心の筋トレ

ストレスや不安に対処する方法にマインドフルネスがある。
「今この瞬間に意識を向けること」の訓練で、心の筋トレとも
呼ばれる。精神医療で治療に使われるほか、社員研修に導入す
る企業もあり、ストレスでイライラや気分の落ち込みなどが生
じる前に、普段から心を整える手段として活用されている。
・
代表的な実践法は「呼吸」のトレーニングがある。座って目を
閉じ、呼吸の回数を１から１０まで数えることを繰り返し、
おなかの膨らみやへこみを感じることを通じて、意識を今に向
ける。最初は５分ほどから始め、徐々に時間を延ばす。もし途
中で数が止まったり、雑念が浮かんだりしても「うまくいかな
かった」などと評価はせず、ありのままを受け止める。これに
よって自分を客観的に観察できるようになる。
・
未来を考えすぎると不安が生まれ、過去を振り返りすぎると後
悔や自己嫌悪が発生したりする。しかし「今」に集中して、今
の自分を冷静に見ることで、ストレスや不安も軽減していくこ
とが出来るようになってくる。
・
呼吸のほかにも、「体の部分を意識しながら歩く」「頭に浮かん
だことを紙に書き出す」などの方法があり、通勤中や昼休み、
就寝前や起床時などに行ってもいい。
少しずつでも毎日生活に取り入れ、心の筋トレを続けていけば
新しい未来がきっとやってくるはずだ。

 

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必ず来る日

１ヶ月間の体育館閉鎖で、弓道場の使用ができなかった。
山口県は緊急事態宣言でも、万延防止等重点措置でもなかった
が県独自のコロナ集中対策期間として公共施設は閉鎖された。
９月２７日（月）弓道場に行くと、みなさん元気そうにおしゃ
べりに花を咲かせていた。弓道の稽古ももちろん楽しいが、
おばちゃんたちは、おしゃべりすることも大好きなようだ。
・
１ヶ月ぶりに引く弓は重たくてなかなか引けなかったが、少し
ずつ慣れてきて引けるようになった。でも２８ｍ先にある的に
はなかなか当たらない。なぜだろうと考えると、「頬付け」が
出来ていないことに気がついた。会に入って意識しないとなか
なか「頬付け」が出来ないのは、まだまだだな・・・
・
順調に矢が飛ぶようになったと思ったが又、的から離れだした
。今度はどこが悪いのだろうと考えながら引いていると、会が
長すぎるのでぶれることに気づいた。会は５秒ほど引き続ける
のがよいのはわかるが、まだそこの域にいっていないのに無理
がありそうなので３秒ほどに短くすると、無理がなくなりスム
ーズに矢が飛ぶようになった。
・
「頬付け」「会」を意識してやっていると、今度は「弓返り」
「弓倒し」がうまく出来ていないことに気がついた。これらの
一連の動作がよどみなく自然に出来るようになるのは、そう簡
単ではないが必ず来る日を夢見て稽古に励み続けよう。

 

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努力に勝る天才なし

最近又、昔はやった歌番組を見ることがよくある。
元スパイダーズの堺正章と、井上順が歌番組の司会をやってい
たがふたりのトークがおもしろくて腹を抱えて笑う。歌番組に
登場する歌手たちと色々なことをしゃべるわけだが、おもしろ
いことが次から次と出てくるものだなと関心をする。
・
「中条きよしさんは、以前お店をやっていませんでした」
「はい、売れない時は喫茶店の経営をしていたんですよ」
「そうでしたか、あの二枚目の男が中条さんだったんですね」
「売れない時の名前は、中条ではなかったんですよ」
「そうですか、前川清さんだったんですね」・・・
トークの内容、間合いの取り方など腹を抱えて笑わずにはいら
れない。中条きよしさんも、笑いが止まらない。
・
しかし一つ一つのトークには、堺正章さんのしっかりとした
計算されつくした練習のたまものがあった。歌手の人たちの生
い立ちから、現在にいたる経過などありとあらゆるものを頭の
中に入れてトークの内容を練るという。たとえひとつのトーク
で笑いが取れなくても、次から次に出てくるトークで必ず腹を
抱えて笑うようになる。
・
堺正章さんと、井上順さんは司会者として天性のものがあると
思っていた。しかし、たとえそうであったとしても、ただそれ
だけでは見る人は飽きがきて、いつまでも司会者としてやって
いくのは不可能なはず。何をするにして、そこに努力の積み重
ねがないと一流にはなれない、「努力に勝る天才なし」。

