この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

警戒レベル4。

2019-07-21 11:29:47 | 日常
 今朝は6:30に携帯電話に送られてきた避難勧告メールで起こされました。
 その時二階から撮った写真がこれ。


   

 水位が結構ギリギリであることがわかってもらえると思います。
 さてどーしよう、と思いましたが、うちは平屋ではないので大丈夫だろうとすでに起きていたお袋と話し、眠かったので二度寝することにしました(二度寝すんな)。

 次に起きた時が9:30で、起きたら家が浸水していました、ということも幸いありませんでした。
 

   

 水位は目に見えて下がっていました。氾濫の心配はどうやらないようです。

 ただ、ニュースではうちからほんの1キロぐらいしか離れていないところにあるトンネルの下が冠水したと言っていました。
 うちはたまたま浸水を免れましたが、自分が住んでいる鳥栖市は大雨の警戒レベル4で、かなりの被害が出ているようです。

 さて、今日は何の日かというと参院選の投票日です。
 自分はこれまで投票に行かなかったことはなく、当然今回も行くつもりでしたが、大雨の警戒レベル4であっても投票って行かなくちゃいけないのかなぁって迷っているところです。

 16時ごろ改めて様子を見て、投票に行くかどうか決めようと思っています。
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これはこれでアリだと思った『天気の子』。

2019-07-20 20:32:03 | 新作映画
 新海誠監督、醍醐虎汰朗主演、『天気の子』、7/20、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞。2019年30本目。


 まぁこう見えても(どう見えても?)自称「晴れ男」ですから、『天気の子』という、お天気をモチーフにした作品は見ないではいられないのです、などということもなく、正直見る気はほとんどなくて、前売り券も購入していなかったのですが、この日は映画のお茶会があって外出しなければならなかったので、どーせ外出するならついでに何か映画を観るかと思って『天気の子』を観ることにしました。
 ぶっちゃけ『天気の子』と『チャイルド・プレイ』の二択だったのですが、前者が勝利したわけですね。笑。

 というような他人から見ればきわめてどーでもいい理由で観た『天気の子』でしたが、よかったですよ。
 ネットでは賛否両論激しいようですが、自分はこれはこれでアリだと思いました。

 ただ、この作品に否定的な人の考えもわからないではないかな。
 何といってもおっそろしくツッコミどころが多々ありましたからね。
 某ハンバーガーチェーンだってバイトを雇う際年齢確認ぐらいはするだろうとか、保護者が亡くなって部屋を貸し続ける大家はいないだろうとか、完全に水没しているのに都市機能が消失していない東京とか(人々はどうやって移動しているんだろう?水上バイク?)、本当にツッコミどころだらけなんですよ。

 中でも自分が一番びっくりしたのは主人公の少年ですね。彼は家出少年なんですよ。東京で悲惨な目に合っても決して生まれ育った島には帰ろうとはしません。
 そういう姿を見ていたら、島には帰りたくなくなる、よっぽどの理由、よっぽどの事情があるんだなって思うじゃないですか。
 しかしこれが何と、最後まで一切それについての説明がないのです。
 それどころか、島でフツーに暮らしていてもそれなりに充実した生活を送れてたんじゃないの?と思えるシーンまであって、、、これにはびっくりしましたね。

 でも、脚本的にどれほど粗があったとしても、やはりいいところもあって、それはまず映像の美しさですね。
 どのシーンも美しいのですが、とりわけ雨の降るシーンの美しさは白眉でした。
 この作品にどれだけ否定的な人であっても、それは認めるところではないでしょうか。

 そして自分が一番良いと思ったのは、(ネタバレになりますが)物語の終盤、少年が世界を採るか、少女をを採るか、選択をするシーンがあるんです。
 そのシーンで少年は迷わず少女を採るのです。
 結果世界は、というか東京は、壊滅的な打撃を受けることになります。

