危ない交差点

行き帰りの交差点で１カ所複雑な交差点がある。
交差点は５差路となっていて、１カ所だけ横断歩道を２カ所渡
る必要がある。２カ所の横断歩道を１回で渡ろうとすれば走っ
て渡るか、急いで歩かないと間に合わないので２回の青信号に
わけて渡る人が多い。
・
昨日出勤途中、いつもの所で赤信号にひっかかった。
横断歩道で若いお母さんが、赤ちゃんをベビーカーに乗せて青
信号になるのを待っている。なぜか横断歩道から２ｍ程さがっ
ている。５差路の交差点で、車の行き来が多いのでもっと前に
詰めて青信号を待てばいいのになと思った。しかしそのお母さ
んは、とんでもない行動に出た。
・
横断歩道の長さは１０ｍほどだが、まだ赤なのにベビーカーを
発車させて歩き出したのだ。３ｍ程歩くと信号は青に変わり、
やれやれと思った。しかしベビーカーのスピードは、益々あが
っていく。その時、もしかしてとの予感が頭をよぎった。
・
お母さんは、２カ所渡らなければならないその横断歩道を１回
の青信号で一気に渡ろうとしたのだ。そして、２つ目の横断歩
道を渡りきろうとしたとき黄色の信号に変わった。
最初の赤信号で待っていた交差点から、２ｍさがって離れた位
置はスピードをつけるための予兆だったのだ。
なんとも危なっかしいお母さんだ。１人の身であれば、そうは
思わないが事故に遭遇すれば２人同時に大変なこともあり得る
ということを考えてほしいものだ。

 

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ひとり暮らし

１週間前にお母さんとアパート探しに来店したお客さん。
めでたく高校を卒業して新卒で就職先が決まった。実家からで
も通えるのだが、本人の希望で１人住まいをしたく思った。
最初お会いしたときは落ち着いていたので、まさか新卒の１８
才とは思わなかった。本人さんは案内したアパートが気に入っ
たので、申し込みたい意向だった。
・
あれから１週間がたち、再び本人さんとお母さんが来店した。
申込が２０才に満たない場合は、親の同意書が必要になるので
お母さんから代筆でお父さんの同意書を書いてもらった。
本人さんは現時点では仕事もしてないので、無職になる。
ということで、内定通知書を持ってきてもらった。
本人確認をするのに運転免許証が必要になるが、昨日警察署か
らもらったばかりの運転免許証をコピーさせてもらった。
・
本人さんにとって親から独立するためには、色々なハードルを
超える必要があることがわかってよかったかな。おそらく親の
ありがたみが身につまされたに違いない。今までにも、親元を
独立するということで１人住まいをしてきたアパートの入居者
たち。でも悲しいかな、実家から通える入居者たちは１年ほど
で、実家暮らしに逆戻りした人が多かった。
本日のお客さんはひとり暮らしの大変さを体験しても、そこか
ら何とかして乗り越えられる気がした。そうすることで、立派
な大人になっていくことだろう。

 

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アパート退去立合

本日アパート退去にともなう立合がある。
４年間借りて、５年目の更新前に退去することになった。
立会時間はＡＭ１１時になっていたが、事務所からアパートが
近かったので自転車に乗ってアパートに向かった。
・
１１時１０分前に現地に着いたが、入居者はまだ来ていなかっ
たのでアパートの周りをぐるりと見て回った。特に問題はなか
ったが、隣の新しい戸建て住宅の屋根瓦が１枚割れていた。
アパートは３階建で３階の廊下から瓦の状態が丸見えだった。
戸建て住宅の所有者は、屋根の状態は知るよしがないので次回
顔を合わしたら屋根瓦のことを伝えてあげよう。
・
回りを１巡すると、丁度１１時になった。すると時間を計った
ようにアパートの入居者がマイカーでやってきた。
さっそくお客さんと、アパートの室内に入っていった。
思ったより汚れてなかったので、「きれいですね」。
「実家が近くにあるので倉庫としてしか使ってないんです」。
「あまり寝泊まりはしてなかったんですか」
「そうですね。１週間に１度ぐらいですね」
・
１カ所壁に傷があったが、お客さんが丁寧に自分で直していた
ので現状回復はしないこととした。他にこれといって問題はな
かったので電気、ガス、水道の精算と火災保険の停止をするよ
うに伝えて立合を終了した。こんなお客さんばかりであれば、
苦労はしないんだが・・・

 