 

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国民性の違い

アメリカでは飛行機の搭乗客による迷惑行為が後を絶たない。
今回新たにマスクを適切に着用していなかったために搭乗を拒
否された男女２人の客が、客室乗務員に暴言を吐く出来事が起
きた。事件はアメリカ格安航空会社「ジェットブルー航空」の
機内で起こった。
・
今回騒ぎを起こしたのは子連れ夫婦と見られており、搭乗前に
、夫婦は息子のマスクを適切につけ直すように注意された。
しかし、２人は注意に従わなかったうえに、マスクから鼻が出
た状態だった。１度は飛行機に搭乗した一行だが、降機するよ
うに伝えられた男が逆上した。ビデオにはマスクをせず、搭乗
口付近で乗務員に怒鳴り、悪態をつく男が映っている。
・
男は、搭乗前に１回だけマスクを適切に着用するように注意を
受けたが、その後はマスクをつけ直し、鼻の上まで着用してい
たと強く主張した。女も客室乗務員から飛行機から降りるよう
に促された。同社は、今回騒ぎを起こした夫婦は、今後同社の
フライトの一切の利用を禁止するとした。
・
先日バスに乗ろうと搭乗口から、バスの中に入った。
すると「コロナ渦の中、マスク着用をお願いします」とマイ
ク越しに運転手さんから注意された。ハッと思って、ポケット
に入れていたマスクをあわてて着用して「ごめんなさい」。
アメリカなどはワクチン接種２回目が完了しても感染者数はあ
まり減らないのに、東京ではピーク時の１０％まで減少した。
この違いは、国民性の違いによるところもあるのだろうか。

 

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風呂排水修理

先日リフォーム工事終了の連絡が大工さんからあった。
途中何度か現場に足を向けていたが、ここ１週間ぐらいは見に
行っていなかったのですぐに現場に確認に行くことにした。
思ったより日にちがかかったのは台風の影響とか、祝日が週２
回も重なったので仕方がなかった。
・
仕上がった現場を確認して事務所に帰ろうとしたとき、近くに
あるアパートの入居者から「風呂の排水がおそい」と言う連絡
があったのを思い出した。入居者は「シャワーを使うだけだか
ら急がない」と言っていたが排水は、ほおって置いても良くは
ならないばかりか、悪くなる一方なのでそちらに向かった。
・
「ピンポン～」、・・・「どちらさんですか」。
「モール前不動産ですが、風呂の排水を確認に来ました」
浴槽に少し水をため込んで栓を抜くがなかなか排水できない。
洗い場の排水トラップが原因なら私が直そうと思ったが、無理
そうなので水道屋さんに連絡を入れた。
「今日は下松市の現場にいるが、すぐに行けそうにない」
「何時ごろなら、直しに来られそうですか」
「６時前ごろなら行けそうです」
・
お客さんに水道屋さんが６時ごろ直しに来るので、その頃アパ
ートにいるようにしてください、とお願いして帰社した。
事務所で待っていると６時半頃水道屋さんから連絡が入った。
「髪の毛と、紙のりが詰まっていましたが直りました」。
「お疲れさまでした。これで安心できます。」
最近は歳をとったので大きな工事は控えている、と言っていた
が修理などの小工事はまだまだ頑張ってもらわないとね。

