日本の新車販売激減

２月の国内新車販売台数は、前年同月比１９．２％減の３４万
４８１６台だった。認証試験の不正で、昨年１２月全車種の生
産を停止したダイハツ工業の販売台数が８２．０％減の９８１
１台と大幅に落ち込んだことが影響した。
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軽自動車全体の販売台数も、２４．８％減の１１万８０４７台
だった。ダイハツと軽自動車で競合するスズキが１４．７％伸
ばしており、顧客が一部流れているとみられる。ダイハツは２
月２６日に国内生産の販売以上を担う大分工場（大分県中津市
）の生産を再開したが、販売が回復するのは３月以降になる。
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ダイハツ工業の社長に３月１日、親会社のトヨタ自動車で中南
米本部長を務めた井上雅宏氏（６０）が就任し、新体制が始動
した。認証試験を巡る不正の影響で生産・販売が激減する中、
多難な船出となる。
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井上氏は就任に当たってメッセージを公表した。「業務の質と
量が拡大してきたにもかかわらず、課題を残したまま業務を遂
行させてしまった」とし、「いったん立ち止まり、課題を修正
して、ふたたび前に走り出したい」とした。
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中国の電気自動車（ＥＶ）大手ＢＹＤは１日、今年から２０２
６年までの間、日本市場に３年連続で新車種を投入すると発表
した。中国や欧州に比べてＥＶの販売車種が少ない日本で消費
者の選択肢を増やし、拡大につなげる。





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