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Ｈ君の成長

岩国乗馬クラブには小学生たちも数人いる。
昨年小学６年生の男子のＨくんが乗馬クラブに入ってきた。
Ｈ君は小柄なので馬装したり、馬に騎乗するのなかなか大変だ
ろうなと思っていた。案の定、馬が動かないのでＨ君は蹴っ飛
ばすが言うことを効きそうになかった。
・
あれから１年ぶりぐらいに、Ｈ君に会うことが出来た。
相変わらず小柄に変わりないが、馬装をする姿は１年前とは見
違えるほど落ち着いてのＨ君とは最初わからなかった。
馬装しているのは小柄なメス馬リリーで、Ｈ君は精一杯手を伸
ばして鞍をのせた。そしてリリーとの間の狭いところを歩いて
いると、リリーのおどろく光景を見た。
・
何とリリーは首を９０度に曲げ、狭いところを歩くＨ君を面白
がって鼻でポンと押したのだ。一瞬よろめいたが、Ｈ君は全く
動じることなく次の工程の腹帯を締めにかかった。
馬装が終わってリリーを馬場に連れ出して鞍にまたがった。
・
常歩から軽速歩に移行すると、リリーはのんびりとしか動かな
い。Ｈ君が足で蹴るがまったく効き目がないので、私は見かね
て「Ｈ君、ムチ」と叫んだ。すると幾分スピードを増した。
よどみなく時が過ぎいよいよ駈歩をすることになった。さすが
に駈歩は無理だろうなと思ったがＨ君の指示で、何とリリーは
駈歩を始めたのだ。一瞬目を疑ったが間違いなくリリーはＨ君
のせ走っている。１年の間にいろんな苦難もあっただろうが、
Ｈ君がこんなに成長した姿に感動しました。

 

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アースは女の子

「アースどうした。さっ行くよ」と声を掛けた。
しかし、全く動く気配がないので手綱を引っ張った。
それでも頑として動く出す様子がないので強めに引っ張ったが
、全くダメ。ここまで反抗するアースは今まで見たことがなか
った。仕方がないので、後ろに回り斜めからお尻を押した。
・
するとアースは、横にいるオス馬のアポロに近づいた。
アースが近づくと、アポロもアースに寄ってきて鼻と鼻をお互
いピタリとくっつけて「クンクン・・」まるで恋人のように。
「アース早く行くよ」とまた手綱を引っ張ったが、動かない。
後ろに回って押すと、又アポロに近づいて「クンクン・」。
今度は横に足を動かして、その反動で前進させてようやく足洗
い場まで連れて行くことが出来た。
・
馬装をすませて、何とか馬場に向かうがいつもと様子が違う。
アースの腹帯を締め直して、鞍にまたがったが鐙が短すぎたの
で鐙を長くしていると「ヒヒ～ン」と甲高い声で鳴いた。
今までアースが鳴いたことがなかったのでびっくりした。
鐙を長くするとき、かかとについている拍車がおなかに当たっ
てそれが痛くって鳴いたようだ。でも今まで鳴いたことがなか
ったのになぜだろう。
・
アポロの前で突然止まってアポロと鼻をくっつけ合ったり、
拍車に過敏に反応して「ヒヒ～ン」と鳴き声を上げたりしたの
は、アースはメス馬で春から始まる女の子しかない特有のもの
が原因したからだった。こんな時はあまり刺激を与えないよう
にしなくっちゃ～いけないのかな。

 

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無口と曳手をつける

岩国乗馬クラブにはアースとリリ－の２頭のメス馬がいる。
アースにはよく騎乗しているが、リリーには前回１度だけの騎
乗した。リリーはちっちゃい馬なので男性はあまり乗らないが
、巡り合わせで１度だけ乗ったがおとなしい馬だった。
駈歩をさせた時、スピードがあまり出なかったのでついムチで
「ピシリ」。するとおどろいて、尻っぱねを返してきた。
メス馬なのでちょっと可哀想だったかなと反省をした。
・
昨日騎乗する馬は、アースだったので道具の準備をして厩舎に
入った。アースの部屋は厩舎の一番奥になるので、無口と曳手
を持って部屋に入る。「アースお早う。今日はよろしくな」と
言って顔をなでてやると、「うん、今日はおっちゃんか」と
返事をして、いつものようにおとなしくしている。
無口と曳手をつけ、「ほなら、アース行くか」と声を掛けて
曳手を引っ張ると、アースの気合いが乗ってきた。
・
部屋から出るとき、馬に近づきすぎると足を踏まれたりするの
でサッと私が先に出て距離を保つ必要がある。馬の体重は人間
の１０倍ほどあるので、踏まれるとたまったものではない。
右と左の親指を２回にわたって１度ずつ踏まれて、生爪を起こ
したことがあるので用心をするに越したことはない。
・
いつものように厩舎内を私とアースが、「ポッカポッカ」と歩
いて行くと他の馬たちが「アース頑張れよ」と声を掛けた。
厩舎の一番手前にはアポロとアモールの２頭の雄馬がいた。
すると何を思ったのか、アースが急にぴたりと足を止めた。
おっと続きは明日になりました。また見てね。

