事務所トイレの水漏れ

事務所のトイレの水がチョロチョロ漏れ出した。
４～５年前にも１度直したことがあったが、あの時の漏れ方と
違っていた。オーバーフロー管から水が超えて漏れ出す現象だ
ったのであの時はボールタップを交換して直した。
・
ロータンクのふたを開けてみると、今回は水位は上がっていな
いので正常な位置にある。ということは、フロートゴムが劣化
してその隙間から漏れだすようになったのだろう。トイレの水
漏れは、水道屋に直してもらっているが事務所の水漏れぐらい
自分で何とか直してみよう。
・
フロートゴムの交換方法を調べて、ホームセンターに行ってみ
た。すると同じ形状のものが２種類あり、直径が５５ミリ用と
６５ミリがありどちなになるのかわからない。仕方がないので
事務所に帰って調べてみることに。
・
事務所のフロートゴムをはずして大きさを測ってみると、５５
ミリより小さく４５ミリしかない。なぜだろうと考えたが３０
年近く使用しているうちに、ゴムが摩耗して小さくなったとし
か考えられない。フロートゴムをはずして、再びホームセンタ
ーに行って店員さんに確認するが５５ミリ用だろうという。こ
れが近いので５５ミリを買って事務所に帰った。
・
くさりの長さを測って、調整してフロートゴム取り付け完了。
レバーを回すと「ジャー」と勢いよく流れていく。そのあと、
水がロータンクに貯まって正常の位置で止まるか確認すると
、ピタリと止まったので、これにて一件落着。





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行動力さえあれば

車に乗って通勤していると、メーターパネルが点灯した。
一瞬ドキッとしたが、オレンジ色に点灯したのはよく見ると燃
料切れ間近という表示だったので胸をなで下ろした。ぼちぼち
燃料を入れなくっちゃと２～３日前に思ったのだが、その後そ
のことをすっかりと忘れていた。いずれにしても、本日中にガ
ソリンを入れておかないと大変なことになる。
・
今まで入れていたガソリンスタンドは、６月に閉鎖になったの
で不便になるが事務所から離れた別の支店に行くことになる。
今までの支店は、店員さんからガソリンを給油してもらってい
たが今度の支店はセルフサービスなので自分で給油をする。
最初の頃は給油の仕方がわからなくてオロオロしたが、最近は
慣れてきたのでむしろ自分で給油するのが楽しくなってきた。
・
あまり走ったことのない道を通るので、むしろ新鮮みがある。
帰り際に当社が管理している戸建て住宅の借家があるので、近
くに車を止めて歩いてみることにした。すると近くに平屋の貸
家が２件あったので調べてみると、１件は入居者がいるがもう
一件は空き家になっていた。
・
事務所に帰って所有者を調べてみると、よく知った大家さんだ
ったのですぐ電話を入れた。空き家の方は痛みが激しくて、ど
うしていいのか悩んでいた。それならばと、来週大家さんがカ
ギを持ってくるという話になり、私が現況をすることにした。
行動力さえあれば、仕事は無限に増えてくるものです。





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アースはナイーブ

タビはアースにつられて走り出した。
だがアースのスピードは、タビより速いので見る見る離れてい
く。するとタビはいったん走り出しても、あきらめて歩き出し
た。インストラクターはそこ辺はわかっているので言った。
「Ｈ君、アースの後から走らせてもその先を考えにゃダメ」
・
アースが早く乗馬を始めたので４０分の制限時間になった。
馬場をゆっくりと歩きながら、アースの首をなでてやる。
「アース今日もよく頑張ったな」と声をかけると、うれしそう
にうなずく。この一言がアースにとって最高のご褒美になる。
・
鞍から飛び降りて、馬場を出て足洗い場に向かった。
頭絡をはずして無口を取り付け、その無口に片方のロープにつ
ないで反対に回り、もう一方のロープをつける前にロープの上
にある扇風機のスイッチをつけようとした。
・
するとアースはおどろいて目を三角にして拒否反応をした。
「アース扇風機をつけるだけだよ。驚かなくてもいいよ」
いつもなら、無口に両方のロープにつないで扇風機をつけるの
だが、片方のロープの順序が逆になっただけでこんなに驚くと
は想定外だった。
・
馬にもよるのだろうが、それだけアースはナイーブということ
になる。決まった順序はいつも通りにやってあげないと、「何
かされる」と警戒するのだろう。回りの小さな動きでも、馬は
見逃さないものなんです。





