この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

予想していたよりはるかに面白かった『ポラロイド』。

2019-07-28 22:57:38 | 新作映画
 ラース・クレヴバーグ監督、キャスリン・プレスコット主演、『ポラロイド』、7/28、中洲大洋劇場にて鑑賞。2019年31本目。


 中洲大洋劇場で公開されるホラー映画は出来るだけ観に行くようにしています。
 まぁはっきりいって福岡市内、いや、福岡県内でB級ホラー映画を上映してくれそうな映画館ってもうここしかないですからね。
 福岡のB級ホラー映画、最後の砦というわけです。

 といいつつ、結構観逃がしている作品も多いんですけれど。笑。
 出来るだけといってもあくまで無理のない範囲での「出来るだけ」ってわけですね。
 なので本作もそこまで期待してはいなかったのですが、いやいや、予想していたよりはるかに面白かったですよ。

 いわくつきのポラロイドカメラで撮影された人間が次々と殺されていくという、どこかで聞いたことがあるような、ないような、そんなお話なのですが、でもいろいろ細かいところまで考えられていて感心しました。

 何に一番感心したかというと、カメラの怪物との決着のつけ方ですね。
 この怪物が神出鬼没で(鍵の掛けられた部屋にも現れることが出来る)、不死身なんですよ(拳銃で撃たれてもへっちゃら)。
 そんな怪物をどうやって倒すというのか?

 ホラー映画に出てくる怪物はたいがい神出鬼没で不死身なのですが、まぁ最終的には主人公に倒される運命にあります。
 でもその倒され方が必ずしも納得出来るものじゃなくて…。
 例えば(これはホラー映画ではないですが)『アラジン』に出てくるジャファーは無敵の力を手に入れたにもかかわらず、アラジンの口車にうかうか乗ってしまい、封印されてしまいます。
 自分はどうもあのやり方に納得が行かないんですよね。
 だって二つ目の願いを叶えた段階でどう考えてもジャファーは人類最強で、それ以上の力を望む必要はないように思えるのです。

 その点、本作の主人公のバードは「なるほど!」と思えるやり方でカメラの怪物を打ち倒すのです。
 甚く感心してしまいました。

 本作はyahoo映画のユーザーレビューでは結構酷評の嵐です。
 殺人事件の証拠品のカメラが中古品として市場に出回るのがおかしいとか、なぜポラロイドカメラを破壊しないとか、なぜ電気をつけないとか、そういったツッコミが多く見受けられました。

 自分はそこら辺は気にならなかったかなぁ。
 あのカメラ自体に意思があるように描かれていたので、警察の保管室から逃げ出すぐらい造作ないように思えたし、呪いの連鎖が断ち切れないうちはカメラを壊すことが出来ないのは当然だし、電気の件は、、、ホラー映画でこういう時電気がつかないのはお約束だしね。

 自分が気になったのはヒロインを演じた女優さんがやけに老けていたことかな。笑。
 調べたら1991年生まれで、現在28才でした。
 道理でティーンエイジャーには見えないわけだ。
 ハリウッドではティーンエイジャーの役をティーンエイジャーに演じさせてはいけないという決まりでもあるのかなぁ。
 ハリウッドの俳優事情に詳しい人、教えてください。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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