アースの乗り方

昨日岩国乗馬クラブに行くと騎乗馬はアースだった。
クリに最近乗っていないが体調をくずしたのだろうか。ノート
を見ると、もうかれこれ１０日近くもだれも騎乗していない。
あんなに頑丈で、きかん坊だったクリだが心配になった。
・
「児玉さんアースの乗り方で気をつけることは何ですか」
１０年以上の先輩だが、久しぶりにアースに騎乗するらしい。
前回私がアースに騎乗するところを見て、うまくアースを乗り
こなしていたのでこつを教えてほしいらしいが、先輩に対して
おこがましくてうまく言えない。
・
すると近くにいたインストラクターが言った。
「こうしなさいとはっきり指示をしないと、アースはマイペ
ースになるのでメリハリをつけなれけばいけませんよ」。
私が思っていることをズバリと言えるということは、さすがに
すべての馬の個性を知り尽くしているなと思った。
・
先輩がアースの馬装をするとき、先輩と私の話を聞いて自分の
ことを話しているのがわかるらしく、私がアースの鼻を撫でよ
うとするとふざけて私を噛みつくまねをした。
先ほどの続きをさらに付け加えて、「アースは回りに気を取ら
れるくせがありますので騎乗者に集中させたらいいですよ」。
・
アースの動きを見ると、やはりメリハリが弱いのか私が騎乗す
るときより動きが散漫に見える。特に駈歩の足扶助が弱いので
、たまには拍車を使って刺激をあたえたらいいのかな・・・

 

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アンモニア発電

新興国のＣＯ２排出量は年々増加傾向にある。
ＩＨＩはインドネシアで、アンモニアだけを燃やす火力発電技
術の実用化に乗りだす。現在は石炭などとアンモニアを混ぜて
活用する技術しか確立されていないが、アンモニアだけを燃や
せば、発電時に二酸化炭素（ＣＯ２）を排出しない。
・
ＩＨＩはインドネシアの国営電力会社ＰＬＮの子会社と、火力
発電所でのアンモニア活用の協力で基本合意する。２０２２年
度中に、両者と協力してアンモニアのみの発電を前提とした技
術開発を進める。
・
ＣＯ２排出量が多い石炭火力には世界的に逆風が吹くが、日本
やアジア諸国で短期間で再生エネルギーに転換することは技術
やコストの面で難しく、当面は石炭火力を一定程度維持する方
針だが石炭火力発電が多い東南アジアの脱炭素に貢献したい。
・
ＩＨＩは脱炭素を進める現実的な対応として、炭素を含まず燃
やしてもＣＯ２を排出しないアンモニアの活用を提案している
が、アンモニアは石炭や天然ガスに比べて安定して燃やすの
が難しいので様々な国や企業と連携して実用化に向けた技術
開発を進める方針だ。
・
先進国のＣＯ２排出量は減少傾向にあるが、新興国などは３０
年前から２．４倍に増えた。世界全体で温室効果ガスの排出量
を実質０にするためには、新興国の取り組みが不可欠となる。

 

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心境の変化

賃貸申込を受けるお客さんは法人さんが多くなってきた。
個人のお客さんは１回限りの取引になり、退去したらもう２度
と取引をおこなうことはほとんどない。しかし法人さんの場合
は社員さんが退去しても、入れ替わりで新しい社員さんを補充
したりするので取引は終わることはない。
・
先日めずらしく個人のお客さんが、部屋探しに来店した。
「仕事場に近い物件で、４万円程のものはありませんか」
「入居日はいつ頃になりますか」
「できたら７月頃に入居したいと思っています」
「３ヶ月先は今空きでも、７月はわからないですよ」
・
現在空き物件を紹介しても意味がないので、２ヶ月先に再度来
てもらおうと思ったのだが・・・
「今空いている物件を教えてもらえませんか」
２～３件ホームページから紹介すると、そのうちの一件が特に
気に入った様子だったので、さらにくわしく話を進めた。
「よかったら、内覧をしてみますか」
・
内覧をすると、さらに気に入った様子で「申し込みます」。
「入居日はいつにしますか」　「早くても大丈夫です」
ということで、５月なかばに入居することになった。
お客さんはどこでどう変わるかわからないものですね。

