機転を利かす

大きめな信号にひっかかりイライラしていた。
そこでＡＴＭの混み具合をスマホを使って聞いてみることに。
「ＡＴＭ機は、今どれぐらいの人が列んでいますか」
「ちょっと待ってくださいね」
しかしなかなか答えが返ってこないのに、イライラ・・・。
・
「ＡＴＭ機には１０人程、窓口には１５人程が待っています」
まあまあの人だが、駐車場が混み合って入れなかったりしたら
あっという間に３時過ぎることになることも考えられる。
山口銀行下松支店は下松市の中で一番お客さんが多いが、下松
駅南出張所は以前意外にお客さんは少なかったので５分ほど先
になるがこちらに向かう方が正解かもしれない。
・
案の定、駐車場にはすんなり入れて、店舗に入るとＡＴＭ機は
列ぶことなくすぐに使えた。時計は２時４５分だった。
機転を利かせることの大切さを切実に感じることが出来た。
仕事でもうまくいかない時、答えはひとつではない他に方法は
ないだろうかと常に考えるようにしなくてはいけませんね。
・
今日で今年のブログは終了となりました。１年間ありがとうござ
いました。令和４年は１月４日から新たなスタートをきらしても
らいますので、来年もよろしくお願いします。それでは良いお年
をお迎えください。

 

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銀行の出し入れ

年末が近づいてきたが、本日は私の休日になる。
午前中は岩国乗馬クラブに行ってきたが、今日中に銀行でお金
の出し入れをする必要がある。一旦家に帰り、乗馬に使った道
具の手入れを済ませて昼食を食べる。
・
テレビでは新型コロナウイルスの変異株オミクロン感染が、全
国いたるところで猛威をふるいだしていることに持ちきりだ。
ほんの２～３日前まで新規感染者が減り続けて、このまま終息
するのかなと思っていたが一転状況が変わりだした。
テレビを見ていると、あっという間に２時になったので早々に
銀行に出かけることにした。
・
車を走らせていると、平日の昼間というのに以外と車の多いこ
とに気がついた。年末になると皆さんあちこちに出かけるから
かなと思いつつ、銀行に向かおうとするが渋滞に巻き込まれて
ノロノロ運転で前に進めない。地方でこんなことはめずらしい
こと、しかしＡＴＭ機で３時迄にお金の出し入れをしなくては
いけないが、このままいくとあやしくなってきた。
・
時計を見るとあっという間にＰＭ２時３０になっている。
いつもいく山口銀行下松支店は、平日であればＡＴＭ機もすん
なりいくだろうが年末の週末ということになれば何人も列を作
って待っている可能性がたかい。どうしよう・・・続く

 

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②しっぽ攻撃

サボり好きなクリのことサボりたいのは山々だが、
アースには乗ってほしくないという複雑な心境のようだ。
厩舎から足洗い場に連れて行きいつものように馬装を始める。
馬の真後ろは危険なので、反対側に行く時は前を回って通る。
馬の目は横までは見えるが、真後ろは見えないのでおどろいた
りすると後ろを蹴ったりするからだ。
・
馬着を外そうとすると邪魔をしようとするが、無口を片手でつ
かんでおくので首が動かなくなり邪魔するのはあきらめた。
馬装を進めていくとクリは気合いが少しずつ入ってきて、後ろ
足に近づくと急に後蹴りをした。ものすごい音で「バシッ」、
この後蹴りが人間の体に当たろうものなら救急車送りになる。
・
後蹴りは私に対する威嚇であり、気合いが入ってきた証拠。
私がクリの後ろ足の横にいるのが目に入っての後蹴りになる。
足をパチンと叩いて「クリ、静かにしちょけ」となだめる。
すると一瞬、私の目に激痛が走り、「痛いっ」と声をあげた。
・
クリがしっぽで私の顔を叩いたのだ。横後ろにいる私の位置は
承知の上でのしっぽ攻撃。顔に当たっても普通たいして痛くは
ないのだが、目にしっぽが入ったので目を開けられない。
私が目を押さえているので、クリはきっとしっぽ攻撃に自信を
深めて次も攻めてくる。後蹴りだけでなく、しっぽ攻撃もあな
どれないので注意することにしよう。
乗馬は日々色んなことがあるから、逆に楽しいのかな。

 

