冷蔵庫が音を出す

事務所においている冷蔵庫が最近音をたてるようになった。
「ウォ～ン」というようなけたたましい音が鳴り響く。それが
いつまでも続くのではなく、いつの間にか止まったりもする。
お客さんが来店しているときに、急に鳴りだしたら困るので何
とかしなくてはならない。
・
音がしているときに、ドアを開けたりすると「ピタッ」と止ま
ったりするが、いつの間にか又音をたて出す。何度も繰り返し
ていると、今度ドアを開けても逆らって音は止まらなくなる。
次は電源スイッチを抜くとやはり音は止まるが、ふたたび音
をたて出す。ネットで音を出なくする方法はないか調べたが、
いい方法はなかった。そして電源の抜き差しは、冷蔵庫に負担
がかかるので新たな故障の原因になるようだ。
・
こうなったら、冷蔵庫メーカーに聞いてみることにしよう。
「おたくの冷蔵庫が最近音を出しだして困っているんです」
「どんな音で、いつも鳴っているんですか」
「ウォ～ンという音が、出たり止まったりするんです」
「それはファンの故障のようです。いつ購入しましたか」
「まだ１年にもならないと思います」
「それでは修理に伺いますので、住所と・・・」
・
それから３日後にアフターサービスの業者がやってきた。
冷蔵庫は名の通ったメーカーではないが、修理の手際の良さ等
はよくシステム化されていた。ということは、一流メーカーの
下請けをしていて、自社ブランドでも販売をしているのだろう
。やはりトラブルが起こったら製造元に言うのが１番かな。

                                               
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あんみつ

昨日の夕食は２日に１度の晩酌無しの日。
ほんとうはビール１本だけでも欲しいんだが、飲みたいからと
いって好きなように飲んでいたらずるずると体調を崩す。
飲まない日があるから、今の体調があると思えば我慢、我慢。
・
昨日は夕食のおかず２品と、デザートがついてきた。デザート
は娘からもらったあんみつだった。あんみつは紙箱に入ってい
て、おいしそうなあんみつの写真がある。食事のあとのデザート
あんみつがあると思えば、晩酌なしでもなんのその・・・
・
夕食が終わり、いよいよデザートあんみつの番になった。
紙箱を開けようとすると、上下に２個所テープが貼ってある。
これを親指で開けようとするが、テープは塩ビテープで貼り付
けていて開けられないので剥がそうとするがこれでもダメ。
仕方ないから強引に紙箱をひきちぎってあんみつを出した。
普通はセロハンテープで簡単に開くのにちょっとイラついた。
・
今度はプラスチック容器を開けようとするとこれが開かない。
力任せにふたを開けようとすると、容器に入った水分が飛び散
った。なんとふたは２重になっていて、説明書きを見ると１枚
目を剥がして、２枚目のふたに穴があいていてそこから水分を
除去するとある。その後２枚目のふたを開けてあんこと、シロ
ップを入れて食べるようになっていた。
・
５分程の格闘の末に、あんみつを口にすることができた。
味はたしかにおいしかったが、そこまでの経過にイライラが募
りどこに食べたかかわからなかった。人からもらっておいて、
言いたくはないがもうあのあんみつは見たくない・・・

                                               
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コンビニの「非食品」

コンビニ大手の衣料品や生活用品の強化が進んでいる。
主力の食品以外を充実させ、コロナ禍で高まる「買い物を１度
で済ませたい」と言うお客さんの需要を取り込む狙いがある。
定期的に買う消耗品をそろえることで利便性を高めるとともに
、コンビニが得意とする飲料や食品とのついで買いを促す。
・
ファミリーマートは６月に、自社のアパレルブランド「コンビ
ニエンスウェア」で新作品の靴下やタオルなど７商品を発売し
た。４月に折りたためるリュック、５月には子供用靴下と、
新商品を相次いで投入している。
・
コンビニエンスウェアは２０２１年３月から全国展開し、現在
は鮮やかな色のＴシャツ（税込み１０８９円）など約７５種類
の販売。特に靴下は、ロゴと同じ緑と青のラインの入った商
品がＳＮＳで話題となり７００万足のヒット商品になった。
ファミマの２０２２年２月期の衣料品の売上高は、前年比で４
割増えた。「アパレル市場でシェアを本格的に獲得したい」と
品ぞろえの拡充でさらなる攻勢をかける。
・
セブンイレブンも８月までに、１００円ショップ「ダイソー」
の商品をほぼ全店に拡充した。２０２０年１２月から一部店舗
で導入を始め、ウェットシートやゴミ袋などの生活用品を中心
に人気を集めている。
・
コンビニ大手の業績はコロナ禍から回復基調にあるが、来店客
数はコロナ前の水準には届いていない。衣料品や日用品の強化
が、反転攻勢のきっかけになるか注目される。