 

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ペダルのない自転車

郵便物のポスト投函はゆめタウン下松店前を利用する。
１日２回午前１１時３０分と、午後３時３０分に集荷にくる
ので急ぐときはその時間にあわせてポスト投函をする。
事務所からポストまで往復３００ｍ程あるので、郵便物があ
るときは気分転換と運動不足解消のために速歩で利用する。
・
昨日ポスト投函をした後、事務所に帰ろうとすると私の前を
３歳の男の子が小さな自転車に乗ってひたすら進んでいる。
ペダルのない自転車に、ヘルメットをかぶって左右の足で走
ったり、両足を使って蹴ったりすると自転車は前に進む。
この動作が楽しいのか、脇目も振らずにただひたすらこぐ。
・
この自転車の後ろにはロープがついていて、お父さんが安全
のために後ろからロープでコントロールをする。この光景は
ワンちゃんと飼い主が散歩の時に、たびたび目にする。
雨上がりだったので、歩道には水たまりもあちこちにあるが
その水たまりを長靴で通行するのも楽しそうだ。
・
横断歩道があったので赤信号で止まっていたが、青に変わる
とお父さんは自転車ごと子供さんを抱っこして歩道を渡った。
この時あの安全ロープが役にたった。ペダルのない自転車に
乗る期間は１年ぐらいだろうか、もうしばらくするとペダル
付自転車に買い替えるのかな。

 

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財布はどこに

３０分前にはしまむらで財布があったのだから・・・
「児玉と言いますが、財布の落とし物はなかったですか」
「財布はどんなものでしょうか」
「ふたつ折りの財布で、札だけを入れるものです」
「只今財布の紛失物がひとつだけあります」
「今近くにいますので、すぐに行くことにします」
・
商品をレジに出し財布を出して会計を済ませて商品を受け取
り、財布をカウンターに置いてお店を出たのだろうか・・
「財布はカウンターに置かれていたんですか」
「いいえ、カウンターの下の通路に落ちていましたよ」
・
たしか財布から２千円を出し、その後財布をショルダーバッ
クに入れた記憶が残っていたが、バックに入れたつもりがバ
ックには入らずに通路にポロッと落ちてしまったようだ。
・
店長さんが出てきて、２～３のやりとりをおこなった。
「財布の中はいくらぐらい入っていましたか」
「たしか１万円札が数枚と、千円札が１枚入っていました」
「ここにお名前と、電話番号を書いて下さい」
ようやくマイ財布が戻ってきた安堵で、ホッとした。
初めての体験だったので、財布の出し入れはより慎重におこ
なうように気をつけることにしよう。

 

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半袖下着シャツ

家にある夏用半袖下着シャツは、丈が短くて感じが悪い。
ということで、先日しまむらに半袖下着シャツ２着入りを買っ
て様子を見ることにした。肌触りがよくて、丈の長さがありず
れ上がる心配もないので順次買い替えることにした。
・
昨日他店に行って半袖下着シャツを見てみると、ほぼ同じよう
な材質のものが２倍近くで店頭に並んでいた。というとこで、
再びしまむらに行き、２着入りをふたつ買ってレジに列んだ。
会計は２０００円で足りたので、二つ折りの財布を出し会計を
済ませた。
・
しまむらの近くにコスモスがあったので、先ほどしまむらで買
物をしたレジ袋を開けそれに入るほどの冷凍食品などを少々買
うことにした。買い物カゴの中身を見ながら、ショルダーバッ
クに入っている財布を取り出そうとした。しかしショルダーバ
ックには小銭入れはあるが二つ折りの財布がない。バックの小
物入れ、ズボンのポケット、ジャンバーのポケットもない。
・
先ほどしまむらで買物をしたあと、バックに入れたはずなのに
どうしたのだろう。これでは買物はできないので、買い物カゴ
に入れたものを一品ずつ元に戻すことにした。・・・続く

 