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アース＆タビ

昨日は久しぶりに中学生のＨ君と馬場が同じになった。
Ｈ君が騎乗する馬はタビで、私が騎乗する馬はいつものアース
。タビの年齢は９歳だがアースは１９歳なので、二十歳台の若
者と５０歳台のおばさんぐらいの年の差はある。
・
だが実際にタビと、アースを走らせてみるとどっちが若者かわ
からない。アースが駈足を始めると、馬場を３周も４周も一気
に駈け抜ける。だがタビはＨ君が駈足指示を出しても、なかな
か走らないし、たとえ走り出してもすぐに止まって減速する。
・
インストラクターがたまりかねてＨ君に発破をかける。
「駈足で止まったら、すぐにムチか、蹴り・・・」
Ｈ君がムチを使っても、すぐにタビは走り出さない。ムチの痛
さに耐えれば、その先サボられることを知っているからだ。
１回のムチで動かなかったら２回、３回と続けざまにムチを使
うようにインストラクターは指示を出す。
・
ようやくこの辺になると、タビは痛さに耐えかねて走り出す。
Ｈ君はムチとは別に、タビに楽に走らせる方法を知っている。
それは馬場を近回りしてタビをアースの後につかせることだ。
そうすれば、つられてアースの後をタビは走り出すからだ。
実際その方法を取ったが、その先のことまでＨ君は考えていな
かった。おっと続きは明日になりました。また見てね。





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ビックモーターの悪行

中古車販売大手のビックモーターの悪行が止まらない。
昨日の悪行から、今日の悪行、そして明日の悪行と日替わりメ
ニューのように変わっていく。利益を優先するあまり不正行為
を助長するような企業風土が作られていた。顧客を欺き、不信
感を広げた責任は計り知れない。
・
顧客から自動車修理の受けた際、従業員が故意に車を損傷させ
、損害保険会社に請求する修理代金を水増ししていた。売上を
かさ上げする狙いがあったとされる。疑念を抱いた損保会社の
要求などを受けて、ビックモーターは外部弁護士による特別調
査委員会を設置していた。
・
その報告書では、従業員がゴルフボールを入れた靴下で車体を
たたく行為が明らかにされている。目を疑う悪質さだ。
一般のユーザーは、業者側の説明を信頼して修理を任せ、料金
の請求に応じる場合が多い。ビックモーターが、そうした状況
につけ込んで、不正を繰り返していたのであれば、ユーザーに
対する背信行為に他ならない。
・
創業者の兼重氏は記者会見で、現場の不正を知らなかったと釈
明したが、日本国民は悪の根源が誰であるかを知っている。
国土交通省は、ビックモーターに立ち入り検査などを実施し、
不正行為の背景について徹底的に調査してもらいたい。





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久しぶりの散髪

本日久しぶりに散髪屋に行ってきた。
運良くお客さんはだれもいなかったので待たされないですむ。
「いらっしゃい。こちらに座って下さい」
いつもの調子でご主人から座席に座るようにうながされた。
・
「８月の火曜日は、何日が休日かわかりますか」
散髪屋は、月曜日と第１・第３火曜日が休日になっている。
８月は１日が火曜日になるので、７月３１日と８月１日が連休
になっている。この謎解き話は、ご主人から耳にたこができる
ほど聞いてきたのですぐにわかった。
・
「私はこの話をするのがもう嫌になった」
いつもの話なのでもうき聞きたくないのに、又聞かされた。
だが今日のご主人は、いつもと違ってちょっとつらそう。
「今日のご主人は、ちょっとえらそうですね」
「抗がん剤の後遺症で、体がだるいんです」
「前立腺の手術をすれば、１週間の入院なんですが・・・」
・
前立腺がんは、手術をすれば８０％治るといわれている。
だが他の臓器に転移していれば、完治は難しくなる場合もある
ので、早期に適切な治療が必要になると言われている。
・
弱り目に祟り目とは、こういうことを言うのだろうか。
早く完治して、いつものご主人になってほしいものです。





