この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

否定意見もわからないではない『トイストーリー4』。

2019-07-13 22:23:53 | 新作映画
 ジョシュ・クーリー監督、『トイストーリー4』、7/13、Tジョイ久留米にて鑑賞。2019年29本目。


 『トイストーリー4』をTジョイ久留米のT-LEXで観てきました。
 T-LEXというのはTジョイオリジナル規格のプレミアムシアターのことで、スクリーンもそこそこデカいのですが、大阪でIMAXレーザー/GTテクノロジーを観た後はそこまでスクリーンがデカいとは思えなかったなぁ、、、っていうか、中洲大洋劇場のスクリーン1よりも小さい気がするなぁ。
 具体的なスクリーンの大きさが発表されてないのではっきりとしたことはわからないんですけどね。

 さて、『トイストーリー4』ですが、現在ネットでの評価が賛否両論、大きく二分していることが話題になっているようです。
 ちなみにyahoo映画での評価は2.91点、ピクサー、及びディズニーの新作映画としてはちょっと考えられない低評価です。
 そして低評価をした人のレビューを見ると「前作を否定する内容だった」というものが目に付きます。

 これまでの『トイストーリー』シリーズでは主人公であるアンディの立ち位置はご主人様第一でした。
 おもちゃというものは人間の子供に寄り添ってこそのもの、という考えがすべてだったといっても過言ではないでしょう。

 それに対し本作のアンディはご主人様第一ではなく、自分自身の幸せを追求するのです。
 その変心を裏切りと捉え、許しがたいと思う人がいたとしても不思議ではないと思います。

 ただ、自分はそうじゃないかな。
 自分も子供のころから数えきれないぐらいのおもちゃで遊んできました。
 しかしそれらのおもちゃの99.99%は今現在手元にありません。
 人にあげたものもありますが、そのほとんどはいつの間にか無くなりました。
 たぶん、古くなったとか壊れたとかいう理由で親が捨てたんだと思います。

 しかし、それらのいつの間にか無くなったおもちゃが、捨てられたのではなく、自主的に人間の元を去り、アンディたちのように自立してコロニーを作り、自分たちだけで暮らしているとしたら、そう考えたら、少しだけ気持ちが楽になりました。

 『トイストーリー4』を称して駄作だと決めつける人も多いようです。
 また、さらなる続編が作られるに違いないと思っている人もまた多いみたいです。
 自分はどちらの考えにも賛同しないですね。
 
 確かに綺麗ごとだけで済ませるのであれば『トイストーリー』は『トイストーリー3』で終わらせるべきです。
 ご主人様が代替わりして、おもちゃたちの幸せは永遠に続く、そう考えた方がハッピーエンドではあります。
 しかし現実はそうではない。
 現実の世界ではおもちゃたちは古くなり、壊れ、まさに「ゴミ」として捨てられる運命にあります。
 その現実に目を向けられるのかどうかで『トイストーリー4』の評価は大きく変わるのではないでしょうか。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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