問題ではありません。
 Mさんは高所恐怖症なのでパラグライダーには付き合ってくれないだろうな、と思います。
 それも問題ではない。
 一番の問題はYさんです。

 Yさんとは一昨年英彦山の望雲台に登りました。
 そして前述の通り去年はシーカヤックとフォレストアドベンチャーをやって、今年は北九州に遠征しました。
 それなりに親しい友人だと自分は思っています。
 
 ただ、今年の7月だったかな、うちの会社の担当を外れたんですよ。
 どうなんですかね、それまで一緒に遊びに行ったりした相手でも、担当を外れてしまったら、声をかけるのって非常識なんですかね?
 それまでシーカヤックやフォレストアドベンチャーに付き合ってくれたのも仕事の延長?
 自分にはそういう考えがわからないので、12月16日に昼間にパラグライダーをして、夜食事会をするけどどう?と誘いました。
 そしたら先日、その日は用事があるから行けそうにない、また誘ってくださいと返事がありました。
 12月の忘年会に9月末に誘って、用事がある、かぁ。
 しつこいかなとは思いましたが、夜の食事会だけでも来れない?とメールを送りました。
 今その返事待ちです。

 どうなんですかね、それまで何度も一緒に遊んでいる相手であっても担当を外れたりしたら、それが縁の切れ目って思うべきなんでしょうか。
 実際そう考えている人も多いみたいです。
 自分にはそういうふうにドライに割り切ることは出来ないのですが…。
 自分が社会人失格なのかもしれません。
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秋の大虐殺まつりだった『イコライザー THE FINAL』。

2023-10-07 20:29:33 | 新作映画
 デンゼル・ワシントン主演、アントワン・フークア監督、『イコライザー THE FINAL』、10/7、イオンシネマ福岡にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円)。2023年40本目。

 前作に比べスケールダウンしていると一部で不評な『イコライザー2』が好きです。
 続編が前作に比べスケールアップしなければいけないのであれば、そのうちマッコールはたった一人でアメリカ陸軍と戦わなければならないでしょう。
 それじゃ『イコライザー』ではなく、『ランボー』だよ、って言いたくなります。

 『イコライザー2』の、道を踏み外したかつての仲間たちにマッコールが死刑宣告をするシーンは何度見てもゾクゾクします。
 この男だけは怒らせてはいけないと思わせる迫力がこの時のマッコールにはあります。
 逆に言えばマッコールはギリギリまで相手に選択肢を与えるキャラクターなのだと思っていました。
 しかし、、、本作のマッコールがそういうキャラクターなのか、今一つ自信が持てなくなりました。

 冒頭、シチリアのワイン醸造所でマッコールが武装した男たちを血祭りにあげます。
 マッコールがそうするのにはそれなりの理由があるのだろうと思いますし、実際男たちはそれなりの悪党ではあるのですが、後半になってマッコールが次のようなセリフを口にします。
 奴らがしていたことは知らなかった、と。
 実はマッコールは詐欺で騙し取られたお金を取り戻しに行っただけだったのです。
 いやいやいや。
 お金を取り戻しに行って、そこにいる連中を皆殺しにする?
 それはちょっと、、、自分の描くマッコール像的にありえないんだけど。

 ありえないといえば、そもそもマッコールはどうやって詐欺の元締めがそのワイン醸造所にいるってわかったんですかね?
 マッコールはハッキングの達人だった?
 彼がパソコンを扱っているシーンなんて作中一切ないんですけど。

 もう一つありえないと思ったのが、マッコールがチンピラたちを始末するシーンですね。
 まるで旧友と再会した時のようににこやかに笑いながらチンピラを始末していくんです。
 マッコールってこういうキャラクターだったっけ、と思わずにはいられませんでした。

 まぁ他にもいろいろツッコミどころはありました。
 こんなことでCIAのエージェントがわざわざイタリアまで来るはずがないだろうとか、いくら何でも街の人たちがマッコールを受け入れ過ぎだろうとか、そういうことですが、やっぱり一番モヤモヤしたのは自分の中のマッコール像と本作のそれの微妙な差異ですね。
 でもそれも自分が彼のことを自分好みのキャラクターに仕立てたかっただけなのかもしれません。
 考えてみればパート1でも彼はロシアマフィアを壊滅させてますからね。
 壊滅させたということは構成員を皆殺しにしたということに他ならず、その具体的な描写がなかったからといって、それがなかったということにはならないですからね。

