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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

トランスフォーマー:リベンジ。

2009-06-20 23:44:26 | 新作映画
 マイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフ主演、『トランスフォーマー:リベンジ』、6/20、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年24本目。

 前作『トランスフォーマー』はまさに映像革命の作品だった。
 設定はスチャラカで、物語と呼べるものはなかったけれど、誰も見たことのない映像がそこにはあった。最新CGによる巨大ロボット同士の闘いは息を飲むほどのド迫力だった。ただひたすら圧倒されるばかりの二時間半だった。

 そして続編である『トランスフォーマー:リベンジ』では前作以上にスケールアップした闘いが繰り広げられる。
 のであるが、正直言って前作ほどのインパクトはなかったように思う。
 クォリティそのものが落ちた、というわけではない。
 だが、基本的なヴィジュアルそのものは(要所要所で工夫は見られるものの)前作と変わりがなかったためこれまでに“見たことのない”映像というわけではなかったのだ。 
 例えるなら、マジシャンのセロを初めてテレビで見たとき、「うぉっ、これはスゲぇ!!」と思ったものの、二度三度と見るたびにインパクトが弱まっていくのと似ている。
 決して二度目のマジックが一度目より劣るというわけではないのだが、基本的にやってることは同じなため、見ている側としてはどうしたって飽きるのだ。贅沢な話ではあるのだが。

 興行的には成功を収めているので、『トランスフォーマー』シリーズはまださすがにそこまではいっていないのだろうが、中身がスカスカなまま長期シリーズになれば、さすがに観客も飽きるだろうと思う。
 なので監督のマイケル・ベイには出来れば内容の濃いものにして欲しいが、、、マイケル・ベイだから無理な話か。笑。
 
 お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
コメント
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