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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『あやしい投資話に乗ってみた』を読んでみた。

2017-02-24 21:44:57 | 読書
 『私の隣りの王国』(七河迦南著)がまったく読み進められない、ということはすでに書きました。
 結局途中で読むのを諦めちゃったんですよね。あまりにも面白くなかったから。まぁ残り50ページで超絶的に面白くなるのかもしれないわけですが(たぶんならないとは思うけど)。

 で、次に読み始めたのが『この青い空で君をつつもう』(瀬名秀明著)です。
 この作品は世にも珍しい(と思われる)折り紙がテーマの小説です。『私の隣りの王国』に比べればだいぶ読み易く、だいぶ面白い、、、のですが、やっぱり読み進められない。
 折り紙がテーマの小説なので作中「これでもか!」というぐらい折り紙が出てくるわけなのですが、小説なので当然それらの折り紙作品が文章で描写されているんですよね。
 文章で表現されている折り紙作品を頭の中で想像する、、、出来ないよ!前川さんぐらいの達人であればともかく、自分ぐらいの素人に毛が生えた程度の折り紙好きにはまったく想像出来ません。そこは挿絵が欲しかった…。
 これまた絶賛挫折中です。

 二作続けて小説を最後まで読み通せなかったので、気分転換にコロッと毛色を変えて『あやしい投資話に乗ってみた』という本を読んでみました。

 未公開株や和牛オーナー、海外ファンド、先物取引といった世間的に「あやしい」というレッテルを貼られているアレコレにファイナンシャルプランナーである著者が“自腹”でチャレンジしてみるという実録レポートです。
 元々身体を張って何かにチャレンジする企画ものが好きなので、この本の著者のチャレンジャーぶりにも好感が持てるのですが、ファイナンシャルプランナーの肩書を持つ著者でも結局儲かったのは新規公開株だけだった、というオチには、やっぱり楽して儲けられる話なんてないんだねぇという恐ろしく当たり前の感想しか持てませんでした。
 ファイナンシャルプランナーであるなら、先物取引でドカーンと儲けて欲しかった、、、まぁそうなってたら実録レポートなんて書いてないでしょうけどね。笑。

 あと、本書はサクサク読める内容だったので(文章はそこまで巧くない)、サクッと読み終わりました。
 そういえば、『私の隣りの王国』の前に読んでいた『夜行』(森見登美彦著)もサクッと読み終わった記憶があるので、結局読み通せるかどうかというのはツボにはまるかどうかなんでしょうねぇ。

 よし、頑張って『この青い空で君をつつもう』を読むぞ♪
コメント
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