この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

別府に行ってきました。その5。

2019-08-17 23:15:42 | 旅行
 さて、運命の日がやってきました。

 このブログでも何度か書いていますが、自分は「晴れ男」であることには自信がありました。
 思い返す限り、旅行やイベントが雨のせいで延期になったり、中止になったりしたことがないのです(詳しくはこちら
 
 ただ今回はさすがに無理だろうと思っていました。
 14日の午前中にSUP(スタンドアップパドルボード)をする予定だったのですが、14日の別府の降水確率は驚異の90%!!しかも超大型の台風10号が上陸間近でしたから、SUPなんて出来るわけがない、「晴れ男」を自称するのも終わりだなって観念していました。

 それで前日、インストラクターの方に「明日のことなんですが・・・」って電話をしたんですよ。
 そしたらインストラクターの先生は「(SUPをするかどうかは)当日決めましょう」と言いました。
 当日決める???当日決められるようなことなの?
 とは思いましたが、その日これといった(予定の)代案がなかったので「はい、わかりました」と答えました。

 そして当日の朝を迎えました。
 東の空を見ると、


   

 おぉ、結構晴れてるやん、と思いましたが、北の空を見ると、


   

 どんよりとした黒い雲が広がっていて、あ、こりゃ、無理だって思いましたね。
 それでも8時にホテルを出発し、9時前には日出町の糸ヶ浜海浜公園に着きました。
 インストラクターの先生に挨拶をしてから、どうでしょうか?と尋ねると先生は「やっちゃいましょうか」と軽い調子で答えました。
 やるんだ?とは思ったのですが、この段階で自分に「やらない」という選択肢はありませんでした。
 やりましたよ、台風が接近しつつある14日、糸ヶ浜でSUPを!!

 一年ぶりのSUPだったのでほぼすべてのことを忘れていたのですが、どうにかボードの上に立つことは出来ました。
 先生からは「すごく筋がいいですよ」と褒められましたが、たぶん先生は褒めて伸ばす主義なんだと思います。笑。
 一年前に比べると波が高くて、前方から来た波はどうにか対処出来ても、後ろから波が来るとすぐにひっくり返りました。
 
 体力の限界が来て、「もう無理です」と言おうとしたところで、先生が「そろそろ岸に上がりましょう」と言いました。
 こちらの状態をちゃんと見てくれていたんだと思います。
 それで自分が乗ったボードをハウスまで持っていこうとしたんですよね。
 SUPのボードってそんなに重いものじゃありません。まぁ10kgぐらいかな。
 ボードを持ったままコンクリートの階段を上がろうとしたら、風の抵抗を受けて進めないんです。
 どうにか一段ずつでも進めないかと思って階段の方に向かったら、見事にひっくり返って全身砂だらけになりました。
 台風、恐るべし、と思いました。
 結局ボードは先生に片付けてもらいました(去年は自分で持っていきましたよ)。

 まぁ何ていうか、恐ろしくスリルのある体験が出来ましたね。
 でもSUPを出来た以上はまだこれからも晴れ男を自称してもいいのかなって思っています。笑。


                                                続く
コメント
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