 

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馬の学習

岩国乗馬クラブで後片付けをしていると、久しぶりに見たこと
があるＡおばちゃんがいた。乗馬を始めて半年ぐらい経つのだ
うか、インストラクターから教えてもらったりしながら馬装を
始めだした。しかし、つきっきりというわけにはいかないので
、もたもたしながら前に進まない。
・
Ａさんが馬装をしているのは、よく知ったアースだったので手
伝ったりすることに。私も最初のころは、どうしていいのやら
わからないとき困っていると、回りの人から教えてもらったり
しながら少しずつ覚えていった。
・
後ろ足の裏堀りをしようとしているが、蹴られはしないかと
怖がっている。「今そちらの足は、重心がかかっているので
大丈夫ですよ」。すると、安心をして裏堀りを進める。
鞍の位置が後ろ過ぎたので、前に移動してあげたりして、
いよいよ最後の頭絡を取り付け始めた。
アースは頭絡を取り付けようとすると、結構嫌がったりする。
Ａさんは怖がってなかなか取り付けきらない。もう騎乗する時
間を過ぎたので私が頭絡をつけてやることにした。
・
「噛まれはしないかと、怖いんです」。「大丈夫ですよ」。
その会話を聞いていたアースは、私に向かって「ガフリ」。
本気ではなく悪ふざけをおこなっただけだが、アースがこんな
に完全に人の会話の内容を理解しているとは思わなかった。
「アース噛んだらダメよ」と言って頭絡を取り付け始める。
するとめずらしく、抵抗することなくじっとしていた。
人の言葉を聞きながら、学習しているアースは素晴らしい。

 

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「あれが原因だ」

昨日夕食を食べてテレビを見ていると、右太ももに違和感が
発生した。座椅子に座ったまま無視していると、右太ももがつ
りそうになった。「やばい」と思い、足の向きを変えたりして
何とかつるのを阻止しようとするが、私の思いとはうらはらに
ついにつってしまった。「痛い」、激痛が走った。
・
そのままでは痛みから解放することが出来そうにないので、座
椅子から立ち上がり太ももを動かしたり揉んだりすると、だい
ぶん痛みが和らいだ。このままでは又、痛みがぶり返しそうに
なりそうなので救急箱に入っている湿布を太もも貼った。
すると太ももが安定して、痛みから解放された。
・
たまに運動をやり過ぎたりすると、つりそうになったりするが
その時は揉んだりすれば大体おさまってくれる。ところが先ほ
ど痛みは今まで経験したことがないのでなぜだろうと考えた。
朝いつものように起きて、「筋トレストレッチ」をやり今日は
休日なので「朝の散歩」に出かけた。それから乗馬クラブに行
ったが他に運動をしていない、とその時、走馬燈が・・・
・
そういえば、散歩に出かける前に靴を洗った。それも３足まと
めて洗ったので、３０分ほど足をかがめて洗ったのだった。
終わりの方では足が痛くなったので風呂椅子に座ってやった。
「あれが原因だ」。加齢からくるものかと思ったが、原因が
はっきりして、「ほっ」とした。

 