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仕事に専念する

次女の娘が３歳になり４月から保育園に行くようになった。
しかし行きだすとノロウイルスにかかったり、風邪をひいたりして体
調をくずしてまともに保育園に行っていなかったが、ようやく体調も
よくなり昨日から久しぶりに保育園に行った。
・
次女は昼から仕事に出ていたが、娘を保育園に連れていき午前中
も遅れて昨日は仕事に出てきた。ということで、４人がそろって始め
て午前中は仕事をした。
・
今までの午後は、次女が娘を連れて仕事をしていたので保育園を
兼ねた仕事場に化していた。生まれて３年間、孫の世話をしながら
耐えて仕事をしてきたものだなと思った。次女が仕事に集中出来る
時間は限られていた。それは孫が昼寝をする１時間３０分ぐらいと
、あとは孫が遊びに熱中をするときくぐらいだろうか。
母親が仕事をしながら、子育てを続けることの大変さが身をもって
わかったような気がした。
・
次女も晴れて仕事に集中ができることになったので、５月から
入居するアパートがあったので昨日は久しぶりに同行した。
業者との難しいやり取りなどは、私がほとんどやってきたがこ
れからは少しずつ次女に教えながらやってもらうことにする。
昨日はお客さんとのやり取りで、まずい対応があったので状況
の見極めを指摘して正しい対応の仕方を話し合った。

 

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室内状況の下見

昨日は定休日だったがお客さんの都合で仕事に出かけた。
お客さんの仕事がいそがしくて、なかなか時間が取れなかった
がようやく４月に入りメールが入った。『４月○日の午前中は
いかがですか』、このメールに対して『定休日なので、日取りを変え
られませんか』の返事をしようものなら、個人事業者として失格。
『了解です。それでは４月○日９時３０分に伺います』。
・
定休日の朝は、ウォーキングをするのでその服装のまま出かけよう
かとも思ったが、仕事着のスーツに着替えて出かけることにした。
廃品処理業者と、お客さん宅の玄関前で同時になり「ピンボ～ン」。
「どちらさんでしたかね」。
「不動産屋です」。「廃品処理屋です」。
同じようなラフな格好をしていたら、怪しまれるところだった。
・
戸建て住宅の６年間の賃貸期間が４月に終わり、新たな販売を
行うことになったのでその下見に入居者さん宅に来た。
玄関から各部屋のチェックを始めると、こまごまとして生活用品は
なくなっていたが大物家具家電類などがまだ沢山残されていた。
・
水回りなとで特に悪いところは見かけなかったが、クロス壁などは
結構痛んでいたので修理が必要のようだ。廃品処理屋さんが、大物
家具家電を搬出するのでそれが終わった後、再び内装屋さんとチェ
ックをすることにして、カギだけを預かって帰ることにした。

 

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アースにも効果

最近脚の使い方を研究した成果が徐々に現れ始めだした。
脚の使い方はクリでおこなってきたので、はたして久しぶりに
騎乗するアースに効いてくれるか一抹の不安はある。
・
常歩をすると先ほどＡさんが乗っていただけあって、スタート
の動きにしては軽やかだ。常歩から軽速歩に移行して、スピー
ドがどれぐらい出るか脚を使ってみた。すると思ったより早く
スピードが出たのでおどろいた。どこまでスピードがあがるか
試そうとさらに脚を使うと、「児玉さん出し過ぎ」の注意。
・
アースは駈歩でも同様に軽やかに走ってくれた。巻乗りをする
ときは足に負担がかかりスピードは落ちるのだが、回る方向に
へそを向け内方脚で軽く拍車を使ってやると、まったくスピー
ドは落ちることなく走ってくれた。
・
同じ場内にはインストラクターが調馬索で小学生を乗せてクリ
を動かしている。クリはおだやかな顔をしながら、チラッとこ
ちらを向いて「アースも大変だな」とニタリと笑った。
・
４０分の騎乗時間が終わると、アースはさすがにくたばったよ
うだったが顔には充実感がただよっていた。鞍から降り馬場を
出て、洗い場に向かって手綱を引きながら歩いていると先ほど
アースに騎乗したＡさんが「パチパチ」と拍手をした。
アースの駈歩スピードを見て、おどろいたようだった。
脚の研究はすればするほど、面白くなってきそうだな・・・

 