 最後にもう一つ。
 この作品の邦題は『イコライザー THE FINAL』です。
 「THE FINAL」とつくからにはこの作品がシリーズ最終章だと思うじゃないですか。
 でも原題は『The Equalizer 3』ですし、内容も別に最終章を思わせるものではないんですよ。
 もし『The Equalizer 4』が製作されることになったら日本の配給会社はどうするつもりなんですかね?
 まぁ日本の配給会社も邦題を『イコライザー THE FINAL』にするってことをアメリカの製作会社に伝えてあるだろうし、製作会社がそれにOKしたのであれば、それはつまり『The Equalizer 4』が製作されることはないってことなのかもしれませんが…。
 
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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温泉目当てで由布院(別府)に行くことはありません。

2023-10-06 23:04:11 | 旅行
 今週の金曜日、13日から(十三日の金曜日、いいことありそう!)から由布院(別府)に行きます。
 由布院(別府)に行くというと、温泉ですか?と聞かれることがたまにあります。
 確かに由布院(別府)に行ったらまず間違いなく温泉には入りますが、それを目的に由布院(別府)に行くことはないですね。
 温泉に入るだけなら原鶴温泉や古湯温泉など近場にもいい温泉がいくつもありますから(温泉センターであれば家から車で10分の距離にあります。でも行ったことはないです。)、わざわざ二時間かけて由布院(別府)に行こうとは思いません。
 じゃあなぜ由布院(別府)に行くのか。
 一番の理由は由布院にある《湯布院カントリーロードユースホステル》主催のイベントに参加するためです。
 ホステル主催のイベントに参加するためにはホステルに泊まることが必須というわけではありません。
 現地集合で参加する人も結構います。
 ただ自分の場合、由布院や国東半島の現地に10時集合と言われてもまず無理なので、必然的にホステルに泊まることになりますが。

 初めて参加したホステル主催のイベントはコロナ禍真っただ中の【天空の石橋 無明橋ツアー】でした。
 天念寺の無明橋、知る人ぞ知る、日本で一番渡るのが恐ろしい橋です。
 この無明橋に比べたら、8月に渡った佐世保の「度胸試しの橋」は鼻歌レベルでしたよ。
 それ以来、ホステル主催のイベントにはのこぎり山登山や競秀峰登山、古羅漢探勝などイベントに参加させてもらいました。
 今年も由布川峡谷ツアーに参加しようとしたのですが、大雨により断念。
 ツアー自体は行われたようなので、無理してでも参加すればよかったか、と思わないでもなかったですが、こういったイベントは無理して参加するものではないですね。

 15日に行われるイベントは【院内3瀑布 ドライブツアー】です。
 ホステル主催のイベントとしては比較的おとなしめの内容ですが、ツアーの最後、東椎屋の滝では泳ぐようですよ。
 これは強制ではないですが、泳ぐかどうかはめっちゃ迷っています。
 その日の体調と天気次第ですね。
 木枯らしの吹く中泳ぐ気にはなれないですから。

 15日がイベントですが、出発は13日の夜の予定です。
 せっかく由布院(別府)に行くのだから、イベントの前日の14日は由布院(別府)を堪能しようと思ったのです。
 ではどこに行くか?
 いろいろ調べたところ、別府に午前中しか開いていない温泉があることを知りました。
 その温泉とは【鉱泥温泉】です。
 【鉱泥温泉】が午前中しか開いていないのは泥湯で清掃や管理に時間がかかるからだそうです。
 泥湯といえば別府保養ランドを思い出しますが、あちらはいいイメージがない、、、でもこちらは行ってみたいと思いました。