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想定外の捕物帳

事務所にいた死番虫は１ヶ月程でいなくなってきた。
ここ２～３日は日に１～２匹しか見かけなくなり、見つけたら
その都度クラフトテープで捕獲するようにしている。やつらも
人間から見つかったら「やばい」と学習したようで、人間の気
配を感じたらすぐに飛んで消えてしまうようになった。
・
昼頃ベビーベッドにいる孫が「虫がいる」と騒ぎ出した。
母親の娘がベビーベッドに行き「どこにいたの」と聞くと、
「ここ」と指を指すが見つからない。どうやら孫が死番虫を見
つけたようだが逃げてしまったのだろう。母親がベットの中の
おもちゃとかをのけたりしながら、しばらく捜していた。
すると「キャァ～、ゴキブリ」と大声をあげた。
・
孫をベッドから避難させ、ゴキブリ捕物帳が始まった。
狭いベットのどこかにいるだろうゴキブリを捕獲するには、
やはりクラフトテープが最適だろうと１０センチ程ちぎった。
ベットの中をひとつひとつ取り除くが見つからない。今度はベ
ット横を捜しているとついに５センチ程のゴキブリが表れた。
ちょっとあわてて１回では捕まえきらなかったが２回、３回と
クラフトテープで追いかけて見事捕獲に成功をした。
・
孫は母親に何度も「お母さん、驚いた～？」を連発する。ゴキ
ブリのことより、孫に初めて見せた、あわてふためいた母親の
「キャァ～、ゴキブリ」が、よほど印象的だったようだ。
かくして、ゴキブリ捕物帳は「これにて一件落着～」。

 

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歩くスピード

朝の散歩をしていると、前方に小太りの若者がいた。
歩く時、手の振り方がちょっとぎこちないのであまり歩いてい
ないのだろうか。更にその前には、マルチーズと一緒に散歩を
している男が歩いている。
・
前を歩く男のスピードは、標準的なスピードなので分速８０ｍ
ぐらいだろうか。私の歩くスピードは分速１００ｍなので、前
を歩く男に少しずつ近づいていく。私の早く歩くスピードの足
音が新たに聞こえてきたからか、マルチーズ犬がチラチラ私を
振り返りながら歩くようになった。
・
マルチーズ犬の散歩は、小便をしたり回りのに草のおいをかい
だりするので前の男との距離が徐々に縮まってきた。それを嫌
うかのようにマルチーズ犬のスピードが上がり始める。前の男
はそれを許さず、マルチーズ犬を追い抜いていく。そしてすぐ
その後を私がマルチーズ犬を追い抜いた。そして間髪を入れず
に私は、前の男もすぐに追い抜いた。
・
私の歩く足音が「ヒタ、ヒタ・・・」と、前方を歩いていた男
を突き放す。と思ったが、追い抜いた男の足音がなかなか離れ
ない。男はギアチェンジをして分速１００ｍにあげたようだ。
それならと私は、更に分速１２０ｍにギアを上げて歩く。
するとあっという間に男の足音が、消え去っていった。常日頃
の鍛えたかが違うので「参りました」とあきらめたのかな。
まだまだ、若者には歩くスピードは負けません・・・

 

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風呂ブラシ

朝起きると新聞をしばらく見て、体を動かし始める。
まずはお風呂場の浴槽の残り湯２００Ｌを、１５Ｌのバケツで
６杯入れそれを洗濯機の中に入れる。洗濯機に入れるにはバケ
ツを１ｍ程高く上げないと入らない。最初のころは重くてやっ
とだったが、今ではスイスイとあげることができる。
・
洗濯機のスイッチを入れると「ゴー、ゴー・・・」と音を立
てて動き始める。再び浴室に戻って、風呂ブラシを使って浴槽
の掃除をする。「ゴシ、ゴシ・・・」すると、風呂ブラシの先
端部がポロリとはずれた。先端部のブラシを手に取り、アルミ
棒に取り付けようとしたが接続部が折れて使えそうにない。
・
『２０１９．８．２５』ブラシ棒にマジックで書いた、使い始めた日付を
見ると丸３年しか持っていない。わずか５ミリの接続部分が折れただ
けで、他は全然悪くなっていないのにもったいない。接続部分の５
ミリのプラスチックが、せめて１０ミリの大きさであれば１０年はゆう
に持つはず。しかし生産メーカーは、１０年も持つと買替え需要がか
なり先になるので３年の耐久性にしたのだろう。
・
昼の時間に自転車に乗って、西村ジョイに行き浴槽ブラシ売り場を
捜すと５種類程のものが置かれていた。どれも一長一短ありそうで
、やはり今まで使っていたものが１番良さそうなのでそれを買うこと
に。家に帰って新しく買った掃除ブラシを開け、マジックで明日から
使う日付を書いた。今度は４年ぐらいは持たせたいものだ。