 これまでの映画でもそのような二択はあったかもしれませんが、少女を選んでも結局世界は救われる、みたいなオチが多かったと思います。
 そこを逃げずに東京を壊滅させた新海監督は凄いなと思いましたよ(まぁ前述の通り都市機能は失われてないわけですが)。

 前作の『君の名は。』のようにカタルシスを得るところまではいかないにしても、観て損ってことはないと思います。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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死刑では生ぬるい。

2019-07-19 21:36:32 | 戯言
 京都アニメーションのスタジオが放火され、33人の方が亡くなるという痛ましい事件が起こりました。
 亡くなられた方のご冥福を祈ります。
 興味はなかったのですが、明日映画館に行ったら『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の前売り券を買おうと思っています。
 些細なことですが、今自分に出来る支援はそれぐらいなので…。

 こういった凶悪な事件が起きると、ネットのニュース記事のコメント欄には犯人を死刑に処すことを望むコメントが多く見受けられます。
 自分はそれらのコメントを目にするとこう思います。
 うわ、みんな優しいなぁ、と。

 なぜかっていうと、こういった凶悪事件を引き起こす奴らって「死にたがり」が多いじゃないですか。
 生きることに絶望した。もう一日だって生きていたくない。でもどうせ死ぬなら一人でも多くの人間を道連れにして死んでやろう…というような?
 決めつけって言われるかもしれませんが、そうとでも考えない限り、多くの命を奪うことは出来ない気がするのです。

 死にたがっている奴を死刑にするのは、おやつを欲しがる子供に飴玉をあげるようなものだと思います。
 相手の望むことをしてどーする、って言いたくなります。

 もちろん凶悪犯に罰を与えるなと言っているのではないですよ。
 要は死刑では生ぬるいってことですね。

 では死刑の代わりにどんな罰を与えるかというと、(犯人の人権は一切考えなくてよいという前提で)例えば監視刑なんてどうでしょうか。
 犯人の、刑務所での行動を24時間監視カメラで映し出すのです。
 プライヴェートな時間を一切与えないようにします。
 そしてその映像をライブで(もしくは若干のタイムラグを作って)有料配信する。

 何だそんなことで罰になるのかよ、と思われる方もいるかもしれませんが、この刑は相当精神的にきついはずですよ。
 誰かに常に見られている、という感覚は人から心の癒しを奪いますからね。
 まともな人間なら一ヶ月と耐えられないでしょう。
 大量殺人者がまともな人間かどうかはさておき。

 そしてこの監視刑の一番のメリットは犯罪の抑止になる、ということです。
 現在死刑論者が死刑を肯定する理由の一つに死刑が犯罪の抑止につながるという理由を挙げることがありますが、自分はそれを眉唾だと思っています。
 むしろ死刑の存在が凶悪犯罪を誘発することすらあると考えます。

 しかし、凶悪な犯罪を犯して、逮捕され、裁判で監視刑を言い渡された人間が、刑務所内での行動を動物園の猿のようにさらされたとしたら、誰だってそんな目には合いたくないって思うんじゃないでしょうか。
 結果として凶悪犯罪は減ると思います。

 まぁすべては自分の決めつけかもしれませんし、そもそも監視刑は受刑者の人権を無視しすぎているので実現性は低いと思いますが、ただ死刑ではぬるすぎると思う凶悪犯は確かに存在すると思うのです。
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別府旅行旅のしおり、お土産編。

2019-07-18 23:28:03 | 旅行
 先日の旅のしおりでは大まかな行動スケジュールについて書きました。
 今日は別府旅行で購入予定のお土産について書きたいと思います。

 まず別府に行って最初にお土産を買いたいのは【ニュードラゴン】ですね。
 「ニュードラゴン」という店名から何のお店だと思いますか?
 焼肉屋?それともパチンコ屋?
 いえいえ、ニュードラゴンは別府にあるケーキ屋さんなのです。
 しかもロールケーキ、発祥のお店らしいです。
 ロールケーキは結構好きなので、発祥のお店と聞いたら買いに行かずにはいられないですよね。