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久しぶりのアース

岩国乗馬クラブに行くと騎乗馬はアースになっていた。
同じ時間にクリも乗るのに、クリに騎乗する相手は本日より初
心者１０回コースを受ける小学２年生のＯ君。そう言えば以前
クリの引き馬に乗っていた小学生がいたが、どうやらその男の
子が１０回コースを受けることになったようだ。
・
クリは私が乗るときと違って、小学生が騎乗するとわかるとお
だやかな顔をして気合いが抜けきってしまった。Ｏ君は前回引
き馬でクリに乗ってその時よほどうれしかったのか、又クリに
会う日を楽しみにしていたとうれしそうに話していた。
・
アースは私が騎乗する前に、先輩のＡさんが騎乗するようにな
っていたので馬場に出てアースの動きを見ることにした。
Ａさんはやや太めのおばちゃんだが、軽速歩となると場内を２
周する頃にはだいぶん息が上がっていたようだ。だがＡさんと
アースは顔なじみなので、アースも素直に従っていた。
・
Ａさんの騎乗が終わり洗い場に戻ってくると、アースの馬装の
取り替えを始めた。隣ではＯ君の馬装の準備を高校生のＹちゃ
んが手だっていた。クリより一足先に、私はアースを馬場に連
れて行き踏台から鞍に騎乗して常歩を始めた。　・・・続く

 

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もしかして

さくらの花もあっという間に散り落ちてしまった。
天気予報の配置図は大陸からの冷たい空気と、太平洋の暖かい
空気の狭間に発生する前線が日本列島を上に下にといそがしく
動き出すようになった。本格的な梅雨前線の前に発生する、な
たね梅雨がしばらくの間天気をくずしそうだ。
・
朝の散歩をしていると、中年の女性が歩道からスマホを持って
大きな声で誰かと話し合っている。歩道横の車道には、女性の
ものと思われる小型自動車が中央よりに停止されていた。もう
少し歩道よりと止めないと危なそうに見えたが、その車にはハ
ザードランプが点滅していた。もしかして、車の故障で動かな
くなったのだろうか・・・
・
４月のこの頃になると、小中学生の１年生がまあたらしい制服
を着て学校へと歩いて行く。中学生の男の子が、だぶだぶの詰
め襟の学生服を着ていた。中学生は細身の小柄なので、学生服
がよけいにだぶだぶに見えたが１年もたつと、身長が１０セン
チ伸びて、横にも体重が増えてちょうどよくなるのかな。
・
しばらく歩いていると、ＪＡＦの車が目の前を通り過ぎた。
先ほどハザードライトをつけた車がいたが、ＪＡＦの車はもし
かしてまさかとは思うがあの車のところに行くのだろうか。
・
散歩から１時間ほどたつ頃、想像したドラマが現実となって
いる。先ほどハザードライトつけた女性と、ＪＡＦの運転手と
大きな声を出しあって話し合っている。
あの感じからして話合いが難航しているように見えるが・・

 

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何食わぬ顔

スーパーで買い物をすると大半はセルフレジで支払う。
以前は店員さんにレジを打ってもらっていたが、セルフレジの
ほうが気を使わなくていいし、お客さんが多い日でもあまり待
たされることがないのがいい。
・
先日何点かの買物をカゴに入れて、セルフレジに向かった。
すると８つのセルフレジはちょうど満員だったので、どこかの
レジが空くのをまっていた。すると左手前でお母さんの荒々し
い大きな声が聞こえてきた。４～５歳の自分の娘さんを怒り飛
ばす「ダメって言ったでしょう」。
・
どうやら娘さんは、買物をした商品を自分で手に取りバーコー
ドでスキャンをしようとしていた。お母さんがやるのを見て、
自分もまねしてやってみたいのだろう。娘さんはお母さんの横
で台に乗っているが、お母さんの怒り飛ばす勢いは台から押し
飛ばされるんじゃないかと思うほど凄まじかった。
・
娘さんは台から一旦は下りると、今度はお母さんの反対側に
位置を変え何食わぬ顔をして再びカゴから商品を手に取り、バ
ーコードでスキャンしようとする。あれほどお母さんから怒ら
れたのに、この根性はどこからくるのだろう。
・
お母さんの子育てが上手なのか、はたまた娘さんの負けん気が
凄いのかはわからない。でもこんな子にスポーツをさせたら、
どんなことにもくじけることなく、日本のトップクラスのアス
リートになるのかもしれないな・・・