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強制退去

本日昼から強制退去の立ち会いがある。
賃貸保証会社が退去の手続きを全て完了して、アパートのカギ
を現地に持ってきてほしいという。入居者が退去せずに居留守
をしたり、たとえ居たとしても室内を開けない場合はカギを開
けて室内に入っていくためだ。
・
今まで家賃滞納があったとしても、法的手続きをしたりすると
ほとんどが何らかの形で収まっていた。だが今回は、最後まで
入居者がアパートに居座って強制退去をすることになった。
ここまで持ってくるのに保証会社の担当者は、何ヶ月間も入居
者と粘り強く折衝をおこなってきた。滞納が３か月になると、
何とか回収しようと電話をかけるがいずれは出なくなる。
電話に出なくなると現地に出向いて話を進めるが、次は居留守
をつかって出なくなる。それでもくじけずに、何度も足を運ん
で強制退去を実行する運びとなった。
・
約束のＰＭ１時にカギを持って行くと、保証会社の担当者は駐
車場で待っていた。これから何が待っているかわからないが、
静粛のなかに緊張感が走った。２人でアパートの玄関に歩いて
いると、入居者の奥さんが疲れ果てた表情で立っていた。
・
「家財道具一式は、もう出されましたか」
「いいえ、運送屋がいないのでそのままです」
前日の話し合いでは、当日までに全ての家財類を出すというこ
とだったようだが何一つ手をつけていない。最後まで噓をつい
てきた人生が破綻した。もう立ち直ることは・・・





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想定外の対応

先月アパートに入居したお客さんから連絡が入った。
ベランダに出入るアルミサッシのカギがかかりにくいので直し
てほしい。お客さんが在宅の時に見に行くので、都合のつく日
・時を連絡を教えて下さい。
・
それから２週間が過ぎようとした頃、次の日曜日の昼から直し
てもらえませんかという。あいにく、その日・時に都合がつき
そうにないのでお互い都合がつくようにメールを打った。
「都合のいい日・時を３つ連絡をしてください」
「○日、△日、×日の午前中はどうでしょうか」
「それでは○日の９時３０分にお伺います」
・
アルミサッシのカギのかかりにくい修理はしたことがなかった
が、クレセントの本体か、受けを調整すれば直るだろう。
何回かやりとりをしているのに、おおよその見当で現場に行く
にはリスクがありすぎる。ということで、ネットで細かく調べ
て１回で直るように知識を入れて現場に向かう。
・
思ったよりカギがかかりにくい状態だったが、まずはクレセン
トの調整を行って位置を正した。だがカギのかかりにくさは、
かわらない。ここまでは想定したことだが、次は網戸を外して
みると上からポトリとプラスチック破片が落ちてきたので、そ
れを取り除き、もう一度クレセントの調整を行うとカギがかか
るようになった。しっかりと、想定してきたので想定外の次の
対応が出来たのかなと思った。





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アースとの信頼関係

最近騎乗するときに逃げだそうとする変な癖がついた。
若いビジターのお客さんが騎乗するときに、手綱を振り回した
のでそれ以来、騎乗しようとすると逃げ出すようになった。
今日は騎乗する準備でも出来るだけ声をかけるようになった。
「アース、まだよ」「じっとしちょかな」「落ち着け」・・・
・
何とか逃げ出す隙を作らずに準備して、踏台から飛び乗った。
騎乗してしまえば少々暴れてもこちらのもの。逃げ出そうとす
る癖を直すのは大変なことかもしれないが、これを直すのは私
しかいないので何とかして元通りのアースにしてあげたい。
・
騎乗してしまえば、徐々に私のペースで駈足まで進みアースも
落ち着いて充実感を味わっている。この後１０回コースの体験
者がアースに騎乗する予定になっている。騎乗後、鞍などを取
替えて今日が８回目となるビジターさんにバトンタッチした。
・
私の時とは打って変わって、アースの気合いが半分に落ちてい
る。ビジターさんの常歩、速歩を見ると思ったより上手のよう
だ。だが駈足となるとそう簡単ではない。駈足にならず速歩の
まま進むので、私の前をアースが来たとき声をかけた。
・
「アース駈足～」、するとゆっくりではあるが駈足に変え走り
出した。そして馬場を１周するまでになり、ビジターさんは大
喜び。アースとの信頼関係が、こんなところにも役にたったの
かと私もおどろきました。