 

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敷金では足りない

２階建戸建て借家の入居者が先月退去した。
６年あまりの賃貸期間だったが、思ったより傷みが激しい。
ＬＤＫの床板は数カ所かゆさゆさして手を加える必要がある。
わずかで見えにくい場所なら部分補修もできるが、一番目立つ
場所で範囲が広いので全面張り替える必要がある。
・
入居者の使い方の問題と、経年劣化も重なっているので入居者
と大家さんの費用折半で全面的に張り替えることとした。
内装屋さんの壁補修等が終わり、いよいよ最後の行程のハウス
クリーニングになった。
・
クリーニング費用は敷金として１ヶ月分しか徴収していない。
ハウスクリーニング業者に見積をお願いすると予算オーバーに
なった。アパートなどのクリーニング費用は、家賃１ヶ月分で
まかなうことが出来るが戸建て住宅の２階建となると家賃１ヶ
月分ではとても足りそうにない。
クリーニング費として家賃２ヶ月分を敷金徴収すれば問題なか
ったのだが、それをすると入居時の初期費用が大きくなりお客
さんも限られてきて入居時期を遅らせてしまうことになる。
・
ここは心を鬼にしてオーナーさんを説得するしかない。
「・・・オーバー分を負担してもらえませんか」
オーナーさんに、納得してもらって了解してもらった。
６年間滞納なく家賃が入り続けたのがよかったのかな。
コロナ渦で賃貸戸建て住宅の客付けは難しくなるが、出来るだ
け早く入居者をみつけるように努力しよう。

 

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桜の寿命

朝の散歩で周南西緑地公園のアスファルト道をを歩くと、
散った桜がいたるところに落ちていた。ニュースではまだ山口
県は咲き始めたばかりだというのにおかしい。西緑地公園から
周南スポーツセンター付近を歩くと満開のさくらもあれば、
つぼみのものもありまちまちのようだ。
・
満開の桜の木を歩きながら何本か見ていると、あることに気が
ついた。満開の木は老木で、幹の部分には白いキノコが生えた
りしているものが結構多い。キノコが生えている部分は、もは
や生きた細胞がない部分でキノコは死んだ細胞をえさにする腐
生生殖のものが大半という。逆にまだつぼみの桜の木は、腐っ
たりしている部分はなく元気はいいようだ。
・
今年の冬は温暖の差が結構あったので、寒さに耐えた桜の木は
開花して満開になっても、散るまでに頑張ってくれそうだ。
しかし老齢の桜は、人間と同じで寒さをあまり感じられなくな
り少し暖かくなっただけで花を一気に咲かせてしまうようだ。
・
桜の木は、第二次世界大戦後に全国で一斉に植樹が始まった。
桜の寿命は６０年と言われていて、戦後植樹が始まって７０年
以上になるので大半の桜は寿命を迎えていることになる。
このまま桜の木を放置していると、日本から桜の木がなくなっ
てしまう可能性もある。政治家は箱物ばかりに目を向けないで
、少しは桜の木にも目を向けてほしいものだ。

 

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厚手の冬物

天気予報では、昨日今日と２日続けて雨模様になっていた。
ところが昨日の日中はほとんど雨は降らなかったのは、前線を
ともなった低気圧が九州南岸を通過したので山口県には雨雲が
かからなかったようだ。今朝仕事で通る道筋のくぼんだところ
では、至る所で水たまりが出来ていた。ということは夜中の内
に前線が北上したのだろう。春本番が近づいたようだ。
・
ブッチャーかあさんが冬物薄手のコートを洗えないかと言う。
私も冬物コートをぼちぼち洗いたいと思っていたので、部屋か
ら持ってくると３０度のお湯でもみ洗いのマーク。さらにカー
デガンもお湯洗いになっていたので、これをあわせて３枚にす
れば丁度ちょうど１回分の量になる。
・
今はじ～ば～と２人だけの洗濯物しかないので、１週間に１日
～２日は洗濯機の休日になっている。春物の衣替えの季節にな
ってきたので、冬物の店じまいで結構な量が出てきそうだ。
冬物は手洗いしか出来ない厚手のものが多いので、洗濯機のも
み洗いの回数が増えてきそうだ。
・
本当はクリーニング屋さんに頼めばいいのだろうが、洗濯担当
の私にとって洗濯機の休日日は調子がくるう。お風呂の残り湯
をバケツのくんで洗濯機に入れる運動も私にとって、朝の筋ト
レストレッチの一環になっているからだ。風呂の残り湯の温度
は３０度と手洗いするにはもってこいの適温。当分は洗濯機の
休日日がなくなるので、朝テンションもあがりそうだ。