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①クリとアース

岩国乗馬クラブに着きノートを見るといつものクリ。
午前中一番は体も温まっていないし、気分もまだ乗っていない
中、きかん坊クリのやる気を目覚めさせ活力をあたえるのは私
の役割になってきたようだ。クリに使う馬装の一式を、足洗い
場に準備して厩舎の中を歩いていく。
・
私の足音を聞いて、いつものようにアースが自分の厩舎の部屋
から首を出して私が近づくのを待っている。クリの部屋を通り
越して「アースおはよう。今日は寒いね。今日もクリだよ」と
声をかけて、首を撫でてやるとうれしそうニコニコ笑った。
アースは私が歩いてくる時からクリに乗るのはわかっている。
なぜかというと、クリの無口を手に持っているからだ。
・
アースとのちょっとしたふれあいの後、クリの部屋の入口につ
いている金具を開けてからクリに挨拶をした。「クリおはよう
。今日は一段と寒いね。調子はどうだい」。いつものようにぶっ
きらぼうなクリだったが、無口をつけてやると性根が入ったの
かシャキッとした顔つきになった。
・
すると隣にいたアースが、首を精一杯伸ばしてクリの部屋に近
づけて言った。「クリはいつもおっちゃんが乗っていいな。た
まにはあたいと変わっておくれよ」。「ダメ、おいらに乗るんだ
から」と言いながら、アースを噛みつこうとする。
「こらっ、クリ。アースにそんなことをしたらダメ」。
続きは明日になりました。また見てね。

 

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ネットの波

最近はネットで色々なものが買えて便利になった。
不動産屋は仕事をするのにネットを使わないと生き残れない時
代になってきた。自社のホームページを持っていなければお客
さんに認知してもらえなくなり、いずれ衰退する時がくる。
・
不動産屋にとって不動産の登記簿謄本、公図は必須アイテム。
これらは法務局に行って資料を出してもらっていたが、ネット
を使って自分でアウトプットするようになっている。昨日久し
ぶりに、ネットから登記簿謄本を出そうとしたがパスワードの
有効期限が過ぎて開けない。
・
パスワードの更新登録をしなおしてようやくネットが開けるよ
うになった。必要な登記簿謄本を印刷かけようとするが、今度
はクレジットの有効期限が過ぎているので更新手続きをするが
うまくいかない。何度やっも時間だけが過ぎていくので、今回
だけはたちまち法務局に行くことにした。
・
以前よく行っていた法務局は、たくさんの人でごった返してい
たがだれ１人としていない。法務局には職員はいるのだが静ま
りかえって、物音ひとつしない。私の必要な登記簿謄本と公図
を出してもらい、精算して帰ろうとする時にようやく新しいお
客さんが入ってきた。
法務局もネットの進化で合理化の波が押し寄せている。いずれ
職員さんも今の半分、いや３分の１に減っていくだろう。
不動産業界もネットの勢いは止まらないので、流行の波に乗り
遅れないようにしなくっちゃ～ね。

 

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横断歩道

周南緑地公園を散歩する時横断歩道が何ヶ所かある。
歩道側は常時赤信号になっていて、なかにはあまり必要がなさ
そうな信号機がある。その信号機に歩いてたどり着くと、対面
に若い女性がボタンを押して青信号に変わるのを待っている。
私だったら車が来なかったら無条件に渡るのに。
・
しばらく歩くと今度は大きな交差点があった。ここの交差点は
車の行き来が結構多いが、ここも歩道側は常時赤信号のままで
渡る人が必要な時ボタンを押して渡る。その交差点にたどり着
くと１台の車が右から走ってきた。この車をやり過ごそうと待
っていると、自転車に乗った若い男がやってきて電柱に止まり
ながらボタンを押した。
・
すると信号がすぐに黄色に変わり、右からの車が止まった。
そして青に変わるのを待って自転車が発進して渡って行った。
２～３秒待てば車は行きすぎて渡れるのに、わざわざボタンを
押して車を止めることは、車の運転手にとっては無駄な時間と
無駄なガソリン消費になるのに非効率に男だなと思った。
・
しかし私があの頃だったら同じことをしていたかもしれない。
歳を重ねると要領がよくなり、そして相手を思う角度も変わっ
てくるのかな。横断歩道を渡るだけでも、その人が今まで生き
てきた人生がわかるものです。こんなブログを書くとおまわり
さんに叱られるかな・・・

 