 次に買いたいお土産は『本格激辛カレースナック 別府地獄カレー』です。
 JR別府駅でも売っているらしいのですが、去年JR別府駅構内を彷徨った時はそんなスナック、なかったけどなぁ。
 彷徨い方が足りなかったか。

 もう一つ、これは別府でというより、大分で買いたいお土産なのが『山のまりも』です。
 「山のまりも」というのはかぼすの甘露煮のことらしいのですが、その存在を知ってから一度でいいから実物をその目で見たいと思っているのです。
 まぁ通販で買える代物ではあるようなのですが、こういったものは現地に行ってお土産で買いたいですよねぇ。笑。

 あとおまけですが、別府には別府湾でとれたちりめんじゃこが入った『別府湾ちりめんクッキー』なるものもあります。
 去年別府に行ったときお土産で買って帰ったのですが、誰に食べさせても不評でした。笑。

 別府旅行旅のしおり、お土産編は以上です。
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朝日新聞に怒。

2019-07-17 22:34:47 | 戯言
 ネットでの朝日新聞の評判はすこぶる悪いようですね。
 反日報道がひどいとか、記事を捏造するとか、マスゴミとか、もう散々ですよ。
 朝日新聞の信用も地に落ちたと言えるでしょう。

 問題は朝日新聞が信用出来ないとするなら、どこの新聞なら信用出来るか、ですよね。
 読売新聞なのか、毎日新聞なのか、聖教新聞なのか、日本経済新聞なのか、はたまた赤旗なのか。
 ぶっちゃけ、信用の置けなさに関してはどこの新聞も似たようなものだろうって思っています。
 どの新聞を情報ソースにするにせよ、最終的に信を置くべきは自らの常識ではないでしょうか。
 いや、その常識が一番信用できないわけなんですが。笑。

 さて、我が家は長年朝日新聞を購読しています。
 理由は単純、何だかんだ言って文化欄は朝日新聞が一番充実しているだろうと考えているからです(詳細に比較したわけではないですが)。
 しかし、最近朝日新聞に腹が立つことがあって…。

 いや、以前から腹が立つことはあったんですよ。
 それは何かというと朝日新聞が主催する、将棋の名人戦の棋譜がネットで公開されないことです。

 将棋の七大タイトル戦って基本的に新聞社がスポンサーになっているんですよね(一番新しいタイトルである叡王戦は違いますが)。
 竜王戦が読売新聞社、王座戦が日本経済新聞社といった具合です。
 では朝日新聞社はどのタイトルかというと、いろいろ何だかんだあって、毎日新聞社と名人戦を共催しています(ライバル新聞社と一つのタイトル戦を共催するっていうのは考えれば、いや、考えなくても変な話なんですけどね)。
 たいがいのタイトル戦は番勝負の棋譜はネットで公開されています。
 すべてではなかったかもしれませんが、少なくとも読売新聞社主催の竜王戦の棋譜はネットで見ることが出来ます。

 しかし、名人戦は棋譜閲覧が有料なんですよ。
 朝日新聞を購読している家庭でもそうなんです。
 購読しているところぐらい無料で閲覧させろよ、と思わずにはいられません。

 で、最近腹が立ったことですが、朝日新聞は文化欄が充実しているって言ったじゃないですか。
 朝日新聞の文化欄のコラムやエッセイとかは好きで、中でも三谷幸喜の『ありふれた生活』は毎週欠かさず読んでいました。

 でもある日を境にそれを目にすることが無くなっちゃって、、、そのときは、10年以上続いたけど、連載が終わっちゃったんだな、と思ってました。
 で、ふと、いつぐらいまで連載していたんだろうと気になって調べたら何と!『ありふれた生活』、連載終わってませんでした。
 どういう経緯かわかりませんが、朝刊から夕刊に引っ越してました。
 おぃ!って思いましたね。
 勝手に連載を移してんじゃねぇ!!怒。