 

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乗馬の準備をする②

裏掘りをした後、前足にプロテクターをはめる。
そして馬の背中にゼッケン、ボア、パットを乗せ鞍を乗せて腹帯を取
りつける。一旦ここまで来ると、自分が騎乗するために準備をする。
長靴から乗馬ブーツに履き替え、ブーツに拍車を取付て、ヘルメット
をかぶりムチを持って再びクリがいる洗い場へ。
・
無口をはずして頭絡をつけるがこの時、馬によっては反抗してなか
なか取りつけられないときもある。口を開けて、ハミ（鉄の棒）をくわ
えさせるがクリは、この時は素直に口を開けてくれるので割と楽だが
、しかし今日は様子が違った。
・
頭絡についている手綱を口にくわえて、馬装準備のじゃまをした。
「こらっ、クリくわえたらダメでしょうが。めっ」と怒った顔をした。
しかし、くわえた手綱を離そうとしないので、手の平に吐息をかけて
「ハ～ッ」と言って目の近くを手の平で軽く「パチン」。すると、くわえ
ていた手綱を口からぽろりとはずした。やれやれ ・・・
・
口を開けて、ハミをくわえさせて頭絡を取りつけようとする
と手綱がない。あれっ、クリはあちらを向いて私にわからない
ように口元をかくして再び手綱をくわえていたのだった。
「くり、めっ」と叱ると、今度は素直にポロリと離した。
クリは岩国乗馬クラブのボス的存在のようだが、幼稚な悪さを
するいたずらっ子の小学１年生のようにもある。

 

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乗馬の準備をする①

岩国乗馬クラブに行き、本日騎乗するノートを見た。
予想通りクリだったので、クリに使用する馬装を１つ１つ準備に取り
かかることに。ゼッケンとボアとパット、そして前足にはめるプロテク
ターをとりあえず洗い場に持っていく。そして鞍、頭絡、無口、ロープ
を準備すれば、クリ用の全ての馬装の道具を揃えたことになる。
・
騎乗３０分前になったので、無口とロープを持ってクリの厩舎に向
かった。クリはこぼれた干し草を、口と鼻先を使い上手に探しながら
ムシャムシャ食べていた。「クリ、おはよう」と声を掛けるが、私の挨
拶には完全に無視して干し草を探しながらムシャ、ムシャ ・・。
いつまでたっても顔を上げないので、顔を右手で持ち上げて無
口をクリの顔に装着して洗い場へと向かった。
・
厩舎の通路を通るとき、両サイドにいる１６頭の馬たちと顔を
合わせるがクリはこの中でボスに近いのか、１番大きな顔をし
てノッシ、ノッシと歩を進めていく。
・
洗い場入口で９０度回転させて洗い場の中へ、次にお尻と頭を
入れ替える。この回転がうまくいかないと、馬が洗い場に入
るのをいやがったりするのでコツが必要だ。クリをいつものよ
うに洗い場に入れ、１８０度回転させるとき鉄柱などにぶつか
ってケガしないように馬体を押したりしながら向きを変えた。
「さっ、馬装を始めるよ～」とクリに声を掛けた。
おっと、今日はここで時間になりました。明日も見てね。

 