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弓道昇段審査

コロナ禍のなか初心者教室が２年間開催されていない。
ということで、私には後輩が出来ずに一番下っ端のままが続い
たが、１年程前にようやく後輩が１人入ってきた。
・
その人の名前はＭさんといい私より年上で、弓道歴もあった。
弓道歴はかなり古く２４歳の時に３段を取得していて、５０年
以上のブランクから周南弓道連盟で稽古をするようになった。
歳をとっているので若い頃のような力強さはないが、基本はし
っかりしている。
・
そのＭさん、１２月に行われる弓道４段審査を受けるという。
３段を取得しているとはいえ、如何せん５０年以上のブランク
がある。先生も直前になり基本動作の見直しなど度々行った。
当日は体配を行いながら、弓を２本引いて審査が行われる。
２本の矢が的に１本でも当たれば、合格する可能性はある。
・
その審査が昨日行われ、本日始めてＭさんに道場であった。
「Ｍさん審査はどうでしたか」
「おかげさんで、何とか合格が出来ましたよ」
「そりゃ～よかった。矢は２本当たったんですか」
「いいや、最初の１本が運良く当たったんですよ」
周南道場から昇段審査を７～８人受けたが、落ちた人も結構い
たのにＭさんは素晴らしい。近々「合格饅頭」を持ってくるは
ずだから、それを楽しみにしています。

 

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駐車場探し

先日戸建て貸家の入居申込が入った。
その貸家には専用駐車場が１台しかないが、お客さんはマイカ
ーを２台持っている。もう１台の駐車場は、お客さんが探すこ
とになっていたが土地勘もない駐車場を探すのは困難なこと。
ということで、私がお客さんのために駐車場を探すことに。
・
徒歩５分ぐらいのところには、月極駐車場が数件あった。しか
しこれではお客さんが不自由な思いをするので、貸家の近くで
探すことにした。空き地が４件あったので、所有者を探し「駐
車場として貸してもらえないか」と声を掛けるが全てＮＧ。
・
近くに売土地があったので苦肉の策として話してみるとＯＫ。
色々とオーナーさんは条件をつけたが、全て丸呑みして契約を
進めた。貸家が管理になっていたので、月極駐車の管理をした
かったのだが仲介だけとした。
・
土地には売土地としてのかんばんが立っているが、その土地の
一角に月極駐車場の三角コーンを置くことにした。聞くところ
によると近くの人がたまに車を止めたりするらしい。止めさせ
ないようにお客さんが車で出かけるときは、三角コーンを駐車
場の真ん中に置てもらう。駐車場に入れるときは、コーンを前
方に移動する必要はあるが、トラブルをなくすために１月程不
自由してもらうことにした。

 

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③大先輩がクリに乗る

私の騎乗が終わる頃、Ａさんが馬場で待っていた。
足洗い場か、馬場の中で馬装のやりかえたりをするのだがＡさ
んは鞍だけを馬場に持ってきていた。Ａさんはかなりベテラン
のおばちゃんだが、クリの暴れっぷりから大丈夫だろうか。
・
「本日のクリの調子はどうでしたか」
「休養で過ぎて大分暴れましたが、後半はよく走りましたよ」
「それだったら、もう大丈夫ね」
「ところでＡさんは、何年ぐらい乗っているんですか」
「２０年になるから、クロとのつきあいは一番長いかな」
・
クロは私が乗馬を始めた４年前に、初心者として一番お世話に
なった馬だ。今のおんとしは２８歳になるので、岩国乗馬クラ
ブで静かに隠居生活を送っている。クロの一番元気のいい時を
よく知っているＡさんに頭がさがる思いがした。
・
ヘルメット、乗馬シューズ、鞍を仕舞って馬場を覗いてみた。
クリに騎乗したＡさんは、丁度駈歩をしているところだったが
私が乗ったので丸くなったのか、クリは素直に従っている。
しかしＡさんにしては、かなりスピードをあげて走らせている
。クリは私との駈歩のリズムをそのまま持続しているようだ。
ちょっと心配だがＡさんの気持ちよさそうな駈歩を見て、これ
でいいのかなと心晴れやかに岩国乗馬クラブをあとにした。

 