 もちろんその気になればネットでその週の『ありふれた生活』を読むことは出来ます。
 いうまでもなく有料ですが。。。

 朝日新聞に見切りをつけるのも遠くないかもしれません。
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予想よりはるかに面白かった『未来のミライ』。

2019-07-16 21:15:02 | 旧作映画
 金曜ロードショーで放映されていた細田守監督の『未来のミライ』を見ました。
 予想よりはるかに面白かったです。

 いろいろとツッコミどころはあると思うんですよ。
 
 例えば、、、確かおかあさんが編集者で、おとうさんが建築家という設定ですよね。
 二人の稼ぎがどれぐらいなのかはわかりませんが、あんな若い夫婦があんなオッシャレーな一軒家に住めるのだろうか、とか。
 他には生まれて初めて補助輪なしの自転車に乗る練習をするのに傾斜のある草っぱらはないだろうとか(フツーは平坦な公園ですよね?)。
 あとは、、、結婚前に片付けが出来なかった女性が結婚後に片付けが出来るようになるわけないだろうとか(←ナイス偏見)。
 ひいじいじのプロポーズのやり方がまだるっこしすぎるのも気になりました。仮にひいばあばが本気で走っていたらどうするつもりだったんでしょうか。

 まぁツッコミどころ多々ありますが、ただ、ツッコミどころのない映画なんてものもそうはないわけで、上述のツッコミどころ程度であれば個人的には許容範囲でした。

 主役のくんちゃんの声が合ってないという人も多数いるようですが、自分はそれも許容範囲内だったかな。
 少なくとも『プロメテウス』の剛力彩芽や『風立ちぬ』の庵野秀明なんかに比べたらまったくもって全然余裕でしたよ。
 この声でダメだっていう人は実際にくんちゃんの声を四歳児にやらせれば満足したのかな?

 本作を四歳児の子供が未来から来た妹と一緒に世界の崩壊の危機に立ち向かう、大スペクタクル映画だと思って見た人はさぞかし肩透かしをくらったことでしょうね。
 本作は端からそういうお話じゃないんですよね。
 もっとスモールワールドなお話なんですよ。
 家族の繋がりのお話。
 今の自分がいるのは、おとうさんとおかあさんがいて、そのまたおとうさんとおかあさんがいて、そのまたそのまたおとうさんとおかあさんがいて、、、というごくごく当たり前な、でも大切なこと、それが本作のテーマなんじゃないかって思いましたよ。

 繰り返しになりますが、ツッコミどころの多い映画ですよね。
 キャラクターもくんちゃんは我が儘だし、おかあさんは母親失格だし、おとうさんは役立たずだし、未来ちゃんは、、、特にないけど。笑。
 でもどのキャラクターも物語の最初と最後では成長が見て取れますよね。
 それにおかあさんのセリフ、「最悪じゃなきゃいいよ」っていいと思いません?
 自分はホッとしたけどなぁ。

 ところで、、、金曜ロードショーで見たということはすなわち劇場では観なかったということに他なりません。
 細田監督の作品は、『おおかみこどもの雨と雪』や『バケモノの子』がピンと来なかったんですよねぇ。
 でも次回作は出来るだけ劇場で観ることにしようと『未来のミライ』を見て思いました。
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別府旅行旅のしおり

2019-07-15 21:19:03 | 旅行
 毎年お盆休みはまささんと旅行に行っています。
 一昨年は青春十八きっぷを使って鈍行列車で四国まで行きました。
 去年は株主優待券を使って新幹線で鹿児島まで行きました。
 今年はというと来月の13、14日に大分の別府に行きます。車で。
 二年続けて列車での旅だったので、今年も、と思わないでもなかったのですが、大事なのはどこに行くか、ですからねぇ、もちろん誰と行くかも重要ですが。

 ざっとですが、別府旅行の大まかなスケジュールを書いておきます。


 13日9時、鳥栖を出発、途中西鉄小郡駅でまささんを拾う。

    11時別府着、亀正くるくる寿し横断道路店にて昼食。
 この回転寿司でお昼を食べるのが今回の旅行の目的の一つなのですが、人気店なので待ち時間がどれぐらいになるのかわかりません。