 温泉から上がったら回転寿司の【亀正くるくる寿司】に行ってみるつもりです。
 この【亀正くるくる寿司】で名物なのは関アジ、関サバなのですが、自分は食したことはありません。
 なぜかというと自分が行く頃にはどちらも売り切れているから。
 【亀正くるくる寿司】の開店は11時なのですが、11時に行ってもだいたい2時間は待たされます。
 11時に入店しようと思ったら9時に行って予約しなくちゃいけないみたい、、、どんな回転寿司だって言いたくなりますよね。笑。
 今度こそ、関アジ、関サバを食べてみたいです。

 13日からの由布院(別府)旅行はそれなりに充実したものになりそうです。
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観に行って本当によかった『SAND LAND』。

2023-10-05 20:59:38 | 新作映画
 鳥山明原作、横嶋俊久監督、『SAND LAND』、10/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1200円)。2023年39本目。

 10月1日はユナイテッド・シネマトリアス久山で映画を4本観ました。
 日曜日だったので4本しか観ませんでしたが、これが土曜日だったらあと1本、合わせて5本観ていたかもしれません。
 皆さんは1日に最高何本映画を観たことがありますか?
 自分の記録は5本なのですが、初めて1日に5本観た時はめちゃくちゃきつかったです(つまり1日5回映画を観たことは何度かある)。
 2本目を観終わった時点であまりのきつさにトイレで立ち上がれなくなりましたからね。
 その点今回はそんなにきつくはならなかったです。
 体調がよかったのかな?
 映画館との相性もあるのかもしれません。
 
 ともかく10月1日は映画を4本観たのですが、翌日仕事だったので、本当は出来れば早く帰りたかったんですよね。
 それでも4本目を観たのは4本目に観た映画がこの日一番観るのを楽しみにしていた作品で、1日1回、この時間帯しか上映されてなかったからです。
 その映画とは鳥山明原作の『SAND LAND』です。

 実は、ってほどのことではないですが、自分はそこまで鳥山明のことは好きではありません。
 『ドラゴンボール』はタイムリーで読んでいましたが、後半になるにしたがって強さがインフレになる展開はあまり感心しませんでした。
 そんなふうに考えている人間は自分ぐらいのものかもしれないな、なんて思ったりもしたのですが、もしかしたら作者の鳥山明自身その点を反省したのかもしれないなと思うぐらい『SAND LAND』はものすごくコンパクトにまとまった作品でした。

 キャラクターデザイン、メカニックデザイン、共にグッド♪
 ストーリーも短いながら起承転結がしっかりしていてわかりやすく、なおかつメッセージ性も読み取れて、言うことないです。
 観に行って本当によかったのですが、観客動員数は今一つとのこと。
 う~ん、どうしてでしょうね、同じ鳥山明原作の劇場版『ドラゴンボール』はいつもだいたいヒットしているようなイメージがありますけれど。
 
 ともかく『ジョン・ウィック コンセクエンス』や『君たちはどう生きるか』なんかより全然面白かったので、お近くの映画館でまだ上映しているようであれば是非観に行って下さい。
 お薦めです。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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観賞中あることに気づいた『コンフィデンシャル 国際共助捜査』。

2023-10-04 21:13:50 | 新作映画
 イ・ソクフン監督、ヒョンビン主演、『コンフィデンシャル 国際共助捜査』、10/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1200円)。2023年38本目。

 この日、4本映画を観ることは早くに決めていました。
 ただ、3本目に何を観るかは決めきれていませんでした。
 候補は次の3作。
 くまさんがコカインでラリっちゃってさぁタイヘン♪な『コカイン・ベア』か、韓国発のスパイアクション映画『ハント』か、同じく韓国発のバディムービー『コンフィデンシャル 国際共助捜査』か。
 映画.comのレビュアー評価では『コンフィデンシャル 国際共助捜査』が圧倒的に高かったんですよ。
 ただ、この映画を観るのには一つだけ問題があって、それは何かというと『コンフィデンシャル 国際共助捜査』が続編映画だということです。
 前作を見ていない自分が果たしてこの映画を観て楽しめるのかどうか、甚だ疑問でした。
 モンスターパニックムービーも嫌いじゃないですし、一時は『コカイン・ベア』に大きく針が振れたのですが、最終的に『コンフィデンシャル 国際共助捜査』を観ることにしたのは映画.comのこの作品のレビューが一番熱量があるように感じられたからです。