 

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度を超した亭主関白

前日お部屋探しに３人の親子が来店した。
娘さんが近々結婚をするので、新居探しに両親と娘さんの３人
での部屋探しとなった。一番いいのは、娘さんと婚約者の相手
の２人で探すのがいいのだが・・・・
・
「娘がこの度結婚をするので、いい部屋はないですか」
お父さんの第一声で、だいたいの様子がわかった。
部屋探しの条件などを色々と話すのだが、しかしなぜか奇異に
映ったことがあった。お父さんはぺらぺらしゃべるのだが、
部屋探しの本人の娘さんとお母さんは一言もしゃべらない。
・
家賃は安い方がいいと言うので、安い賃貸物件を進める。
するとお父さんが例のごとくしゃべり始めた。
「家賃はもう少し安くならないだろうか」
別に申し込む様子もないのに、値引き折衝を始めたのだ。
「家賃は適正なので、値引きはできません」
もう一つ安そうな他の物件を進めてみた。すると、
「家賃を大家さんに言って折衝してもらえないか」
「だれでも安くしてほしい気持ちは一緒です・・・」
・
娘さんの気持ちはまったくわからないのに、お父さんが勝手に
現地を見せてほしいと言い出した。
「申し訳ありませんが、本日は案内はできません」
亭主関白も悪くはないと思うが、度を超して娘さんとお母さん
の意見は全く通りそうもない家庭では、娘さんとお母さんは本
当に大変だな・・・

 

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孫の成長

次女の孫が職場にくると、挨拶にやってくる。
近くに来てにこにこ顔で、両手はペンギンさんのように後ろに
向けて頭をひょこりとさげて「こんにちわ」と言う。
「あらっ、よくきたね～。歩いてきたの～。暑くなかった～」
「あちゅかった～」と言ったあと、髪の毛を後ろにたぐりあ
げる姿までは、毎度のパターンになっている。
・
先日次女が手が離せないから、「おじいちゃんに抱っこしても
らってここまで連れてきてもらって」と孫にうながした。
今まで抱っこしたことがなかったので「お母さんがいい～」。
私が両手を差しのばし「お母さんは今抱っこできないの」。
２～３度繰り返すと観念したようだ。しかし、不安顔で恐る恐
るという感じだった。あくる日、又同じことになると。躊躇な
く、サッと両手を差し出して抱っこできるようになった。
・
昨日赤えんぴつで、絵をかこうとするが何度も同じ色ばかり使
うので赤色だけが短くなって書きにくそうになっている。
キャップを探してきて、赤えんぴつをキャップに差して
「あいなちゃん、ほらこうやると書きやすくなるよ」
するとキャップのついた赤えんぴつで、何度か紙に書いた。
そして今度はキャップのついた赤えんぴつを両手で持ち、キャ
ップをはずしたりはめたりを何度も繰り返す。その真剣な顔が
、成長をしているあかし。２歳半なる孫の成長がまぶしい。

 

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駈歩スピード

インストラクターがロープとムチを持ってきた。
調馬索と言ってクリのハミに長縄を結び、長ムチを軽く当てる
とようやくクリにエンジンがかかり円を常歩、軽速歩と動き始
めた。しばらく調馬索を続けた後、今度は長縄をはずしてもお
ばちゃん１人でも円を乗れるようになった。
・
おばちゃんが乗り終わると、ようやく私の番になった。
常歩をしたあと軽速歩と移行をするが、ここまではスムーズに
動く。しかし駈歩になると、クリのサボり癖が頭をもたげた。
「駈歩」と声を開け、両足で扶助をおこなう。しかし駈歩にな
らずに軽速歩しかしない。こんな時は、ブレーキをかけ一旦ス
トップをさせる。確実に止まるまで、手綱をしっかりと引く。
・
ストップをしたあと、すぐに「駈歩」と声をかけ足の扶助をお
こなう。すぐには動こうとしないので、拍車でぐりぐりすると
たまらずにクリの駈歩が始まる。駈歩をしても、スピードが出
てないのでムチでスピードを促す。すると、それに反発をして
立ち止まった。それをゆるさず、ふたたび拍車でゴリゴリする
とたまらずに走り出す。これを繰り返していると、ムチを使っ
ても立ち止まらなくなる。
・
少しずつ駈歩にもスピードが増してきた。こうなると私のペー
スになってきて、直線コースではムチを使うとクリも必死で
走るようになった。久しぶりに必死になって走り出して、若い
頃の競馬を思い出したかのようだった。クリがここまで走って
くれたので気分がスカッとして、「よく頑張ったなクリ」と
褒めてやると、まんざらでもない顔をした。