    13~18時、大分香りの博物館貴船城ニュードラゴン書肆ゲンシシャを観光
 亀正でどれぐらい時間を取られるのかがわからないので予定は未定ですが、上述の四つの観光スポットのうちいくつかは行ってみたいと思っています。ちなみにニュードラゴンは焼肉屋でもなければパチンコ店でもありません。ケーキ屋です。

    18時別府ホテルスターにチェックイン

    18時30分ヒットパレードクラブにて生バンドの演奏を聴きながら夕食。

    21時以降自由時間


 14日7時起床、朝食

    9~11時、糸ヶ浜サップテラスにてサップ。
      
    12時昼食。場所は未定。

    13時30分石ころたちの動物園

    16時久住高原にてブランコ

    17時鳥栖に向け出発


 とりあえずこんなところです。
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紹介されていた邦画を一本だけ見ていた『邦キチ!映子さん』。

2019-07-14 20:07:55 | 漫画・アニメ
 一年間にだいたい50本ほど劇場で映画を観ています(今年は6月末時点でちょうど25本)。
 一年間に50本劇場で映画を観ているというと一般人の知り合いには素で驚かれますが、映画マニアだと年間100本観る人なんてざらにいますし、知り合いの映画好きにも10日間で8回『アラジン』を観た剛の者もいるので、年間50本なんて大したことはないのかもしれません。

 実はどんな映画を観るのか、自分でも自分の好みがよくわからなかったりするのですが(去年の一位が『イコライザー2』で、二位が『パディントン2』、自分でいうのもなんだけどジャンルが違いすぎ)、50本に共通して言えるのは、鑑賞前はどの映画もそれなりに面白いに違いないと思って観に行ったってことです。

 何当たり前のことを言っているんだ、誰だって面白いに違いないと思って映画は観に行くものだろう、そう仰る方もいるでしょう。
 確かに我々のような一般人はそういう映画の鑑賞をしますよね。
 ただ、世の中のすべての人間がそうかというとそういうわけでもないのです。
 例えば映画評論家の柳下毅一郎氏は日本の映画界を憂いて、あえて世間一般ではクソ映画と評される映画ばかりを観に行っています(こちら)。
 柳下氏の映画愛には頭が下がる思いです。

 で、前置きが長くなりましたが、柳下氏が好んで観るような映画(というか邦画)ばかりが紹介されている漫画が『邦キチ!映子さん』なのです。
 映画をモチーフにした漫画は意外と多くあり、有名どころだと『木根さんの一人でシネマ』などがあると思いますが(有名どころなのか?)、映画愛に関してはこの『邦キチ!映子さん』がダントツではないでしょうか。
 かなり歪んだ愛ですが。笑。

 ともかく第一話だけでも試しに読んでみて、自分が知らない世界があるということを知るだけでも見識が広がるのではないでしょうか、、、広がらないかもしれないけど。
 
 

 
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否定意見もわからないではない『トイストーリー4』。

2019-07-13 22:23:53 | 新作映画
 ジョシュ・クーリー監督、『トイストーリー4』、7/13、Tジョイ久留米にて鑑賞。2019年29本目。


 『トイストーリー4』をTジョイ久留米のT-LEXで観てきました。
 T-LEXというのはTジョイオリジナル規格のプレミアムシアターのことで、スクリーンもそこそこデカいのですが、大阪でIMAXレーザー/GTテクノロジーを観た後はそこまでスクリーンがデカいとは思えなかったなぁ、、、っていうか、中洲大洋劇場のスクリーン1よりも小さい気がするなぁ。
 具体的なスクリーンの大きさが発表されてないのではっきりとしたことはわからないんですけどね。

 さて、『トイストーリー4』ですが、現在ネットでの評価が賛否両論、大きく二分していることが話題になっているようです。
 ちなみにyahoo映画での評価は2.91点、ピクサー、及びディズニーの新作映画としてはちょっと考えられない低評価です。
 そして低評価をした人のレビューを見ると「前作を否定する内容だった」というものが目に付きます。