 映画が始まって、10分か、15分くらい経ってから、あることに気づきました。
 この映画の前作である『コンフィデンシャル 共助』、すっかり忘れてましたが、見てました。
 見たことを完全に忘れているって何だかショックです。
 ふっ、自分も年を取ったものだぜ…。
 と哀愁に浸るのはさておき。
 前作を見たことを完全に忘れて続編を観たわけですが、覚えていたらどうだっただろう、、、まぁたぶん観たかな。

 それにしても『コンフィデンシャル 共助』の続編映画の邦題が『コンフィデンシャル 国際共助捜査』ですから、日本の配給会社はこの映画が続編映画だということを喧伝するつもりは毛頭ないようですね(普通だったらタイトルに「2」を入れるでしょうから)。
 続編映画だと知っていたら観に行かない人の方が多いと判断したのでしょう。
 その判断は間違っていないのかもしれませんが、誠実とは言えないでしょうね。

 映画は面白かったです。
 韓国映画らしい骨太なハードアクションと、力の抜けたコメディパートがバランスよく配分されていました。
 
 パート3は作られるのかな。
 作られるとしたら舞台はアメリカのニューヨークでしょうね。
 まさか北朝鮮を舞台には出来ないでしょうから。
 タイトルはズバリ『コンフィデンシャル 世界共助捜査』でどうでしょうか。
 たぶん「3」はつかないと思います。
 1と2を見たことを覚えておけたらいいのですが。笑。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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ウクライナ発の王道ファンタジー『ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン』。

2023-10-03 21:27:12 | 新作映画
 オレ・マラムシュ監督、『ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン』、10/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1200円)。2023年37本目。

 『ジョン・ウィック』は朝一の9:35の回を観たのですが、終わった頃には12時をはるかに過ぎていました(長すぎるよ、『ジョン・ウィック』!)。
 トリアス久山は駐車場が無料で映画を観るには申し分ないのですが、一つ難を言うと食事をするところが少ないんですよね。
 特に今回のように映画のハシゴをする場合、トリアス久山内で食事をするしかないのですが、シネコンの近くにはラーメン屋ぐらいしかなくて…。
 いろいろ調べたら、シネコンとは道を挟んだ反対側にある、トリアスモールにフードコートがありました。
 フードコート!
 盲点でしたね、トリアスモールがシネコンから少し離れたところにあるので、そこのフードコートで食事をしようとは今まで考えなかったのです。
 そのフードコートには中華料理屋もあって、マップガイドによるとそこのおすすめメニューは620円の酢豚定食でした。
 酢豚定食が620円!?めちゃくちゃ安いな、と思って、その日のお昼は酢豚定食に決めました。
 『ジョン・ウィック』鑑賞後、てくてく歩いてトリアスモールまで行きました。
 フードコートも、中華料理屋も難なく見つかりました。
 券売機で食券を買おうとして一瞬固まってしまいました。
 酢豚定食が850円だったのです。
 どうもマップガイドの情報は古かったようですね…。
 いやいやいや。
 これが食べログなどのグルメサイトの情報が古いのであれば仕方ないなとも思うけど、公式サイトのマップガイドの情報が古いっておかしくない?
 もちろん店主に文句をつけましたよ、マップガイドの値段より200円以上高いのはおかしくないかって。
 心の中で。
 自分も丸くなったものですね、「カミソリせぷ」と呼ばれていたころの自分だったら絶対620円しか代金を払わず、酢豚定食を提供させていましたが(いつ呼ばれていたんだよ)。

 前振り(?)が長くなりましたが、食後に観たウクライナ発の王道ファンタジー『ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン』は面白かったです。
 デザインに少し癖があったかな、でもそれも観ていてすぐ慣れました。