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目がうつろに

アースに乗り始めて２年の月日が経過した。
私が最初に乗った馬はクロ、次がミルキー、その次がクリでア
ースは４頭目になる。クロは乗り始めたときは、既に老馬だっ
たが徐々に無理のきかない体になり目も見えなくなり昨年岩国
乗馬クラブで大往生した。
・
ミルキーとクリは、九州の乗馬クラブに移籍していなくなった
が、アースはその時すでにいたので最初の出会いからは５年が
経つ。ミルキーとクリの厩舎の隣には、いつもアースはいたの
でたまに声をかけたりしていた。
・
昨日アースを厩舎から足洗い場に連れだして、馬装を終え馬場
に出すまでちょっと時間があったので、顔をなでていた。
するといい気持ちになったのか、徐々に目がうつろになった。
あれっ、もしかしてこのまま眠ってしまうのではないのかと思
ったその時、バタンと音を立ててひっくり返りそうになった。
・
私もおどろいたが、アースも自分の足音におどろいて目をさま
したようだったが、数秒間は完全に眠っていたようだった。
こんなアースは初めて見たが、２年間の騎乗で私に対して信頼
してくれるアースがとてもいとおしく感じられた。
さて今日はどんな乗馬が待っているのか、明日又見てね。





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建設人手不足に拍車

建設業界の人手不足が深刻化している。
来年４月には建設業界に働き方改革関連法案が適用され、残業
規制が強化される「建設２０２４年問題」も控える。工期の遅
れなどの影響がすでに顕在化しており、対策が急務だ。
・
昨年の建設技能者の就業者数は３０５万人で、２０年間で１０
０万人以上減った。担い手の高齢化も顕著で、５５歳以上の割
合が３５％に達する。納期を守るために残業に頼る部分も大き
いが、２０２４年以降はその手段も使いにくい。岐阜県では市
内の３小学校を統合して４月に新校舎を開校する予定だったが
、建設業者が技能者を集められず、夏休みにずれ込んだ。国内
では今後、こうした問題が相次ぐと懸念されている。
・
建設の２０２４年問題は中長期的に、住宅価格のさらなる上昇
につながる恐れがある。マンションの建設コストのうち、人件
費は３～４割を占める。これまでは地価や資材費の上昇が高騰
の主因だったが、今後は人件費の増加分が上乗せされる公算が
大きいためだ。
・
首都圏の５月の新築マンション１戸あたりの平均発売価格は
８０６９万円だった。コロナ禍で経済停滞の影響が出ていた２
年前の約１．４倍になっている。東京２３区では３か月連続で
１億円を超えており、さらに値上がりすれば世帯収入の高い共
稼きの「パワーカップル」も手を出しにくくなり、マイホーム
は高嶺の花となりかねない。





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親子二匹の犬

下松スポーツ公園を散歩していると、犬が遠くに見えた。
犬は真っ白で大小２匹いたので、どうやら親子なのだろうか。
母親犬が立ち止まって回りの様子を伺っていると、子犬が母親
の前に立ちふさがって何かを催促している。
・
「おかあちゃん、早くあっちに行こう」と言うが、母親は子犬
の言うことを無視するかのように、真剣に何かを考えている。
「う～む、あっちに行っても食べ物にはありつけそうにない」
何度となく母親に催促したが、母親は無視したまま動かない。
・
しびれを切らした子犬は、自分勝手に向きを変えて走り出す。
それでも母親は動く気配はないので、子犬は途中で引き返すか
なと思ったがどんどに母親から遠ざかっていく。５ｍ、１０ｍ
、２０ｍと走り過ぎた頃、後から軽自動車が走ってきた。
軽自動車は母親を追い越し、子犬の方に徐々に迫っていく。
母親はそれを見て、一大事と思い子犬の後を走って行った。
・
こんなことの繰り返しで子犬は一匹になっていたのだろうか。
おそらく生まれたときは、４～５匹はいたのだろうが色々な不
遇に見回れて最後の一匹になってしまったのだろう。
野良犬の母親は、苦労の連続からのがれられない。





