この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

汝クロワッサンに寿司ネタを挟むことなかれ。

2017-02-01 21:04:45 | グルメ・おやつ
 ロサンゼルスのとあるパン屋が寿司ネタを入れたクロワッサンを発売し、大不評を買っているのだそうです(元ネタはこちら
 
 このニュースに対するミクシィ民のコメントを紹介すると、
>クロワッサンは大量に折り込むバターの香りが命。こんなもんそれを台無しにしてる。
>クロワッサンは「クロワッサン」として食べやなあきません。
>いやこれは合わないでしょう。確かにそのアイディアはおもしろいけど、私は食べたくないなあ。
>アメリカ人の食に対するセンスの無さったら… やること大雑把過ぎ etc
 まぁこんな感じで、肯定的な意見はほぼ見られませんでした。

 自分はというと、件のお店の寿司クロワッサンはともかく、クロワッサンに寿司ネタを挟むこと自体は悪くないのでは?と思いました。
 だって、クロワッサンにバターは合うでしょ?バターにはアボガドが合う。アボガドにはサーモンが合う。
 なので、クロワッサンに縦に切り込みを入れ、そこに溶かしたバターを塗り、レタスを敷き、アボガドとサーモンを乗せて、辛子マヨネーズをかけて、隠し味に醤油を数滴たらして食べたら、きっと美味しいんじゃないかなぁ。少なくとも不味くなる要素がないしね。
 カリフォルニア巻がアリなら、クロワッサンに寿司ネタを挟むのもアリだと思います。まぁ自分はカリフォルニア巻はそんなに好きじゃないけどね。笑。

 自分は好きな食べ物は何ですか?と聞かれるとこう答えるようにしています。
 好きな食べ物は美味しいものです、と。
 当然嫌いな食べ物は不味いものと答えますね。
 実際そうなんですよ。
 自分は子供の頃、胡麻豆腐が大っ嫌いでした(胡麻豆腐、知ってますか?)。たまに食卓に上るたびに「うへぇ」と思ったものでした。
 でもある日どこかの料亭で胡麻豆腐を食べたとき、あれ、美味しい、って思ったんですよね。
 結局自分が嫌いだったのは胡麻豆腐全般ではなく、スーパーで売っている安い胡麻豆腐だったんですよね。
 同じことはすべての料理で言えると思います。
 カレーライスやラーメンが嫌いって人はあまりいないのではないでしょうか。カレーやラーメンってどこで食べてもだいたい平均点以上の味ですからね。
 しかし自分は不味いカレーを食べたことがあります。
 昔、家庭教師をしていた頃、そこの賄いで出されたカレーがすっごく不味くて、、、遠慮せず食べていいんですよ、とお代わりを薦められましたが、一杯食べるだけで精一杯でした。ちなみにその家で食べた素麺も劇的に不味かったです。

 それ以来自分はこの世には美味しい料理も不味い料理もない、美味しい調理の仕方と不味い調理の仕方があるだけなのだと思うようになりました。

 まぁそういう自分もトマトジュースは未だに飲めたことないですけどね。笑。
 トマトも嫌いじゃないし、キャロットジュースも嫌いじゃないのに、トマトジュースが飲めないというのは我ながら不思議です。
 いつか美味しいトマトジュースを飲んでみたいです。
コメント (6)
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