 これまでの『トイストーリー』シリーズでは主人公であるアンディの立ち位置はご主人様第一でした。
 おもちゃというものは人間の子供に寄り添ってこそのもの、という考えがすべてだったといっても過言ではないでしょう。

 それに対し本作のアンディはご主人様第一ではなく、自分自身の幸せを追求するのです。
 その変心を裏切りと捉え、許しがたいと思う人がいたとしても不思議ではないと思います。

 ただ、自分はそうじゃないかな。
 自分も子供のころから数えきれないぐらいのおもちゃで遊んできました。
 しかしそれらのおもちゃの99.99%は今現在手元にありません。
 人にあげたものもありますが、そのほとんどはいつの間にか無くなりました。
 たぶん、古くなったとか壊れたとかいう理由で親が捨てたんだと思います。

 しかし、それらのいつの間にか無くなったおもちゃが、捨てられたのではなく、自主的に人間の元を去り、アンディたちのように自立してコロニーを作り、自分たちだけで暮らしているとしたら、そう考えたら、少しだけ気持ちが楽になりました。

 『トイストーリー4』を称して駄作だと決めつける人も多いようです。
 また、さらなる続編が作られるに違いないと思っている人もまた多いみたいです。
 自分はどちらの考えにも賛同しないですね。
 
 確かに綺麗ごとだけで済ませるのであれば『トイストーリー』は『トイストーリー3』で終わらせるべきです。
 ご主人様が代替わりして、おもちゃたちの幸せは永遠に続く、そう考えた方がハッピーエンドではあります。
 しかし現実はそうではない。
 現実の世界ではおもちゃたちは古くなり、壊れ、まさに「ゴミ」として捨てられる運命にあります。
 その現実に目を向けられるのかどうかで『トイストーリー4』の評価は大きく変わるのではないでしょうか。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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祝!『ゴーストランドの惨劇』九州公開。

2019-07-12 21:50:45 | 新作映画
 さて、先日の記事で今年公開される映画で特に楽しみにしている映画が二本あると書きました(こちら)。
 そのうちの一本である『ヒックとドラゴン3』についてはさほど心配してないんですよ。
 おそらく全国のシネコンで上映されると思っているので。
 問題はもう一本の『ゴーストランドの惨劇』の方ですね。
 『ゴーストランドの惨劇』は自分がホラー映画の到達点だと考える『マーターズ』の監督のパスカル・ロジェ監督の新作なのですが、やはり『マーターズ』のようなキワモノホラーの監督の新作はなかなか上映館も少なくて…。
 毎日のように公式サイトの上映館のページを覗いていたのですが、このたびよーやく『ゴーストランドの惨劇』の九州上映が決定しました。
 その上映館とは何と沖縄のミハマ7プレックスです!!
 ・・・・・・・・。
 遠いな、おぃ。
 海の向こうじゃん。
 それはいくら何でも観に行けないよ…。

 ミハマ7プレックスを除くと一番近場の上映館は岡山のシネ・クレールという映画館で、そこもやっぱり遠い。。。
 沖縄や岡山の映画館では上映されるというのに、何ゆえ福岡の映画館では上映されないのか…。
 まぁ福岡の映画館といっても福岡で上映してくれそうなところって中洲大洋劇場ぐらいしかないんですけどね。

 それでダメ元で九州内の映画館の公式サイトを調べてみたんですよ。
 本当にダメ元で、何といっても公式サイトの上映館リストに載ってないんだから、調べるだけ無駄だと思ったのですが、何と!!近日上映作品リストに『ゴーストランドの惨劇』の名がある映画館を見つけました!
 その映画館とは、、、別府ブルーバード劇場です。

 別府、、、遠いな。
 遠いけど、沖縄や岡山なんかに比べたら全然ありです。
 別府、実は来月遊びに行く予定なのですが、9月にも行くことになりそうです。
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