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強い風と傘

昨日はめずらしく私が不動産業の郵便物を作った。
書類をＡ４サイズが入る封筒に入れて７０グラム。規格外封筒
での料金は１４０円だったので、その料金の切手を貼って今日
中にゆめタウン前のポストに入れておけば明日配達される。
・
しかし、本日はあいにくと雨が降り、突風も時より吹く。
こんな時に郵便ポストに入れれば、郵便物がぬれる可能性があ
る。こんな時は近くの郵便局に直接持っていけば濡れないので
歩いて持っていくことにした。
・
小雨がパラパラと降っていたので、傘をさして歩くことに。
しばらくして切戸川の橋を渡り始めた頃、急に風が強くなって
きた。風は東からふく向かい風だったので、傘を前方に向けて
歩いていると、向きが急に変わって北からも吹いたりする。
そのたびに傘の向きを北にするが、タイミングがあわないと傘
の骨が折れそうになる。
・
傘の骨が折れると、もう傘は使えなくなる。これぐらいの雨に
濡れたくないので傘をさし続けて、傘をダメにする不経済なこ
とは私にはできないので傘をたたんで歩く。郵便局まで２分程
は歩いただろうか。頬をぬらした雨は涼しくて気持ちがいい。
そういえばさっき私が傘をつぼめて急いで歩いている時、あぶ
なっかしい傘のさし方をして歩いていたおっちゃん、傘は大丈
夫だったのかな。

 

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コロナ重症化リスク

コロナウイルス、わからないことが少しずつ解明する。
６５歳以上、男性、２型糖尿病、肥満。四つのうち当てはまる
項目が多いほど、新型コロナウイルスに感染した場合、入院し
たり重症化したりする危険性が高まるとする研究結果を、北里
大学の研究グループがまとめた。重症化して集中治療室（ICU）
での措置が必要になったのは一つだと約３倍、四つだと約５６
倍に増えたという。
・
昨年１月から１１月、米国で新型コロナに感染した約２万８千
人の電子医療記録データを解析した。
リスク因子が重なった場合の危険性を解析したところ、感染後
に入院治療の必要性が出るのは、リスク因子が一つだと、ない
人の約３倍、四つだと約１９倍に増加。ICUなどでの措置が必
要になったのは二つだと約１５倍、三つだと約３８倍だった。
・
リスクが高い傾向が重なった際、どれぐらい危険性が高まるか
明らかになったのは初めてという。重症化の予想や予防につな
がると期待されている。
私のコロナ重症化リスクを当てはめてみると２つある。１つは
６５歳以上、もう一つは男。この２つは私の努力では防ぎよう
がない。しかし残りの２つ、２型糖尿病、肥満は常日頃の生活
で何とかクリアしているので今の生活を続けたい。
コロナ渦の中、努力次第では防ぐことができる糖尿病と肥満。
食生活の乱れている人、運動不足気味の人、是非この機会に
改めるチャンスです。

 

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老夫婦の住替え

老夫婦が昼前にアパートを捜しにやってきた。
今住んでいるところは、当社から歩いて３分ぐらいの賃貸アパ
ートに住んでいるという。今のアパートはゆめタウン下松店に
近くて、便利だから住んでいるというが・・・
・
「間取りと家賃は、どれくらいがよろしいですか」
「間取りは２ＬＤＫで、家賃が７万円ぐらいがいいです」
「場所はどころがいいですか」
「ゆめタウンに歩いて行ける所がいいですね」
老夫婦の年齢は、主人が８３歳と奥さんが８０歳というので
メーカー物件に入るには、入居審査で難しそうだ。
・
希望条件を捜すが、なかなかぴったりの所は見つからない。
ところで今の住まいから、なぜ住み替えたいのか聞いてみた。
すると、今の住まいは１階だが、２階からの音がうるさいのと
古くてあちこちが痛んでいるのが気になるらしい。
・
更に今住んでいる前の住まいは、近くで自分の家に住んでいた
が子供から、歳なんだから今の住まいは処分をして欲しいと言
われ自分の家を売却をしてアパート住まいを始めた。
『老いては子に従え』と言うが、なぜ親が不自由な思いをしなく
てはいけないのだろう。こんなことで従っていたら、更に別の
問題も勃発するはず。もっと強い意志で、マイホームに住み続
ければ不自由な思いをしなくて済んだのに・・・

 

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