                                               
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色々な業者

事務所が目立つところにあると、色々な業者がくる。
物品販売業者など必要のない業者もやってきて、話を聞けば食
い下がってうるさいのですぐに帰ってもらうことにする。
次に多いのが住宅会社の「いい土地はないですか」になる。
・
昨日、周南市にある住宅会社が事務所にやってきた。
てっきり、家を建てるためのいい土地はないかという土地情報
かと思ったがそうではなかった。紙を広げて男は言った。
「この土地は、モール前不動産さんの管理物件ですね」
「この度近くに家を建てるんですが、工事現場の駐車場として
この土地を貸してもらえることはできませんか」
・
よくある話なので、了解すると男は
「現場用車両として４台、１ヶ月１万円ではどうですか」
相場よりかなり安く言ってきたので、図々しい。
「１ヶ月で２万円になりますね」
「わかりました。借りるときは連絡をさせてもらいます」
・
こちらが相場を知らないと思って、人を落とし入れるような
ことを言って帰っていった。あんなことでは、次の営業はむず
かしいだろう。こんな感じで色々な業者が次々とやってくる。
お客さんなら歓迎だが、それ以外は来てほしくない・・・

 

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あんな時もあった

次女の孫が保育園に行きだして早いもので５ヶ月になる。
生まれてそれまで３年間近くは、事務所にやってきて時を過ご
していた。しかし今年の４月から保育園に行くようになると、
友達とかと会うのが楽しくて仕方がない様子だった。
・
ところが先月、孫はコロナに感染して２週間自宅生活を余儀な
くされた。そしてようやく自宅養生が終わり、保育園に行ける
ようになると「保育園には行きたくない」と駄々をこねた。
もうそれは地球がひっくり返っても絶対に行かないと拒否。
そして３年もたつと知恵がつき「制服は着ん」と新たな作戦。
もうそんなことが言えるようになったんだとおどろいた。
そしてようやく、ふたたび保育園生活に戻ることができた。
・
日曜日は保育園が休みになるので次女と仕事場にやってくる。
孫はお父さんに言った「明日仕事に行ってくる」。それはもう
うれしそうに言っていたと聞いて、ふきだしそうになった。
春に保育園に行けるようになったときは、あんなに喜んでいた
のに１週間に１度仕事場にくるようになると反対になった。
ところ変われば品変わるとは、こんなことを言うのかな。
・
コロナ禍で４人の孫たちと、楽しいひとときをたくさん過ごし
たいと思っても、なかなか一同に集まるのはむずかしい。
甲子園の高校野球の決勝戦をテレビで見たが、３年生たちは中
学の卒業式さえままならなかったという。いつの日か、あんな
時もあったんだと言える日が早く来てくれるといいですね。

 

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流し台から悪臭が

私が休日に管理アパートのＭさんから電話があった。
「台所から悪臭がして困っているので、見てほしい」
Ｍさんは酒癖が悪く、今までに何度か電話がかかってきて対処
したことがあったが、今回もろれつが回らない状態で電話がか
かってきたという。
・
あくる日の朝、事務所に出社して７時頃Ｍさんに電話をすると
「電源が入っていない・・」、８時に再度電話をするが一緒。
すると８時半にＭさんから電話がかかってきた。
「台所の何処から臭いがしますか」。「隣の壁からです」
「そんなことは絶対ない。壁は１２㎜のボードを張って・・」
らちがあかないので、急遽現地に行くことにした。
・
壁には臭いがしないようにガムテープを貼り付けてあった。
「服に臭いがしみこんで、回りから臭いと言われた」
流し台の排水、トラップ、接続部分を確認したが臭くない。
するとＣさん「この服を臭ってみてください」、・・・・。
もしかして、服に何かがかかって臭いが染みついた可能性もあ
る。いつも酒を飲んでいるので、何があってもわからない？
・
「今度台所で臭ったら、流し台の排水、トラップ、接続部分に
鼻を近づけて臭ってください。それで原因がわかるかも。もし
くは服自体が原因をしているかもしれません」
といってアパートを引き上げた。Ｍさんの酒からのトラブルは
後を絶たないので、次の打つ手が必要になるのかな。