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不動産売買営業

当社は賃貸業主体に不動産業をおこなってきたが、これからは
不動産売買業もやっていく必要性を感じるようになっている。
簡単なことではないが、私が引退するまでには売買業の道筋を
作って後継者に渡したい。
・
平日は留守宅でも土・日曜日は在宅の可能性がたかい。
平日に情報を集めた物件を土・日回ってみると、たくさんのお
客さんに会うことが出来る。でも優良なお客さんに出会うこと
は少ないから、不動産営業はこれを繰り返すしかない。
・
まずは事務所に近い空き地、空き家をたくさん集めることから
始めている。これはなかなかよさそうだと思う物件でも、実際
に会ってみるとそうでもないことも多い。反対にこの物件は、
たいしたことではないだろうと思っても、実際に会ってみると
想定外に大きな展開に動き出す可能性もある。
・
これはと思う空き地の所有者にたまたま会うことが出来た。
実際に話をしてみると、ものすごい形相に変わり殴りかかって
きそうな表情に豹変した。これはまずい人かもと思い、すたこ
らさっさと退散した。反対に良いお客さんとの出会いもあった
ので、この日は上々の営業活動となった。





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温室効果ガス削減貢献量

脱炭素化を重視する企業は増え続けている。
脱炭素化に向けて温室効果ガスの「削減貢献量」を開示したり
、目標値を打ち出したりする企業が増加している。自社製品な
どを他社が利用して排出削減につながったことを評価するもの
で、新たな評価基準として定着しつつある。
・
削減貢献量という考え方は、２０１５年の温暖化対策の国際的
枠組み「パリ協定」をきっかけに広まった。政府の後押しもあ
り、５月に広島で開かれた先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット
）でも削減貢献量の評価を認める首脳声明が採択され、企業の
取り組みを支援する方針を打ち出している。
・
これまでは、家電メーカーが省エネ性能に優れたエアコンなど
を発売し、購入者の二酸化炭素排出量が減った場合でも、商品
がヒットして生産量が増えれば、生産段階でのメーカー排出量
が増えてしまうという課題があった。社会全体で削減量を測る
仕組みならば、省エネ性能が高い製品を普及させた分だけ貢献
度が上がることになる。
・
ただ、削減貢献量をどのように算定するのかや、何を対象とす
るのかなど曖昧な点も多く、世界共通の基準がないことが課題
になっている。比較する過去の排出量をどの時点に設定するか
によって、削減量を過大に見せることも出来るおそれがある。
世界で価値が共有されれば、日本企業への投資意欲にもつなが
る可能性があると経産省は期待を示している。





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ショートメールの威力

ある管理アパートの外壁塗装が始まる。
当社が外壁塗装をおこなう予定にしていたが、予想を裏切り急
に大家さんが勝手に知り合いの業者にやらせるといいだした。
足場工事業者が下見をすると、バイクと車の駐車している位置
悪いので移動して欲しいと当社に言ってきた。
・
当社としては、面白くないので大家さんにメールを送った。
「業者から連絡があり、足場を組むのにバイクと車が邪魔に
なるそうです。業者さんとお話をして対応をお願いします」
このメールを見た大家さんは、すぐに私の電話を入れてきたが
取れなかったのでその日はそのままになっていた。
・
翌日の朝、今度は事務所に電話がかかってきたので仕方なく私
が対応をすることにした。アパートの入居者６人にどのような
連絡方法を取るか考えた。一番オーソドックな方法は、お知ら
せチラシを作ってポストインがあるが、十把一絡げという訳に
はいかない。その人にあった移動方法があるからだ。
・
携帯電話がわかっているので、内容の違うショートメールを送
ることにした。更に１人は年配の入居者だったので、ショート
メールを送っても開かないかもしれないので、その人だけは直
接電話を入れて連絡を入れることにした。
・
内容の違う連絡方法を使って要した時間は、３０分で済んだ。
履歴内容と、日時が残るのでショートメールの威力は想像以上
に大きいものです。







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