この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近見たDVDについて(6/2)。

2020-06-02 23:14:55 | 旧作映画
 世の中には面白いか、面白くないかではなく、すごいか、すごくないかで評価されるべき作品もあると思うのだけれど、ウェス・アンダーソン監督の『犬ヶ島』もそんな一本。
 どのぐらいの期間をかけて制作されたのだろう、、、途方もない時間をかけて作られたようにも思うけれど、監督の前作『グランド・ブタペスト・ホテル』もそんなに前の作品じゃないよね?
 すごいなぁとひたすら絶賛するしかないけど、面白いか、面白くないかと聞かれたら、そんなに面白くはないです。笑。

 前から見たかった『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』も見ました。
 こちらは面白いか、面白くないかと聞かれたら、面白くはあるのだけれど、正直もっと突き抜けた面白さがあるのかと思っていたら、そこまではないかな。
 アイルランドの神話が下敷きになっているようなので、そういった知識があればより楽しめたのかも?
 主人公の少年の声を当てた本上まなみはいい仕事をしていると思います。
 途中まで誰かわからなかったよ。

 『コンフィデンシャル/共助』は北朝鮮の捜査官と南朝鮮(韓国)の刑事が北朝鮮から逃げた悪党を追うバディもの。
 これも突き抜けた面白さではなかったかなぁ。
>ハリウッド驚愕のメガヒット・アクション・エンターテインメント!!
>ハリウッドもド肝を抜かす超絶アクション!
 といった宣伝コピーは明らかに大袈裟。
 そんなド派手なアクションシーンはなかったよ。
 まぁバディものとしては及第点といったところ。

 及第点といえば『オーヴァーロード』も同じく。
 戦争アクションとゾンビものを融合させたい気持ちはよくわかるけれど、結局どっちつかずの作品になっちゃってる。
 戦争アクションでいえば多くの先達に敵わないし、ゾンビものであれば同類と言っていい『武器人間』の方がはるかに突き抜けた作品だと思う。
 まぁ戦争アクションとゾンビものを同時に見たい、という人は見てもいいかもね。

 今回は借り損ねたけど、次回は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を借りよう。
コメント
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