 

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もっと繊細に

馬場の入口柵を開け、アースを中に入れ柵を締める。
入口柵の開け閉めは、馬の安全を確保しておこなわないと馬が
ケガをするので注意が必要だ。その後、踏台をとって馬場の片
隅に連れて行き、鐙を伸ばして腹帯をもう一度締めなおす。
・
腹帯を締めな直すとき、アースはやはりいやがる。でもこれを
やらないと、乗っているとき鞍がずれて危ないのできつめに締
める。右側をおこない次に左側をおこなったと思ったら、右側
の鐙を伸ばすのを忘れていたのに気づいた。
・
もう一度、アースの首下を通ろうとした、この時アースはいや
がって抵抗をした。馬の体重は人間の１０倍はあり、力はそれ
以上もある。私を見るアースの目は三角になり、尻込みをして
逃げようとしていやがる。手綱は手に持っているが、支えきれ
ずにドスンと尻餅をついた。「アース、ごめんごめん」といい
ながらアースに近づき、手綱をつかまえた。
・
あんな嫌がったアースの顔は見たことがなかったので、なぜだ
ろうと考えた。ふと思ったのは、小バエを叩こうと「パチン」
と何度もやったが、あの時は平然としていたが本当は痛かった
のかもしれない。それが私から怒られたと錯覚をしたのかも。
アースはメス馬なので、オス馬にないナイーブな面があるのは
わかっていた。でも今回のアースの件で、もっと繊細にかわい
がるように気をつけようと思った。

 

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アブから小バエに

岩国乗馬クラブで今まで体験したことがないことがあった。
アースを厩舎から出して、足洗い場でいつものように馬装をは
じめた。この時期アブがよく出てきて、アースにまとわりつい
ていた。アブが止まると噛むのが痛いので、アースはそわそわ
する。私が狙って「パチン」と手でたたき落としていた。
・
最近はアブではなく小バエが出てきて、馬にまとわりつく。
この小バエは小さいとはいっても、やはり噛むのでいやがる。
噛めばアブほど痛くはないのでしっぽで追い払ったり、止まる
と皮膚をぴくりと動かして追っ払う。
・
アブと同じように小バエを「パチン」と手でたたき落とそうと
するが、小バエの動きはアブ以上に速い。それでつい強めに、
「パチン」とやるが空振りになることが多い。ちょっと驚くか
なと思ったが、アースは素知らぬ顔をしていたので小バエが止
まるたびに「パチン」「パチン」と何度も繰り返した。
・
１０分前になったので、ぼちぼちと私の準備始める。乗馬ブー
ツをはきそこに拍車を取り付けて、ヘルメットをかぶり、ムチ
を手に取れば準備完了。そして最後にアースのところに行き、
頭絡を取りつけアームストレッチをつければ、人馬共に馬装
が終了する。頭絡を取り付けるとき、アースは最後の抵抗をこ
ころみるがタイミングを見て瞬時に取り付けた。
「さっ、アースぼちぼち行こうか」と声をかけると、気合いが
乗って馬場に向かってポッカポッカと動き始めた。・・・続く

 

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大島中古住宅内覧

大島にある中古住宅の内覧希望が久しぶりに入ってきた。
事務所から片道１時間かかるので、１件内覧をするだけで半日
仕事になるので日時あわせを慎重にしなければならない。
お客さんとのやり取りでようやく日時が決まり本日現地集合。
・
１０時現地なので、８時半に事務所を出て３０分前の９時３０
分に現地に着いた。１ヶ月前に草刈りをしたが、もう３０セン
チの草が生えていた。広い敷地になるので管理が大変だが、１
年に２度か３度の草刈りが必要になりそうだ。
・
約束の１０時になったが、お客さんはまだ来ない。あれだけ日
時を確認したのに大丈夫だろうかと、一抹の不安がわいた。
１０時１０分になると玄関から「こんにちわ～」の声がした。
急ぎ玄関に行き戸を開けると、若い夫婦が玄関に入ってきた。
「遅れてすいません。道路工事中で道に迷いました」
「お疲れさまです。さっそく室内から見ていきましょう」
・
お風呂、トイレ、台所と水回りから案内を始めた。水回りは綺
麗にリフォームをしているので、お客さんは興味深そうだった
が、居室になると部屋の広さにおどろき、庭と畑になると想像
以上の広さに更におどろいた様子だった。若い２人が外で働き
ながら、この家に住み続けることには無理がありそうだ。
やはり広い家と、広い敷地なので何かの目的がなければ売買は
難しいのかな。そううち、間尺に合うお客さんがあらわれるの
を首を長くして待つしかないのかな・・・