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②運動不足で元気すぎ

馬場に連れて行きクリの横に踏台をつけた。
するとクリは横に少し動いて、私を乗せまいとする。
「こらっ、くり、じっとしちょけ」。
クリが動いた分だけ、踏台を移動すると又乗車拒否をする。
「クリ、動いたらダメじゃんか。今度動いたらペンするぞ」
今度は踏台から鐙に足をかけると、瞬時にまたがった。
・
常歩から軽速歩に移行したあと、しばらくするとピタッと止ま
った。軽速歩で反抗するのはめずらしいが、つかさず拍車で軽
く蹴った。すると首をあげ、尻っぱねをして反抗を強めた。
こんなことを許すとクリの思うつぼになるので、負けずに拍車
を繰り返すと観念して軽速歩で動き出す。
・
クリの体もだいぶん温まったので、駈歩の指示をする。
しかし従わないので拍車を使うと、反発をして尻っぱね。
許さずに拍車を入れると、今度は猛反発を強めて何を思ったの
かバックをして、立ち上がって私を振り落とそうとした。
以前これで落馬した悪夢がよみがえった。
・
以前の体験から出来るだけ体を立てて、手綱をしっかり持ち続
けるとそれに耐えることが出来た。この体の動きは、毎朝の筋
トレ・ストレッチを続けているからに他ならない。
・
立ち上がっても落ちない私にあきらめて、クリの駈歩は速度を
あげる。馬が立ち上がることはめったにないのだが、運動不足
で元気がありあまっている時に起こりやすいようだ。
１年前は不覚にも振り落ちたが、今回は耐えられたということ
は歳は取っても体幹は進化しているのかな。・・・続く

 

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①ひさしぶりの乗馬

１週間ぶりに岩国乗馬クラブにいった。
週に２回、多い時で３回いくのだが、先週は乗馬の試合がある
ということでお休みになった。ということで１週間ぶりになった訳だが
、馬たちにとっては貴重な休養日になった。
・
ところが本日の予定をノートから見ると「まずい」私の名前がない。 
予定表に書いたつもりが書いていなかったのだ。インストラク
ターに話すと、「９時４５分でクリに乗ってください」。
冬の寒いこの時期に１週間も運動をよしていないクリ、体調は
大丈夫だろうかと少し心配になった。
・
厩舎に行きクリに「おはよう」と声をかけ、頭をなでてあげる
がいつもと変わらない様子だった。無口を取り付けて、厩舎の
通路を「ノッシ、ノッシ」と歩かせて足洗い場に連れ出した。
・
いつものように深掘りをして、足のプロテクターをはめる。
３枚の馬着のうち２枚を脱がせて、寒いので１枚をお尻部分に
残してゼッケンから鞍まで取り付けて、私の準備を始める。
一息ついたところで、隣で準備をしていた会員さんと世間話を
していると「バタ、バタ」と突っかかる大きな音がした。
・
クリが自分を無視したと思って怒ったのだ。それに似たような
ことは以前あったけど、今日は耳を後ろにねかせて、私を睨み
つけている。「どうしたクリ、そんなに怒って」となだめた。
しかし、この行動は本日の騎乗に対する不吉な前兆だった。
続きは明日になりました。また見てね。

    

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小さな仕事

不動産業の仕事をしていると色んなことがある。
２年に１度の賃貸更新があるが、お客さんによってはなかなか更新
手続きを行わないお客さんもいる。賃貸担当者がそのことで悩んで
いたので、それでは私がお客さんに話してみることにした。
・
「更新日が過ぎていますが、いつ書類とお金を持ってこられますか」
「忘れていました、今週中には持っていきます」
期限が過ぎても、なかなか持ってこないので再び電話をすることに。
「約束の日が過ぎましたが、どうなっていますか」
「すいません、行けませんでした。明日持っていきます」
「明日の何時ごろ来店できますか」
「そうですね、明日の夕方４時ごろ迄に持っていきます」
「契約書類は、書き上がっているんですか」
「いいえ、事務所に行って書きます」
「まだ書いていないんですか。困りますね」
「それでは、家で書いて持っていくことにします」
その言葉の裏にはニュアンスから、持って行けない口実をあたえて
しまって、逆に開き直りの様子を感じてしまったので。
「家で書かなくていいから、事務所で書いてください」
・
本日の夕方になったが来店するだろうか。頭ごなしに言ったら逆効
果になりそうだから、こうなったら粘り強く毎日言い続けよう・・・
すると、お客さんは更新書類を書いて来店してくれた。
「火災保険が切れると、もしもの時、損害賠償請求が保険会社から
来ることになりますので気をつけてくださいね」、やんわりと話す。
小さな仕事だけど、心が晴れやかになった。

    