 

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サボり続けるクリ

岩国乗馬クラブに行くと本日の騎乗する馬はクリだった。
最近じゃじゃ馬娘のアースに乗ることが多かったが、クリに騎
乗するのは１ヶ月ぶりぐらいだろうか。私が騎乗する前に、乗
馬を初めて半年になるおばちゃんが乗るようになっている。
・
足洗い場ではおばちゃんがインストラクターに手伝ったもらい
ながら馬装をすすめていた。半年の経験では１人での馬装をす
るのはまだ難しそうだ。騎乗する時間になり、おばちゃんがク
リを足洗い場から馬場に連れだそうと手綱を引っ張るが、クリ
は逆らって動こうとしない。何度引っ張っても動かないので、
私が近づいて「クリ、早くあっちに行かにゃ～」と、頭をな
でて促すとようやく動き出した。
・
そしておばちゃんが鞍に乗るまで、私がクリのハミを持って手
伝ってあげた。「さぁクリ、頑張れ」とクリのお尻をポンと叩
くが、ここでもクリのサボりが始まった。おばちゃんがクリの
腹を一生懸命蹴るが、しばらくするとようやく「のっし、の
っし」と２～３歩歩いた。しかしすぐに立ち止まり、又クリの
サボりぐせが始まった。
初心者だとここまでサボり続ける馬は、クリ以外にはいない。
そこそこの経験者である若い女性だと、逆に頭を上げて威張っ
て「尻っぱね」をして脅したりするクリには困ったもだ。
おっと続きは明日になりました。また見てね～。

 

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強制執行

賃貸管理アパートで明渡しの強制執行がおこなわれた。
滞納を何度も繰り返し、そのたびにお父さんが滞納家賃を支払
ってきた。しかし今回ばかりは、さすがにお父さんもさじを投
げて強制執行となった。
・
弁護士から滞納者に対して裁判をかけますと書類が送られると
、滞納額の１部を支払って裁判のストップかけた。それを５～
６回繰り返して強制執行から逃れてきたが、この度は年貢の納
め時どきとなり本日執行の運びとなった。
・
お父さんも息子のためにおこなってきたことが、結局は本人の
ためにはならなかった。お父さんが何とかしてくれるという甘
えが、息子の傷口を大きくして益々ダメ人間にしてしまった。
もっと早く突き放せば、ここまで傷を大きくすることはなかっ
たはず、私もお父さんに何度か話をする機会があったのだが
頭の低いやさしいお父さんだった。
・
本日保証会社に合い鍵を渡し、室内にあったものをすべて出し
た。「強制執行が終わりましたのでカギ交換をお願いします」。
賃貸担当者が新しいシリンダーを持って現地に行き、カギ交換
が終了した。

 

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グーグルクラウド

データー保存のためにクラウドを利用してみよう。
パソコンの中でデータを保存していたも、パソコンが故障した
ら保存したデータも一緒に使えなくなる。ということで現在は
ＵＳＢメモリを使ったり、パソコンの外付けハードディスクを
使ったりしてきた。しかし盗難にあったり、災害に遭ったりす
るとデータは使えなくなる危険性はある。
・
クラウドでデータを保存すれば、たとえ災害にあったとしても
パソコンが故障してもデータを失うことはない。新しいパソコ
ンでインターネットを接続さえすればデータは再び使える。
クラウドを扱う企業はどこがいいのだろうと調べると、名だた
るＩＴ企業がしのぎをけずっている。その中でもグーグルは、
いつもインターネットで使っているので親しみやすそう。
・
グーグルのクラウド案内を開けてみると、「アカウント」欄が
出てきたので打ち込んでみると何とクラウドが使える状態では
ないか。７～８年前に訳もわからずに、クラウド使用登録をし
ていたのです。グーグルクラウドは無料になっていて、容量は
１５ＧＢ。それ以上必要ならば有料になる。
・
今たちまち必要な保存データを、クラウドに入れることから始
めることにした。わからないことばかりのクラウドだけど、
時間をかけて少しずつ勉強をしていけば、たくさんいいことが
ありそうだ。

 

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