 

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青汁のキョーサイ

コロナ禍で健康意識は高まっている。
青汁のキューサイは看板商品である青汁を柱に、年齢を重ねる
ことを前向きにとらえる「ウェルエイジング」をキーワードに
揚げて健康を総合的にサポートする企業を目指している。
・
だが通販業界の競争は激化しており、ものを売るだけでは生き
残れない。「健康になった」と実感してもらうことが大切だ。
デジタル技術で健康状態を可視化したり、人工知能（ＡＩ）で
データを分析したりするサービスを現在考えている。ＩＴ企業
との協業も検討をしている。
・
現在はメインの客層が６０歳以上だが、２０～３０代向けの商
品開発にも取り組んでおり、新たな客層の獲得も進める。
青汁原料のケールは自社生産しているのでコストは抑えられて
いるが、輸送費や工場の電気代が上がっている。だが値上げは
おこなわない。価格は顧客満足度の重要なポイントとなるので
、効率化や生産性向上など妥協せずに経営努力をしている。
・
キョーサイ社長の佐伯登さんは、これまで金融機関や商社、通
販会社で働き、実績をあげてきた。市場調査の強化と販売チャ
ンネルの開拓が重要な時代なので、これまでの経験を生かして
会社を成長軌道に乗せたいと話している。

 

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ルーターの再起動

最近買ったノートパソコンの調子がいまいちよくない。
インターネット接続をしても速度が遅く、ナスファイルソフト
にアラーム警報のメールが再三入るようになった。複合機を購
入した業者とパソコンと、複合機のアフターメンテナンスの契
約を最近おこなったのでさっそく活用することにした。
・
前日電話をすると、さっそく明くる日に担当者がやってきた。
「ナスファイルソフトの件は、メーカーに連絡を取っています
のでしばらくお待ち下さい。それとパソコンのネット回線速度
が遅いということですが、どのパソコンですか」・・・
さっそくノートパソコンの調査を始めだした。
・
複合機のアフターメンテナンスで再々来てもらっている担当者
だが、パソコンの調子を直してもらえるのだろうか。
キーボードの音をたてながら調査をしだしてだいぶん時間がた
った頃、ルーターの具合を始めだした。
「ネット回線のルーターを１度止めますけどいいでしょうか」
そしてしばらくすると、「速度が早くなったようです」
・
ルーターの電源を再起動することで、新しいノートパソコンの
速度が早くなったようだ。他のパソコンは問題はなかったのに
、ノートパソコンだけルーターの再起動で速度が上がるなんて
不思議なこと。でもそれで直せるということは、かなりのスキ
ルを持ってないとできない。再起動とリセットがあるが、間違
わないようにしないと大変なことになることもわかった。

 

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ヤマハの強さ

ヤマハは浜松市に本社を置く世界最大の総合楽器メーカー。
ヤマハの創業は１８８７年、西洋の科学技術にに親しんでいた
山葉寅楠が浜松市で１台の壊れたオルガンを修理し、自ら製造
しようと決意したことがきっかけだった。これまでの１３５年
の長い歴史は「重みであり、強みであり、励みである」。
・
ヤマハはピアノやギターといった楽器のほか、音響機器などの
製造・販売を手がける。生活必需品は常に一定のニーズが見込
めるが、楽器はある程度行き渡れば頭打ちになると言われる。
実際には、新興国で経済成長に伴い楽器の購入が増えており、
先進国でも変わらぬ需要はある。
・
プロは別として、楽器は生活の手段ではないので楽器を楽しみ
たいといった目的を持って購入され方が大半だ。それだけに、
楽しさ、おもしろさ、格好良さといった価値を提供できなけれ
ば買ってもらえない。楽器の需要を増やすには、音楽ファンの
すそ野を広げる取り組みも欠かせない。価格を抑え、演奏しや
すくした初心者向けの製品を充実させる。音質は犠牲にせず、
高い技術力を生かし、コンパクトなボディでも本格的な音を出
せるようにする。
・
ヤマハ音楽教室はもとより、新興国では学校で楽器に親しんで
もらう活動を続けている。昨年までの３年間で１２９万人の生
徒に実施しており、次の３年間で２３０万人の目標をあげる。
ヤマハがいつまでも世界のトップに君臨続けるのは、常に目標
を立てポジティブ思考を持ち続けるからだろう。