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『ちょるる』と『キツネの嫁入り』

会社前の道路の反対側にはゆめタウン下松店がある。
最近屋外駐車場を拡張したので、そこに車がたくさん止まるよ
うになってコロナ禍ではあるが、ゆめタウン下松店に以前の活
気が戻ってきたようだ。下松市のメイン道路である中央線にそ
の駐車場は面しているので、駐車場が満車であればお客さんの
足も不思議とそこに向かいたくなるのだろう。
・
昨日事務所からゆめタウン下松店を眺めていたら、キラッと光
るものが目に入った。何だろうと見ると、山口県のマスカット
キャラクター『ちょるる』だ。よく見る『ちょるる』はグリーン色
をしているが、一面銀色に輝いている。あの銀色をした『ちょるる』は
、下松総踊りに見かけたものだった。
・
下松総踊りは２年連続中止になったので、あの色をした『ちょるる』
は２年ぶりに見たことになる。見ていると、移動をしているまで軽ト
ラックに乗せているのだろうか。下松市民から忘れ去られるので、
人が集まるゆめタウン下松店に出没させたのだろう。
・
先週『キツネの嫁入り』が、少人数ではあるがゆめタウン下松店を
練り歩いた。２年ぶりに見る『キツネの嫁入り』に、回りから拍手が
起こったという。『キツネの嫁入り』は、私も何度か見に行ったが
たくさんの人の前を練り歩くスケールは圧巻だった。
『ちょるる』や『キツネの嫁入り』のように、こぢんまりとしたかたち
でもいいから忘れられないように、市民の前に他のキャラクター
達もふれさせてほしいものだ。

 

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巨大な竜巻

アメリカで多数の竜巻が発生して甚大な被害が出た。
竜巻が発生した距離は１０００キロｍにもおよぶと言うから、日本の
本州全域がすっぽり入るぐらいの広さにもなる。鉄筋コンクリート造
りの裁判所や、大きな工場などが原型をとどめないほど痛めつけら
れた。竜巻の発生は５０個以上になり、死者は１００人を超える。
・
アメリカで竜巻が発生する時期は、春から秋にかけるのだが１２月
のこの時期に発生するのはめずらしいらしい。今年の冬は例年にな
く暖冬で暖かい空気が居座っているところに、本来の寒気団が北か
ら南下してきた。暖かい空気と、冷たい空気が交わるところに巨大
な１０００キロにも及ぶ前線が出来て積乱雲が発生して、その上昇
気流で竜巻が発生した。
・
この大きな自然被害は、地球温暖化による人災でしかないだろう。
自然を破壊してきた先進国は、英知を結集して地球温暖化に歯止
めをかける努力をしているが、もっと多面に渡る必要がある。
アメリカはトランプ前政権からバイデン現政権に変わったが、あのま
まトランプが自然破壊を繰り返していたらと思うと、ぞっとする。
・
日本では昔から怖いものは『地震・雷・火事・親父』と言われてきた
がこの中に竜巻は入っていない。しかし日本でも、巨大な竜巻がい
つ起こってもおかしくはない。その証拠に１２月というのに、暖かい
日と寒い日を繰り返している。その寒暖の狭間で竜巻が起こりやす
いからだ。

 

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金銭感覚

休日明け仕事にでると、アパートの案内が入っていた。
内覧希望者は派遣会社から依頼の外国人で、アパートには３人
住まいで夫婦２人と子供さん１人だという。連絡ノートには、
あまり日本語が話せないと書いてある。日本語があまり話せな
くて大丈夫だろうかと、一抹の不安がよぎった。
・
来店予定が１時になっていたが１０分過ぎても来店しないので
、今日は来ないかなと思っていたら電話がかかってきた。
「アパマンを過ぎて、今ゆめタウン側の前にいるが・・・」
「アパマンから５０ｍ過ぎた山口銀行交差点手前になります」
２～３分待つと、ようやく夫婦２人がやってきた。
・
「アパート案内は２軒で、お願いをしていますが」
「１件は駐車場がありませんが、駐車場は必要でしょう」
「はい、駐車場はいります」「それでは案内は１件だけです」
必要ないのにガソリンの無駄になるので１件内覧のみとした。
・
日本語は思ったより達者で、内覧が済むと主人は言った。
「アパート申込は、私が直接申し込むとむと安くならないか」
「法人でも個人でも、家賃はまったく変わりません」
こんなことを言うお客さんは初めてだ。アジア系外人さんのよ
うだが、他国で働くために金銭感覚も鋭くなったのだろう。
不動産業で仕事をする人は、外国人さんの金銭感覚の上をいか
なければ、これからはやっていけなくなるだろう。

 

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