 一つ疑問に思ったのは悪の魔法使いヴォルデモート、、、じゃない、チェルノモールは愛の力を自らの魔力に変えるという設定です。
 その愛の力って、美少女のものじゃないといけないんでしょうか?
 非美少女や高齢の女性、もしくは男性の愛の力でも魔力に変えられるのか、、、そんなことを疑問に思うのは自分ぐらいですね(すみません)。

 ところでこの映画、ある女性が全財産を投げ出して配給権を買い取り、さらに配給会社を設立し、日本での公開にこぎつけたのだそうです。
 すごいな!と感心せずにはいられません。
 その配給会社、Elles Filmsの配給する映画は出来るだけ観に行こうと思います。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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その強さに説得力がなかった『ジョン・ウィック コンセクエンス』。

2023-10-02 20:40:32 | 新作映画
 キアヌ・リーブス主演、チャド・スタエルスキ監督、『ジョン・ウィック コンセクエンス』、10/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1200円)。2023年36本目。

 10月1日は映画サービスデーということでユナイテッド・シネマトリアス久山で映画のハシゴをしました。
 普段ユナイテッド・シネマで映画を観るときは貯めたポイントを2ポイント消費して1000円で観ているのですが、それだといずれポイントが無くなってしまうので、映画サービスデーで観賞してポイントを貯めている次第です。
 ちなみに映画サービスデーだとユナイテッド・シネマでは1200円で映画が鑑賞出来ますが、毎週金曜日は会員は1100円で映画を観賞することが出来ます。
 何だ、有休を取って金曜日に観た方が安く観れるじゃん、と思ったのはここだけの話です。

 さて、映画のハシゴ一本目はキアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック コンセクエンス』です。
 実は自分は『ジョン・ウィック』シリーズを高くは評価していません。
 映画サービスデーで安く観れるのなら観てもいいかな、ぐらいの評価ですね。
 なぜ自分がこのシリーズを高く評価していないのか。
 理由は単純、ジョン・ウィックというキャラクターが最強であることに説得力がないと思っているからです。

 アクション映画には様々な最強のキャラクターが存在します。
 『ターミネーター』シリーズのT-800、『リベリオン』のジョン・プレストン、『ジェイソン・ボーン』シリーズのジェイソン・ボーンetc。
 彼らは作中最強のキャラクターですが、彼らが最強であるには何らかの理由付けがされています。
 例えばジョン・プレストンで言えば、彼は「ガン=カタ」という戦闘術を極めているという設定であり、作中幾度となく「ガン=カタ」を使った戦闘を我々に見せつけます。
 彼が最強のキャラクターであることに疑問の余地はありません。

 それに対してジョン・ウィックなのですが、彼は伝説の殺し屋であり、最強の存在という設定です。
 格闘アクションにキレがあるとは言い難いし、走るときはドタドタしてるし、やたら車にははねられるし、階段を登るだけでハァハァと息を切らしているし、とても彼が伝説の殺し屋で、最強の存在なのだと言われても、え、そーなの?としか思えません。
 彼の強さには説得力が感じられないのです。
 自分は最強キャラクターが最強であるためには何らかの理由付けが必要だと考えます。

 それからあと一つ言いたいのは、この映画、尋常じゃなく長いんですよ。
 上映時間は驚異の169分!
 もちろん世の中には上映時間が三時間を超えても納得出来る映画はいくらでもあります。
 でも『ジョン・ウィック コンセクエンス』には語られるべきストーリーなどは皆無なのです。
 あるのはひたすら続くのたのたとしたアクションだけ。
 この映画でジョン・ウィックが殺した殺し屋の数はおそらく三桁に届くと思います。
 もしかしたら『ジョン・ウィック コンセクエンス』でのジョン・ウィックは映画の中で最も多く人を直接的に殺したキャラクターかもしれません(誰か暇な人がカウントしていると思う)。
 ある意味すごいことなのかもしれませんが、いくら殺し方に工夫を凝らしたとしても、肝心のキアヌの動きにキレがないので、見ていてドキドキするとか、息を呑むとか、鳥肌が立つといったことは皆無でした。
 キアヌ・リーブスののたのたとしたアクションが延々と続く169分が至福の時間だったという人もいるかもしれませんが、自分にはかなりきつかったです。

 お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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