昼からの弓道

久しぶりに昼からの弓道の練習にいってきた。
昼からは個人使用料がいるので参加者は少なかったが、盆休み
で１回休んだので新鮮な気持ちで稽古ができたのがよかった。
ちょっと油断すると、大三で馬手が弓手に持って行かれるくせ
があったがどうすれば直るかこれが課題だった。
・
弓道は基本動作の射法八節がきちんとできれば、間違いなく的
に当たる確率が高くなる。射法八節は８つの動作があり、これ
がひとつの動作としてよどみなく流れる必要がある。ひとつだ
け意識をして稽古をすればできることでも、一連の流れとなる
と３年ぐらいのキャリアではむずかしすぎる。
・
１時半から始まった稽古は、３時に一旦休憩タイムとなる。
この休憩タイムはコーヒーと茶菓子がでる。稽古のときはあま
りおしゃべりはしないが、この時とばかりに女性たちはおしゃ
べりを始める。やはり女性はおしゃべりがあるから情報を出し
合い、吸収する能力が男よりも高いのがよくわかる。
・
２０年選手、３０年選手が大半なのであちこちに昇段審査に行
ったり試合に行ったりしている。本日の話題は九州の鹿児島県
に行ったときどうだった、四国の香川県に行ったときはどうだ
ったと話題がつきない。
・
ようやく休憩タイムが終わると、５段の先輩たちは体配の稽古
を始めだした。私はもくもくと的に向かって射の稽古をする。
的中率はまだまだ少なかったが、私なりに納得のいく射ができ
たので満足ができた。

 

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初めてのシリンダー

住宅メーカーアパートの初めてのシリンダー交換。
現地に行きカギの刻印などを調べて、それでカギのシリンダー
交換ができると思った。しかし、刻印からシリンダー判明とは
いかない。カギメーカーからそれらしいシリンダーの型番はわ
かったが確証するところまではいかない。
・
カギメーカー型番の寸法図があったので、その寸法と実際のカ
ギのシリンダー寸法が合致すれば問題はない。ということで、
カギメーカーの寸法図を印刷をして、それを持って再度現地
行くことにした。
・
現地に着くとさっそくカギをバラして、シリンダーを取りだし
た。図面に書かれた寸法を見ながら、取りだしたシリンダーの
寸法をひとつひとつ測っていく。５点程の寸法は、間違いなく
一致したのでシリンダー交換はできることになる。しかしもう
一点確認すべき寸法があった。
・
それは寸法図のドア厚が、現地ドアと一致するかどうかだ。
ちり部分が表裏で２㎜あるのでそれを差し引いたドア厚と一致
すれば問題はない。完璧にドア厚も問題ないことがわかったの
で、バラしたシリンダーを元通りにもどすして事務所に帰る。
２度行ったり来たりしたので、半日の時間を要したがこんなこ
との繰り返しで少しずつスキルアップができる。

 

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散歩の一コマ

朝の散歩をしているとアブラゼミが道ばたでジージー。
どうしたんだろうとふり返ると、アブラゼミはひっくり返って
クルクル回っている。すると近くに黒い物体が目に入った。後
ろを向いてそしらぬ顔をしているのは、何とカラスだった。
カラスは私が通り過ぎるのを待って、行きすぎたらアブラゼミ
をくわえてエサにする算段のようだ。
・
そういえば先週散歩をしていると、死んだセミが道ばたを動い
ていた。どうしたんだろうとふり返ると、ムカデが自分より３
倍はありそうなセミをくわえて草むらに運ぶ途中だった。
この季節になるといたるところで、セミの鳴き声を耳にする。
・
セミの命は２～３週間ぐらいと言われているが、その成虫にな
るまでに３～４年かけて土の中で過ごしている。成虫になって
短い命を精一杯まっとうするわけだが、朝方の気温が２５度に
あがるのを待って鳴き続ける。そしていずれは、自然界の色々
な生き物のエサとなる。
・
散歩を続けていると、いつもは止まっていない道路ばたに３台
の車が止まっている。１台目は品川ナンバー、２台目は横浜ナ
ンバー、３台目は群馬ナンバーと関東の車のオンパレードだ。
３年ぶりの帰省ということで、羽を伸ばしているのだろうか、
来年のお盆も帰省できるといいのだが・・・

 

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