 

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ノウハウを教える

法人さまから賃貸物件で急ぎの申し込みが入ってきた。
他の賃貸で流し台の水漏れがあったので、午前中担当者を現場
に連れて行って直し方を教える段取りを考えていた。しかし契
約書作成が急がれるので、そちらを優先させるべきだろう。
・
私ひとりで工具箱を持って出かけようとすると、担当者も行く
といいだしたので「契約書類は大丈夫か」というと、「ほとん
どできた」やる気十分だったので連れて行くことにした。
午前の担当者は、手先が器用でカギ交換もかなりできるように
なった。できることなら、次は水漏れも直せるようにしておき
たいと機会を待っていたところだった。
・
今回は蛇口を回すところからの水漏れだったが、せっかく行く
のだから、吐水口からの水漏れの直し方も教えることにした。
このふたつを直せれば、５～６割は対応ができるはずだ。
・
まず蛇口を直す前に元栓を締めて蛇口をばらす手順を教えた。
蛇口をばらした後三角パッキンを交換して、ケレップの交換方
法も同時に教えた。修理が終わった後、元栓を開けて水漏れが
直ったか確認するところまでやらしたので、後は現場で場数を
たくさん踏んで応用力をやしなえばいい。
私だけができても私が引退をしたら、それまでのノウハウは途
切れてしまうのでできるだけ教えることにしよう。

 

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うどん屋で募集

１週間に１度だけランチはうどんを食べることがある。
このうどん店はメイン通りといわけではないが、サブメインに
属するだろうか。おいしくて、ボリュームがあり、品揃えがた
くさんあるのでなぜかうどんを食べるときはこのお店に行く。
・
１２時も過ぎ１時前にお店に入ると、いつもは半分ぐらい空い
ているのだが昨日はまだたくさんのお客さんがいて、めずらし
く空き席をさがした。すると奥席の一番右側が空いていたので
そこに向かって歩いていると、空き席の手前にいたお客さんが
私をジィーと見ている視線を感じた。
・
「あらっ、こんにちわ～」
アパートでお世話になっている、Ｔ大家さん夫妻だった。
もうだいぶん食べかけていたので、もう少しで食べ終わるころ
だろうか。背中合わせになっているが衝立があるので、何をし
ゃべりながら食べているのか状況はわからない。
・
私は日替わり定食をたのみ食べ終わって席を立ち上がり、後ろ
にいたＴ大家さんはもういないだろうと振り返ると、まだ夫婦
して座っていた。２棟持ってるアパートはほとんど満室なので
、余裕の時間を過ごしているのだろう。
「社長、話があるのだが」「何の話しですか」
「駐車場が１台空いているので世話して欲しいんだが」
「駐車料金はいくらですか」「４千円」
「わかりました。何とかしてみましょう」
さすが細かい商売ができる大家さんだ・・・

 

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お客さんの来店

お客さんの来店は予測不能なときにやってくる。
あるときは、事務処理で時間に追われて大急ぎで資料を作って
いるときにやってきたり、あるときは大切なお客さんとの折衝
する直前にふらっ～とやってきたりとまちまちだ。
・
いかなる時でも来店してくれるお客さんがいるから不動産業の
商売が成り立つわけで、突然のお客さんが来店してもお客さん
にあわせてスイッチを入れ替えなければならない。先日会社の
定休日前にふらっ～と若者が来店してきた。お客さんは男性客
で、いかにも遊び帰りの途中で何気なく来店したようだった。
・
１週間に１度の会社の定休日前で、あと１時間もしたらシャッ
ターを締められると気分も抜けきったときの来店だった。
「いらっしゃいませ～。今日はどういうご用件ですか」
「光市で賃貸を捜しているんですが、よい物件はありますか」
「ごめんなさい。光市の物件は扱っていないんですよ」
・
この段階でお客さんは、１８０度向きを変えて出て行く。
しかし見かけとはうらはらに、丁寧な言葉が返ってきた。
「また何かありましたら、よろしくお願いします」
お客さんの人柄の良さに、もう少し気の効いた言葉をかけてあ
げたらよかったのになと反省をした。

 

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