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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

仕事内容が気になる江戸時代にあった職業ランキング1位はこれだと思う。

2016-01-14 21:54:17 | 蘊蓄・雑学
 本記事にはちょっとだけ下ネタ要素が含まれています。
 そういったものが苦手だという方は回れ右して腕立て伏せ二十回、それからひたすら夕陽に向かって走り続けてください。

 ミクシィニュースで【仕事内容が気になる江戸時代にあった職業ランキング】というものが紹介されていました(元記事はこちら)。
 その記事によると、仕事内容が気になる江戸時代にあった職業の1位は《小便仲間》だそうです。
 《小便仲間》と聞くと、何じゃそりゃ?と言いたくなりますが、要は尿の販売業者のことを江戸時代ではそう呼んでいたそうです。
 ちょっと驚いたのは、記事の筆者が
>汚物処理の設備が整っている現代では考えられない職業ですね。
 と書いていること。
 何となくこの文章だと糞尿を農作物の肥料として用いるのは江戸時代ならではのこと、というふうに読み取れますが、糞尿を肥料に用いていたのはそんなに前のことじゃないですよね?正確なことはわかりかねるけれど、3、40年前までは日本の農村でも当たり前に行われていたのではないかなぁ。
 この記者は「肥溜め」という単語を知らないのかもしれないですね(知ってます?)。

 まぁそれはさておき、【仕事内容が気になる江戸時代にあった職業ランキング】の1位が《小便仲間》であることに異を唱えたいのですよ。
 確かに《小便仲間》という名前はインパクト大ですが、もっとインパクトのある名前の職業が江戸時代にはあったからです。
 それは何かというと、思い切って言っちゃいますが、《ちんこ切り》ですね。
 はっきりいって江戸時代に限らず、日本史上最もインパクトのある名前の職業ではないでしょうか、《ちんこ切り》。
 ただ、女性ならば赤面もの、男性ならば身震いするその名前も実は男性性器とはまったく関係ありません。
 《ちんこ切り》、正確には「賃粉切り」と書きます。「粉切り」とは何かというと煙草の葉を粉にする作業のことで、それをお金をもらってすること(もしくは人)を「賃粉切り」と呼んだそうです(詳しくはこちら)。
 単に「賃粉」と略すこともあったとのことですが、うん、その略し方は間違ってるよね。笑。
 自分が初めてこの職業のことを知った時は爆笑したものだけど、他の人はそうでもないのかな?

 皆さんは《ちんこ切り》と《小便仲間》、どちらのインパクトが大きいと思いますか?(それを聞いてどうする…)
コメント (8)
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